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血液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 二酸化炭素の多くはヘモグロビンと結合し、末梢組織から肺へ運ばれる。
b 好中球は、白血球の約5%と少ないが、白血球の中で最も大きく、強い食作用を持つ。
c グロブリンは、その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う。
d 血管の損傷部位では、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、血漿タンパク質の一種であるフィブリンが傷口で重合して線維状のフィブリノゲンとなる。 |
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泌尿器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ボウマン嚢は、腎小体と尿細管とで構成される腎臓の基本的な機能単位である。
b 副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。
c 腎臓は、血液の量と組成を維持して、血圧を一定範囲内に保つ上で重要な役割を担っている。
d 尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収される。 |
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目、耳、鼻などの感覚器官に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 視細胞には、色を識別する細胞と、わずかな光でも敏感に反応する細胞の二種類があり、後者が光を感じる反応にはビタミンCが不可欠である。
b 鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥に空洞があり、それらを総称して副鼻腔といい、いずれも鼻腔と細い管でつながっている。
c 角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。
d 外耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭からなる。 |
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外皮系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 腱は筋細胞と結合組織からできており、伸縮性に富む。
b 骨格筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見えるので横紋筋とも呼ばれる。
c 骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。
d 随意筋(骨格筋)は自律神経系で支配されるのに対して、不随意筋(平滑筋及び心筋)は体性神経系(運動神経)に支配されている。 |
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交換神経系が効果器に及ぼす反応に関する組合せのうち、誤っているものはどれか。 |
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薬が働く仕組みに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 局所作用を目的とする医薬品の場合、全身性の副作用が生じることはない。
b 体内に吸収された有効成分が全身を巡って薬効をもたらすことを全身作用という。
c 医薬品が体内で引き起こす薬効と副作用を理解するには、薬物動態に関する知識が不可欠である。
d 有効成分が循環血液中に移行して全身作用を示すことを目的とした経皮吸収製剤が存在する。 |
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薬の体内での働きに関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、多くの場合、標的となる細胞に存在する( a )、酵素、 ( b )などの( c )と結合し、その機能を変化させることで薬効や( d )を現す。 |
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医薬品の剤型に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 錠剤のように固形状に固めず、粉末状にしたものを顆粒剤という。
b 錠剤には、腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているものがある。
c 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているので、水なしで服用することができる。
d スプレー剤は、手指等では塗りにくい部位や広範囲に適用する場合に適している。 |
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薬の体内での働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品の有効成分の代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回ると、医薬品の有効成分の血中濃度は上昇する。
b 医薬品の有効成分の血中濃度が、ある最大有効濃度を超えたときに生体の反応としての薬効が現れる。
c 一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなる。
d 全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が、無効域と中毒域の間の範囲に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められている。 |
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皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 皮膚粘膜眼症候群はスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれる。
b 中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが、皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる。
c 中毒性表皮壊死融解症は、一旦発症すると多臓器障害の合併症等により致命的な転帰をたどることがある。
d 両眼に現れる急性結膜炎は、中毒性表皮壊死融解症の前兆である可能性がある。 |
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偽アルドステロン症に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる。
b 主な症状としては、筋肉痛、喉の渇き、倦怠感、血圧上昇等がみられる。
c 体内にカリウムが貯留し、体からナトリウムが失われたことに伴う症状である。
d 複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起きることがある。 |
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消化器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 消化性潰瘍は、消化管出血に伴って糞 ふん 便が黒くなる。
b イレウス様症状は、普段から下痢傾向がある人において発症のリスクが高い。
c 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、排便直後の立ちくらみなどがある。
d イレウス様症状が悪化すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈することがある。 |
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呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、 正しい組合せはどれか。
a 間質性肺炎は、かぜや気管支炎の症状との区別が容易である。
b 喘息は、一般的に原因となる医薬品の使用から1~2週間程度で起きることが多い。
c 間質性肺炎を発症すると、息切れ、空咳、発熱等の症状を呈する。
d 医薬品で喘息発作を起こしたことがある人は、同種の医薬品の使用を避ける必要がある。 |
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医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、 正しい組合せはどれか。
a 薬疹は、医薬品ごとに生じる発疹の型が決まっている。
b 光線過敏症は、貼付剤を剥がした後でも発症することがある。
c 接触皮膚炎は、医薬品の触れた部分だけでなく全身に広がって重篤化する可能性がある。
d 光線過敏症の症状が現れた場合は、患部は洗浄せずそのままの状態で、清潔な白い生地等で覆い医師の診療を受ける必要がある。 |
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日本薬局方に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
日本薬局方とは、医薬品医療機器等法第41条第1項の規定に基づいて、厚生労働大臣が医薬品の性状及び( a )の適正を図るため、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、保健医療上重要な医薬品について、必要な規格・基準及び( b )等を定めたものである。
厚生労働大臣は、少なくとも( c )年ごとに日本薬局方の全面にわたって薬事・食品衛生審議会の検討が行われるように、その改定について薬事・食品衛生審議会に諮問しなければならない。 |
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要指導医薬品及び一般用医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 要指導医薬品は、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する。
b 毒薬は、要指導医薬品の指定の対象とはならない。
c 第二類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を指定第二類医薬品としている。
d 第三類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であり、第一類医薬品に分類が変更されることはない。 |
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毒薬及び劇薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 |
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生物由来製品に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
生物由来製品は、「人その他の生物(( a )を除く。)に由来するものを原料又は材料として製造をされる医薬品、医薬部外品、( b )のうち、保健衛生上特別の注意を要するものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するもの」と定義されており、現在の科学的知見において、( c )の発生リスクの蓋然性が極めて低いものについては、指定の対象とならない。 |
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医薬品医療機器等法第 50 条の規定に基づく要指導医薬品及び一般用医薬品の直接の容器又は直接の被包への記載事項として、正しいものの組合せはどれか。
a 製造販売業者の氏名、住所及び電話番号
b 重量、容量又は個数等の内容量
c 要指導医薬品にあっては、「要指導医薬品」の文字
d 一般用医薬品にあっては、「一般用医薬品」の文字 |
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次のうち、化粧品の効能効果の範囲として、正しいものはどれか。 |
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食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 食品とは、医薬品及び医薬部外品以外のすべての飲食物をいう。
b 特定保健用食品は、内閣総理大臣から特定の保健の用途に資する旨の表示の許可等を受けたものであり、消費者庁の許可等のマークが付されている。
c 栄養機能食品における栄養成分の機能表示に関しては、消費者庁長官の許可を要さない。
d 特別用途食品、栄養機能食品、機能性表示食品を総称して「保健機能食品」という。 |
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医薬部外品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止のために使用される物は、医薬部外品から除かれている。
b 医薬部外品を製造販売する場合には、厚生労働大臣が基準を定めて指定するものを除き、品目ごとの承認は不要である。
c 医薬部外品を販売する場合には、販売業の許可は不要である。
d 医薬部外品は、直接の容器又は直接の被包に、「医薬部外品」の文字の表示は不要である。 |
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薬局に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 調剤を実施する薬局は、医療法における医療提供施設として位置づけられている。
b 薬局に勤務する登録販売者は、要指導医薬品の販売等において、購入者等への情報提供や相談対応を行うことができる。
c 病院又は診療所の調剤所は、薬局として開設の許可を受けなければ、薬局の名称を付してはならない。
d 薬局開設者が薬剤師でないときは、その薬局で薬事に関する実務に従事する薬剤師のうちから管理者を指定して実地に管理させなければならない。 |
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店舗販売業に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 店舗に従事する薬剤師は、医薬品をあらかじめ小分けし、販売することができる。
b 医薬品医療機器等法第28条第2項において、「店舗管理者は、厚生労働省令で定めるところにより、薬剤師又は登録販売者でなければならない」とされている。
c 店舗販売業の許可は、5年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
d 要指導医薬品を販売し、授与する店舗において、一定の条件を満たす場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に関する業務に従事する登録販売者を店舗管理者とすることができる。 |
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