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平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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相関係数に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. すべての標本点が正の傾きを持つ直線上にあるときは,相関係数が+1になる。
2. 変量間の関係が線形の時は,相関係数が0になる。
3. 変量間の関係が非線形の時は,相関係数が負になる。
4. 無相関の時は,相関係数が-1になる。
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すべての標本点が正の傾きを持つ直線上にあるときは,相関係数が+1になる。
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2 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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次のBNFにおいて非終端記号から生成される文字列はどれか。
::= 0|3|6|9
::= 1|4|7
::= 2|5|8
::= | | |< R1>
::= | | |< R2>
::= | | |
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詳細
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1. 123
2. 124
3. 127
4. 128
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123
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3 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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四つのアルファベットa~d から成るテキストがあり,各アルファベットは2ビットの固定長2進符号で符号化されている。このテキストにおける各アルファベットの出現確率を調べたところ,表のとおりであった。各アルファベットの符号を表のような可変長2進符号に変換する場合,符号化されたテキストの,変換前に対する変換後のビット列の長さの比は,およそ幾つか。
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詳細
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1. 0.75
2. 0.85
3. 0.90
4. 0.95
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0.95
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4 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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UTF-8の説明に関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 1文字を1バイトから4バイト(又は6バイト)までの可変長で表現しており,ASCIIと上位互換性がある。
2. 2バイトで表現する領域に収まらない文字は,上位サロゲートと下位サロゲートを組み合わせて4バイトで表現する。
3. ASCII文字だけを使用することが前提の電子メールで利用するために,7ビットで表現する。
4. 各符号位置が4バイトの固定長で表現される符号化形式である。
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1文字を1バイトから4バイト(又は6バイト)までの可変長で表現しており,ASCIIと上位互換性がある。
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5 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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配列A[1],A[2],…,A[n]で,A[1]を根とし,A[i]の左側の子をA[2i],右側の子をA[2i+1]とみなすことによって,2分木を表現する。このとき,配列を先頭から順に調べていくことは,2分木の探索のどれに当たるか。
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詳細
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1. 行きがけ順(先行順)深さ優先探索
2. 帰りがけ順(後行順)深さ優先探索
3. 通りがけ順(中間順)深さ優先探索
4. 幅優先探索
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幅優先探索
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6 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ノード1~5をもつグラフを隣接行列で表したもののうち,木となるものはどれか。ここで,隣接行列のi行j列目の成分は,ノードiとノードjを結ぶエッジがある場合は1,ない場合は0とする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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7 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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fact(n)は,非負の整数nに対してnの階乗を返す。fact(n)の再帰的な定義はどれか。
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詳細
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1. if n=0 then 0 else return n×fact(n-1)
2. if n=0 then 0 else return n×fact(n+1)
3. if n=0 then 1 else return n×fact(n-1)
4. if n=0 then 1 else return n×fact(n+1)
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if n=0 then 1 else return n×fact(n-1)
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8 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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パイプライン制御を適切に表しているものはどれか。ここで,図中の記号Dは解読,Eは実行,Fは命令フェッチとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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9 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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メモリインタリーブの説明はどれか。
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詳細
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1. CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて,磁気ディスクアクセスの高速化を図る。
2. 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって,CPUと主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め,メモリアクセスの高速化を図る。
3. 主記憶へのアクセスを高速化するため,アクセス要求,データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメモリアクセスの処理に移る。
4. 主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。
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主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。
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10 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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IoTでの活用が検討されているLPWA(LowPower,WideArea)の特徴として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 2線だけで接続されるシリアル有線通信であり,同じ基板上の回路及びLSIの間の通信に適している。
2. 60GHz帯を使う近距離無線通信であり,4K,8Kの映像などの大容量のデータを高速伝送することに適している。
3. 電力線を通信に使う通信技術であり,スマートメータの自動検針などに適している。
4. バッテリ消費量が少なく,一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり,複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。
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バッテリ消費量が少なく,一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり,複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。
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11 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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容量がaMバイトでアクセス時間がxナノ秒の命令キャッシュと,容量がbMバイトでアクセス時間がyナノ秒の主記憶をもつシステムにおいて,CPUからみた,主記憶と命令キャッシュとを合わせた平均アクセス時間を表す式はどれか。ここで,読み込みたい命令コードがキャッシュに存在しない確率をrとし,キャッシュメモリ管理に関するオーバヘッドは無視できるものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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12 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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1台のコンピュータで複数の仮想マシン環境を実現するための制御機能はどれか。
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詳細
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1. シストリックアレイ
2. デスクトップグリッド
3. ハイパバイザ
4. モノリシックカーネル
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ハイパバイザ
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13 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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MTBFを長くするよりも,MTTRを短くするのに役立つものはどれか。
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詳細
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1. エラーログ取得機能
2. 記憶装置のビット誤り訂正機能
3. 命令再試行機能
4. 予防保守
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エラーログ取得機能
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14 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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次のシステムにおいて,ピーク時間帯のCPU使用率は何%か。ここで,トランザクションはレコードアクセス処理と計算処理から成り,レコードアクセスはCPU処理だけでI/Oは発生せず,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また,1日のうち発生するトランザクション数が最大になる1時間をピーク時間帯と定義する。
〔システムの概要〕
(1) CPU数:1個
(2) 1日に発生する平均トランザクション数:54,000件
(3) 1日のピーク時間帯におけるトランザクション数の割合:20%
(4) 1トランザクション当たりの平均レコードアクセス数:100レコード
(5) 1レコードアクセスに必要な平均CPU時間:1ミリ秒
(6) 1トランザクション当たりの計算処理に必要な平均CPU時間:100ミリ秒
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詳細
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1. 20
2. 30
3. 50
4. 60
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60
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15 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ジョブの多重度が1で,到着順にジョブが実行されるシステムにおいて,表に示す状態のジョブA~Cを処理するとき,ジョブCが到着してから実行が終了するまでのターンアラウンドタイムは何秒か。ここで, OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
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詳細
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1. 11
2. 12
3. 13
4. 14
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11
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16 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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リアルタイムOSにおいて,実行中のタスクがプリエンプションによって遷移する状態はどれか。
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詳細
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1. 休止状態
2. 実行可能状態
3. 終了状態
4. 待ち状態
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実行可能状態
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17 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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ページング方式の仮想記憶において,ページ置換えの発生頻度が高くなり,システムの処理能力が急激に低下することがある。このような現象を何と呼ぶか。
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詳細
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1. スラッシング
2. スワップアウト
3. フラグメンテーション
4. ページフォールト
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スラッシング
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18 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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CPUスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジューリング方式に関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 自動制御システムなど,リアルタイムシステムのスケジューリングに適している。
2. タイマ機能のないシステムにおいても,簡単に実現することができる。
3. タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
4. タスクに優先順位をつけることによって,容易に実現することができる。
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タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
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19 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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Hadoopの説明はどれか。
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詳細
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1. JavaEE仕様に準拠したアプリケーションサーバ
2. LinuxやWindowsなどの様々なプラットフォーム上で動作するWebサーバ
3. 機能の豊富さが特徴のRDBMS
4. 大規模なデータを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
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大規模なデータを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
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20 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
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詳細
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1. 主にキャッシュメモリとして使用される。
2. データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が不要である。
3. メモリセル構成が単純なので,ビット当たりの単価が安くなる。
4. メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存する。
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メモリセル構成が単純なので,ビット当たりの単価が安くなる。
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21 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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モータの速度制御などにPWM(Pulse Width Modulation)制御が用いられる。PWMの駆動波形を示したものはどれか。ここで,波形は制御回路のポート出力であり,低域通過フィルタを通していないものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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22 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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組込みシステムにおける,ウォッチドッグタイマの機能はどれか。
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詳細
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1. あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムをリセット又は終了する。
2. システム異常を検出した場合,タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。
3. システム異常を検出した場合,マスカブル割込みでシステムに通知する。
4. システムが一定時間異常であった場合,上位の管理プログラムを呼び出す。
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あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムをリセット又は終了する。
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23 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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入力G=0のときはX=A,Y=Bを出力し,G=1のときはX=A,Y=Bを出力する回路はどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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24 |
平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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アクセシビリティ設計に関する規格であるJIS X 8341-1:2010(高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第1部:共通指針)を適用する目的のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 全ての個人に対して,等しい水準のアクセシビリティを達成できるようにする。
2. 多様な人々に対して,利用の状況を理解しながら,多くの個人のアクセシビリティ水準を改善できるようにする。
3. 人間工学に関する規格が要求する水準よりも高いアクセシビリティを,多くの人々に提供できるようにする。
4. 平均的能力をもった人々に対して,標準的なアクセシビリティが達成できるようにする。
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多様な人々に対して,利用の状況を理解しながら,多くの個人のアクセシビリティ水準を改善できるようにする。
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平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 |
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W3Cで仕様が定義され,矩形や円,直線,文字列などの図形オブジェクトをXML形式で記述し,Webページでの図形描画にも使うことができる画像フォーマットはどれか。
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詳細
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1. OpenGL
2. PNG
3. SVG
4. TIFF
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SVG
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