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脂質異常症に関する次の記述について、( )に入れるべき字句の正しい組合せを下欄から選びなさい。
脂質異常症は、医療機関で測定する検査値として、血液中の( a )が150mg/dL 以上、( b )が140mg/dL 以上、( c )が40mg/dL 未満のいずれかである状態をいう。 |
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泌尿器用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a 日本薬局方収載のカゴソウは、煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
b 牛車腎気丸は、胃腸が弱く下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、胃部不快感、腹痛等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
c 竜胆瀉肝湯は、体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り等に適すとされ、胃腸が弱く下痢しやすい人に対しても使用できる。
d ウワウルシは、利尿作用はなく、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。 |
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痔及び痔疾用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a 痔核は、便秘等により硬くなった糞便を排泄する際や、下痢の便に含まれる多量の水分が肛門の粘膜に浸透して炎症を起こしやすくなった状態で、勢いよく便が通過する際に粘膜が傷つけられることで生じる。
b 坐剤及び注入軟膏は、局所に適用されるものであるため、全身的な影響を考慮する必要はない。
c クロタミトンは、比較的緩和な抗炎症作用を示す成分として、配合されている場合がある。
d 乙字湯は、体力中等度以上で大便が硬く、便秘傾向のあるものの痔核、切れ痔等に適すとされるが、体の虚弱な人や胃腸が弱く下痢しやすい人には不向きとされる。 |
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婦人薬に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a 内服で用いられる婦人薬では、通常、複数の生薬成分が配合されている場合が多く、内用痔疾用薬等の生薬成分を含有する医薬品が併用された場合、同じ生薬成分又は同種の作用を示す生薬成分が重複摂取となり、副作用が起こりやすくなるおそれがある。
b 女性ホルモン成分の長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もある。
c 当帰芍薬散は、体力中等度以下でのぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘傾向のあるものの冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症に適する。
d 人工的に合成された女性ホルモンの一種であるエチニルエストラジオールは、妊娠中の女性ホルモンの補充のために用いられる。 |
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女性に現れる症状と婦人薬に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a 閉経の前後には、更年期と呼ばれる移行的な時期があり、体内の女性ホルモンの量が大きく変動することがある。
b 月経前症候群は、月経の約10~3日前に現れ、月経終了と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、興奮、抑鬱などの精神症状を主体とする。
c 婦人薬は、月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な諸症状(血行不順、自律神経系の働きの乱れ、生理機能障害等の全身的な不快症状)の緩和と、保健を主たる目的とする医薬品である。
d 月経周期は、約21 日~40 日と幅があり、個人差があるのは、卵巣で産生される女性ホルモンのみが関与しているからである。 |
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アレルギー用薬に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。 |
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内服アレルギー用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
b 皮膚や粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンを補給することを目的として、ビタミンC(アスコルビン酸等)が配合されている場合がある。
c 鼻炎用内服薬には、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合されている場合がある。
d 一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹の治療に用いることを目的とするものはない。 |
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眼科用薬の配合成分とその配合目的の関係について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a ナファゾリン塩酸塩 ------ 目の充血を除去する
b アズレンスルホン酸ナトリウム - 結膜や角膜の乾燥を防ぐ
c 硫酸亜鉛水和物 -------- 外部の刺激から保護する
d コンドロイチン硫酸ナトリウム - 眼粘膜の組織修復を促す |
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皮膚に用いる薬に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a 軟膏剤やクリーム剤は、いったん手の甲などに必要量を取ってから患部に塗布することが望ましい。
b じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏よりも、有効成分の浸透性が高い液剤が適している。
c 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで、有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。
d スプレー剤やエアゾール剤を使用する際は、患部に十分な薬剤が浸透するように至近距離から連続して3秒以上噴霧する。 |
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外皮用薬に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a デキサメタゾン及びヒドロコルチゾンは、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と共通する化学構造を持つ化合物である。
b ケトプロフェンを含有する外皮用薬では、紫外線により、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがある。
c 外皮用薬で用いられるステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や慢性の湿疹・皮膚炎に適している。
d ステロイド性抗炎症成分は、末梢組織の免疫機能を低下させる作用も示し、細菌、真菌、ウイルス等による皮膚感染(みずむし・たむし等の白癬症、にきび、化膿症状)や持続的な刺激感の副作用が現れることがある。 |
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皮膚に用いる薬の配合成分に関する次の記述について、( )に入れるべき正しい字句を下欄から1つ選びなさい。
( )は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。 |
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毛髪用薬に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。 |
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口内炎及び口内炎用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a 口内炎や舌炎は、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔内の不衛生などが要因となって生じることが多いとされている。
b シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。
c 一般用医薬品でも副作用として口内炎等が現れることがあるため、医薬品の販売等に従事する専門家は、使用者の状況を把握するよう努めることが重要である。
d 茵蔯蒿湯は、口内炎、湿疹・皮膚炎等に適すとされるが、まれに重篤な副作用として肝機能障害が起こることが知られている。 |
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歯や口中に用いる薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a オイゲノール、セチルピリジニウム塩化物は、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑える作用があるが、粘膜刺激を生じることがあるため、歯以外の口腔粘膜や唇に付着しないように注意が必要である。
b カルバゾクロムは、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるため、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して配合されている場合がある。
c 歯痛薬(外用)は、歯の齲蝕や第三大臼歯(親知らず)の伸長による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品である。
d ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g中0.025 ㎎未満含有する製品については、長期連用を避ける必要がない。
本問題は、正解なしとなっております。
詳細については、公式サイトをご確認ください。 |
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歯や口中に用いる薬の配合成分とその配合目的の関係について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a フィトナジオン ――――――― 止血
b チョウジ油 ――――――――― 抗炎症作用
c 銅クロロフィリンナトリウム ― 殺菌消毒
d アミノ安息香酸エチル ―――― 組織修復 |
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口内炎及び口内炎用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a 口腔咽喉薬、含嗽薬などは、口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、間隔を置かず頻回に使用することが望ましい。
b 口内炎や舌炎は、通常であれば1~2週間で自然寛解するが、一度に複数箇所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば、医療機関を受診するなどの対応が必要である。
c 口内炎や舌炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診するなどの対応が必要である。
d 口内炎は、疱疹ウイルスの口腔内感染による場合や、医薬品の副作用として生じる場合がある。 |
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禁煙補助剤に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。 |
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ビタミン及びアミノ酸の働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a ビタミンB12 は、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
b ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける。
c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質であり、肝臓機能を改善する働きがあるとされている。
d ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている。 |
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漢方処方製剤に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a 防風通聖散は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。
b 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後6ヶ月未満のものには使用しないこととされている。
c 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、漢方薬ではなく、中薬と呼ばれ、そのほとんどは、日本では医薬品として認められていない。
d 一定期間又は一定回数使用しても症状の改善が認められない場合には、証が適していない処方であることのほか、一般用医薬品によって対処することが適当でない疾患による症状である可能性もある。 |
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漢方処方製剤に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。 |
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感染症の防止と消毒薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a 殺菌・消毒は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。
b クレゾール石鹸液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対する殺菌消毒作用はない。
c 日常生活で問題となる感染症は、飛沫感染するものや経口感染するものが多い。
d 酸性消毒薬が目に入った場合は、アルカリで中和するとよい。 |
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衛生害虫に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a トコジラミは、シラミの一種で、刺されると激しい痒痛を生じ、アレルギー反応による全身の発熱、睡眠不足、神経性の消化不良を起こすことがある。
b シラミの刺咬による痒みや腫れ等の症状を和らげる目的で、フェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
c シラミの種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒト以外の動物に寄生するシラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼすことはない。
d ヒョウヒダニ類やケナガコナダニについては、ヒトを刺すことはないが、ダニの糞や死骸がアレルゲンとなって気管支喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こすことがある。 |
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殺虫剤等の配合成分とその分類の関係について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
a ペルメトリン ―― ピレスロイド系殺虫成分
b ディート ―――― 忌避成分
c トリクロルホン ― 有機塩素系殺虫成分
d プロポクスル ―― オキサジアゾール系殺虫成分 |
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一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
a 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものであり、通常、実際に妊娠が成立してから4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている。
b 絨毛細胞が腫瘍化している場合には、妊娠していなくてもhCGが分泌されるほか、本来はhCGを産生しない組織の細胞でも腫瘍化すると、妊娠していなくてもhCGが産生されることがあり、妊娠検査薬における検査結果が陽性となることがある。
c 検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には、検出反応が起こらずに陰性の結果が出るが、この検出反応が起こるための最低限の濃度を検出感度(又は検出限界)という。
d 尿中のタンパク値に異常を生じる要因については、尿路に異常が生じたことによるものとしてネフローゼがある。 |
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有機リン系殺虫成分に関する次の記述について、( )に入れるべき字句の正しい組合せを下欄から選びなさい。
代表的な有機リン系殺虫成分として、ジクロルボス、ダイアジノン、フェニトロチオン等がある。殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と( a )に結合してその働きを阻害することによる。これらの殺虫成分は、ほ乳類や鳥類では( b )に分解されて排泄され、毒性は比較的( c )。 |
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