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登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) |
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循環器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a リンパ管には、逆流防止のための弁がある。
b リンパ液の流速は、血流に比べて緩やかである。
c 脾臓の主な働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった白血球を濾し取って処理することである。
d 組織液(組織中の細胞と細胞の間に存在する体液)は、組織中の細胞に酸素や栄養分を供給して二酸化炭素や老廃物を回収したのち、そのほとんどがリンパ管へ入ってリンパ液となるが、一部は毛細血管で吸収されて血液に還元される。 |
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血液に関する記述のうち、正しいものはどれか。 |
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泌尿器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 腎臓には内分泌腺としての機能があり、骨髄における白血球の産生を促進するホルモンを分泌する。
b 副腎は、左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなる。
c 尿は血液が濾過されて作られるため、糞便とは異なり、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。
d 男性では、加齢とともに前立腺が萎縮し、排尿困難等を生じることがある。 |
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目に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、( a )本の眼筋が眼球側面の( b )につながっている。目を使う作業を続けると、眼筋の疲労のほか、遠近の焦点調節を行っている( c )の疲労や、涙液の不足等により、目のかすみや充血、痛み等の症状が起こる。 |
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鼻、耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 鼻腔は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。
b 鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎という。
c 副鼻腔は、線毛のない粘膜で覆われている。
d 外耳は、側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道からなる。 |
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外皮系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 皮膚に物理的な刺激が繰り返されると皮下組織が肥厚して、たこやうおのめができる。
b メラニン色素は、皮下組織の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。
c 真皮は、線維芽細胞とその細胞で産生された線維性のタンパク質(コラーゲン等)からなる結合組織の層である。
d 皮脂腺は腺細胞が集まってできており、脂分を蓄えて死んだ腺細胞自身が分泌物(皮脂)となって毛穴から排出される。 |
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骨格系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 骨膜で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化する。
b 骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。
c 骨組織を構成する無機質は、塩化カルシウムやシュウ酸カルシウム等の石灰質からなる。
d 骨の関節面は弾力性に富む柔らかな軟骨層(関節軟骨)に覆われている。 |
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中枢神経系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 脳は、記憶、情動、意志決定等の働きを行っており、脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)がある。
b 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%である。
c 脳は脊髄と、延髄でつながっている。
d 脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。 |
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自律神経系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 汗腺を支配する副交感神経線維の末端では、ノルアドレナリンが伝達物質として放出される。
b 副交感神経系が活発になると、唾液の分泌が亢進する。
c 交感神経系が活発になると、排尿筋が収縮する。 |
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医薬品の有効成分の吸収・代謝に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 錠剤、カプセル剤等の固形剤では、多くの場合、有効成分は胃で溶出せず、腸で溶出する。
b 加齢等により皮膚のみずみずしさが低下すると、塗り薬の有効成分が浸潤・拡散しやすくなる。
c 消化管で吸収された有効成分は、消化管の毛細血管から血液中へ移行し、その血液は全身循環に入る前に門脈を経由して膵臓に入る。
d 多くの有効成分は血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成し、この複合体を形成している有効成分の分子は薬物代謝酵素の作用によって代謝される。 |
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医薬品の剤形、適切な使用方法に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。
b チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できる。
c 経口液剤は、固形製剤よりも飲みやすく、服用後、消化管からの吸収が比較的遅いという特徴がある。
d 一般的には、適用する部位の状態に応じて、適用部位を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用い、患部が乾燥していたり患部を水で洗い流したい場合等には軟膏剤を用いることが多い。 |
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偽アルドステロン症に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正 しい組み合わせはどれか。
体内に( a )と水が貯留し、体から( b )が失われることによって生じる病態であり、( c )からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。 |
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呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 間質性肺炎を発症すると、体内は低酸素状態となり、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈する。
b 間質性肺炎は、原因となる医薬品の使用開始後、1~2日程度で起きることが多い。
c 喘息は、原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴(息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じる。
d 喘息は、坐薬や外用薬により誘発されることはない。 |
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医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 皮膚粘膜眼症候群は、最初に報告をした医師の名前にちなんでライエル症候群とも呼ばれる。
b 皮膚粘膜眼症候群の発症機序の詳細は不明である。
c 中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられている。
d 中毒性表皮壊死融解症は、原因医薬品の使用開始後1年以上経ってから発症することが多い。 |
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医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 血液中の血小板が減少し、鼻血、歯ぐきからの出血、手足の青あざ(紫斑)や口腔粘膜の血腫等の内出血、経血が止まりにくい(月経過多)等の症状が現れることがある。
b 消化性潰瘍では、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。
c 小児や高齢者のほか、普段から下痢傾向のある人は、イレウス様症状(腸閉塞様症状)の発症のリスクが高い。
d 光線過敏症の症状は、医薬品が触れた部分に限定され、全身に広がって重篤化することはない。 |
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医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の目的等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行っている。
b 医薬品等の製造販売、製造、販売等を業として行う者、薬局開設者又は病院、診療所等の開設者は、その相互間の情報交換を行うことその他の必要な措置を講ずることにより、医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止に努めなければならない。
c 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師その他の医薬関係者は、医薬品等の使用の対象者及びこれらを購入し、又は譲り受けようとする者に対し、これらの適正な使用に関する事項に関する正確かつ適切な情報の提供に努めなければならない。
d 国民は、医薬品等を適正に使用するとともに、これらの有効性及び安全性に関する知識と理解を深めるよう努めなければならない。 |
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一般用医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者からの情報提供を必要とせず、需要者自らの選択により使用されることが目的とされているものをいう。
b 効能効果の表現は、一般の生活者が判断できる症状(例えば、胃痛、胸やけ、むかつき、もたれ等)で示されている。
c 毒薬に該当するものはないが、劇薬に該当するものがある。
d 通常、医療機関を受診するほどではない体調の不調や疾病の初期段階において使用されるものであり、医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患(例えば、がん、心臓病等)に対する効能効果は認められていない。 |
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保健機能食品等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 特別用途食品とは、乳児、幼児、妊産婦又は病者の発育又は健康の保持若しくは回復の用に供することが適当な旨を医学的・栄養学的表現で記載し、かつ、用途を限定したものである。
b 栄養機能食品とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示し、販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものである。
c 「いわゆる健康食品」に 、特定の保健の用途に適する旨の効果等を表示・標榜する場合は、医薬品の効能効果を暗示するものとはみなされない。
d 特定保健用食品の中には、その許可の際に必要とされる有効性の科学的根拠のレベルに達しないものの、一定の有効性が確認されるものについて、限定的な科学的根拠である旨の表示をすることを条件として許可された「条件付き特定保健用食品」という区分がある。 |
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医薬品の販売業の許可に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品の販売業の許可については、店舗販売業、配置販売業、卸売販売業、特定販売業の4種類の許可に分けられている。
b 医薬品の販売業の許可は、5年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
c 店舗販売業では、医薬品をあらかじめ小分けし、販売する行為が認められている。
d 薬局において、医薬品を販売する行為は、薬局の業務に付随して行われる行為であるため、医薬品の販売業の許可は必要としない。 |
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日本薬局方に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 収載されている医薬品で、一般用医薬品として販売されているものはない。
b 収載されている物はすべて医薬品に該当する。
c 都道府県知事が医薬品の性状及び品質の適正を図るため、厚生労働省の意見を聴いて定めたものである。 |
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店舗販売業者の遵守事項等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般従事者又は登録販売者として実務又は業務に従事した期間が、過去5年間のうち通算して2年に満たない登録販売者にあっては、「登録販売者(研修中)」などの容易に判別できるような表記をした名札を付けさせなければならない。
b 一般用医薬品のうち、濫用のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定するものについては、必ず薬剤師に、販売又は授与させなければならない。
c 医薬品を競売に付してはならない。 |
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配置販売業に関する記述のうち、正しいものはどれか。 |
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店舗販売業の業務を行う体制に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 要指導医薬品又は第一類医薬品を販売し、又は授与する店舗にあっては、要指導医薬品又 は第一類医薬品を販売し、又は授与する営業時間内は、常時、当該店舗において薬剤師又は登録販売者が勤務していること。
b 第二類医薬品又は第三類医薬品を販売し、又は授与する営業時間内は、常時、当該店舗において薬剤師又は登録販売者が勤務していること。
c 要指導医薬品又は一般用医薬品を販売し、又は授与する開店時間の一週間の総和が、当該店舗の開店時間の一週間の総和の二分の一以上であること。
d 第一類医薬品を販売し、又は授与する店舗にあっては、第一類医薬品を販売し、又は授与する開店時間の一週間の総和が、要指導医薬品又は一般用医薬品を販売し、又は授与する開店時間の一週間の総和の二分の一以上であること。 |
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薬局又は店舗において、見やすい位置に掲示板で掲示しなければならない事項として、誤っているものはどれか。 |
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特定販売を行うことについて広告するときに、見やすく表示しなければならない事項として、誤っているものはどれか。 |
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