介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
101 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 皮膚に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. 表面は無菌である。

2. ビタミンB(Vitamin B)の産生にかかわる。

3. 表面は弱酸性である。

4. 表皮に汗腺がある。

5. エクリン腺は、体臭の原因となる。

表面は弱酸性である。

102 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 疾患に伴う歩行の特徴として、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. パーキンソン病(Parkinson disease)では、小刻み歩行がみられる。

2. 筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)では、失調性歩行がみられる。

3. アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)では、小振り歩行がみられる。

4. 変形性膝関節症(knee osteoarthritis)では、間欠性破行がみられる。

5. 脊柱管狭窄症(spinal stenosis)では、動揺性歩行がみられる。

パーキンソン病(Parkinson disease)では、小刻み歩行がみられる。

103 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 栄養素に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. 糖質は、細胞質の主成分となる。

2. 脂質は、ホルモン(hormone)の原料となる。

3. カリウム(K)は、血圧を上げる。

4. ビタミンA(Vitamin A)は水溶性である。

5. ビタミンE(Vitamin E)は、腸管からのカルシウム(Ca)の吸収を促進する。

脂質は、ホルモン(hormone)の原料となる。

104 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 入浴を避けるべき状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。 詳細

1. 胃ろうカテーテル留置

2. 全介助

3. 褥瘡

4. 食事の直後

5. 尿道カテーテル留置

食事の直後

105 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 認知症(dementia)の人によくみられる排尿障害として、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. 溢流性尿失禁

2. 腹圧性尿失禁

3. 心因性頻尿

4. 切迫性尿失禁

5. 機能性尿失禁

機能性尿失禁


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106 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 高齢者の睡眠の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。 詳細

1. 夜間の睡眠時間が長くなる。

2. ノンレム睡眠の時間が増える。

3. 中途覚醒が多くなる。

4. 眠りが深くなる。

5. 早朝覚醒が少なくなる。

中途覚醒が多くなる。

107 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 終末期において、死亡直前にみられる身体の変化として、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. 筋肉の硬直

2. 皮膚の死斑

3. 尿量の減少

4. 関節の硬直

5. 角膜の混濁

尿量の減少

108 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) Hさん(75歳)は、妻と二人暮らしであったが、最近、妻が亡くなった。その後、Hさんは親戚や知人とも会わずに、自室にこもっていることが多くなった。また、夜間は妻が使っていたタンスの前に座ったり、台所で妻の好きだった食器を出したりして家の中をうろうろしている。妻と死別後のHさんの夜間の行動を説明する悲嘆反応として、適切なものを1つ選びなさい。 詳細

1. 探索行動

2. 否認

3. 敵意

4. 無関心

5. 恐怖

探索行動

109 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Jさん(36歳、男性)は、6歳の時、大学病院で精神(発達)遅滞の判定を受け、療育手帳(重度)が交付された。
両親はJさんに必要以上の世話をし、衣服の着脱も介助していた。しかし、両親が高齢になり家庭でJさんの介護が困難になったため、一週間前にJさんは障害者支援施設に入所した。言葉によるコミュニケーションは簡単な単語の理解ができる程度であり、生活全般に指示や見守りが必要である。たばこの吸殻を食べてしまう行為がみられ、吸殻を探して施設の近所まで出歩くなどの行動もみられた。対人関係をうまく築けないようで、なれない人たちの中に入ると、上肢を噛むなどの自傷行為が現れることも分かってきた。
入所当日、Jさんが初めて衣服を着替える時に、介護職が行う支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. Jさんが自分でできるまで待つ。

2. 衣服の前後・表裏に印をつける。

3. Jさんの着る順番に衣服を並べておく。

4. Jさんが着てから、間違いを訂正する。

5. Jさんが着られなくなると、そのたびに支援をする。

Jさんが着られなくなると、そのたびに支援をする。

110 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Jさん(36歳、男性)は、6歳の時、大学病院で精神(発達)遅滞の判定を受け、療育手帳(重度)が交付された。
両親はJさんに必要以上の世話をし、衣服の着脱も介助していた。しかし、両親が高齢になり家庭でJさんの介護が困難になったため、一週間前にJさんは障害者支援施設に入所した。言葉によるコミュニケーションは簡単な単語の理解ができる程度であり、生活全般に指示や見守りが必要である。たばこの吸殻を食べてしまう行為がみられ、吸殻を探して施設の近所まで出歩くなどの行動もみられた。対人関係をうまく築けないようで、なれない人たちの中に入ると、上肢を噛むなどの自傷行為が現れることも分かってきた。
日中にJさんが利用しているサービスとして、正しいものを1つ選びなさい。
詳細

1. 同行援護

2. 生活介護

3. 療養介護

4. 居宅介護

5. 短期入所

生活介護


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111 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Jさん(36歳、男性)は、6歳の時、大学病院で精神(発達)遅滞の判定を受け、療育手帳(重度)が交付された。
両親はJさんに必要以上の世話をし、衣服の着脱も介助していた。しかし、両親が高齢になり家庭でJさんの介護が困難になったため、一週間前にJさんは障害者支援施設に入所した。言葉によるコミュニケーションは簡単な単語の理解ができる程度であり、生活全般に指示や見守りが必要である。たばこの吸殻を食べてしまう行為がみられ、吸殻を探して施設の近所まで出歩くなどの行動もみられた。対人関係をうまく築けないようで、なれない人たちの中に入ると、上肢を噛むなどの自傷行為が現れることも分かってきた。
Jさんは、日中は空き缶つぶしなどの軽作業をしている。介護職が時間ごとに次の行動を支援すると、大きな混乱もなくできるようになり、施設での生活リズムが少しずつ身についてきた。そこで、介護職はJさんが他者と円滑な関係を作れるような支援を提案した。
この提案した内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 出歩かないように、活動範囲は居室に限定する。

2. 少人数のレクリエーションを行う。

3. 多くの入所者と共同作業を行う。

4. 自傷行為がみられた場合、向精神薬の服用を検討する。

5. 複雑な作業課題を日中活動として行う。

少人数のレクリエーションを行う。

112 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Kさん(65歳)は、夫(70歳)と二人暮らしをしていた。Kさんは骨粗鬆症(osteoporosis)と診断を受けていたが、最近、約束していたことを忘れるなどの記憶力の低下や人格の変化がみられるようになり、前頭側頭型認知症(Front Temporal Dementia)と診断され、要介護認定で要介護3となった。
 夫は体調を崩して、近所の病院に入院することになった。夫が介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談して、Kさんは、夫の入院する病院に併設されている施設に入所した。この施設は、看護、医学的管理の下に介護や機能訓練などを実施している。
Kさんは施設入所後、介護職の問いかけに返事をしなかったり、急に服を脱ぎ出すなどの行動を繰り返した。日常生活では、すべての動作に見守りと声かけが必要な状態であった。
Kさんが入所した施設として、次の中から正しいものを1つ選びなさい。
詳細

1. 小規模多機能型居宅介護

2. 介護老人福祉施設

3. 認知症対応型共同生活介護

4. 介護老人保健施設

5. 救護施設

介護老人保健施設

113 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Kさん(65歳)は、夫(70歳)と二人暮らしをしていた。Kさんは骨粗鬆症(osteoporosis)と診断を受けていたが、最近、約束していたことを忘れるなどの記憶力の低下や人格の変化がみられるようになり、前頭側頭型認知症(Front Temporal Dementia)と診断され、要介護認定で要介護3となった。
 夫は体調を崩して、近所の病院に入院することになった。夫が介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談して、Kさんは、夫の入院する病院に併設されている施設に入所した。この施設は、看護、医学的管理の下に介護や機能訓練などを実施している。
Kさんは施設入所後、介護職の問いかけに返事をしなかったり、急に服を脱ぎ出すなどの行動を繰り返した。日常生活では、すべての動作に見守りと声かけが必要な状態であった。
Kさんが自室で急に服を脱ぎだしたときの介護職の対応として、次の記述の中から最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 服を脱いでいる行動を止める。

2. 服を脱がないように説得する。

3. 服を脱ぐのは、恥ずかしいことだと伝える。

4. 落ち着くまで見守る。

5. 服を脱いでいる行動を無視する。

落ち着くまで見守る。

114 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Kさん(65歳)は、夫(70歳)と二人暮らしをしていた。Kさんは骨粗鬆症(osteoporosis)と診断を受けていたが、最近、約束していたことを忘れるなどの記憶力の低下や人格の変化がみられるようになり、前頭側頭型認知症(Front Temporal Dementia)と診断され、要介護認定で要介護3となった。
 夫は体調を崩して、近所の病院に入院することになった。夫が介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談して、Kさんは、夫の入院する病院に併設されている施設に入所した。この施設は、看護、医学的管理の下に介護や機能訓練などを実施している。
Kさんは施設入所後、介護職の問いかけに返事をしなかったり、急に服を脱ぎ出すなどの行動を繰り返した。日常生活では、すべての動作に見守りと声かけが必要な状態であった。
夫は体調が回復して退院した。その2日後、夫はしせつをたずねた。夫とKさんが廊下を歩いていると、Kさんは急にバランスを崩し、尻もちをついて転倒した。その時、手はつかなかった。
Kさんの状況から、最も骨折(fracture)しやすい部位として、適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 橈骨

2. 鎖骨

3. 上腕骨

4. 脊椎

5. 肩甲骨

脊椎

115 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Lさん(80歳)は、妻(75歳)と二人暮らしである。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)を起こし、左片麻痺が残った。時間をかければ、着脱や洗面など、身の回りのことができる。現在、要介護1で、週1回訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けている。妻は、70歳ころから軽い心不全(heart failure)がくり返し起きるため、屋内での生活が中心となっている。
Lさんは、自分でできることは自分でやりたいと思っているが、妻は夫の世話は自分の役割と思って、Lさんが自分でできることでも世話をしてしまう。
Lさんはお風呂が好きで、脳梗塞(cerebral infarction)を起こす前は、毎日、湯船につかっていた。しかし、自宅の浴槽の縁が浴室の床から遠く、妻の介助では、湯船につかることができないために、退院後はシャワーを使用していた。Lさんは「在宅生活を続けながら、週1回でも湯船につかりたい」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話している。
Lさんが起き上がって自分で上着を着ようとしていると、妻が介助して着せた。
それを見た訪問介護員(ホームヘルパー)の妻への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 「Lさんはできますよ、次から本人に任せてみましょう」

2. 「次からは、私がやりましょう」

3. 「Lさんに楽をさせないようにしましょう」

4. 「これからも服を着せてあげましょう」

5. 「まず、ご自分のことを心配しましょう」

「Lさんはできますよ、次から本人に任せてみましょう」


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116 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Lさん(80歳)は、妻(75歳)と二人暮らしである。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)を起こし、左片麻痺が残った。時間をかければ、着脱や洗面など、身の回りのことができる。現在、要介護1で、週1回訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けている。妻は、70歳ころから軽い心不全(heart failure)がくり返し起きるため、屋内での生活が中心となっている。
Lさんは、自分でできることは自分でやりたいと思っているが、妻は夫の世話は自分の役割と思って、Lさんが自分でできることでも世話をしてしまう。
Lさんはお風呂が好きで、脳梗塞(cerebral infarction)を起こす前は、毎日、湯船につかっていた。しかし、自宅の浴槽の縁が浴室の床から遠く、妻の介助では、湯船につかることができないために、退院後はシャワーを使用していた。Lさんは「在宅生活を続けながら、週1回でも湯船につかりたい」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話している。
妻は、訪問介護員(ホームヘルパー)に「おとといの朝、夫が咳をしていたので病院に行き診察を受けましたが、医師から、熱もないし検査結果も心配はないと言われました。念のためベッドに寝かせていますが、自分で寝返りはしています」と話した。
臥床を続けた場合に、最初に現れると予測される身体の状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 嚥下障害

2. 寝たきり状態

3. 筋力低下

4. 心不全(heart failure)

5. 褥瘡

筋力低下

117 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
Lさん(80歳)は、妻(75歳)と二人暮らしである。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)を起こし、左片麻痺が残った。時間をかければ、着脱や洗面など、身の回りのことができる。現在、要介護1で、週1回訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けている。妻は、70歳ころから軽い心不全(heart failure)がくり返し起きるため、屋内での生活が中心となっている。
Lさんは、自分でできることは自分でやりたいと思っているが、妻は夫の世話は自分の役割と思って、Lさんが自分でできることでも世話をしてしまう。
Lさんはお風呂が好きで、脳梗塞(cerebral infarction)を起こす前は、毎日、湯船につかっていた。しかし、自宅の浴槽の縁が浴室の床から遠く、妻の介助では、湯船につかることができないために、退院後はシャワーを使用していた。Lさんは「在宅生活を続けながら、週1回でも湯船につかりたい」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話している。
Lさんの「在宅生活を続けながら、週1回でも湯船につかりたい」という希望をかなえるための介護保険のサービスとして、次の中から最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 訪問リハビリテーション

2. 居宅療養管理指導

3. 訪問看護

4. 特定施設入居者生活介護

5. 通所介護

通所介護

118 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
M君(8歳.男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)と診断され、地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く、学校生活でも様々な手助けをしてくれている
母親は働いていて、小学校の授業が終わる時間にM君を迎えにいくことができない。そこで、放課後等デイサービスを利用しているが、母親は友人から、「学童保育には年齢制限があったけど、M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが、記憶が確かではなく心配になってきた。
最近、M君は歩行が不安定になってきており、母親は、M君が車いすを使用する時期になってきたのではないかと感じている。身体的な機能を考えると、できるだけ歩かせたいと思う一方、歩行を重視すれば、行動範囲が狭くなり、M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を、M君のガイドヘルパーをしているY介護職に、母親はときどき相談している。
母親はY介護職に「息子の利用している放課後等デイサービスは、通常はいつまで利用できるのか」尋ねた。
Y介護職の回答として、正しいものを1つ選びなさい。
詳細

1. 小学校3年生まで

2. 小学校卒業まで

3. 中学校卒業まで

4. 高等学校卒業まで

5. 大学卒業まで

高等学校卒業まで

119 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
M君(8歳.男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)と診断され、地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く、学校生活でも様々な手助けをしてくれている
母親は働いていて、小学校の授業が終わる時間にM君を迎えにいくことができない。そこで、放課後等デイサービスを利用しているが、母親は友人から、「学童保育には年齢制限があったけど、M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが、記憶が確かではなく心配になってきた。
最近、M君は歩行が不安定になってきており、母親は、M君が車いすを使用する時期になってきたのではないかと感じている。身体的な機能を考えると、できるだけ歩かせたいと思う一方、歩行を重視すれば、行動範囲が狭くなり、M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を、M君のガイドヘルパーをしているY介護職に、母親はときどき相談している。
M君のようなデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)の人が、車いすを使用するようになっても最後まで自立できるADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)として、正しいものを1つ選びなさい。
詳細

1. 食事動作

2. 入浴動作

3. 排泄動作

4. 更衣動作

5. 移乗動作

食事動作

120 介護福祉士国家試験(第26回)(平成26年度) 次の事例を読んで答えなさい。
〔事例〕
M君(8歳.男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)と診断され、地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く、学校生活でも様々な手助けをしてくれている
母親は働いていて、小学校の授業が終わる時間にM君を迎えにいくことができない。そこで、放課後等デイサービスを利用しているが、母親は友人から、「学童保育には年齢制限があったけど、M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが、記憶が確かではなく心配になってきた。
最近、M君は歩行が不安定になってきており、母親は、M君が車いすを使用する時期になってきたのではないかと感じている。身体的な機能を考えると、できるだけ歩かせたいと思う一方、歩行を重視すれば、行動範囲が狭くなり、M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を、M君のガイドヘルパーをしているY介護職に、母親はときどき相談している。
M君はやがて歩けなくなることが予想される。Y介護職は母親から「筋力をできるだけ保ちながら、今の活動範囲を維持するためには、今後どうしたらよいのでしょうか」と助言を求められた。
Y介護職の提案として、もっとも適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 自走式普通型車いすと電動普通型車いす2台の使い分け

2. 自走式普通車いすの利用

3. 手押し型車いすの利用

4. 電動普通車いすの利用

5. 歩行の継続

自走式普通車いすの利用


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