1 |
潜水士(令和4年10月) |
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浮力に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 水中にある物体が、水から受ける上向きの力を浮力という。
2. 水中に物体があり、この物体の質量が、この物体と同体積の水の質量と同じ場合は、中性浮力の状態となる。
3. 海水は淡水よりも密度がわずかに大きいので、作用する浮力もわずかに大きい。
4. 圧縮性のない物体は水深によって浮力は変化しないが、圧縮性のある物体は水深が深くなるほど浮力は小さくなる。
5. 同じ体積の物体であっても、重心の低い形の物体は、重心の高い形の物体よりも浮力が大きい。
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同じ体積の物体であっても、重心の低い形の物体は、重心の高い形の物体よりも浮力が大きい。
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2 |
潜水士(令和4年10月) |
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体積50㎝³ で質量が400gのおもりを下の図のようにばね秤に糸でつるし、水に浸けたとき、ばね秤の示す数値に最も近いものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 325g
2. 350g
3. 375g
4. 400g
5. 450g
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350g
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3 |
潜水士(令和4年10月) |
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気体の性質に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ヘリウムは、無色・無臭で、化学的に非常に安定した、極めて軽い気体であるが、呼吸抵抗が大きい。
2. 酸素は、無色・無臭の気体で、生命維持に必要不可欠なものであり、空気中の酸素濃度が高いほど人体に良い。
3. 窒素は、大気圧下では化学的に安定した不活性の気体であるが、水深40mを超える高圧下では酸素と反応し、麻酔性を有する物質を生じる。
4. 二酸化炭素は、人体の代謝作用や物質の燃焼によって発生する無色・無臭の気体で、人の呼吸の維持に微量必要なものである。
5. 一酸化炭素は、物質の不完全燃焼などによって生じる無色の有毒な気体であるが、異臭があるため発見は容易である。
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二酸化炭素は、人体の代謝作用や物質の燃焼によって発生する無色・無臭の気体で、人の呼吸の維持に微量必要なものである。
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4 |
潜水士(令和4年10月) |
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0.2MPa(ゲージ圧力)の空気に接している20℃の水1Lに溶解する窒素は約何gか。
ただし、空気中に含まれる窒素の割合は80%とし、0.1MPa(絶対圧力)の窒素100%の気体に接している20℃の水1L には0.020gの窒素が溶解するものとする。
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詳細
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1. 0.016g
2. 0.024g
3. 0.032g
4. 0.048g
5. 0.060g
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0.048g
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5 |
潜水士(令和4年10月) |
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水中における光や音に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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6 |
潜水士(令和4年10月) |
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潜水の種類及び方式に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 硬式潜水は、潜水作業者が潜水深度に応じた水圧を直接受けて潜水する方法で、送気方法により送気式と自給気式に分類される。
2. 全面マスク式潜水は、応需送気式の潜水で、デマンド式レギュレーターとして、専用の潜水呼吸器又はスクーバ式潜水用のセカンドステージレギュレーターが利用される。
3. 自給気式潜水は、一般に、リブリーザーを使用した閉鎖循環式スクーバで、潜水作業者の行動を制限する送気ホースなどが無いので作業の自由度が高い。
4. ヘルメット式潜水は、金属製のヘルメットとゴム製の潜水服により構成された潜水器を使用し、操作は比較的簡単で、複雑な浮力調整が必要ない。
5. ヘルメット式潜水は、応需送気式の潜水で、一般に船上のコンプレッサーによって送気し、比較的長時間の水中作業が可能である。
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全面マスク式潜水は、応需送気式の潜水で、デマンド式レギュレーターとして、専用の潜水呼吸器又はスクーバ式潜水用のセカンドステージレギュレーターが利用される。
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7 |
潜水士(令和4年10月) |
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潜水業務の危険性に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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8 |
潜水士(令和4年10月) |
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ヘルメット式潜水における潜水墜落に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 潜水墜落は、潜水服内部の圧力と水圧の平衡が崩れ、内部の圧力が水圧より低くなったときに起こる。
2. 潜水墜落は、潜水者が頭部を胴体より下にする姿勢をとり、逆立ちの状態になってしまったときに起こる。
3. 一たび浮力が減少して沈降が始まると、水圧が増して浮力が更に減少するという悪循環を繰り返す。
4. 潜水墜落の予防のため、潜水者は潜水深度を変えるときは、必ず船上に連絡する。
5. 潜水墜落の予防のため、送気員は潜水深度に適合した送気量を送気する。
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潜水墜落は、潜水者が頭部を胴体より下にする姿勢をとり、逆立ちの状態になってしまったときに起こる。
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9 |
潜水士(令和4年10月) |
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水中拘束又は溺れに関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 水中拘束によって水中滞在時間が延長した場合であっても、当初の減圧時間をきちんと守って浮上する。
2. 送気ホースを使用しないスクーバ式潜水では、ロープなどに絡まる水中拘束のおそれはない。
3. 送気式潜水では、送気ホースの切断事故による溺れを予防するため、潜水作業船にクラッチ固定装置やスクリュー覆いを取り付ける。
4. 水が気管に入っただけでは呼吸が止まることはないが、気管支や肺に入ってしまうと窒息状態になって溺れることがある。
5. ヘルメット式潜水では、溺れを予防するため、救命胴衣又はBCを必ず着用する。
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送気式潜水では、送気ホースの切断事故による溺れを予防するため、潜水作業船にクラッチ固定装置やスクリュー覆いを取り付ける。
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10 |
潜水士(令和4年10月) |
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特殊な環境下における潜水に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. スクーバ式潜水とヘルメット式潜水を比較した場合、強潮流下ではヘルメット式潜水の方が抵抗が大きく作業が困難である。
2. 暗渠内では、送気ホースが絡まって水中拘束となるおそれがあるため、送気式潜水を行ってはならない。
3. 河口付近の水域は、一般に視界が悪いが、降雨により視界は向上するので、降雨後は潜水に適している。
4. 汚染のひどい水域では、スクーバ式潜水が適している。
5. 山岳部のダムなど高所域での潜水では、海面より環境圧が低いため、通常よりも短い減圧時間で減圧することができる。
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スクーバ式潜水とヘルメット式潜水を比較した場合、強潮流下ではヘルメット式潜水の方が抵抗が大きく作業が困難である。
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11 |
潜水士(令和4年10月) |
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ヘルメット式潜水の送気系統を示した下の図において、AからCの設備の名称の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
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詳細
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1. 安全弁 調節用空気槽 空気清浄装置
2. 安全弁 予備空気槽 空気清浄装置
3. 安全弁 空気清浄装置 予備空気槽
4. 逆止弁 調節用空気槽 予備空気槽
5. 逆止弁 予備空気槽 調節用空気槽
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逆止弁 予備空気槽 調節用空気槽
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12 |
潜水士(令和4年10月) |
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毎分20Lの呼吸を行う潜水作業者が、水深15mにおいて、内容積14L、空気圧力15MPa(ゲージ圧力)の空気ボンベを使用してスクーバ式潜水により潜水業務を行う場合の潜水可能時間に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、空気ボンベの残圧が5MPa(ゲージ圧力)になったら浮上するものとする。
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詳細
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1. 7分
2. 28分
3. 42分
4. 46分
5. 70分
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28分
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13 |
潜水士(令和4年10月) |
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送気式潜水に使用する設備又は器具に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 全面マスク式潜水では、通常、送気ホースは、呼び径が13㎜のものが使われている。
2. コンプレッサーの圧縮効率は、圧力の上昇に伴って高くなる。
3. 流量計には、特定の送気圧力による流量が目盛られており、その圧力以外で送気する場合は換算が必要である。
4. フェルトを使用した空気清浄装置は、潜水作業者に送る圧縮空気に含まれる水分と油分のほか、二酸化炭素と一酸化炭素を除去する。
5. 終業後、調節用空気槽は、内部に0.1MPa(ゲージ圧力)程度の空気を残すようにしておく。
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流量計には、特定の送気圧力による流量が目盛られており、その圧力以外で送気する場合は換算が必要である。
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14 |
潜水士(令和4年10月) |
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スクーバ式潜水における潜降の方法などに関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 潜降の際は、口にくわえたレギュレーターのマウスピースに空気を吹き込み、セカンドステージの低圧室とマウスピース内の水を押し出してから、呼吸を開始する。
2. BCを装着している場合、インフレーターを肩より上に上げて、給気ボタンを押して潜降を始める。
3. 送気式潜水とは異なり、さがり綱(潜降索)を用いずに潜降してよいが、潜降速度は毎分10m程度で行うようにする。
4. 潜水中は、ボンベ内の呼吸ガスの消費を抑えるため、間欠的な呼吸であるスキップ・ブリージングを意識的に行うようにする。
5. マスクの中に水が入ってきたときは、深く息を吸い込んでマスクの下端を顔に押し付け、鼻から強く息を吹き出してマスクの上端から水を排出する。
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潜降の際は、口にくわえたレギュレーターのマウスピースに空気を吹き込み、セカンドステージの低圧室とマウスピース内の水を押し出してから、呼吸を開始する。
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15 |
潜水士(令和4年10月) |
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ヘルメット式潜水における浮上の方法(緊急時の措置を含む。)に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 浮上の際には、さがり綱(潜降索)は使用しないようにする。
2. 緊急浮上の場合以外は、毎分10mを超えない速度で浮上する。
3. 無減圧潜水の範囲内の潜水の場合でも、緊急浮上の場合以外は、水深3m前後で安全のため、5分ほど浮上停止を行うようにする。
4. 緊急浮上を要する場合は、所定の浮上停止を省略し、又は所定の浮上停止時間を短縮し、水面まで浮上する。
5. 吹き上げにより急速に浮上した場合には、無減圧潜水の範囲内の潜水であっても、直ちに再圧処置を行うようにする。
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浮上の際には、さがり綱(潜降索)は使用しないようにする。
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潜水士(令和4年10月) |
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生体の組織を幾つかの半飽和組織に分類して不活性ガスの分圧の計算を行うビュールマンのZH-L16モデルにおける半飽和時間及び半飽和組織に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 環境における不活性ガスの圧力が加圧された場合に、加圧前の圧力から加圧後の飽和圧力の中間の圧力まで不活性ガスが生体内に取り込まれる時間を半飽和時間という。
2. 生体の組織を、半飽和時間の違いにより16の半飽和組織に分類し、不活性ガスの分圧を計算する。
3. 半飽和組織は、理論上の概念として考える組織(生体の構成要素)であり、特定の個々の組織を示すものではない。
4. 不活性ガスの半飽和時間が短い組織は血流が乏しく、不活性ガスの半飽和時間が長い組織は血流が豊富である。
5. 全ての半飽和組織の半飽和時間は、窒素よりヘリウムの方が短い。
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不活性ガスの半飽和時間が短い組織は血流が乏しく、不活性ガスの半飽和時間が長い組織は血流が豊富である。
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17 |
潜水士(令和4年10月) |
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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18 |
潜水士(令和4年10月) |
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スクーバ式潜水に用いられるボンベ、圧力調整器(レギュレーター)などに関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. ボンベには、クロムモリブデン鋼などの鋼合金で製造されたスチールボンベと、アルミ合金で製造されたアルミボンベがある。
2. ボンベを取り扱うときは、炎天下に放置しないようにするとともに、使用後は水洗いする。
3. ボンベへの圧力調整器の取付けは、ファーストステージのヨークをボンベのバルブにはめ込んで、ヨークスクリューで固定する。
4. 圧力調整器は、始業前に、ボンベから送気した空気の漏れがないか、呼吸がスムーズに行えるか、などについて点検する。
5. 圧力調整器は、高圧空気を10MPa(ゲージ圧力)前後に減圧するファーストステージ(第1段減圧部)と、更に潜水深度の圧力まで減圧するセカンドステージ(第2段減圧部)から構成される。
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圧力調整器は、高圧空気を10MPa(ゲージ圧力)前後に減圧するファーストステージ(第1段減圧部)と、更に潜水深度の圧力まで減圧するセカンドステージ(第2段減圧部)から構成される。
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19 |
潜水士(令和4年10月) |
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全面マスク式潜水の装備に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 全面マスク式潜水器のマスク内には、口と鼻を覆う口鼻マスクが取り付けられており、潜水作業者はこの口鼻マスクを介して給気を受ける。
2. コンプレッサーから圧縮空気を送気する場合は、送気中の圧縮空気の汚染を防止するため、途中に空気槽などを設けてはならない。
3. 全面マスク式潜水器では、ヘルメット式潜水器に比べて多くの送気量が必要となる。
4. 全面マスク式潜水では、送気ホースの緩み、外れなどにつながるおそれがあるので、足ヒレを用いてはならない。
5. 全面マスク式潜水では、スクーバ式潜水に比べ長時間の潜水が可能であることから、保温のためドライスーツを着用し、ウエットスーツを着用することはない。
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全面マスク式潜水器のマスク内には、口と鼻を覆う口鼻マスクが取り付けられており、潜水作業者はこの口鼻マスクを介して給気を受ける。
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20 |
潜水士(令和4年10月) |
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潜水業務に必要な器具に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 水深計には、2本の指針により現在の水深及び潜水中の最大深度を表示する方式のものがある。
2. スクーバ式潜水で使用するオープンヒルタイプの足ヒレは、爪先だけを差し込み、踵をストラップで固定する方式である。
3. スクーバ式潜水で使用するドライスーツには、レギュレーターから空気を入れる給気弁とスーツ内の余剰空気を排出する排気弁が付いている。
4. ヘルメット式潜水で使用する潜水服は、体温保持と浮力調節のため内部に相当量の空気を蓄えることができる。
5. 浮力調整具は、これに備えられた液化炭酸ガスボンベから入れるガスにより浮力を得るものである。
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浮力調整具は、これに備えられた液化炭酸ガスボンベから入れるガスにより浮力を得るものである。
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21 |
潜水士(令和4年10月) |
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肺の換気機能と潜水による肺の障害に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 肺の中で行われる、空気と血液の間での酸素と二酸化炭素の交換は、肺胞及び呼吸細気管支でのみ行われている。
2. 肺の表面と胸郭内側の面は、胸膜で覆われており、両者間の空間を胸膜腔という。
3. 肺は、筋肉活動による胸郭の拡張に伴って膨らむ。
4. 胸膜腔に気体が侵入し胸郭が広がっても肺が広がらない状態を肺気腫という。
5. 潜水によって生じる肺の過膨張は、浮上時に起こりやすい。
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胸膜腔に気体が侵入し胸郭が広がっても肺が広がらない状態を肺気腫という。
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22 |
潜水士(令和4年10月) |
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人体の循環器系に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 心臓は左右の心室及び心房、すなわち四つの部屋に分かれており、血液は左心室から体全体に送り出される。
2. 末梢組織から二酸化炭素を受け取った血液は、毛細血管から静脈、大静脈を通って心臓の右心房に戻る。
3. 大動脈及び肺動脈を流れる血液は、酸素に富む動脈血である。
4. 心臓の左右の心房の間が卵円孔開存で通じていると、減圧障害を引き起こすおそれがある。
5. 大動脈の根元から出た冠動脈は、心臓の表面を取り巻き、心筋に酸素と栄養を供給する。
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大動脈及び肺動脈を流れる血液は、酸素に富む動脈血である。
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23 |
潜水士(令和4年10月) |
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人体の神経系に関し、誤っているものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 末梢神経は、体性神経と自律神経に分類される。
2. 脳神経は、脳から直接出る12対の末梢神経である。
3. 自律神経は、交感神経と副交感神経に分類される。
4. 交感神経は主として夜になると働きが活発になり、副交感神経は昼になると働きが活発になる。
5. 人体の機能は、交感神経と副交感神経の二重支配による調節と平衡の上に成り立っている。
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交感神経は主として夜になると働きが活発になり、副交感神経は昼になると働きが活発になる。
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24 |
潜水士(令和4年10月) |
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人体に及ぼす水温の作用及び体温に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 体温は、代謝によって生じる産熱と、人体と外部環境の温度差に基づく放熱のバランスによって保たれる。
2. 水の熱伝導率は空気の約50倍あるので、水中では、体温が奪われやすい。
3. 体温が低下し始めると、筋肉の弛緩、酸素摂取量の減少などの症状が現れる。
4. 低体温症は、全身が冷やされ、体の中心部の温度が30℃程度以下に低下した状態をいい、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。
5. 低体温症を発症した者への処置としては、アルコールを摂取させることが有効である。
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体温は、代謝によって生じる産熱と、人体と外部環境の温度差に基づく放熱のバランスによって保たれる。
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潜水士(令和4年10月) |
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潜水によって生じる圧外傷に関し、正しいものは次のうちどれか。
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詳細
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1. 圧外傷は、潜降又は浮上いずれのときでも生じ、潜降時のものをブロック、浮上時のものをスクィーズと呼ぶ。
2. 潜降時の圧外傷は、潜降による圧力変化のために体腔内の空気の体積が増えることにより生じ、中耳腔、副鼻腔、面マスクの内部や潜水服と皮膚の間などで生じる。
3. 浮上時の圧外傷は、浮上による圧力変化のために体腔内の空気の体積が減少することにより生じ、副鼻腔、肺などで生じる。
4. 虫歯の処置後に再び虫歯になって内部に密閉された空洞ができた場合、その部分で圧外傷が生じることがある。
5. 圧外傷は、深さ5m以上の場所での潜水の場合に限り生じる。
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虫歯の処置後に再び虫歯になって内部に密閉された空洞ができた場合、その部分で圧外傷が生じることがある。
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