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泌尿器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 糸球体から1本の尿細管が伸びて、ボウマン嚢と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成している。
b 副腎は、腎臓の上部に附属し、副腎皮質からはアドレナリンとノルアドレナリンが、副腎髄質からはアルドステロンが産生・分泌される。
c 男性は、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。
d 腎小体では、肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など、血液中の老廃物が濾過される。 |
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目に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、( a )の眼筋が眼球側面の( b )につながっている。
目を使う作業を続けると、眼筋の疲労のほか、遠近の焦点調節を行っている( c )の疲労や、周期的なまばたきが少なくなって涙液の供給不足等を生じ、目のかすみや充血、痛み等の症状が起こる。 |
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外皮系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a メラニン色素は、皮下組織にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。
b 皮脂は、皮膚を潤いのある柔軟な状態に保つとともに、外部からの異物に対する保護膜としての働きがある。
c 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のセラミドでできた板状の角質細胞と、ケラチンを主成分とする細胞間脂質で構成されている。
d 汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の2種類があり、アポクリン腺は手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布する。 |
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骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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脳や神経系の働きに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 小児では、成人と比較して血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に到達しにくい。
b 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。
c 末梢神経系のうち体性神経系は、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う。
d 脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合がある。 |
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医薬品の有効成分の吸収、代謝及び排泄に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 内服以外の用法で使用される医薬品には、適用部位から有効成分を吸収させて、全身作用を発揮させることを目的とするものがある。
b 血漿タンパク質と結合して複合体を形成している有効成分は、排泄の過程において腎臓で濾過されないため、長く循環血液中に留まることとなる。
c 医薬品の有効成分が代謝を受けると、作用を失ったり(不活性化)、作用が現れたり(代謝的活性化)、あるいは体外へ排泄されやすい脂溶性の物質に変化したりする。
d 一般に、消化管からの吸収は、医薬品成分の濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象ではなく、消化管が積極的に医薬品成分を取り込む現象である。 |
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医薬品の剤形及び適切な使用方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 軟膏剤とクリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり、一般的には、適用部位を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用いることが多い。
b チュアブル錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
c カプセル剤は、水なしで服用するとカプセルの原材料であるゼラチンが喉や食道に貼り付くことがある。
d 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きやすい。 |
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医薬品の副作用として現れる肝機能障害に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品の有効成分又はその代謝物の肝毒性による中毒性のものであり、アレルギー性のものはない。
b 軽度の肝機能障害の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で初めて判明することが多い。
c 黄疸は、ビリルビン(黄色色素)が血液中へ排出されず、胆汁中に滞留することにより生じる。 |
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医薬品の副作用として現れる偽アルドステロン症に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 偽アルドステロン症とは、アルドステロン分泌が増加していないにもかかわらず、体内にカリウムが貯留し、体から塩分(ナトリウム)と水が失われることによって生じる病態である。
b 主な症状には、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り、倦怠感、手足のしびれ等がある。
c 小柄な人や高齢者で生じやすい。 |
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医薬品の副作用として現れる無菌性髄膜炎に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人では、発症リスクが高い。
b 多くの場合、発症は急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れる。
c 原因となった医薬品の使用を早期に中止しても、回復は遅く、予後は不良となることがほとんどである。
d 過去に軽度の症状を経験した人の場合、再度、同じ医薬品を使用することにより再発し、急激に症状が進行する場合がある。 |
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医薬品の副作用として現れる消化器系の症状等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 消化性潰瘍になると、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。
b 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されるが、粘膜表面のみの欠損で粘膜筋板までは欠損していない状態である。
c 消化性潰瘍は、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。
d 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。 |
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医薬品の副作用として現れる喘息に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解する。
b 内服薬だけでなく、坐薬や外用薬でも誘発されることがある。
c 鼻水、咳及び呼吸困難等の症状を生じるが、顔面の紅潮や目の充血、吐きけ、腹痛、下痢等を伴うことはない。 |
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医薬品の副作用として現れる循環器系の症状等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳とピンク色の痰などの症状を認めた場合は、鬱血性心不全の可能性を疑い、早期に医師の診療を受ける必要がある。
b 鬱血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。
c 不整脈とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態である。
d 心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすい。 |
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医薬品の副作用として現れる皮膚の症状等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 光線過敏症の症状は、医薬品が触れた皮膚の部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合がある。
b アレルギー性皮膚炎は、発症部位が医薬品の接触部位に限定される。
c 接触皮膚炎は、原因となった医薬品との接触がなくなれば、通常は1週間程度で症状は治まり、再びその医薬品と接触しても再発はしない。
d 光線過敏症が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、患部は洗浄せずそのままの状態で、白い生地や薄手の服で遮光し、速やかに医師の治療を受ける必要がある。 |
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薬疹に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 皮膚以外に、眼の充血や口唇・口腔粘膜に異常が見られることもある。
b 限られた少数の医薬品でのみ起きる可能性があり、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって様々である。
c 医薬品を使用した後に現れた発疹・発赤等に伴う痒みの症状に対して、一般の生活者が自己判断で対症療法を行うことは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避けるべきである。
d 医薬品を使用してから1~2週間までの間に起き、長期間使用してから生じることはない。 |
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次の記述は、医薬品医療機器等法第1条の条文である。( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び( a )のために必要な規制を行うとともに、( b )の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び再生医療等製品の( c )のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。 |
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医薬品医療機器等法第36条の8に規定する販売従事登録に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 なお、本設問において 、販売従事登録を受けようとする者は、薬局のみで医薬品の販売又は授与に従事するものとする。 ただし、厚生労働省令で定める書類の省略に関する規定は考慮しなくてよい。
a 販売従事登録を受けようとする者は、販売従事登録申請書を医薬品の販売又は授与に従事する薬局の所在地の都道府県知事に提出しなければならない。
b 販売従事登録を受けようと申請する者が薬局開設者でないときは、雇用契約書の写しその他薬局開設者の申請者に対する使用関係を証する書類を販売従事登録申請書に添付しなければならない。
c 登録販売者は住所に変更を生じたときには、30日以内に、その旨を登録を受けた都道府県知事に届け出なければならない。 |
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要指導医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患(例えば、がん、心臓病等)に対する効能効果が認められている。
b 医師等の管理・指導の下で患者が自己注射を行う医薬品は、要指導医薬品として製造販売されている。
c あらかじめ定められた用量に基づき、適正使用することによって効果を期待するものである。
d 要指導医薬品は、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する。 |
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毒薬及び劇薬に関する次の記述の正誤 について、正しい組合せはどれか。
a 業務上毒薬を取り扱う者は、 毒薬を貯蔵、陳列する場所については、 かぎを施さなければならない。
b 毒薬又は劇薬を、18歳未満の者その他安全な取り扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。
c 劇薬を一般の生活者に対して販売する際に 、譲受人から交付を受ける文書には、当該譲受人の職業の記載は不要である。
d 一般用医薬品には 、劇薬に該当するものはあるが、毒薬に該当するものはない。 |
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一般用医薬品のリスク区分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 第二類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を「指定第二類医薬品」としている。
b 第三類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるが、副作用等により身体の変調・不調が起こるおそれはある。
c 第三類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるため、第二類医薬品に分類が変更されることはない。
d 第一類医薬品には、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがあるすべての一般用医薬品が指定される。 |
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医薬品医療機器等法第50条に基づき、 医薬品の直接の容器又は被包に記載されていなければならない事項として誤っているものはどれか。 ただし、厚生労働省令で定める表示の特例に関する規定は考慮しなくてよい。 |
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医薬部外品及び化粧品に関する次の記述の正誤について 、正しい組合せはどれか。 ただし、厚生労働省令で定める表示の特例に関する規定は考慮しなくてよい。
a かつては医薬品であったが医薬部外品へ移行された製品群(「指定医薬部外品」の表示がある製品群)は、適正に使用することが他の医薬部外品と比べてより重要であるため、容器や包装等に識別表示がなされている。
b 化粧品は、 直接の容器又は直接の被包に、「化粧品」の文字の表示が義務付けられている。
c 化粧品は、 人の身体を美化し、魅力を増す目的に限定して医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。
d 医薬部外品を製造販売する場合には、医薬部外品製造販売業の承認が必要であり、品目ごとに許可を得る必要がある。 |
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保健機能食品等の食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 食品衛生法において、食品とは、医薬品及び医薬部外品以外のすべての飲食物であると規定されている。
b 機能性表示食品は、 事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示し、販売後に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが、消費者庁長官へ届け出られたものである。
c ビタミンEを栄養成分として含有している栄養機能食品に栄養表示する場合は 、「 ビタミンEは、 抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。」と 栄養成分の機能の表示をしなければならない。
d 葉酸を栄養成分として含有している栄養機能食品は、「 多量に摂取すると軟便(下痢)になることがあります 。」という注意喚起表示が必須である。 |
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薬局及び医薬品の販売業に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 店舗販売業者が、配置による販売又は授与の方法で医薬品を販売等しようとする場合には、別途、配置販売業の許可を受ける必要がある。
b 薬局における一般の生活者に対する医薬品の販売行為は、薬局の業務に付随して行われる行為であるので、医薬品の販売業の許可は必要としない。
c 卸売販売業の許可を受けた者は、業として一般の生活者に対して直接医薬品を販売することができる。
d 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りにより販売することは認められている。 |
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薬局に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 なお、本設問において、「 薬剤師不在時間 」 とは、医薬品医療機器等法施行規則第1条第2項第3号で規定されるものとする。
a 医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設許可を受けていないものについては、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない 。
b 医薬品をあらかじめ小分けし、販売する行為が認められている。
c 学校薬剤師の業務のため、当該薬局において恒常的に薬剤師が不在となる時間は、薬剤師不在時間として認められている。
d 薬剤師不在時間内は、その薬局の管理を行う薬剤師が、薬剤師不在時間内に当該薬局において勤務している従事者と連絡ができる体制を備えなければならない。 |
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