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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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六つのタプルから成る関係Rの単一の属性間において成立する全ての関数従属性を挙げたものはどれか。ここで,X→Yは,XがYを関数的に決定することを表す。
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詳細
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1. A→B
2. A→C,C→A
3. A→B,A→C,C→A,C→B
4. A→B,A→C,B→C,C→A,C→B
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A→B,A→C,C→A,C→B
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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顧客は一般に複数の銀行に預金するものとして,顧客と銀行の関連を,E-R図で次のように表現する。このモデルを関係データベース上に"銀行"表,"口座"表,"顧客"表として実装する場合の記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. "銀行"表から"口座"表への対応関係は多対1である。
2. "銀行"表中に参照制約を課した外部キーがある。
3. "口座"表から"顧客"表への対応関係は1対多である。
4. "口座"表には二つ以上の外部キーがある。
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"口座"表には二つ以上の外部キーがある。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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R表に,(A,B)の2列で一意にする制約(UNIQUE制約)が定義されているとき,R表に対するSQL文のうち,この制約に違反するものはどれか。ここで,R表には主キーの定義がなく,また,全ての列は値が決まっていない場合(NULL)もあるものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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データウェアハウスに業務データを取り込むとき,データを抽出して加工し,データベースに書き出すツールはどれか。
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詳細
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1. ETLツール
2. OLAPツール
3. データマイニングツール
4. 統計ツール
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ETLツール
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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CSMA/CD方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 衝突発生時の再送動作によって,衝突の頻度が増すとスループットが下がる。
2. 送信要求の発生したステーションは,共通伝送路の搬送波を検出してからデータを送信するので,データ送出後の衝突は発生しない。
3. ハブによって複数のステーションが分岐接続されている構成では,衝突の検出ができないので,この方式は使用できない。
4. フレームとしては任意長のビットが直列に送出されるので,フレーム長がオクテットの整数倍である必要はない。
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衝突発生時の再送動作によって,衝突の頻度が増すとスループットが下がる。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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伝送速度64kビット/秒の回線を使ってデータを連続送信したとき,平均して100秒に1回の1ビット誤りが発生した。この回線のビット誤り率は幾らか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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32 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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JavaScriptなどのスクリプト言語を使って,Webブラウザに組み込まれているサーバとの非同期通信機能を利用する技術であり,地図の高速なスクロールや,キーボード入力に合わせた検索候補の逐次表示などを実現するものはどれか。
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詳細
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1. Ajax
2. CSS
3. DOM
4. SAX
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Ajax
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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SSLによるクライアントとWebサーバ間の通信手順(1)~(5)において,a,bに入る適切な組合せはどれか。ここで,記述した手順は,一部簡略化している。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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34 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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W3Cで仕様が定義され,矩形や円,直線,文字列などの図形オブジェクトをXML形式で記述し,Webページでの図形描画にも使うことができる画像フォーマットはどれか。
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詳細
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1. OpenGL
2. PNG
3. SVG
4. TIFF
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SVG
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35 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ルータ,PBX,VoIPゲートウェイ,VoIPゲートキーパを図の①~④に配置して内線用のアナログ電話機とIP電話機を混在させる場合,VoIPゲートウェイを配置する場所はどこか。
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詳細
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1. ①
2. ②
3. ③
4. ④
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②
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36 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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シングルサインオンの説明のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. クッキーを使ったシングルサインオンの場合,サーバごとの認証情報を含んだクッキーをクライアントで生成し,各サーバ上で保存,管理する。
2. クッキーを使ったシングルサインオンの場合,認証対象のサーバを,異なるインターネットドメインに配置する必要がある。
3. リバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,認証対象のWebサーバを,異なるインターネットドメインに配置する必要がある。
4. リバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,利用者認証においてパスワードの代わりにディジタル証明書を用いることができる。
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リバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,利用者認証においてパスワードの代わりにディジタル証明書を用いることができる。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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パスワードに使用できる文字の種類の数をM,パスワードの文字数をnとするとき,設定できるパスワードの理論的な総数を求める数式はどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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38 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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手順に示すハッシュ関数とメッセージダイジェストの処理を行うことで得られるセキュリティ上の効果はどれか。ここで,メッセージダイジェストは安全な方法で保護され,改ざんや破壊がされていないものとする。
〔手順〕
(1) 送信者Aは,電子メールの本文からハッシュ関数を用いて,メッセージダイジェストを作成する。電子メールの本文とメッセージダイジェストを別々に受信者Bに送信する。
(2) 受信者Bは受信した電子メールの本文からハッシュ関数を用いて,メッセージダイジェストを作成する。その作成したメッセージダイジェストと,受信したメッセージダイジェストを比較する。
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詳細
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1. 電子メールの改ざんの有無の確認
2. 電子メールの誤送信の防止
3. 電子メールの送達確認
4. 電子メールの盗聴の防止
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電子メールの改ざんの有無の確認
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39 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. AESは公開鍵暗号方式,RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
2. 共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に使用する鍵が同一である。
3. 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は,暗号化に使用する鍵を秘密にして,復号に使用する鍵を公開する。
4. ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく,共通鍵暗号方式が使用される。
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共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に使用する鍵が同一である。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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完全性を脅かす攻撃はどれか。
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詳細
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1. Webページの改ざん
2. システム内に保管されているデータの持出しを目的とした不正コピー
3. システムを過負荷状態にするDoS攻撃
4. 通信内容の盗聴
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Webページの改ざん
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41 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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安全なWebアプリケーションの作り方について,攻撃と対策の適切な組合せはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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42 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ウイルス検知手法の一つであるビヘイビア法を説明したものはどれか。
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詳細
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1. ウイルスの特徴的なコード列が検査対象プログラム内に存在するかどうかを調べて,もし存在していればウイルスとして検知する。
2. 各ファイルに,チェックサム値などウイルスではないことを保証する情報を付加しておき,もし保証する情報が検査対象ファイルに付加されていないか無効ならば,ウイルスとして検知する。
3. 検査対象ファイルのハッシュ値と,安全な場所に保管してあるその対象の原本のハッシュ値を比較して,もし異なっていればウイルスとして検知する。
4. 検査対象プログラムを動作させてその挙動を監視し,もしウイルスによく見られる行動を起こせばウイルスとして検知する。
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検査対象プログラムを動作させてその挙動を監視し,もしウイルスによく見られる行動を起こせばウイルスとして検知する。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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自社の中継用メールサーバで,接続元IPアドレス,電子メールの送信者のドメイン名及び電子メールの受信者のドメイン名のログを取得するとき,外部ネットワークからの第三者中継と判断できるログはどれか。ここで,AAA.168.1.5とAAA.168.1.10は自社のグローバルIPアドレスとし,BBB.45.67.89とBBB.45.67.90は社外のグローバルIPアドレスとする。a.b.cは自社のドメイン名とし,a.b.dとa.b.eは他社のドメイン名とする。また,IPアドレスとドメイン名は詐称されていないものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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44 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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UMLで用いる図のうち,オブジェクト間で送受信するメッセージによる相互作用が表せるものはどれか。
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詳細
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1. コンポーネント図
2. シーケンス図
3. ステートチャート図
4. ユースケース図
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シーケンス図
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45 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ソフトウェアの要件定義や分析・設計で用いられる技法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 決定表は,条件と処理を対比させた表形式で論理を表現したものであり,複雑な条件判定を伴う要件定義の記述手段として有効である。
2. 構造化チャートは,システムの"状態"の種別とその状態が遷移するための"要因"との関係を分かりやすく表現する手段として有効である。
3. 状態遷移図は,DFDに"コントロール変換とコントロールフロー"を付加したものであり,制御系システムに特有な処理を表現する手段として有効である。
4. 制御フロー図は,データの"源泉,吸収,流れ,処理,格納"を基本要素としており,システム内のデータの流れを表現する手段として有効である。
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決定表は,条件と処理を対比させた表形式で論理を表現したものであり,複雑な条件判定を伴う要件定義の記述手段として有効である。
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46 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ソフトウェアの再利用の説明のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 再利用可能な部品の開発は,同一規模の通常のソフトウェアを開発する場合よりも工数がかかる。
2. 同一機能のソフトウェアを開発するとき,一つの大きい部品を再利用するよりも,複数の小さい部品を再利用する方が,開発工数の削減効果は大きい。
3. 部品の再利用を促進するための表彰制度などによるインセンティブの効果は,初期においては低いが,時間の経過とともに高くなる。
4. 部品を再利用したときに削減できる工数の比率は,部品の大きさに反比例する。
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再利用可能な部品の開発は,同一規模の通常のソフトウェアを開発する場合よりも工数がかかる。
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47 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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CMMIを説明したものはどれか。
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詳細
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1. ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
2. ソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。
3. ソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームのことである。
4. プロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデルである。
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ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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SOA(Service Oriented Architecture)の説明はどれか。
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詳細
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1. Webサービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したものである。
2. XMLを利用して,インターネット上に存在するWebサービスを検索できる仕組みである。
3. 業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
4. サービス提供者と委託者との間でサービスの内容,範囲及び,品質に対する要求水準を明確にして,あらかじめ合意を得ておくことである。
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業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
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49 |
平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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プログラムの著作権侵害に該当するものはどれか。
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詳細
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1. A社が開発したソフトウェアの公開済プロトコルに基づいて,A社が販売しているソフトウェアと同等の機能をもつソフトウェアを独自に開発して販売した。
2. ソフトウェアハウスと使用許諾契約を締結し,契約上は複製権の許諾は受けていないが,使用許諾を受けたソフトウェアにはプロテクトがかけられていたので,そのプロテクトを外し,バックアップのために複製した。
3. 他人のソフトウェアを正当な手段で入手し,逆コンパイルを行った。
4. 複製及び,改変する権利が付与されたソース契約の締結によって,許諾されたソフトウェアを改造して製品に組み込み,ソース契約の範囲内で製品を販売した。
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ソフトウェアハウスと使用許諾契約を締結し,契約上は複製権の許諾は受けていないが,使用許諾を受けたソフトウェアにはプロテクトがかけられていたので,そのプロテクトを外し,バックアップのために複製した。
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平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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日本において特許Aを取得した特許権者から,実施許諾を受けることが必要になり得るのはどれか。
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詳細
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1. 出願日から25年を超えた特許Aと同じ技術を,新たに事業化する場合
2. 特許Aの出願日より前から,特許Aと同じ技術を独自に開発して,製品を製造・販売していたことが証明できる場合
3. 特許Aを家庭内で個人的に利用するだけの場合
4. 日本国内で製造し,米国に輸出する製品に特許Aを利用する場合
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日本国内で製造し,米国に輸出する製品に特許Aを利用する場合
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