76 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a アセンヤクは、アカネ科の Uncaria gambir Roxburgh の葉及び若枝から得た水製乾燥エキスを基原とする生薬で、整腸作用を期待して配合されている場合がある。
b サンザシは、バラ科のヤマザクラ又はカスミザクラの樹皮を基原とする生薬で、鎮痛、抗菌等の作用を期待して用いられる。
c ソウハクヒは、クワ科のマグワの根皮を基原とする生薬で、尿路の殺菌消毒効果を期待して配合されている場合がある。
d ヨクイニンは、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とする生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。 |
この問題へ |
77 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
消毒薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示す。
b イソプロパノールは、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する不活性効果はない。
c クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示す。
d ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルは、酸性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生するため、混ざらないように注意する。 |
この問題へ |
78 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
消毒薬及びその配合成分等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 手指又は皮膚の殺菌・消毒を目的とする消毒薬は、医薬品としてのみ製造販売されている。
b 生息条件が整えば消毒薬の溶液中で生存、増殖する微生物もいる。
c エタノールは、脱脂による肌荒れを起こしやすい。
d 次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉は、強い酸化力により一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する不活性効果はない。 |
この問題へ |
79 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ノミは、元来、ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫である。
b シラミは、散髪や洗髪、入浴による除去、衣服の熱湯処理などの物理的方法では防除できないため、医薬品による防除が必要である。
c 蒸散剤は、容器中の医薬品を煙状又は霧状にして一度に全量放出させるものである。
d ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、生後6ヶ月未満の乳児について、顔面への使用を避け、1日の使用限度(1日1回)を守って使用する必要がある。 |
この問題へ |
80 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
一般用検査薬等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般用検査薬は、薬局においてのみ取り扱うことが認められている。
b 尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の検出反応は、温度の影響を受けない。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。
d 通常、尿は弱アルカリ性であるが、食事その他の影響で弱酸性~中性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。 |
この問題へ |
81 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次の記述は、医薬品医療機器等法第1条の5第1項の条文の抜粋である。( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の(b)内にはどちらも同じ字句が入る。
医師、歯科医師、薬剤師、(a)その他の医薬関係者は、医薬品等の有効性及び安全性その他これらの(b)に関する知識と理解を深めるとともに、これらの使用の対象者(略)及びこれらを購入し、又は譲り受けようとする者に対し、これらの(b)に関する事項に関する(c)な情報の提供に努めなければならない。 |
この問題へ |
82 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 動物の疾病の治療に使用されることが目的とされている医薬品は、医薬品医療機器等法の規制対象外である。
b 医薬品には、検査薬や殺虫剤、器具用消毒薬のように、人の身体に直接使用されないものもある。
c 薬局及び医薬品の販売業においては、不正表示医薬品を販売の目的で陳列してはならない。
d 「やせ薬」を標榜した「無承認無許可医薬品」は、医薬品医療機器等法第2条第1項で定義する医薬品に含まれる。 |
この問題へ |
83 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
生物由来製品に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 人に由来するものを原料又は材料として製造されるものはない。
b 医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器が指定の対象となる。
c 保健衛生上特別の注意を要するものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する。
d 製品の使用によるアレルギーの発生リスクに着目して指定されている。 |
この問題へ |
84 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
毒薬及び劇薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 一般用医薬品には、毒薬に該当するものはないが、劇薬に該当するものはある。
b 毒薬又は劇薬は、14歳以上の者であっても交付が禁止される場合がある。
c 劇薬を一般の生活者に対して販売する際、譲受人から交付を受ける文書には、当該医薬品の使用期間の記載が必要である。
d 店舗管理者が薬剤師以外である場合、店舗販売業者は、劇薬を開封して販売してはならない。 |
この問題へ |
85 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次のうち、一般用医薬品及び要指導医薬品の法定表示事項として、正しいものの組合せはどれか。
a 日本薬局方に収載されている医薬品については、「日本薬局方」の文字等
b 配置販売品目にあっては、「配置」の文字
c 配置販売品目以外の一般用医薬品にあっては、「店舗限定」の文字
d 指定第二類医薬品にあっては、枠の中に「2」の数字 |
この問題へ |
86 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬部外品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬部外品には、衛生害虫類(ねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物)の防除を目的とする物がある。
b 医薬部外品には、あせも、ただれ等の防止を目的とする物がある。
c 医薬部外品を業として製造販売する場合には、医薬品医療機器等法に基づき、医薬部外品の製造販売業の許可を受ける必要がある。
d 医薬部外品の直接の容器又は直接の被包には、医薬品医療機器等法に基づき「医薬部外品」の文字の表示が義務付けられている。 |
この問題へ |
87 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次のマークが表示されている食品として、正しいものはどれか。ただし、マーク中の「区分」の記載については考慮しなくてよい。
|
この問題へ |
88 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
薬局に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
この問題へ |
89 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
店舗販売業に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 薬剤師が従事していても調剤を行うことはできない。
b 店舗販売業の許可は、5年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
c 店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。)の許可を受けた場合を除き、その店舗以外の場所で業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。
d 店舗販売業者は、その店舗管理者の意見を尊重するとともに、法令遵守のために措置を講ずる必要があるときは、当該措置を講じ、かつ、講じた措置の内容(措置を講じない場合にあっては、その旨及びその理由)を記録し、これを適切に保存しなければならない。 |
この問題へ |
90 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
配置販売業に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 配置販売業者は、一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準(配置販売品目基準(平成21年厚生労働省告示第26号))に適合するもの以外の医薬品を販売してはならない。
b 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、かつ、これを携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならない。
c 配置販売業者が店舗による販売又は授与の方法で医薬品を販売等しようとする場合には、別途、薬局の開設又は店舗販売業の許可を受ける必要がある。
d 配置販売業者は、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売することができる。 |
この問題へ |
91 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬品医療機器等法の規定に基づき、薬局開設者が、その薬局に従事する薬剤師等に行わせる医薬品のリスク区分に応じた情報提供等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 要指導医薬品を販売する場合は、その薬局において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。
b 第一類医薬品を販売する場合は、その薬局において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。
c 第一類医薬品を使用しようとする者が薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に管理できる手帳を所持しない場合は、その所持を勧奨させなければならない。
d 第二類医薬品を販売する場合は、その薬局において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。 |
この問題へ |
92 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次のうち、医薬品医療機器等法施行規則第146条第3項の規定に基づき、店舗販売業者が第一類医薬品を販売したときに、書面に記載しなければならない事項として、誤っているものはどれか。 |
この問題へ |
93 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次のうち、医薬品医療機器等法第29条の4の規定に基づき、店舗販売業者が、当該店舗の見やすい場所に掲示しなければならない事項として、正しいものの組合せはどれか。
a 要指導医薬品、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品の定義並びにこれらに関する解説
b 個人情報の適正な取扱いを確保するための措置
c 勤務する薬剤師の免許番号又は登録販売者の販売従事登録番号
d 複数の店舗について店舗販売業の許可を受けている場合、許可を受けている全ての店舗の名称及び所在地 |
この問題へ |
94 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬品医療機器等法に基づく薬局における特定販売に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合は、ホームページに特定販売を行う医薬品の使用期限を表示しなければならない。
b 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合は、ホームページに現在勤務している薬剤師又は登録販売者の別、その氏名及び写真を表示しなければならない。
c 特定販売を行う場合は、当該薬局以外の場所に貯蔵し、又は陳列している医薬品を販売又は授与することができる。
d 薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬であるものを除く。)は、特定販売の方法により販売することができる。 |
この問題へ |
95 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品を販売する場合、医薬品医療機器等法施行規則第15条の2の規定に基づき、薬局開設者が薬剤師又は登録販売者に必ず確認させなければならない事項の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 当該医薬品を使用しようとする者の他の薬局開設者等からの当該医薬品及び当該医薬品以外の濫用等のおそれのある医薬品の購入等の状況
b 当該医薬品を購入しようとする者が若年者である場合にあっては、当該者の氏名及び年齢
c 当該医薬品を購入しようとする者が、適正な使用のために必要と認められる数量を超えて当該医薬品を購入しようとする場合は、その理由
d 当該医薬品を購入しようとする者の住所 |
この問題へ |
96 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)を有効成分として含有する製剤のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)に該当するものの正誤について、正しい組合せはどれか。
a エフェドリン
b ケトプロフェン
c ノスカピン
d イブプロフェン |
この問題へ |
97 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬品の広告に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品の製造販売業者に限っては、承認前の医薬品の名称に関する広告を行うことができる。
b 医薬品の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告してはならない。
c 厚生労働大臣が医薬品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する虚偽・誇大な広告を行った者に対して、課徴金を納付させる命令を行う課徴金制度がある。
d 漢方処方製剤の効能効果は、配合されている個々の生薬成分が相互に作用しているため、それらの構成生薬の作用を個別に挙げて説明することが望ましい。 |
この問題へ |
98 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬品の販売方法等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品を多量に購入する者に対しても、プライバシーに配慮し、積極的に事情を尋ねることは避けるべきである。
b 医薬品を懸賞や景品として授与することは、原則として認められていない。
c 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは、顧客の求めに応じたものであれば医薬品医療機器等法違反には当たらない。
d 組み合わせ販売においては、個々の医薬品等の外箱等に記載された医薬品医療機器等法に基づく記載事項が、組み合わせ販売のため使用される容器の外から見えない状態でも販売することが認められる。 |
この問題へ |
99 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
医薬品医療機器等法に基づく行政庁による監視指導及び処分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 厚生労働大臣、都道府県知事、保健所を設置する市の市長及び特別区の区長は、その職員のうちから薬事監視員を命じ、監視指導を行わせている。
b 薬局開設者や医薬品の販売業者が、薬事監視員による立入検査や収去を拒んだり、妨げたり、忌避した場合については、罰則の規定が設けられている。
c 厚生労働大臣は、薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して、一般用医薬品の販売等を行うための業務体制が基準(体制省令)に適合しなくなった場合において、その業務体制の整備を命ずることができる。
d 都道府県知事は、配置販売業者に対して、その構造設備が基準に適合せず、又はその構造設備によって不良医薬品を生じるおそれがある場合においては、その構造設備の改善を命ずることができる。 |
この問題へ |
100 |
登録販売者試験(令和4年度)(首都圏エリア) |
|
一般の生活者からの医薬品の苦情及び相談に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 生活者からの苦情等は、消費者団体等の民間団体にも寄せられることがあるが、これらの団体では生活者へのアドバイスは行ってはならないとされている。
b 消費者団体等の民間団体では、必要に応じて行政庁への通報や問題提起を行っている。
c 独立行政法人国民生活センターは、寄せられた苦情等の内容から、薬事に関する法令への違反、不遵守につながる情報が見出された場合には、医薬品医療機器等法に基づき立入検査によって事実関係を確認のうえ、必要な指導、処分等を行っている。
d 医薬品の販売関係の業界団体・職能団体においては、一般用医薬品の販売等に関する相談を受けつける窓口を、行政庁の許可を受けることなく設置してはならないとされている。 |
この問題へ |