76 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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第1欄の記述は、生薬成分に関するものである。該当する生薬成分は第2欄のどれか。
第1欄
キク科のベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧縮して板状としたものを基原とする生薬であり、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。
日本薬局方収載のこの生薬成分を煎じて服用する製品は、冷え症及び血色不良に用いられる。
第2欄
1 ウイキョウ
2 オウヒ
3 オウレン
4 コウカ
5 セキサン
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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77 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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1~5で示される漢方処方製剤のうち、マオウが含まれないものはどれか。
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詳細
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1. 葛根湯
2. 小青竜湯
3. 五虎湯
4. 麦門冬湯
5. 薏苡仁湯
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麦門冬湯
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78 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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漢方処方製剤とその作用との関係の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 小建中湯 ― かぜの症状を緩和する。
b 芍薬甘草湯 ― 痛みを鎮める。
c 平胃散 ― 胃の不調を改善する。
d 抑肝散加陳皮半夏 ― 痰を出しやすくする。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 誤 正 正 誤
3. 誤 誤 正 正
4. 誤 誤 誤 正
5. 正 誤 誤 誤
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誤 正 正 誤
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79 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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第1欄の記述は、鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関するものである。該当する漢方処方製剤は第2欄のどれか。
第1欄
体力中等度で痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされるが、消化器系の副作用(食欲不振、胃部不快感等)が現れやすい等の理由で、胃腸が弱く下痢しやすい人には不向きとされる。
第2欄
1 香蘇散
2 柴胡加竜骨牡蛎湯
3 疎経活血湯
4 白虎加人参湯
5 麻杏甘石湯
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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80 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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三黄瀉心湯に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 本剤は、胃の不調を改善する目的で用いられる。
b 高血圧の患者は、本剤を使用できない。
c 本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。
d 本剤は、ダイオウを含むため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 誤 正 正 誤
3. 誤 誤 正 正
4. 誤 誤 誤 正
5. 正 誤 誤 誤
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誤 誤 正 正
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81 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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痔及び痔疾用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 痔は、肛門付近の血管が鬱血し、肛門に負担がかかることによって生じる肛門の病気の総称で、その主な病態としては、痔核、裂肛、痔瘻がある。
b 一般用医薬品の痔疾用薬には、肛門部又は直腸内に適用する外用薬(外用痔疾用薬)と内服して使用する内用薬(内用痔疾用薬)がある。
c 外用痔疾用薬は、痔核(いぼ痔)又は裂肛(切れ痔)による痛み、痒み、腫れ、出血等の緩和、患部の消毒を目的とする坐剤、軟膏剤(注入軟膏を含む。)又は外用液剤である。
d 外用痔疾用薬の坐剤及び注入軟膏は、成分が循環血流中に入ることはないため、痔疾用薬の成分と同種の作用を有する成分を含む内服薬の併用による影響はない。
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詳細
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1. 誤 誤 正 正
2. 正 誤 誤 正
3. 正 正 誤 誤
4. 正 正 正 誤
5. 誤 正 正 正
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正 正 正 誤
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82 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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1~5で示される生薬成分のうち、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とし、利尿作用のほかに、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられるものはどれか。
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詳細
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1. カゴソウ
2. ブクリョウ
3. モクツウ
4. ウワウルシ
5. ソウハクヒ
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ウワウルシ
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83 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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婦人薬の適用対象となる体質・症状及び婦人薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 更年期(閉経周辺期)においては、月経周期が不規則になるほか、不定愁訴として血の道症(臓器・組織の形態的異常がなく、抑鬱や寝つきが悪くなる、神経質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態)の症状が起こることがある。
b 女性ホルモン成分の長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性がある。
c 女性ホルモン成分は、妊婦又は妊娠していると思われる女性に対して安心して使用できる。
d 鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して、カヤツリグサ科のハマスゲの根茎を基原とする生薬であるトウキが配合される場合がある。
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詳細
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1. (a、b)
2. (b、c)
3. (c、d)
4. (a、d)
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(a、b)
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84 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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鼻炎用内服薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 鼻粘膜の炎症による腫れを和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウムが配合されている場合がある。
2. ケトチフェンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを促すことにより、ヒスタミンの働きを助ける作用を示す。
3. 鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、抗コリン成分のヨウ化イソプロパミドが配合されている場合がある。
4. 内服薬として摂取されたアドレナリン作動成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用する。
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ケトチフェンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを促すことにより、ヒスタミンの働きを助ける作用を示す。
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85 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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鼻炎用点鼻薬の配合成分とその配合目的との関係のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a クロモグリク酸ナトリウム - 鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止す る。
b ナファゾリン塩酸塩 - 鼻粘膜の充血や腫れを和らげる。
c リドカイン塩酸塩 - 鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑える。
d ベンゼトニウム塩化物 - 結核菌やウイルスを殺菌・不活化する。
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詳細
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1. (a、b)
2. (b、c)
3. (c、d)
4. (a、d)
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(b、c)
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86 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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点眼薬の使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 点眼の際に容器の先端が眼瞼(まぶた)や睫毛(まつげ)に触れると、雑菌が薬液に混入して汚染を生じる原因となるため、触れないように注意しながら1滴ずつ正確に点眼する。
b 人工涙液は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる。
c 点眼薬の使用によって、全身性の副作用が現れることはない。
d コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 正 誤 正
4. 正 誤 正 誤
5. 正 正 誤 正
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正 正 誤 正
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87 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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眼科用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを期待して配合される。
b スルファメトキサゾールナトリウムは、目の疲れを改善することを期待して配合される。
c アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して配合される。
d ホウ酸は、眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護する作用を期待して配合される。
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詳細
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1. (a、c)
2. (b、c)
3. (b、d)
4. (a、d)
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(a、c)
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88 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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第1欄の記述は、きず口等の殺菌消毒成分に関するものである。第1欄の記述に該当する成分として正しいものは第2欄のどれか。
第1欄
黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。比較的刺激性が低く、創傷患部にしみにくい。衣類等に付着すると黄色く着色し、脱色しにくくなることがある。
第2欄
1 オキシドール(過酸化水素水)
2 ベンザルコニウム塩化物
3 エタノール(消毒用エタノール)
4 ヨウ素系殺菌消毒成分
5 アクリノール
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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89 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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外皮用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ヘパリン類似物質には、血液凝固を抑える働きがあるため、出血しやすい人、出血が止まりにくい人、出血性血液疾患(血友病、血小板減少症等)の診断を受けた人では、使用を避ける必要がある。
b ステロイド性抗炎症成分が配合された一般用医薬品の外皮用薬を使用して症状が抑えられた場合には、長期間にわたって使用することが適切である。
c 紫外線により、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時も塗布部を衣服、サポーター等で覆い、紫外線に当たるのを避ける必要がある。
d きり傷、擦り傷等の創傷面の痛みや、あせも、虫さされ等による皮膚の痒みを和らげることを目的として、局所麻酔成分であるポリエチレンスルホン酸ナトリウムが配合されている場合がある。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 正 誤 正
4. 正 誤 正 誤
5. 正 正 誤 正
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正 誤 正 誤
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90 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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抗菌作用を示す成分及び抗真菌作用を示す成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. オキシコナゾール硝酸塩は、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
2. クロラムフェニコールは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える。
3. バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
4. ピロールニトリンは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
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バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
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91 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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歯痛・歯槽膿漏薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 外用の歯痛薬は、口腔内に食べ物のかすなどが残っている状態のままでは十分な効果が期待できず、口腔内を清浄にしてから使用することが重要である。
b 銅クロロフィリンナトリウムは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して配合される。
c クロルヘキシジングルコン酸塩は、歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として配合される。
d 歯槽膿漏薬は、歯肉等の患部に局所的に適用することを目的としているため、外用薬のみで内服薬はない。
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詳細
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1. 誤 誤 正 正
2. 正 誤 誤 正
3. 正 正 誤 誤
4. 正 正 正 誤
5. 誤 正 正 正
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正 正 正 誤
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92 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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一般用医薬品の禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 脳梗塞・脳出血等の急性期脳血管障害、重い心臓病等の基礎疾患がある人(3か月以内の心筋梗塞発作がある人、重い狭心症や不整脈と診断された人)では、禁煙補助剤の使用を避ける必要がある。
b 甲状腺機能障害の診断を受けた人では、禁煙補助剤を使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬を調剤した薬剤師に相談するなどの対応が必要である。
c 速やかな禁煙の達成のため、禁煙補助剤のうち咀嚼剤は、1度に2個以上使用する。
d 妊婦又は妊娠していると思われる女性は、禁煙補助剤を積極的に使用することが望ましい。
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詳細
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1. (a、b)
2. (a、c)
3. (b、d)
4. (c、d)
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(a、b)
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93 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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ビタミンD及びビタミンD主薬製剤に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。ただし、同じ記号の( )には、同じ字句が入る。
ビタミンDは、( a )での( b )吸収及び尿細管での( b )再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。ビタミンD主薬製剤は、骨歯の発育不良、( c )の予防、また妊娠・授乳期、発育期、老年期のビタミンDの補給に用いられる。
ビタミンDの過剰症としては、高( b )血症、異常石灰化が知られている。
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詳細
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1. a胃 bカルシウム cくる病
2. a胃 bマグネシウム c脚気
3. a腸管 bマグネシウム c脚気
4. a腸管 bカルシウム c脚気
5. a腸管 bカルシウム cくる病
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a腸管 bカルシウム cくる病
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94 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a グルクロノラクトンは、軟骨組織の主成分であり、軟骨成分を形成及び修復する働きがある。
b ハンピは、クロウメモドキ科のナツメの果実を基原とする生薬で、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高める。
c システインが主薬として配合された製剤は、しみ・そばかす・日焼けなどの色素沈着症、全身倦怠、二日酔い、にきび、湿疹、蕁麻疹、かぶれ等の症状の緩和に用いられる。
d ガンマ-オリザノールは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分である。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 誤 正 正 誤
3. 誤 誤 正 正
4. 誤 誤 誤 正
5. 正 誤 誤 誤
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誤 誤 正 正
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95 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 漢方処方製剤の使用により、間質性肺炎や肝機能障害のような重篤な副作用が起きることがある。
2. 漢方処方製剤の多くは、処方に基づく生薬混合物の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤等に加工して市販されているが、軟エキス剤、伝統的な煎剤用の刻み生薬の混合物、処方に基づいて調製された丸剤も存在する。
3. 一般用医薬品の効能効果において、漢方独自の病態認識で言う「肝陽上亢」は、「胃腸虚弱で」と表現される。
4. 一般の生活者が一般用医薬品として漢方薬を購入する際には、漢方処方製剤を使用しようとする人の「証」(体質及び症状)を理解し、その「証」にあった漢方処方を選択することが出来るよう、医薬品の販売等に従事する専門家が助言を行い、漢方処方製剤の適正使用を促していくことが重要である。
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一般用医薬品の効能効果において、漢方独自の病態認識で言う「肝陽上亢」は、「胃腸虚弱で」と表現される。
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96 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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第1欄の記述は、カンゾウ、マオウ及びダイオウを含む漢方処方製剤に関するものである。該当する漢方処方製剤は第2欄のどれか。
第1欄
体力が充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、肥満症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人、発汗傾向の著しい人では、激しい腹痛に伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
第2欄
1 十全大補湯
2 防風通聖散
3 大柴胡湯
4 清上防風湯
5 黄連解毒湯
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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97 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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生薬成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a サンザシは、バラ科のサンザシ又はオオミサンザシの偽果をそのまま、又は縦切若しくは横切したものを基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる。
b カッコンは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c ショウマは、セリ科のボウフウの根及び根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
d サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 誤 正
5. 正 誤 正 正
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正 正 誤 正
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98 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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消毒薬及び殺菌消毒成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩は、有機塩素系殺菌消毒成分であり、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられることが多い。
b イソプロパノールのウイルスに対する不活性効果は、エタノールよりも低い。
c 消毒薬が微生物を死滅させる仕組み及び効果は、殺菌消毒成分の種類、濃度、温度、時間、消毒対象物の汚染度によって異なるが、微生物の種類や状態の影響を受けない。
d 次亜塩素酸ナトリウムは、有機物の影響を受けやすいので、殺菌消毒の対象物を洗浄した後に使用した方が効果的である。
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詳細
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1. (a、c)
2. (b、c)
3. (b、d)
4. (a、d)
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(b、d)
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99 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫に関する記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 殺虫剤・忌避剤は人体に対する作用が緩和なため、すべて医薬部外品として製造販売されている。
2. 忌避剤は人体に直接使用され、蚊、ツツガムシ、ノミ等が人体に取り付いて吸血したり、病原細菌等を媒介するのを防止することに加え、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果もある。
3. ハエの幼虫(ウジ)は、人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えることがある。
4. ゴキブリは、日本紅斑熱や発疹チフス等の病原細菌であるリケッチア(リケッチアは人獣共通して感染する)を媒介する。
5.
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ハエの幼虫(ウジ)は、人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えることがある。
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100 |
登録販売者試験(令和3年度)(東海・北陸エリア) |
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一般用検査薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
b 生体から採取された検体には予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあるが、添付文書等にしたがって使用することで、擬陰性・擬陽性を完全に排除することが可能である。
c 尿糖・尿タンパク検査薬や妊娠検査薬では、採取した尿を放置すると、雑菌の繁殖等によって尿中の成分の分解が進み、検査結果に影響を与えるおそれがあるので、なるべく採尿後速やかに検査することが望ましい。
d 一般用検査薬には、悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患の診断を行えるものがある。
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詳細
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1. (a、b)
2. (a、c)
3. (b、d)
4. (c、d)
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(a、c)
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