51 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
高齢者がMRI検査を受ける前に、看護師が確認する内容で適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 「夜はよく眠れますか」
2. 「義歯を装着していますか」
3. 「呼吸が苦しいことはありますか」
4. 「水を飲むときにむせることはありますか」
|
「義歯を装着していますか」
|
52 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
養育医療が定められている法律はどれか。
|
詳細
|
1. 児童福祉法
2. 母子保健法
3. 発達障害者支援法
4. 児童虐待の防止等に関する法律
|
母子保健法
|
53 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
乳幼児身体発育調査による、身体発育曲線のパーセンタイル値で正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 3パーセンタイル未満の児は、要精密検査となる。
2. 50パーセンタイルは同年齢同性の児の平均値を示す。
3. 10パーセンタイルは同年齢同性の児の平均より10 %小さいことを示す。
4. 75パーセンタイル以上90パーセンタイル未満の児は、要経過観察となる。
|
3パーセンタイル未満の児は、要精密検査となる。
|
54 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
Aちゃん(11歳、女児)は、5日前から両側の眼瞼浮腫と急な体重増加があり、尿量が少ないため来院した。高度の蛋白尿もみられたため入院し、ネフローゼ症候群と診断されステロイド治療の方針となった。
|
詳細
|
1. 水分摂取を促す。
2. 病院内を散歩して良いと伝える。
3. 糖分の摂取制限があることを伝える。
4. 一時的に満月様顔貌になることを説明する。
|
一時的に満月様顔貌になることを説明する。
|
55 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
子どもの遊びで正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 身体機能の発達を促す。
2. 1歳でごっこ遊びが多くみられる。
3. 感覚遊びは8歳ころからみられるようになる。
4. テレビの長時間視聴は乳児の言語発達を促す。
|
身体機能の発達を促す。
|
スポンサー
|
56 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
日本の人口動態統計における妊産婦死亡について正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 出生10万対で示す。
2. 出産後1年までの女性の死亡をいう。
3. 平成28年(2016年)の妊産婦死亡率は、10.1である。
4. 間接産科的死亡に比べて、直接産科的死亡による死因が多い。
|
間接産科的死亡に比べて、直接産科的死亡による死因が多い。
|
57 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
更年期女性のホルモン補充療法によってリスクが低くなるのはどれか。
|
詳細
|
1. 乳癌(breast cancer)
2. 骨粗鬆症(osteoporosis)
3. 子宮体癌(uterine corpus cancer)
4. 静脈血栓症(vein thrombosis)
|
骨粗鬆症(osteoporosis)
|
58 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
妊娠の初期と後期のどちらの時期にも起こるマイナートラブルはどれか。
|
詳細
|
1. 下肢静脈瘤
2. 搔痒感
3. つわり
4. 頻尿
|
頻尿
|
59 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
早期新生児の生理的黄疸で正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 生後24時間以内に出現し始める。
2. 皮膚の黄染は、腹部から始まる。
3. 生後4、5日でピークとなる。
4. 便が灰白色になる。
|
生後4、5日でピークとなる。
|
60 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
都道府県知事の任命を受けて、精神保健福祉センターで精神障害者や家族の相談を行うのはどれか。
|
詳細
|
1. ゲートキーパー
2. ピアサポーター
3. 精神保健福祉相談員
4. 退院後生活環境相談員
|
精神保健福祉相談員
|
スポンサー
|
61 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
Aさん(57歳、女性)は1人暮らし。統合失調症(schizophrenia)で精神科病院への入退院を繰り返しており、今回は入院してから1年が経過している。日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立し、服薬の自己管理ができるようになってきた。
Aさんが退院に向けて利用するサービスとして適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 療養介護
2. 施設入所支援
3. 地域移行支援
4. 自立訓練としての機能訓練
|
地域移行支援
|
62 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉で正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. パニック障害(panic disorder)に対して有効である。
2. 抗コリン作用は三環系抗うつ薬よりも強い。
3. うつ症状が改善したら使用はすぐに中止する。
4. 抗うつ効果の評価は使用開始後3日以内に行う。
|
パニック障害(panic disorder)に対して有効である。
|
63 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
精神保健指定医について正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 医療法で規定されている。
2. 都道府県知事が指定する。
3. 障害年金の支給判定を行う。
4. 精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。
|
精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。
|
64 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
筋力低下のある在宅療養者の家屋環境において転倒するリスクが最も高いのはどれか。
|
詳細
|
1. 深い浴槽
2. 段差がない床
3. 整理整頓された部屋
4. 足元灯を設置した廊下
|
深い浴槽
|
65 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
Aさん(75歳、男性)は妻(66歳)と2人暮らし。3か月前に認知症(dementia)の診断を受けた。妻から訪問看護師に「夫は通所介護のときは穏やかに過ごしていると聞いているが、家では興奮することが多く、どう対応すればよいかわからない」と相談があった。
このときの妻に対する訪問看護師の最初の対応で適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 主治医に相談するよう勧める。
2. Aさんと散歩に出かけることを勧める。
3. 通所介護の頻度を増やすことを提案する。
4. Aさんが興奮する状況を妻と一緒に振り返る。
|
Aさんが興奮する状況を妻と一緒に振り返る。
|
スポンサー
|
66 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
Aさん(83歳、女性)は1人暮らし。誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)で入退院を繰り返していた。今回の退院後に、訪問看護が導入されることになり、退院前カンファレンスが行われた。
誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の再発を予防するために病棟看護師が訪問看護師に情報提供する内容で優先されるのはどれか。
|
詳細
|
1. 嚥下機能検査の判定結果
2. 栄養状態を示す検査データ
3. 入院中の日常生活動作〈ADL〉
4. 誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の治療に用いられた薬剤
|
嚥下機能検査の判定結果
|
67 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 家族の介護能力はアセスメントに含めない。
2. 介護支援専門員が要介護状態区分を判定する。
3. 利用者が介護サービス計画を作成することはできない。
4. モニタリングの結果に基づき介護サービス計画の修正を行う。
|
モニタリングの結果に基づき介護サービス計画の修正を行う。
|
68 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備しているときに、発汗した患者から寝衣交換の依頼があり、別の患者から口渇で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着されている人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の病室で重症者のケアをしている。
|
詳細
|
1. 点滴静脈内注射の準備
2. 発汗した患者の寝衣交換
3. 飲水を希望する患者への対応
4. 人工呼吸器を装着している患者の観察
|
人工呼吸器を装着している患者の観察
|
69 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
病院における医療安全文化の醸成につながる行動はどれか。
|
詳細
|
1. 食事介助は30分以内で行うルールを決める。
2. 他の病棟で起こったインシデントについて学ぶ。
3. 薬剤を間違えても影響がない場合は患者に説明しない。
4. 水薬の内服時にこぼれた量が少ない場合はそのままとする。
|
他の病棟で起こったインシデントについて学ぶ。
|
70 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
プリセプターシップの説明で正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 仕事と生活の調和を図ること
2. 主体的に自らのキャリアを計画し組み立てること
3. チームリーダーのもとに看護ケアを提供すること
4. 経験のある看護師が新人看護師を1 対1 で指導・助言すること
|
経験のある看護師が新人看護師を1 対1 で指導・助言すること
|
スポンサー
|
71 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
大規模災害発生後2か月が経過し、応急仮設住宅で生活を始めた被災地の住民に出現する可能性が高い健康問題はどれか。
|
詳細
|
1. 慢性疾患の悪化
2. 消化器感染症の発症
3. 深部静脈血栓症(deep vein thrombosis)の発症
4. 急性ストレス障害(acute stress disorder)の発症
|
慢性疾患の悪化
|
72 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
国際連合〈UN〉で採択された2016年から2030年までの開発に関する世界的な取り組みはどれか。
|
詳細
|
1. 持続可能な開発目標〈Sustainable Development Goals:SDGs〉
2. ミレニアム開発目標〈Millennium Development Goals:MDGs〉
3. プライマリヘルスケア
4. 政府開発援助〈ODA〉
|
持続可能な開発目標〈Sustainable Development Goals:SDGs〉
|
73 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
Aさん(52歳、男性)は、49歳から高血圧症(hypertension)で内服治療と食事や運動に関する生活指導を受けている。2か月間の予定で開発途上国に出張することになり、予防接種を受ける目的で渡航外来を受診した。Aさんから「渡航にあたって何か注意することはありますか」と質問があった。
Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 「出張中は、減塩の必要はありません」
2. 「出張先では有酸素運動は控えましょう」
3. 「現地に到着してから健康診断を受診しましょう」
4. 「持参する高血圧症(hypertension)の薬について、かかりつけ医に相談しましょう」
|
「持参する高血圧症(hypertension)の薬について、かかりつけ医に相談しましょう」
|
74 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
血液中のビリルビンの由来はどれか。
|
詳細
|
1. 核酸
2. メラニン
3. アルブミン
4. グリコゲン
5. ヘモグロビン
|
ヘモグロビン
|
75 |
看護師国家試験(第110回)(午前) |
|
抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。
|
詳細
|
1. 花粉症(pollinosis)
2. 蕁麻疹
3. ツベルクリン反応
4. アナフィラキシーショック(anaphylactic shock)
5. インフルエンザ(influenza)の予防接種
|
ツベルクリン反応
|
スポンサー
|