給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
1 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 消毒及び残留塩素に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 水道水中の残留塩素濃度の保持は、衛生上の措置(水道法第22条、水道法施行規則第17条)において規定されている。

2. 給水栓における水は、遊離残留塩素 0.1 mg/L以上(結合残留塩素の場合は 0.4 mg/L以上)を含まなければならない。

3. 水道の消毒剤として、次亜塩素酸ナトリウムのほか、液化塩素や次亜塩素酸カルシウムが使用されている。

4. 残留塩素濃度の簡易測定法として、ジエチル-p-フェニレンジアミン( DP)と反応して生じる青色を標準比色液と比較する方法がある。

残留塩素濃度の簡易測定法として、ジエチル-p-フェニレンジアミン( DP)と反応して生じる青色を標準比色液と比較する方法がある。

2 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道法第 4 条に規定する水質基準に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  病原生物をその許容量を超えて含まないこと。
イ  シアン、水銀その他の有毒物質を含まないこと。
ウ  消毒による臭味がないこと。
エ  外観は、ほとんど無色透明であること。
詳細

1. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

2. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

3. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

4. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

3 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 平成 8 年 6 月埼玉県越生町において、水道水が直接の感染経路となる集団感染が発生し、約 8,800 人が下痢等の症状を訴えた。この主たる原因として、次のうち、適当なものはどれか。 詳細

1. 病原性大腸菌 O157

2. 赤痢菌

3. クリプトスポリジウム

4. ノロウイルス

クリプトスポリジウム

4 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 簡易専用水道の管理に関する次の記述の(   )内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

簡易専用水道の( ア )は、水道法施行規則第55条に定める基準に従い、その水道を管理しなければならない。この基準として、( イ )の掃除を( ウ )以内ごとに 1 回定期に行うこと、( イ )の点検など、水が汚染されるのを防止するために必要な措置を講じることが定められている。
簡易専用水道の( ア )は、( ウ )以内ごとに 1 回定期に、その水道の管理について地方公共団体の機関又は厚生労働大臣の( エ )を受けた者の検査を受けなければならない。
詳細

1. ア:設置者      イ:水槽   ウ: 1 年  エ:登録

2. ア:水道技術管理者  イ:給水管  ウ: 1 年  エ:指定

3. ア:設置者      イ:給水管  ウ: 3 年  エ:指定

4. ア:水道技術管理者  イ:水槽   ウ: 3 年  エ:登録

ア:設置者      イ:水槽   ウ: 1 年  エ:登録

5 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水装置及び給水装置工事に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 給水装置工事とは給水装置の設置又は変更の工事をいう。つまり、給水装置を新設、改造、修繕、撤去する工事をいう。

2. 工場生産住宅に工場内で給水管及び給水用具を設置する作業は、給水用具の製造工程であり給水装置工事に含まれる。

3. 水道メーターは、水道事業者の所有物であるが、給水装置に該当する。

4. 給水用具には、配水管からの分岐器具、給水管を接続するための継手が含まれる。

工場生産住宅に工場内で給水管及び給水用具を設置する作業は、給水用具の製造工程であり給水装置工事に含まれる。


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6 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水装置工事主任技術者の職務に該当する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  給水管を配水管から分岐する工事を施行しようとする場合の配水管の布設位置の確認に関する水道事業者との連絡調整
イ  給水装置工事に関する技術上の管理
ウ  給水装置工事に従事する者の技術上の指導監督
エ  給水装置工事を完了した旨の水道事業者への連絡
詳細

1. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

2. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:正

3. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

4. ア:正  イ:正  ウ:正  エ:正

ア:正  イ:正  ウ:正  エ:正

7 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 指定給水装置工事事業者制度に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 水道事業者による指定給水装置工事事業者の指定の基準は、水道法により水道事業者ごとに定められている。

2. 指定給水装置工事事業者は、給水装置工事主任技術者及びその他の給水装置工事に従事する者の給水装置工事の施行技術の向上のために、研修の機会を確保するよう努める必要がある。

3. 水道事業者は、指定給水装置工事事業者の指定をしたときは、遅滞なく、その旨を一般に周知させる措置をとる必要がある。

4. 水道事業者は、その給水区域において給水装置工事を適正に施行することができると認められる者の指定をすることができる。

水道事業者による指定給水装置工事事業者の指定の基準は、水道法により水道事業者ごとに定められている。

8 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道法第15条の給水義務に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 水道事業者は、当該水道により給水を受ける者に対し、災害その他正当な理由がありやむを得ない場合を除き、常時給水を行う義務がある。

2. 水道事業者の給水区域内で水道水の供給を受けようとする住民には、その水道事業者以外の水道事業者を選択する自由はない。

3. 水道事業者は、当該水道により給水を受ける者が料金を支払わないときは、供給規程の定めるところにより、その者に対する給水を停止することができる。

4. 水道事業者は、事業計画に定める給水区域内の需要者から給水契約の申し込みを受けた場合には、いかなる場合であっても、これを拒んではならない。

水道事業者は、事業計画に定める給水区域内の需要者から給水契約の申し込みを受けた場合には、いかなる場合であっても、これを拒んではならない。

9 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道法に規定する水道事業等の認可に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  水道法では、水道事業者を保護育成すると同時に需要者の利益を保護するために、水道事業者を監督する仕組みとして、認可制度をとっている。
イ  水道事業経営の認可制度によって、複数の水道事業者の給水区域が重複することによる不合理・不経済が回避される。
ウ  水道事業を経営しようとする者は、市町村長の認可を受けなければならない。
エ  水道用水供給事業者については、給水区域の概念はないので認可制度をとっていない。
詳細

1. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

2. ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正

3. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

4. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

10 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道法施行規則第36条の指定給水装置工事事業者の事業の運営に関する次の記述の(   )内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

「適切に作業を行うことができる技能を有する者」とは、配水管への分水栓の取付け、配水管の( ア )、給水管の接合等の配水管から給水管を分岐する工事に係る作業及び当該分岐部から( イ )までの配管工事に係る作業について、( ウ )その他の地下埋設物に変形、破損その他の異常を生じさせることがないよう、適切な資機材、工法、地下埋設物の防護の方法を選択し、( エ )を実施できる者をいう。
詳細

1. ア:維持管理  イ:止水栓     ウ:当該給水管  エ:技術上の管理

2. ア:穿孔    イ:水道メーター  ウ:当該配水管  エ:正確な作業

3. ア:維持管理  イ:水道メーター  ウ:当該給水管  エ:正確な作業

4. ア:穿孔    イ:止水栓     ウ:当該配水管  エ:技術上の管理

ア:穿孔    イ:水道メーター  ウ:当該配水管  エ:正確な作業


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11 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 サドル付分水栓の穿孔施工に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  サドル付分水栓を取付ける前に、弁体が全閉状態になっているか、パッキンが正しく取付けられているか、塗装面やねじ等に傷がないか等を確認する。
イ  サドル付分水栓は、配水管の管軸頂部にその中心線が来るように取付け、給水管の取出し方向及びサドル付き分水栓が管軸方向から見て傾きがないことを確認する。
ウ  穿孔中はハンドルの回転が軽く感じられる。穿孔の終了に近づくとハンドルの回転は重く感じられるが、最後まで回転させ、完全に穿孔する。
エ  電動穿孔機は、使用中に整流ブラシから火花を発し、また、スイッチのON・OFF時にも火花を発するので、ガソリン、シンナー、ベンジン、都市ガス、LPガス等引火性の危険物が存在する環境の場所では絶対に使用しない。
詳細

1. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

2. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

3. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

4. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

12 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水管の埋設深さ及び占用位置に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 道路を縦断して給水管を埋設する場合は、ガス管、電話ケーブル、電気ケーブル、下水道管等の他の埋設物への影響及び占用離隔に十分注意し、道路管理者が許可した占用位置に配管する。

2. 浅層埋設は、埋設工事の効率化、工期の短縮及びコスト縮減等の目的のため、運用が開始された。

3. 浅層埋設が適用される場合、歩道部における水道管の埋設深さは、管路の頂部と路面との距離は 0.3 m以下としない。

4. 給水管の埋設深さは、宅地内にあっては 0.3 m以上を標準とする。

浅層埋設が適用される場合、歩道部における水道管の埋設深さは、管路の頂部と路面との距離は 0.3 m以下としない。

13 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道配水用ポリエチレン管のEF継手による接合に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 継手との管融着面の挿入範囲をマーキングし、この部分を専用工具(スクレーパ)で切削する。

2. 管端から 200 mm程度の内外面及び継手本体の受口内面やインナーコアに付着した油・砂等の異物をウエス等で取り除く。

3. 管に挿入標線を記入後、継手をセットし、クランプを使って、管と継手を固定する。

4. コントローラのコネクタを継手に接続のうえ、継手バーコードを読み取り通電を開始し、融着終了後、所定の時間冷却確認後、クランプを取り外す。

管端から 200 mm程度の内外面及び継手本体の受口内面やインナーコアに付着した油・砂等の異物をウエス等で取り除く。

14 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水管の配管工事に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 水圧、水撃作用等により給水管が離脱するおそれがある場所にあっては、適切な離脱防止のための措置を講じる。

2. 給水管の配管にあたっては、事故防止のため、他の埋設物との間隔を原則として 20 cm以上確保する。

3. 給水装置は、ボイラー、煙道等高温となる場所、冷凍庫の冷凍配管等に近接し凍結のおそれのある場所を避けて設置する。

4. 宅地内の配管は、できるだけ直線配管とする。

給水管の配管にあたっては、事故防止のため、他の埋設物との間隔を原則として 20 cm以上確保する。

15 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水管の配管工事に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. ステンレス鋼鋼管の曲げ加工は、ベンダーにより行い、加熱による焼曲げ加工等は行ってはならない。

2. ステンレス鋼鋼管の曲げの最大角度は、原則として90°(補角)とし、曲げ部分にしわ、ねじれ等がないようにする。

3. 硬質銅管の曲げ加工は、専用パイプベンダーを用いて行う。

4. ポリエチレン二層管( 1 種管)の曲げ半径は、管の外径の 20 倍以上とする。

硬質銅管の曲げ加工は、専用パイプベンダーを用いて行う。


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16 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水管の明示に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  道路部分に布設する口径 75 mm以上の給水管には、明示テープ等により管を明示しなければならない。
イ  道路部分に埋設する管などの明示テープの地色は、道路管理者ごとに定められており、その指示に従い施工する必要がある。
ウ  道路部分に給水管を埋設する際に設置する明示シートは、指定する仕様のものを任意の位置に設置する。
エ  宅地部分に布設する給水管の位置については、維持管理上必要がある場合、明示杭等によりその位置を明示する。
詳細

1. ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正

2. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

3. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:誤

4. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤

ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

17 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道メーターの設置に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 水道メーターの設置に当たっては、メーターに表示されている流水方向の矢印を確認したうえで水平に取付ける。

2. 水道メーターの設置は、原則として道路境界線に最も近接した宅地内で、メーターの計量及び取替作業が容易であり、かつ、メーターの損傷、凍結等のおそれがない位置とする。

3. メーターますは、水道メーターの呼び径が 50 mm以上の場合はコンクリートブロック、現場打ちコンクリート、鋳鉄製等で、上部に鉄蓋を設置した構造とするのが一般的である。

4. 集合住宅等の複数戸に直結増圧式等で給水する建物の親メーターにおいては、ウォータハンマを回避するため、メーターバイパスユニットを設置する方法がある。

集合住宅等の複数戸に直結増圧式等で給水する建物の親メーターにおいては、ウォータハンマを回避するため、メーターバイパスユニットを設置する方法がある。

18 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水装置の異常現象に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  給水管に硬質塩化ビニルライニング鋼管を使用していると、亜鉛メッキ鋼管に比べて、内部にスケール(赤錆)が発生しやすく、年月を経るとともに給水管断面が小さくなるので出水不良を起こす。
イ  水道水は、無味無臭に近いものであるが、塩辛い味、苦い味、渋い味等が感じられる場合は、クロスコネクションのおそれがあるので、飲用前に一定時間管内の水を排水しなければならない。
ウ  埋設管が外力によってつぶれ小さな孔があいてしまった場合、給水時にエジェクタ作用によりこの孔から外部の汚水や異物を吸引することがある。
エ  給水装置工事主任技術者は、需要者から給水装置の異常を告げられ、依頼があった場合は、これらを調査し、原因究明とその改善を実施する。
詳細

1. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

2. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

3. ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正

4. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正

19 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 消防法の適用を受けるスプリンクラーに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  水道直結式スプリンクラー設備は、消防法令に適合すれば、給水装置の構造及び材質の基準に適合しなくてもよい。
イ  平成19年の消防法改正により、一定規模以上のグループホーム等の小規模社会福祉施設にスプリンクラーの設置が義務付けられた。
ウ  水道直結式スプリンクラー設備の設置に当たり、分岐する配水管からスプリンクラーヘッドまでの水理計算及び給水管、給水用具の選定は、消防設備士が行う。
エ  乾式配管方式の水道直結式スプリンクラー設備は、消火時の水量をできるだけ多くするため、給水管分岐部と電動弁との間を長くすることが望ましい。
詳細

1. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

2. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

3. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

4. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

20 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水道法の規定に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 水道事業者は、当該水道によって水の供給を受ける者の給水装置の構造及び材質が、政令で定める基準に適合していないときは、その基準に適合させるまでの間その者に対する給水を停止することができる。

2. 給水装置の構造及び材質の基準は、水道法16条に基づく水道事業者による給水契約の拒否や給水停止の権限を発動するか否かの判断に用いるためのものであるから、給水装置が有するべき必要最小限の要件を基準化している。

3. 水道事業者は、給水装置工事を適正に施行することができると認められる者の指定をしたときは、供給規程の定めるところにより、当該水道によって水の供給を受ける者の給水装置が当該水道事業者又は当該指定を受けた者(以下、「指定給水装置工事事業者」という。)の施行した給水装置工事に係るものであることを供給条件とすることができる。

4. 水道事業者は、当該給水装置の構造及び材質が政令で定める基準に適合していることが確認されたとしても、給水装置が指定給水装置工事事業者の施行した給水装置工事に係るものでないときは、給水を停止することができる。

水道事業者は、当該給水装置の構造及び材質が政令で定める基準に適合していることが確認されたとしても、給水装置が指定給水装置工事事業者の施行した給水装置工事に係るものでないときは、給水を停止することができる。


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21 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水装置の構造及び材質の基準に定める耐圧に関する基準(以下、本問においては「耐圧性能基準」という。)及び厚生労働大臣が定める耐圧に関する試験(以下、本問においては「耐圧性能試験」という。)に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 給水装置は、耐圧性能試験により 1.75 メガパスカルの静水圧を 1 分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこととされている。

2. 耐圧性能基準の適用対象は、原則としてすべての給水管及び給水用具であるが、大気圧式バキュームブレーカ、シャワーヘッド等のように最終の止水機構の流出側に設置される給水用具は、高水圧が加わらないことなどから適用対象から除外されている。

3. 加圧装置は、耐圧性能試験により 1.75 メガパスカルの静水圧を1分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこととされている。

4. パッキンを水圧で圧縮することにより水密性を確保する構造の給水用具は、耐圧性能試験により 1.75 メガパスカルの静水圧を 1 分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じない性能を有するとともに、20 キロパスカルの静水圧を 1 分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこととされている。

加圧装置は、耐圧性能試験により 1.75 メガパスカルの静水圧を1分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこととされている。

22 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 給水装置の構造及び材質の基準に定める逆流防止に関する基準に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  減圧式逆流防止器は、厚生労働大臣が定める逆流防止に関する試験(以下、「逆流防止性能試験」という。)により 3 キロパスカル及び 1.5 メガパスカルの静水圧を 1 分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないことが必要である。
イ  逆止弁及び逆流防止装置を内部に備えた給水用具は、逆流防止性能試験により 3 キロパスカル及び 1.5 メガパスカルの静水圧を 1 分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこと。
ウ  減圧式逆流防止器は、厚生労働大臣が定める負圧破壊に関する試験(以下、「負圧破壊性能試験」という。)により流出側からマイナス 54 キロパスカルの圧力を加えたとき、減圧式逆流防止器に接続した透明管内の水位の上昇が 75 ミリメートルを超えないことが必要である。
エ  バキュームブレーカは、負圧破壊性能試験により流出側からマイナス 54 キロパスカルの圧力を加えたとき、バキュームブレーカに接続した透明管内の水位の上昇が 3 ミリメートルを超えないこととされている。
詳細

1. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

2. ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正

3. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

4. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

23 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 水撃防止に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  給水管におけるウォータハンマを防止するには、基本的に管内流速を速くする必要がある。
イ  ウォータハンマが発生するおそれのある箇所には、その手前に近接して水撃防止器具を設置する。
ウ  複式ボールタップは単式ボールタップに比べてウォータハンマが発生しやすくなる傾向があり、注意が必要である。
エ  水槽にボールタップで給水する場合は、必要に応じて波立ち防止板等を設置する。
詳細

1. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

2. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

3. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

4. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

24 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 金属管の侵食に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。 詳細

1. 埋設された金属管が異種金属の管や継手、ボルト等と接触していると、自然電位の低い金属と自然電位の高い金属との間に電池が形成され、自然電位の高い金属が侵食される。

2. マクロセル侵食とは、埋設状態にある金属材質、土壌、乾湿、通気性、pH、溶解成分の違い等の異種環境での電池作用による侵食をいう。

3. 金属管が鉄道、変電所等に近接して埋設されている場合に、漏洩電流による電気分解作用により侵食を受ける。

4. 地中に埋設した鋼管が部分的にコンクリートと接触している場合、アルカリ性のコンクリートに接している部分の電位が、コンクリートと接触していない部分より高くなって腐食電池が形成され、コンクリートと接触していない部分が侵食される。

埋設された金属管が異種金属の管や継手、ボルト等と接触していると、自然電位の低い金属と自然電位の高い金属との間に電池が形成され、自然電位の高い金属が侵食される。

25 給水装置工事主任技術者(令和元年度)学科 クロスコネクションに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  クロスコネクションは、水圧状況によって給水装置内に工業用水、排水、ガス等が逆流するとともに、配水管を経由して他の需要者にまでその汚染が拡大する非常に危険な配管である。
イ  給水管と井戸水配管は、両管の間に逆止弁を設置し、逆流防止の措置を講じれば、直接連結することができる。
ウ  給水装置と受水槽以下の配管との接続はクロスコネクションではない。
エ  給水装置と当該給水装置以外の水管、その他の設備とは、一時的な仮設であればこれを直接連結することができる。
詳細

1. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

2. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤

3. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

4. ア:誤  イ:誤  ウ:誤  エ:正

ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤


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