76 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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眼球に入る光の量を調節するのはどれか。
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詳細
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1. 角膜
2. 虹彩
3. 瞳孔
4. 水晶体
5. 毛様体
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虹彩
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77 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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最終代謝産物に尿酸が含まれるのはどれか。
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詳細
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1. 核酸
2. リン脂質
3. 中性脂肪
4. グルコース
5. コレステロール
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核酸
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78 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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排尿時に収縮するのはどれか。
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詳細
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1. 尿管
2. 尿道
3. 膀胱平滑筋
4. 内尿道括約筋
5. 外尿道括約筋
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膀胱平滑筋
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79 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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重症筋無力症(myasthenia gravis)で正しいのはどれか。
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詳細
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1. 男性に多い。
2. 心肥大を生じる。
3. 朝に症状が強くなる。
4. 自己免疫疾患である。
5. 70歳以上に好発する。
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自己免疫疾患である。
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80 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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成人の気管内吸引の方法で適切なのはどれか。
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詳細
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1. 実施前に咽頭部の分泌物を吸引する。
2. 吸引圧は-40kPa(300mmHg)に調整する。
3. 気管チューブと同じ内径のカテーテルを用いる。
4. カテーテルの挿入開始から終了まで30秒で行う。
5. カテーテルは気管分岐部より深い位置まで挿入する。
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実施前に咽頭部の分泌物を吸引する。
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81 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 散瞳
2. 精神性発汗
3. 腸蠕動の促進
4. 排尿筋の収縮
5. グリコーゲン合成の促進
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散瞳
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82 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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気管で正しいのはどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 軟骨は筒状である。
2. 胸骨角の高さで分岐する。
3. 交感神経の働きで収縮する。
4. 吸息相の気管内圧は陰圧である。
5. 頸部では食道の背側に位置する。
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胸骨角の高さで分岐する。
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83 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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食道癌(esophageal carcinoma)で正しいのはどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 女性に多い。
2. 日本では腺癌が多い。
3. 放射線感受性は低い。
4. 飲酒は危険因子である。
5. 胸部中部食道に好発する。
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飲酒は危険因子である。
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84 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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急性膵炎(acute pancreatitis)で正しいのはどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 成因はアルコール性より胆石性が多い。
2. 重症度判定には造影CTが重要である。
3. 血中アミラーゼ値が低下する。
4. 鎮痛薬の投与は禁忌である。
5. 初発症状は上腹部痛である。
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重症度判定には造影CTが重要である。
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85 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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もやもや病(moyamoya disease)で正しいのはどれか。2つ選べ。
公式サイトの解答では、2、3、4となっています。詳細については、公式サイトの解答を参照してください。
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詳細
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1. 指定難病ではない。
2. 遺伝的要因が関与する。
3. 病変はくも膜下腔にある。
4. 進行性の 脳血管閉塞症(cerebrovascular occlusion)である。
5. ウイルス感染によって誘発される。
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遺伝的要因が関与する。
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86 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律〈医療介護総合確保推進法〉で推進するのはどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 子育て世代包括支援センター
2. 地域包括ケアシステム
3. 子どもの医療費の助成
4. 地域生活支援事業
5. 地域医療構想
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地域包括ケアシステム
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87 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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アルコール依存症(alcohol dependence syndrome)の一次予防はどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 年齢確認による入手経路の制限
2. スクリーニングテストの実施
3. 精神科デイケアヘの参加
4. 小学生への健康教育
5. 患者会への参加
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年齢確認による入手経路の制限
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88 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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医療法で規定されているのはどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 保健所
2. 特定機能病院
3. 地方衛生研究所
4. 市町村保健センター
5. 医療安全支援センター
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特定機能病院
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89 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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終末期がん患者にみられる悪液質の徴候はどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 末梢神経障害
2. リンパ浮腫
3. がん疼痛
4. 食欲不振
5. 体重減少
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食欲不振
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90 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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世界保健機関〈WHO〉の主要な活動はどれか。2つ選べ。
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詳細
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1. 児童労働の撲滅
2. 保健事業の技術的協力
3. 人類の飢餓からの解放
4. 感染症の撲滅事業の促進
5. 労働者の労働条件の改善
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保健事業の技術的協力
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91 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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次の文を読み91~93の問いに答えよ。
Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に 悪性胸膜中皮腫(malignant pleural mesothelioma)と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。
バイタルサイン:体温36.0℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉86~90%(room air)。
身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。
血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。
動脈血液ガス分析(room air):pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO₂〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO₂〉63Torr。
胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。
Aさんの呼吸困難の原因で考えられるのはどれか。2 つ選べ。
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詳細
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1. 胸水
2. 気胸(pneumothorax)
3. 貧血(anemia)
4. CO₂ナルコーシス
5. 呼吸性アルカローシス
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胸水
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92 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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入院後、症状緩和のためモルヒネの内服と経鼻カニューレによる酸素療法2L/分が開始された。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉は95%前後で維持されるようになったが、Aさんは夜間の息苦しさを訴えて いる。
Aさんの呼吸困難を緩和するための体位で適切なのはどれか。
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詳細
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1. 半腹臥位
2. 右側臥位
3. 左側臥位
4. セミファウラー位
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セミファウラー位
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93 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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入院後2週、Aさんの身体状態は急激に悪化し、Aさんは「息が吸えない。苦しい。何とかしてくれ」と訴え、眉間にしわを寄せて口呼吸をしている。軽度の喘鳴がみられ、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉は88~92%(経鼻カニューレによる酸素療法2L/分)である。また、頻繁に体位を変えて落ち着きがなく、つじつまが合わない訴えと場所の見当識障害もみられる。毎日面会に来ている妻は「どうなってしまった のでしょうか。苦しそうでかわいそう」と涙ぐみ、ベッドから離れたところで座っている。
Aさんの妻への看護師の説明で適切なのはどれか。
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詳細
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1. 「Aさんが場所を間違っても否定しないで下さい」
2. 「口腔内吸引をするとA さんの呼吸が楽になります」
3. 「タッチングをするとA さんの安心感につながります」
4. 「A さんの症状が落ち着くまで自宅で待機して下さい」
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「タッチングをするとA さんの安心感につながります」
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94 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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次の文を読み94~96の問いに答えよ。
Aさん(56歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40歳時の会社の健康診断で 2型糖尿病(type 2 diabetes mellitus)と診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。1年前から、足のしびれが出現するようになった。
Aさんの現在の状況のアセスメントで適切なのはどれか。
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詳細
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1. 緑内障(glaucoma)が疑われる。
2. 運動療法が必要である。
3. 糖尿病性神経障害(diabetic neuropathy)が疑われる。
4. 高蛋白質の食事摂取が必要である。
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糖尿病性神経障害(diabetic neuropathy)が疑われる。
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95 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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Aさんは、3か月前に 末期腎不全(end-stage renal failure)の状態で腎代替療法(血液透析)が必要であると腎臓内科の医師から説明された。シャント造設のための入院を予定していたが、仕事が忙しく延期となっていた。1週前から感冒症状があり、体重増加、全身浮腫、全身倦怠感、呼吸苦が出現したため、緊急入院となった。透析用のカテーテルを挿入し、緊急血液透析を行った。
入院時の身体所見:体重73kg(1週間で4kg増加)、血圧178/105mmHg。
入院時の検査所見:Hb9.5g/dL、血清尿素窒素72mg/dL、血清クレアチニン9.0mg/dL、血清カリウム6.8mEq/L、血清ナトリウム138.5mEq/L。
緊急入院時のAさんの胸部エックス線写真(別冊No.5)を別に示す。
Aさんが緊急血液透析となった病態で正しいのはどれか。
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詳細
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1. 貧血(anemia)
2. 心不全(heart failure)
3. 低カリウム血症(potassium deficiency)
4. 低ナトリウム血症(hyponatremia)
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心不全(heart failure)
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96 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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Aさんは、緊急血液透析によって全身状態が改善した。その後、シャント造設術を受け、週3回の血液透析となり、退院後は職場に近いクリニックで維持血液透析を受けることが決定した。Aさんから、退院後の生活について「仕事に復帰予定ですが、医療費の支払いが心配です」と発言があった。
維持血液透析により身体障害者手帳を取得したAさんが利用できる医療費助成制度はどれか。
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詳細
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1. 医療扶助
2. 自立支援医療
3. 訪問看護療養費
4. 認定疾病に対する医療の給付
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自立支援医療
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97 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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次の文を読み97~99の問いに答えよ。
Aさん(81歳、男性)は、妻(73歳)と2人暮らし。自宅でのADLは自立し、認知機能に障害はない。
Aさんは食欲不振と腹部不快感、微熱を主訴に受診したところ、 急性胆囊炎(acute cholecystitis)と診断され、その日のうちに入院した。Aさんのバイタルサインは、体温37.3℃、呼吸数22/分、脈拍90/分、血圧136/84mmHg。入院後は絶飲食の指示があり、持続点滴静脈内注射と抗菌薬の投与が開始された。トイレ歩行の許可は出ている。
Aさんの病室環境で適切なのはどれか。
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詳細
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1. 座った時に膝関節が90度になる高さにベッドを調整する。
2. 点滴スタンドをベッドに固定する。
3. ポータブルトイレを設置する。
4. 離床センサーを設置する。
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座った時に膝関節が90度になる高さにベッドを調整する。
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98 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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入院後2日、妻がAさんについて「入院してからよく寝ています。時々ここが病院だとわからないようです。話しかけても気づかず、天井を眺めていることもあるし、しゃべり続けることもあります」と看護師に訴えた。Aさんのバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧144/80mmHg。
Aさんの状態で最も考えられるのはどれか。
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詳細
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1. うつ病(depression)
2. せん妄(delirium)
3. ナルコレプシー(narcolepsy)
4. 急性ストレス反応
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せん妄(delirium)
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99 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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入院後3週、Aさんは症状が改善し、退院することになった。Aさんは「退院したら孫たちと温泉旅行をして、おいしいものをたくさん食べることが楽しみです。何か気を付けることはありますか」と看護師 に話した。
退院時のAさんへの指導で適切なのはどれか。
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詳細
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1. 「上腹部の痛みがあったら受診してください」
2. 「食事内容の制限はありません」
3. 「運動は控えてください」
4. 「入浴しないでください」
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「上腹部の痛みがあったら受診してください」
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100 |
看護師国家試験(第109回)(午前) |
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次の文を読み100~102の問いに答えよ。
Aさん(80歳、男性)は、妻(80歳)と2人暮らし。 血管性認知症(vascular dementia)でパーキンソニズムがみられる。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクⅡb、要介護2 。普段は妻がAさんの身の回りの世話をしているが、妻が入院したため短期入所療養介護のサービスを受けることになった。入所時のAさんは歩行開始困難、加速歩行、すくみ足などの歩行障害がみられた。Aさんは「最近、家の中でつまずくことが多くなりました」と入所中の施設の看護師に話した。
Aさんへの歩行指導で適切なのはどれか。
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詳細
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1. 歩行時の方向転換は素早く行うようにする。
2. 目線を足元に向けて歩くようにする。
3. 足踏みをしてから歩くようにする。
4. 歩行時はすり足で歩くようにする。
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足踏みをしてから歩くようにする。
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