登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア)


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51 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 化粧品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とするものは化粧品に含まれない。
b 化粧品を販売する場合には、化粧品の販売業の許可が必要となる。
c 化粧品の原材料については、原則として医薬品の成分を配合してはならないが、添加物として使用されているなど、薬理作用が期待できない量以下であれば、認められる場合がある。
d 不良化粧品及び不正表示化粧品の販売は禁止されている。
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52 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 一般用医薬品の直接の容器又は被包に記載が義務づけられている事項として、誤っているものはどれか。 この問題へ
53 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 濫用のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)に該当する有効成分として、正しいものの組み合わせはどれか。

a エフェドリン
b ジフェンヒドラミン
c カフェイン
d ブロムワレリル尿素(ブロモバレリル尿素の別名)
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54 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 一般用医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 生物由来製品として指定された一般用医薬品がある。
b 新たに一般用医薬品となった医薬品は、承認後の一定期間、第一類医薬品に分類される。
c 第三類医薬品に分類されている医薬品について、日常生活に支障を来す程度の副作用を生じるおそれがあることが明らかとなった場合には、第一類医薬品又は第二類医薬品に分類が変更されることもある。
d 第一類医薬品のうち、 「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を「指定第一類医薬品」としている。
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55 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 要指導医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 要指導医薬品は、その効能及び効果において人体に対する作用が著しく、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされるものである。
b 要指導医薬品は、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する。
c 配置販売業者は、薬剤師により販売又は授与させる場合にあっては、要指導医薬品の販売を行うことができる。
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56 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 毒薬及び劇薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、各2箇所の( b )、( d )内はそれぞれ同じ字句が入る。

毒薬については、それを収める直接の容器又は被包に、( a )地に( b )枠、( b )字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならず、 劇薬については、それを収める直接の容器又は被包に、( c )地に( d )枠、( d )字をもって、当該医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。
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57 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 医薬品の陳列に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 薬局や店舗販売業において、医薬品を販売する店舗と同一店舗で併せて、食品(保健機能食品を含む。)、医薬部外品、化粧品等の販売が行われる場合には、医薬品と他の物品を区別して陳列することが求められる。
b 薬局開設者又は店舗販売業者は、要指導医薬品と一般用医薬品を混在しないように陳列しなければならない。
c 配置販売業者は、第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品を混在させて配置してもよい。
d 薬局開設者又は店舗販売業者は、要指導医薬品又は一般用医薬品を販売し、又は授与しない時間は、要指導医薬品又は一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を閉鎖しなければならない。
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58 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 医薬品の広告の該当性に関する以下の記述について、(   )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律における医薬品の広告としての該当性については、次の要件のすべてを満たす場合、これを広告に該当するものと判断されている。
一 顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が( a )こと
二 特定の医薬品の( b )が明らかにされていること
三 ( c )が認知できる状態であること
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59 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 医薬品等適正広告基準に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品の効能効果について、それが確実である場合には、使用前・使用後を示した図画・写真等を掲げた広告を行うことができる。
b 「天然成分を使用しているので副作用がない」という広告表現は、虚偽誇大な広告に該当する。
c 漢方処方製剤の広告を作成する場合、配合されている個々の生薬の作用を個別に挙げて説明しなければならない。
d チラシやパンフレット等の同一紙面に、医薬品と化粧品を併せて掲載することは、その化粧品に医薬品的な効能効果があるような誤認を与えるため、いかなる場合も認められない。
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60 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 行政庁の監視指導等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 薬局及び医薬品の販売業に関する監視指導に関しては、基本的に当該薬局の開設許可、販売業の許可を所管する都道府県又は保健所設置市若しくは特別区の環境衛生監視員が行っている。
b 行政庁の薬務主管課、保健所等には、薬局や医薬品の販売業の販売広告、販売方法等の一般用医薬品の販売等に関して、生活者からの苦情や相談が寄せられている。
c 都道府県知事等は、薬局開設者又は医薬品の販売業者について、その者に当該薬局の開設又は販売業の許可の際に付された条件に違反する行為があったときは、その薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して、その条件に対する違反を是正するために必要な措置を採るべきことを命ずることができる。
d 都道府県知事等は、医薬品を業務上取り扱う者に対し、不良医薬品について廃棄、回収その他公衆衛生上の危険の発生を防止するに足りる措置を採るべきことを命ずることができる。
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61 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) かぜ薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a トラネキサム酸は、炎症の発生を抑え、腫れを和らげることを目的として配合されるが、凝固した血液を溶解されにくくする働きもある。
b ブロムヘキシン塩酸塩は、鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげることを目的として配合されている。
c クレマスチンフマル酸塩は、発熱を鎮め、痛みを和らげることを目的として配合されている。
d ベラドンナ総アルカロイドは、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として配合されている。
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62 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
63 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) かぜ薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 咳を抑える成分の中には、依存性があるものがある。
b セミアルカリプロティナーゼには、痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きがある。
c 鎮痛作用を期待して生薬成分のセンキュウ、コウブシが配合される場合がある。
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64 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) グリチルリチン酸に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 医薬品ではグリチルリチン酸としての1日摂取量が100mgを超えないよう用量が定められている。
b 防腐剤として一般食品や医薬部外品にも用いられている。
c 大量に摂取した場合、副作用として、手足の脱力、筋肉痛、むくみ(浮腫)、喉の渇き等の症状を生じることがある。
d 化学構造がステロイド性抗炎症成分に類似していることから、抗炎症作用を示すと考えられている。
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65 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 解熱鎮痛薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a アスピリン、カフェイン、エテンザミドの組み合わせは、作用の仕組みの違いによる相乗効果を期待して配合され、それぞれの頭文字から「ACE処方」と呼ばれる。
b インフルエンザにかかっている15歳未満の小児に対しては、サリチルアミドの使用を推奨する。
c 出産予定日12週以内の妊婦は、イブプロフェンを服用することができる。
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66 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 以下の神経の興奮・緊張緩和を期待して配合される生薬とその基原植物の薬用部位との関係が誤っているものはどれか。 この問題へ
67 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 眠気防止薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a カフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量は500mgが上限とされている。
b かぜ薬やアレルギー用薬などによる眠気を抑えるための使用が推奨される。
c 成長期の小児の発育には睡眠が重要であることから、小児用の眠気防止薬はない。
d 眠気防止薬は、一時的に精神的な集中を必要とするときに、疲労を解消し、睡眠が不要になることを目的として使用される。
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68 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 抗ヒスタミン成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 抗ヒスタミン成分は、脳内におけるヒスタミンによる刺激を低下させることにより眠気を促す。
b 小児が抗ヒスタミン成分を含む医薬品を服用した場合、大人と比べて神経過敏が生じやすい。
c トリメブチンマレイン酸塩は、抗ヒスタミン成分として点眼薬に配合されている。
d 抗ヒスタミン成分は、抗コリン作用も示すため、胃酸過多や胸やけの症状が現れやすい。
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69 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 鎮咳去痰薬の成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a コデインリン酸塩、ジヒドロコデインリン酸塩は、母乳に移行するため、授乳中の人は服用しないか、授乳を避ける必要がある。
b デキストロメトルファンフェノールフタリン塩は、トローチ剤やドロップ剤に配合されることはない。
c カルボシステインは、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする。
d ノスカピンは、気管支を拡張させることを目的として用いられる。
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70 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 鎮咳去痰薬に配合される去痰作用のある生薬として、正しいものの組み合わせはどれか。

a キョウニン
b シャゼンソウ
c ナンテンジツ
d バクモンドウ
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71 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 鎮咳去痰薬に配合される生薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用 いられる。
b オンジは、ヒメハギ科のイトヒメハギの根を基原とする生薬で、抗炎症作用を期待して用いられる。
c キキョウは、キキョウ科のキキョウの根を基原とする生薬で、痰又は痰を伴う咳に用いられる。
d ゴミシは、オオバコ科のオオバコの花期の全草を基原とする生薬で、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示す。
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72 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) ヨウ素系殺菌消毒成分に関する正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 摂取されたヨウ素の一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に移行するとともに、乳汁中にも移行するため、妊娠中や母乳を与える女性では注意が必要である。
b 口腔粘膜の荒れ、しみる、灼熱感、悪心(吐きけ)、不快感の副作用が現れることがある。
c 口腔内に使用される場合、結果的にヨウ素の摂取につながり、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼす可能性があることから、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患の診断を受けた人では、使用する前にその適否について、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。
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73 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの喉の渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
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74 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 胃腸に作用する薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
75 登録販売者試験(平成29年度)(中国エリア) 瀉下成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸で分解され、分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用をもたらす。
b センノシドは、腸内容物に水分が浸透しやすくする作用があり、糞便中の水分量を増して柔らかくすることによる瀉下作用を期待して用いられる。
c ビサコジルは、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すほか、結腸での水分の吸収を抑えて、糞便のかさを増大させる働きもあるとされる。
d 構成生薬にダイオウを含む漢方処方製剤は、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避けることとされている。
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