登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
26 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 目、鼻、耳などの感覚器官に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 眼球は、頭蓋骨のくぼみ(眼窩)に収まっている球形の器官で、外側の正面前方付近は、黒色の角膜が覆い、その他の部分は強膜という乳白色の比較的丈夫な結合組織が覆っている。
イ 涙器は、涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなる。涙腺は下眼瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生する。
ウ 鼻腔上部の粘膜にある嗅細胞を、においの元となる物質が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へ伝えられる。
エ 外耳道にある耳垢腺や皮脂腺からの分泌物に、 埃や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢(耳あか)となる。
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1. 正 正 正 誤

2. 正 正 誤 正

3. 正 誤 誤 誤

4. 誤 正 誤 正

5. 誤 誤 正 正

誤 誤 正 正

27 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 外皮系に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 身体を覆う皮膚と、汗腺、皮脂腺、乳腺等の皮膚腺、爪や毛等の角質を総称して外皮系という。
イ 表皮の角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のリン脂質であるケラチンでできた板状の角質細胞と、タンパク質の一種であるセラミドを主成分とする細胞間脂質で構成されており、皮膚のバリア機能を担っている。
ウ メラニン色素は、真皮の最下層にあるメラニン産生細胞で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。
エ 皮下脂肪層は、外気の熱や寒さから体を守るとともに、衝撃から体を保護するほか、脂質としてエネルギー源を蓄える機能がある。
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1. ア、ウ

2. ア、エ

3. イ、ウ

4. イ、エ

ア、エ

28 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 骨格系に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 詳細

1. 骨は体の器官のうち最も硬い組織の一つであり、その基本構造は、骨質、骨膜、骨髄、関節軟骨の4組織からなる。

2. 骨には造血機能があり、骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化する。

3. 骨は生きた組織であり、身体の成長が停止するまで破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。

4. 骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなり、通常それらのカルシウムが骨から溶け出す量とカルシウムが骨に沈着する量はほぼ同量であり、一定の骨密度が保たれる。

骨は生きた組織であり、身体の成長が停止するまで破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。

29 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 副交感神経系が交感神経系より活発に働いたときの効果器とその反応の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 心臓     ー 心拍数減少
イ 目      ー 瞳孔収縮
ウ 胃      ー 胃液分泌亢進
エ 気管、気管支 ー 拡張
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1. 正 正 正 誤

2. 正 正 誤 正

3. 正 誤 誤 誤

4. 誤 正 誤 正

5. 誤 誤 正 正

正 正 正 誤

30 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 医薬品の有効成分の吸収に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア カプセル剤は、消化管で吸収される前に、カプセルが消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、特殊な製剤を除き、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。
イ 全身作用を目的としない内服薬は、本来、有効成分が消化管から吸収されることによって薬効を発揮するわけではなく、有効成分はそのまま糞便中に排泄されることとなるが、中には消化管内を通過する間に結果的に吸収されてしまうものがある。
ウ 坐剤は、肛門から医薬品を挿入することにより、小腸内で溶解され、小腸内壁の粘膜から有効成分が吸収されるものである。
エ 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合、有効成分が浸透する量は、皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける。
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1. ア、ウ

2. ア、エ

3. イ、ウ

4. イ、エ

イ、エ


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31 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 薬物の代謝、排泄に関する以下の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の(  )内には同じ字句が入ります。

 経口投与後、消化管で吸収され、血液中へ移行した有効成分は、( ア )という血管から肝臓に運ばれる。その後、吸収された有効成分は、まず肝臓に存在する酵素の働きにより( イ )されることになる。したがって、全身循環に移行する有効成分の量は、消化管で吸収された量よりも少なくなる。循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で( ウ )と結合して複合体を形成しており、( イ )や分布が制限される。
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1. ア:門脈    イ:排泄  ウ:脂質

2. ア:門脈    イ:代謝  ウ:血漿タンパク質

3. ア:門脈    イ:代謝  ウ:コレステロール

4. ア:毛細血管  イ:排泄  ウ:脂質

5. ア:毛細血管  イ:代謝  ウ:血漿タンパク質

ア:門脈    イ:代謝  ウ:血漿タンパク質

32 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 医薬品の剤形と使用方法に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 詳細

1. カプセルの原材料として広く用いられているゼラチンは、ブタなどのタンパク質を主成分としており、口の中の唾液でカプセル内に充填された散剤などが溶け出ることがないため、水なしで服用してもよい。

2. 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、固形物を飲み込むことが困難な高齢者や乳幼児、水分摂取が制限されている場合でも、口の中で溶かした後に、唾液と一緒に容易に飲み込むことができる。

3. 錠剤は、例外的な場合を除いて、口の中で噛み砕いて服用してはならない。特に腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているものの場合は、厳に慎まなければならない。

4. 散剤は、錠剤を飲み込むことが困難な人にとっては錠剤よりも服用しやすいが、口の中に広がって歯の間に挟まったり、苦味や渋味を強く感じたりする場合がある。

カプセルの原材料として広く用いられているゼラチンは、ブタなどのタンパク質を主成分としており、口の中の唾液でカプセル内に充填された散剤などが溶け出ることがないため、水なしで服用してもよい。

33 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア ショック(アナフィラキシー)は、一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、致命的な転帰をたどることがある。
イ 両眼に現れる急性緑内障発作は、皮膚や粘膜の変化と同時期又は半日から一日程度先行して生じることが知られており、そのような症状が現れたときは、中毒性表皮壊死融解症を疑うことが重要である。
ウ 軽度の肝障害の場合、自覚症状がないため、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で初めて判明することが多い。
エ ステロイド性抗炎症薬や抗癌薬の使用が原因で、血液中の白血球(好中球)が減少し、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力が弱くなることで、突然の高熱、悪寒、喉の痛み、口内炎、倦怠感等の症状を呈することがある。
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1. 正 正 誤 誤

2. 正 誤 正 正

3. 正 誤 正 誤

4. 誤 正 正 誤

5. 誤 誤 誤 正

正 誤 正 正

34 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 精神神経系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 無菌性髄膜炎は、原因の大部分がウイルスであると考えられているが、腸炎ビブリオ感染症やライム病、医薬品の副作用等によって生じることもある。
イ 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感、不安定感等の症状が現れることがあるため、これらの症状が現れた際には、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受ける等の対応が必要である。
ウ 眠気は比較的軽視されがちな副作用であるが、乗り物や危険な機械類の運転操作中に眠気を生じると重大な事故につながる可能性が高いので、眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、そのような作業に従事しないよう十分注意することが必要である。
エ 全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患があり、それに関連した医薬品を服用している人は、医薬品の副作用による無菌性髄膜炎の発症リスクが高い。
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1. 正 正 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 正 誤 正 誤

4. 誤 正 正 正

5. 誤 誤 誤 正

誤 正 正 正

35 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 消化器系及び呼吸器系に現れる副作用とその説明の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 消化性潰瘍   ー 胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その傷が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。
イ イレウス様症状 ー 腸内容物の通過が阻害された状態をいい、悪化すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈することがある。
ウ 間質性肺炎   ー 肺胞と肺胞腔の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十分取り込むことができず、息切れ等の呼吸症状を呈することがある。
エ 喘息      ー 原因となる医薬品の使用後、短時間のうちに鼻水・鼻づまりが現れて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じる。
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1. 正 正 正 誤

2. 正 正 誤 正

3. 正 誤 誤 誤

4. 誤 正 誤 正

5. 誤 誤 正 正

正 正 誤 正


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36 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 循環器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 詳細

1. 心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすい。

2. 鬱血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肝臓に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。

3. 高血圧や心臓病等、循環器系疾患の診断を受けている人は、心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性が高い医薬品を使用してはならない。

4. 循環器系に現れる副作用に関する使用上の注意に留意して医薬品を適正に使用した場合であっても、動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてりを生じることがある。

鬱血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肝臓に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。

37 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 泌尿器系に現れる副作用に関する以下の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

 ( ア )の機能を抑制する作用がある医薬品を使用すると、( イ )の収縮が抑制され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。これが進行すると、尿意があるのに尿が全く出なくなったり(尿閉)、下腹部が膨満して激しい痛みを感じたりするようになる。これらの症状は前立腺肥大等の基礎疾患がない人でも現れることが知られており、男性に限らず女性においても報告されている。
詳細

1. ア:交感神経系   イ:膀胱の排尿筋

2. ア:交感神経系   イ:尿道の括約筋

3. ア:副交感神経系  イ:膀胱の排尿筋

4. ア:副交感神経系  イ:尿道の括約筋

5. ア:体性神経系   イ:膀胱の排尿筋

ア:副交感神経系  イ:膀胱の排尿筋

38 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 感覚器系に現れる副作用について、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア コリン作動薬によって眼圧が上昇し(急性緑内障発作)、眼痛や眼の充血に加え、急激な視力低下を来すことがある。特に緑内障がある人では厳重な注意が必要である。
イ 眼圧の上昇に伴って、頭痛や吐きけ・ 嘔吐等の症状が現れることがある。
ウ 医薬品によっては、瞳の縮小(縮瞳)による異常な 眩しさや目のかすみ等の副作用が現れることがあるので、この副作用を生じる可能性のある成分が配合された医薬品を使用した後は、乗り物や機械類の運転操作は避けなければならない。
エ 高眼圧を長時間放置すると、視神経が損傷して不可逆的な視覚障害(視野欠損や失明)に至るおそれがあるため、速やかに眼科専門医の診療を受ける必要がある。
詳細

1. ア、イ

2. ア、ウ

3. イ、エ

4. ウ、エ

イ、エ

39 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 皮膚炎に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 同じ医薬品が触れても接触皮膚炎を発症するか否かはその人の体質によって異なり、発症するまでの時間も様々である。
イ アレルギー性皮膚炎の発症部位は、医薬品の接触部位に限定されない。
ウ 接触皮膚炎は、適切な処置を行えば、通常は1週間程度で症状は治まり、再び同じ医薬品に触れても再発することはない。
エ 光線過敏症の発症部位は、医薬品の接触部位だけでなく、全身へ広がる場合がある。
詳細

1. 正 正 正 誤

2. 正 正 誤 正

3. 正 誤 正 誤

4. 誤 正 誤 誤

5. 誤 誤 正 正

正 正 誤 正

40 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 薬疹に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 詳細

1. 薬疹は、医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹や発赤等の皮膚症状を呈する場合をいうが、皮膚以外に、眼の充血や口唇・口腔粘膜に異常が見られることもある。

2. 発熱を伴って眼や口腔粘膜に異常が現れた場合は、急速に皮膚粘膜眼症候群や、中毒性表皮壊死融解症等の重篤な病態へ進行することがあるので、厳重な注意が必要である。

3. 薬疹はアレルギー体質の人や以前に薬疹を起こしたことがある人で生じやすいが、それまで薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。

4. 痒み等の症状に対して、一般の生活者が自己判断で痒みの原因と思われる医薬品の使用を中止することは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避けるべきである。

痒み等の症状に対して、一般の生活者が自己判断で痒みの原因と思われる医薬品の使用を中止することは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避けるべきである。


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41 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 医薬品医療機器等法第1条の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の(  )内には同じ字句が入ります。

 この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び( ア )の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による( イ )上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な( ウ )を行うとともに、指定薬物の( ウ )に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び( ア )の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、( イ )の向上を図ることを目的とする。
詳細

1. ア:再生医療等製品  イ:保健衛生  ウ:監視

2. ア:再生医療等製品  イ:公衆衛生  ウ:規制

3. ア:生物由来製品   イ:公衆衛生  ウ:監視

4. ア:生物由来製品   イ:保健衛生  ウ:監視

5. ア:再生医療等製品  イ:保健衛生  ウ:規制

ア:再生医療等製品  イ:保健衛生  ウ:規制

42 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 医薬品の定義と範囲に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 日本薬局方に収められている物は全て医薬品に該当する。
イ 人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされる医療用品は医薬品に該当する。
ウ 人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具でないものは全て医薬品に該当する。
エ 「やせ薬」を標榜した健康食品は、医薬品に該当する。
詳細

1. ア、イ

2. ア、エ

3. イ、ウ

4. ウ、エ

ア、エ

43 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 登録販売者の行政手続に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 販売従事登録を受けようとする者は、販売従事登録の申請書を医薬品の販売又は授与に従事する薬局又は医薬品の販売業の店舗の所在地の都道府県知事(配置販売業にあっては、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県の知事。)に提出しなければならない。
イ 2以上の都道府県において販売従事登録を受けようと申請した者は、当該申請を行った都道府県知事のうちいずれかの都道府県知事の登録のみを受けることができる。
ウ 登録販売者は、都道府県に備えられている登録販売者名簿の登録事項に変更が生じたときは、50日以内にその旨を届けなければならない。
エ 登録販売者は、一般用医薬品の販売又は授与に従事しようとしなくなったときは、自動的に登録販売者名簿から消除されるため、手続きの必要はない。
詳細

1. 正 正 正 正

2. 正 正 誤 誤

3. 正 誤 正 正

4. 誤 正 正 誤

5. 誤 誤 誤 正

正 正 誤 誤

44 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 一般用医薬品及び要指導医薬品に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 一般用医薬品は、「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであつて、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)」と規定されている。
イ 要指導医薬品には、人体に直接使用されない検査薬であって、血液を検体とするものなど検体の採取に身体への直接のリスクを伴うものがある。
ウ 一般用医薬品及び要指導医薬品は、あらかじめ定められた用量に基づき、適正使用することによって効果を期待するものである。
エ 一般用医薬品及び要指導医薬品の効能効果の表現は、通常、診断疾患名(胃炎、胃・十二指腸潰瘍等)で示されている。
詳細

1. ア、ウ

2. ア、エ

3. イ、ウ

4. イ、エ

ア、ウ

45 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 毒薬及び劇薬に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。 詳細

1. 要指導医薬品及び一般用医薬品で毒薬又は劇薬に該当するものはない。

2. 業務上劇薬を取り扱う者は、劇薬を他の物と区別して貯蔵、陳列しなければならず、貯蔵、陳列する場所については、必ずかぎを施さなければならない。

3. 劇薬は、それを収める直接の容器又は被包に白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。

4. 毒薬又は劇薬を、18歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。

劇薬は、それを収める直接の容器又は被包に白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。


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46 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 一般用医薬品のリスク区分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 詳細

1. 一般用医薬品のリスク区分は、一般用医薬品の成分又はその使用目的等に着目して製造販売を行う製薬企業が決定する。

2. 第二類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を「指定第二類医薬品」としている。

3. 第一類医薬品、第二類医薬品又は第三類医薬品への分類については、安全性に関する新たな知見や副作用の発生状況等を踏まえ、適宜見直しが図られている。

4. 第三類医薬品に分類されている医薬品について、日常生活に支障をきたす程度の副作用を生じるおそれがあることが明らかとなった場合には、第一類医薬品又は第二類医薬品に分類が変更されることがある。

一般用医薬品のリスク区分は、一般用医薬品の成分又はその使用目的等に着目して製造販売を行う製薬企業が決定する。

47 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 以下の事項のうち、医薬品の直接の容器又は被包に記載されていなければならないものの組み合わせとして正しいものを下から一つ選びなさい。

ア 配置販売品目の一般用医薬品にあっては、「店舗専用」の文字
イ 製造番号又は製造記号
ウ 製造業者の氏名又は名称及び住所
エ 適切な保存条件の下で3年を超えて性状及び品質が安定でない医薬品等、厚生労働大臣の指定する医薬品における使用の期限
詳細

1. ア、イ

2. ア、ウ

3. イ、エ

4. ウ、エ

イ、エ

48 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 医薬部外品に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 詳細

1. 効能効果があらかじめ定められた範囲内でなくても、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であれば、医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。

2. 吐き気その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止の目的のために使用される物であって機械器具等でないものは医薬部外品に該当する。

3. 業として製造販売する場合には、製造販売業の許可が必要であるが、販売については、医薬品のような販売業の許可は必要ない。

4. 指定医薬部外品は、用法用量や使用上の注意を守り適正に使用することが他の医薬部外品と比べて重要であるため、実際に製品を使用する際に必要な注意が促されるよう、各製品の容器や包装に識別表示がなされている。

効能効果があらかじめ定められた範囲内でなくても、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であれば、医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。

49 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 以下のマークが表示されている食品として、正しいものを下から一つ選びなさい。 詳細

1. 特定保健用食品

2. 特別用途食品

3. 栄養機能食品

4. 機能性表示食品

5. いわゆる健康食品

特別用途食品

50 登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) 保健機能食品等の食品に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 特別用途食品は、乳児、幼児、妊産婦又は病者の発育又は健康の保持若しくは回復の用に供することが適当な旨を記載し、かつ、用途を限定したもので、健康増進法に基づく許可又は承認を受けた食品である。
イ 栄養機能食品として栄養成分の機能表示を行う場合は、消費者庁長官の許可を要する。
ウ 「条件付き特定保健用食品」は、特定保健用食品の許可の際に必要とされる有効性の科学的根拠のレベルに達しないものの、一定の有効性が確認されるもので、限定的な科学的根拠である旨の表示をすることを条件として許可されている食品である。
エ 機能性表示食品は、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示し、販売後に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られた食品である。
詳細

1. ア、ウ

2. ア、エ

3. イ、ウ

4. イ、エ

ア、ウ


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