介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
101 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 誤嚥を防止している部位として,正しいものを1 つ選びなさい。 この問題へ
102 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 食事のたんぱく質制限が必要な疾患として,正しいものを1 つ選びなさい。 この問題へ
103 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 入浴による静水圧の直接的な作用として,最も適切なものを1 つ選びなさい。 この問題へ
104 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 弛緩性便秘の原因として,正しいものを1 つ選びなさい。 この問題へ
105 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 多尿の原因として,正しいものを1 つ選びなさい。 この問題へ
106 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 睡眠に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。 この問題へ
107 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) 睡眠障害に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。 この問題へ
108 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度) Fさん(72 歳,男性)は数か月前から食欲不振があり,体重も減少した。市内の総合病院を受診したところ,末期の胃がん(gastric cancer)と診断され,緩和医療を受けることを勧められた。
Fさんの今の心情を,キューブラー・ロス(Kubler-Ross, E.)の提唱した心理過程の第1 段階に当てはめた表現として,適切なものを1 つ選びなさい。
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109 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Gさん(75 歳,男性)は,妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で,妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には,いつも近くのUコミュニティセンターで,仲間たちと囲碁や将棋をしていた。そんなGさんが,半年前からUコミュニティセンターに行かない日が多くなり,家の中をうろうろしたり,妻に買い物に行く時間を何度も確認し,車の鍵を探しまわることが多くなった。2 か月ほど前,買い物の後で家に帰る道が分からなくなり,同じ道を行ったり来たりしているので,妻が,「次の路地に入ってください」と言うと,「分かっとる」と大声を出した。家に到着すると,「今年は免許更新の年だ」と言った。心配した妻が,かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され,その後,要介護1 と認定された。現在,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し,妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。

妻は,Gさんのことが心配でなかなか自宅を空けることができない。妻が自宅から気軽に相談できる機関として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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110 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Gさん(75 歳,男性)は,妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で,妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には,いつも近くのUコミュニティセンターで,仲間たちと囲碁や将棋をしていた。そんなGさんが,半年前からUコミュニティセンターに行かない日が多くなり,家の中をうろうろしたり,妻に買い物に行く時間を何度も確認し,車の鍵を探しまわることが多くなった。2 か月ほど前,買い物の後で家に帰る道が分からなくなり,同じ道を行ったり来たりしているので,妻が,「次の路地に入ってください」と言うと,「分かっとる」と大声を出した。家に到着すると,「今年は免許更新の年だ」と言った。心配した妻が,かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され,その後,要介護1 と認定された。現在,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し,妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。

妻は交通事故を心配して,1日も早く車の運転をやめさせたいと考えている。現在のGさんの状況について,訪問介護員(ホームヘルパー)の妻に対する助言として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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111 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Gさん(75 歳,男性)は,妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で,妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には,いつも近くのUコミュニティセンターで,仲間たちと囲碁や将棋をしていた。そんなGさんが,半年前からUコミュニティセンターに行かない日が多くなり,家の中をうろうろしたり,妻に買い物に行く時間を何度も確認し,車の鍵を探しまわることが多くなった。2 か月ほど前,買い物の後で家に帰る道が分からなくなり,同じ道を行ったり来たりしているので,妻が,「次の路地に入ってください」と言うと,「分かっとる」と大声を出した。家に到着すると,「今年は免許更新の年だ」と言った。心配した妻が,かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され,その後,要介護1 と認定された。現在,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し,妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。

妻はGさんと,自宅でできるだけ長く生活したいと考えている。また,自分が旅行などで一定期間家を空けることができるのかと心配している。妻の心配に対応する介護保険のサービスとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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112 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Jさん(80 歳,女性)は3 年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3 と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88 歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き,Vコンビニエンスストアで発見されたことが1 回ある。家族の了解を得て,GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は,Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。

Jさんに見られる症状として,正しいものを1 つ選びなさい。
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113 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Jさん(80 歳,女性)は3 年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3 と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88 歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き,Vコンビニエンスストアで発見されたことが1 回ある。家族の了解を得て,GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は,Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。

地域の住民から,「Jさんに似た人をW橋のそばで見かけました」と連絡が入った。W橋はVコンビニエンスストアから2 km ほど離れている。JさんのGPS追跡機が居室で見つかったが,Jさんの姿はグループホーム内に見当たらなかった。この時点で,介護福祉職がとるべき対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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114 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Jさん(80 歳,女性)は3 年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3 と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88 歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き,Vコンビニエンスストアで発見されたことが1 回ある。家族の了解を得て,GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は,Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。

JさんはW橋近くで無事に発見された。グループホームの職員は今後のJさんへの対応について話合いを行った。介護福祉職のJさんへの対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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115 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Kさん(46 歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。

センターの介護福祉職のKさんへの対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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116 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Kさん(46 歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。

Kさんとのコミュニケーションを図るためのセンターの介護福祉職の対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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117 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Kさん(46 歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。

センターの介護福祉職のアドバイスなどもあり,Kさんは徐々に歩行訓練,日常生活動作訓練,点字訓練,音声ソフトを導入したパソコンの訓練等を行うことができるようになった。また,Kさんは,比較的早く,盲導犬と生活する訓練を受け,現在,盲導犬と一緒に自宅で生活することが可能になった。Kさんがいつも相談に行っている地域活動支援センターの職員から盲導犬とその利用者への接し方について一般の人に話してほしいと依頼された。Kさんが話す内容として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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118 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Lさん(45 歳,男性)は30 歳の頃,統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが,関係が悪く,現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。精神状態が悪くなると,誰かが襲ってくると思い込み,部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果,部屋の中はゴミがいっぱいで,Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が,Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ,区分3 と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが,家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き,「Lさんのいる場所と私がいる場所ぐらいは作りたい」と伝えた。その結果,Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は,Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。

精神状態が悪くなったときのLさんの症状として,正しいものを1 つ選びなさい。
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119 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Lさん(45 歳,男性)は30 歳の頃,統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが,関係が悪く,現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。精神状態が悪くなると,誰かが襲ってくると思い込み,部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果,部屋の中はゴミがいっぱいで,Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が,Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ,区分3 と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが,家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き,「Lさんのいる場所と私がいる場所ぐらいは作りたい」と伝えた。その結果,Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は,Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。

Lさんは移動のときに見守りが必要である。Lさんの定期的な通院に付き添うことが可能となるサービスとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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120 介護福祉士国家試験(第27回)(平成27年度)
【事 例】
Lさん(45 歳,男性)は30 歳の頃,統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが,関係が悪く,現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。精神状態が悪くなると,誰かが襲ってくると思い込み,部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果,部屋の中はゴミがいっぱいで,Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が,Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ,区分3 と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが,家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き,「Lさんのいる場所と私がいる場所ぐらいは作りたい」と伝えた。その結果,Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は,Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。

LさんとA訪問介護員との信頼関係ができ,部屋の中もきれいに片づいた。Lさんはこの後の生活についての漠然とした不安をA訪問介護員に相談するようになった。Lさんを交えた支援会議の前に,担当の相談支援専門員とサービス提供責任者,A訪問介護員が会議を開いた。A訪問介護員が提案する内容として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
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