76 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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瀉下薬に関する以下の記述のうち、正しいものを下から一つ選びなさい。
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詳細
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1. ヒマシ油は、ヒマシを圧搾して得られた油を用いた生薬で、大腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、大腸を刺激することで瀉下作用をもたらす。
2. センナが配合された瀉下薬は、流産・早産を誘発するおそれがあるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきである。
3. ダイオウは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくすることによる瀉下作用を目的として配合される。
4. ジオクチルソジウムスルホサクシネートは、胃や小腸では分解されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解されて、大腸への刺激作用を示すようになる。
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センナが配合された瀉下薬は、流産・早産を誘発するおそれがあるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきである。
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77 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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強心薬に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、センソが配合された内服固形製剤は、口の中で噛み砕くと舌等が麻痺することがあるため、噛まずに服用することとされている。
2. センソは、有効域が比較的狭い成分であるが、通常用量であれば悪心、嘔吐の副作用が現れることはない。
3. ロクジョウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用がある。
4. ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧低下、興奮を静める作用がある。
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センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、センソが配合された内服固形製剤は、口の中で噛み砕くと舌等が麻痺することがあるため、噛まずに服用することとされている。
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78 |
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高コレステロール改善薬及び脂質異常症に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成する。
イ パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を下げて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用がある。
ウ ビタミンB2は、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害の緩和を目的として用いられる。
エ 大豆油不鹸化物は、腸管でコレステロールの吸収を抑える作用がある。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 誤
3. 正 誤 誤 正
4. 誤 正 誤 正
5. 誤 誤 正 誤
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正 誤 誤 正
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79 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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貧血及び貧血用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬を服用することは、適当である。
イ 鉄分の摂取不足が生じると、初期に血清鉄やヘモグロビン量が減少し、ただちに貧血の症状が現れる。
ウ マンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸マンガンが配合されている。
エ 貧血用薬を服用する前後30分にタンニン酸を含む飲食物を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が促進される。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 正 誤 正
4. 誤 誤 正 誤
5. 誤 誤 誤 誤
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誤 誤 誤 誤
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80 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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以下の記述にあてはまる内用痔疾用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。
体力中等度以下で冷え症で、出血傾向があり胃腸障害のないものの痔出血、貧血、月経異常・不正出血、皮下出血に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
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詳細
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1. 竜胆瀉肝湯
2. 八味地黄丸
3. 乙字湯
4. 芎帰膠艾湯
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芎帰膠艾湯
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81 |
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婦人薬とその適用対象となる体質・症状等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 更年期における血の道症の症状とは、臓器・組織の形態的異常があり、抑鬱や寝つきが悪くなる、神経質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態のことである。
イ 血の道症は、流産、人工妊娠中絶、避妊手術などが原因で起こることもあり、年齢的に必ずしも更年期に限らない。
ウ 婦人薬は、月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な諸症状の緩和と、保健を主たる目的とする医薬品である。
エ 女性ホルモン成分であるエチニルエストラジオールは、長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性がある。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 誤
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 正 正
5. 誤 誤 誤 正
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誤 正 正 正
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82 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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婦人薬として使用される加味逍遙散に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
( ア )でのぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症に適すとされるが、胃腸の弱い人では悪心(吐きけ)、嘔吐、胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。構成生薬として( イ )を含む。
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詳細
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1. ア :体力中等度以下 イ:カンゾウ
2. ア :体力中等度以下 イ:マオウ
3. ア :体力中等度以下 イ:ダイオウ
4. ア :体力中等度以上 イ:カンゾウ
5. ア :体力中等度以上 イ:ダイオウ
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ア :体力中等度以下 イ:カンゾウ
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83 |
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婦人薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 鎮痛・鎮痙の作用を期待して、サンソウニンが配合されている場合がある。
イ 胃腸症状に対する効果を期待して、オウレン、ソウジュツが配合されている場合がある。
ウ 抗炎症作用を期待して、センキュウが配合されている場合がある。
エ 血行を促進する作用を目的として、ビタミンEが配合されている場合がある。
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詳細
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1. ア、イ
2. ア、ウ
3. イ、エ
4. ウ、エ
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イ、エ
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84 |
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アレルギーの症状及びアレルギー用薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 蕁麻疹は、アレルゲンとの接触以外に、皮膚への物理的な刺激等によってヒスタミンが肥満細胞から遊離して生じるものが知られている。
2. 食品が傷むとヒスタミンに類似した物質が生成することがあり、そうした食品を摂取することによって生じる蕁麻疹もある。
3. 内服アレルギー用薬は、蕁麻疹や湿疹、かぶれ及びそれらに伴う皮膚の痒み又は鼻炎に用いられる内服薬の総称である。
4. 鼻炎用内服薬は、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる成分(アドレナリン作動成分)や鼻汁分泌やくしゃみを抑える成分(コリン作動成分)等を組み合わせて配合されたものである。
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鼻炎用内服薬は、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる成分(アドレナリン作動成分)や鼻汁分泌やくしゃみを抑える成分(コリン作動成分)等を組み合わせて配合されたものである。
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85 |
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内服アレルギー用薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア メチルエフェドリン塩酸塩は、依存性がある成分であり、長期間にわたって連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。
イ プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
ウ 皮膚や粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンを補給することを目的として、パンテノールやアゼラスチンが配合されている場合がある。
エ 皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として、トラネキサム酸やジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されている場合がある。
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詳細
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1. ア、イ
2. ア、ウ
3. イ、エ
4. ウ、エ
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ア、イ
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86 |
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以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。
体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱い人では不向きとされる。
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詳細
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1. 茵蔯蒿湯
2. 当帰飲子
3. 荊芥連翹湯
4. 葛根湯加川芎辛夷
5. 十味敗毒湯
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十味敗毒湯
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87 |
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急性鼻炎及び鼻に用いる薬に関する以下の記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 花粉症による鼻炎は、アレルギー性鼻炎の一つである。
2. スプレー式鼻炎用点鼻薬は、使用前に鼻をよくかんでおき、使用後には鼻に接した部分を清潔なティッシュペーパー等で拭き、必ずキャップを閉めた状態で保管し清潔に保っておく必要がある。
3. グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の過敏性や痛み及び痒みを抑えることを目的として配合されている場合がある。
4. クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効であり、アレルギーによる症状か他の原因による症状かはっきりしない人では、使用する前にその適否につき、専門家に相談する等、慎重な考慮がなされるべきである。
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グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の過敏性や痛み及び痒みを抑えることを目的として配合されている場合がある。
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88 |
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眼科用薬及び点眼方法に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 点眼薬は、結膜嚢に適用するものであるため、通常、無菌的に製造される。
イ 点眼薬は、一度に何滴も点眼することでより効果を得られやすい。
ウ 点眼薬のうち1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない製品では、ソフトコンタクトレンズ装着時にも使用できるものがある。
エ 眼科用薬においても、全身性の副作用として、皮膚の発疹、発赤、痒みが現れることがある。
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詳細
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1. 正 正 誤 正
2. 正 誤 正 正
3. 正 誤 誤 誤
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 正 正
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正 誤 正 正
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89 |
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眼科用薬の配合成分とその目的とする作用に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア リゾチーム塩酸塩 ― 抗炎症作用
イ アラントイン ― 抗菌作用
ウ ホウ酸 ― 結膜嚢の洗浄・消毒
エ コンドロイチン硫酸ナトリウム ― 組織修復
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 誤 正
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正 誤 正 誤
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90 |
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皮膚に用いる薬及び殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 火傷(熱傷)や化膿した創傷面の消毒、口腔内の殺菌・消毒を目的とする製品は、医薬部外品のみ製造販売が認められている。
イ オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類、真菌類、結核菌、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。
ウ ヨードチンキは、化膿している部位ではかえって症状を悪化させるおそれがある。
エ クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
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詳細
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1. ア、イ
2. ア、エ
3. イ、ウ
4. ウ、エ
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ウ、エ
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91 |
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皮膚に用いる薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中0.025mgを超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要がある。
イ ブフェキサマクの末梢組織(患部局所)におけるプロスタグランジンの産生を抑える作用については必ずしも明らかにされておらず、炎症を生じた組織に働いて、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示すと言われている。
ウ インドメタシンには、殺菌作用があり、皮膚感染症に対して効果がある。
エ 非ステロイド性抗炎症成分のケトプロフェンは、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、使用を避けるべきである。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 正 誤 誤 正
3. 誤 正 正 正
4. 誤 正 誤 正
5. 誤 誤 正 誤
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正 誤 誤 正
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92 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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みずむし及び抗真菌作用を有する配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア みずむしは、皮膚糸状菌という真菌類の一種が皮膚に寄生することによって起こる深在性真菌感染症である。
イ 白癬患部が化膿している場合には、抗菌成分を含んだ外用剤を使用する等、抗真菌薬は、化膿が治まってから使用することが望ましい。
ウ 生薬成分であるモクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスは、皮膚糸状菌の増殖を抑える作用を期待して用いられる。
エ イミダゾール系抗真菌成分には、主にオキシコナゾール硝酸塩、ビホナゾール、テルビナフィン塩酸塩が含まれる。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 誤 誤
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 正 正
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誤 正 正 誤
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93 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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皮膚に用いる薬の配合成分とその作用に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。
イオウは、皮膚の角質層の( ア )作用を目的として配合される。併せて抗菌、抗真菌作用を期待され、( イ )に配合されている場合もある。
また、( ア )薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品については、( ウ )(うおのめ・たこ用剤)として製造販売されている。
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詳細
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1. ア:水分保持 イ :毛髪用薬 ウ:医薬品
2. ア:水分保持 イ :にきび用薬 ウ:医薬部外品
3. ア:角質軟化 イ :にきび用薬 ウ:医薬品
4. ア:角質軟化 イ :毛髪用薬 ウ:医薬部外品
5. ア:角質軟化 イ :にきび用薬 ウ:医薬部外品
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ア:角質軟化 イ :にきび用薬 ウ:医薬部外品
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94 |
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毛髪用薬及び頭皮・毛根に作用する配合成分に関する以下の記述について、誤っているものを下から一つ選びなさい。
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詳細
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1. 「壮年性脱毛症」や「円形脱毛症」等の疾患名を掲げた効能・効果は医薬品においてのみ認められる。
2. 脱毛は男性ホルモンの働きが過剰であることも一因とされているため、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して女性ホルモン成分が配合されている場合がある。
3. カシュウはヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
4. カルプロニウム塩化物は、アセチルコリンと異なり、コリンエステラーゼによる分解を受けにくく、作用が持続するとされている。
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カシュウはヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
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登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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口の中の疾患やそれに用いる薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 歯槽膿漏薬は、歯肉炎、歯槽膿漏の諸症状、歯痛の緩和を目的とする医薬品である。
イ 口内炎や舌炎は、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。
ウ アスコルビン酸は、コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して配合される場合がある。
エ 歯痛の際に、冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル等の冷感刺激成分が配合されていることがある。
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詳細
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1. 正 正 誤 正
2. 正 誤 正 誤
3. 誤 正 正 正
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 誤 正
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誤 正 正 正
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96 |
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滋養強壮保健薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア ビタミン成分に関して、1 日最大量が既定値を超えるものは、医薬品としてのみ認められている。
イ 滋養強壮保健薬の効能効果として、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給がある。
ウ ビタミン成分は、多く摂取すればするほど症状の改善が早まるものである。
エ ニンジン、ジオウが既定値以下に配合されている生薬主薬保健薬については、虚弱体質、肉体疲労における滋養強壮の効能が認められている。
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詳細
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1. ア、イ
2. ア、エ
3. イ、ウ
4. ウ、エ
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ア、イ
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97 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。
体力虚弱なものの病後・術後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血に適すとされるが、胃腸の弱い人では、胃部不快感の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。
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詳細
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1. 黄連解毒湯
2. 防已黄耆湯
3. 十全大補湯
4. 桂枝茯苓丸
5. 大柴胡湯
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十全大補湯
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98 |
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衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 忌避剤は人体に直接使用されるが、蚊、ツツガムシ等が人体に取り付いて吸血したり、病原細菌等を媒介するのを防止するものであり、虫さされによる 痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。
イ 燻蒸剤は殺虫成分を基剤に混ぜて整形し、加熱したとき又は常温で徐々に揮散するようにしたものである。
ウ 有機リン系殺虫成分は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害する作用を持つ。
エ ヒョウヒダニ類は、通常は他のダニや昆虫の体液を吸って生きているが、大量発生したときにはヒトが刺されることがある。刺されるとその部位が赤く腫れて痒みを生じる。
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詳細
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1. ア、イ
2. ア、ウ
3. イ、エ
4. ウ、エ
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ア、ウ
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99 |
登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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一般用検査薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されることのないものを体外診断用医薬品という。
イ 一般用検査薬を販売する際には、専門的知識を必要としないため購入者の相談に応じる必要はない。
ウ 検体中に対象とする生体物質が存在していないにもかかわらず、検査対象外の物質と非特異的な反応が起こって検査結果が陽性になった場合を擬陽性という。
エ 正しい方法で検体の採取を行い、一般用検査薬を正しく使用すれば、擬陰性・擬陽性を完全に排除することができる。
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詳細
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1. ア、イ
2. ア、ウ
3. イ、エ
4. ウ、エ
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ア、ウ
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登録販売者試験(令和3年度)(九州・沖縄エリア) |
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妊娠及び妊娠検査薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 妊娠初期(妊娠12週まで)は、胎児の脳や内臓などの諸器官が形づくられる重要な時期であり、母体が摂取した物質の影響を受けやすい時期である。
2. 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね 1 週目以降の検査が推奨されている。
3. 妊娠検査薬の検体は、早朝尿(起床直後の尿)が適しているが、尿が濃すぎると、かえって正確な結果が得られないことがある。
4. 高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、擬陰性を示すことがある。
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高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、擬陰性を示すことがある。
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