登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア)


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26 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、目に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 角膜や水晶体には血管が通っていないため、組織液(房水)によって栄養分や酸素が供給されている。
b 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、遠くの物を見るときは丸く厚みが増し、近くの物を見るときには扁平になる。
c 視細胞が光を感じる反応に不可欠なビタミンEの不足は、夜盲症の原因となる。
d 結膜の充血では、白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。
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27 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 泌尿器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 腎小体では、肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など、血液中の老廃物が濾過される。
b 副腎皮質ホルモンの一つであるアドレナリンには、体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄を促す作用がある。
c 尿には、健康な状態であっても細菌等の微生物が存在する。
d 膀胱の出口にある膀胱括約筋が収縮すると、同時に膀胱壁の排尿筋が緩み、尿が尿道へと押し出される。
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28 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、外皮系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 角質層は、細胞膜が丈夫な繊維性のタンパク質(ケラチン)でできた板状の角質細胞と、セラミドを主成分とする細胞間脂質で構成されている。
b メラニン色素は、メラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、紫外線から皮膚組織を防護する役割を持つ。
c 真皮には、毛細血管や知覚神経の末端が通っていない。
d 汗腺には、アポクリン腺と皮脂腺の二種類がある。
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29 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、骨格系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 骨には、造血機能があり、骨髄で造血幹細胞が産生され、赤血球、白血球、血小板に分化し、体内に供給される。
b 成長が停止した後は、骨吸収のみ行われ、骨形成は行われない。
c 骨組織を構成する無機質(炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質)は骨に硬さを与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靭さを保つ。
d 関節周囲を包む膜(関節膜)の内側には靭帯があって骨を連結し、関節部を補強している。
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30 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 中枢神経系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子は血液中から脳の組織へ移行しやすい。
b 脳において、酸素の消費量は全身の約1%以下と少ない。
c 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。
d 脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
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31 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の1~5で示される反応のうち、副交感神経系が交感神経系よりも活発になっているときの効果器の制御として、正しいものはどれか。 この問題へ
32 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 医薬品の有効成分の吸収に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。 この問題へ
33 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 薬の代謝、排泄に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 薬の有効成分が代謝を受けることで、作用を失ったり(不活性化)、作用が現れたり(代謝的活性化)、あるいは体外へ排泄されやすい脂溶性の物質に変化したりする。
b 有効成分は未変化体のままで、あるいは代謝物として、腎臓から尿中へ、肝臓から胆汁中へ、又は肺から呼気中へ排出される。
c 肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する未変化体の量がより少なくなる。
d 有効成分と血漿タンパク質の複合体は、排泄の過程において、腎臓で濾過されないため、有効成分が長く循環血液中に留まることになる。
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34 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 薬の体内での働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 循環血液中に移行した有効成分は、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。
b 血中濃度はある時点でピークに達し、その後は低下していくが、これは吸収・分布の速度が代謝・排泄の速度を上回るためである。
c 一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなる。
d 全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が、最小有効濃度未満の濃度域と、毒性が現れる濃度域の間の範囲に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められている。
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35 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、全身的に現れる副作用に関するものである。正しい組み合わせはどれか。

a 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多く、1ヵ月以上経ってから発症することはない。
b ショック(アナフィラキシー)は、発症後の進行が非常に速やかなことが特徴であり、通常、2時間以内に急変する。
c 医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少し、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力が弱くなって、突然の高熱、悪寒、喉の痛みの症状を呈することがある。
d 偽アルドステロン症は小柄な人や高齢者で生じやすく、複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起きることがある。
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36 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 医薬品が原因となる肝機能障害に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
37 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 呼吸器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多く、必ず発熱を伴う。
b 喘息は、原因となる医薬品の使用後、短時間のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じる。
c 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば寛解する。
d 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻茸(鼻ポリープ)、嗅覚異常等、鼻の疾患を合併している人は喘息を発症しやすい。
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38 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 消化器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a イレウス様症状は、激しい腹痛や嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現われる。
b イレウス様症状が悪化した場合、腸内細菌の異常増殖によって全身状態の衰弱が急激に進行する可能性がある。
c 消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。
d 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみがある。
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39 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 精神神経系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用等の不適正な使用がなされた場合にのみ起こり、通常の用法・用量では発生しない。
b 無菌性髄膜炎は、大部分はウイルスが原因と考えられているが、マイコプラズマ感染症やライム病、医薬品の副作用等によって生じることもある。
c 無菌性髄膜炎は、多くの場合、発症が急性で首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れる。
d 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感、不安定感が生じることがある。
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40 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、皮膚に現れる副作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 接触皮膚炎は原因と考えられる医薬品の使用を中止すれば、症状は治まり、再びその医薬品に触れても再発することはない。
b 光線過敏症が現れた場合、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、患部を洗浄し、遮光(白い生地や薄手の服は不可)して速やかに医師の診療を受ける必要がある。
c 薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって薬疹が現れることがある。
d 薬疹のなかでも、蕁麻疹は痒みがないか、たとえあったとしてもわずかである。
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41 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 第1欄の記述は、医薬品医療機器等法第1条の条文である。( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせは、第2欄のどれか。(なお、2箇所の( b )内はどちらも同じ字句が入る。)

第1欄

第一条
 この法律は、医薬品、医薬部外品、( a )、医療機器及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による( b )上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、( c )の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び再生医療等製品の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、( b )の向上を図ることを目的とする。

第2欄
1 a化粧品  b保健衛生 c指定薬物
2 a化粧品  b公衆衛生 c麻薬及び向精神薬
3 a健康食品 b公衆衛生 c指定薬物
4 a健康食品 b保健衛生 c麻薬及び向精神薬
5 a化粧品  b保健衛生 c麻薬及び向精神薬
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42 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 要指導医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医師の指示によって使用されることを目的として供給される医薬品である。
b 劇薬に該当する要指導医薬品がある。
c その適正な使用のために薬剤師の対面による情報の提供及び薬学的知見に基づく指導が行われることを必要とする。
d 人体に直接使用されない検査薬のうち、検体の採取に身体への直接のリスクを伴うもの(例えば、血液を検体とするもの)は要指導医薬品として認められていない。
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43 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 毒薬又は劇薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 毒薬を、14歳未満の者に交付することは禁止されている。
b 一般用医薬品で毒薬に該当するものはない。
c 業務上劇薬を取り扱う者は、劇薬を貯蔵し、又は陳列する場所には、必ず鍵を施さなければならない。
d 劇薬とは、医薬品医療機器等法第44条第2項の規定に基づき、劇性が強いものとして厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する医薬品をいう。
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44 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次のうち、医薬品の直接の容器又は被包に記載しなければならない法定表示事項として、正しいものの組み合わせはどれか。なお、医薬品医療機器等法施行規則で定める表示の特例に関する規定は考慮しなくてよい。

a 製造業者の氏名又は名称及び住所
b 承認外の効能又は効果
c 重量、容量又は個数等の内容量
d 指定第二類医薬品にあっては、枠の中に「2」の数字
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45 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 医薬部外品と化粧品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬部外品を、業として、製造販売する場合は、製造販売業の許可が必要である。
b 医薬部外品を、業として、販売する場合は、販売業の許可が必要である。
c 化粧品を、業として、製造する場合は、製造業の許可が必要である。
d 化粧品を、業として、販売する場合は、販売業の許可が必要である。
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46 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 化粧品の効能効果として表示・標榜することが認められている範囲に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 皮膚の炎症を抑える。
b 日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
c フケ、カユミがとれる。
d 口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
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47 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 医薬品の販売業の許可に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。 この問題へ
48 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、薬局に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 薬局開設者が登録販売者であるときは、自ら当該薬局の管理者になることができる。
b 薬局で第二類医薬品又は第三類医薬品を販売する場合、登録販売者が購入者への情報提供や相談対応を行うことができる。
c 調剤を実施する薬局は、医療法における医療提供施設として位置づけられていない。
d 医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものについては、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない。
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49 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、医薬品医療機器等法施行規則第1条第2項第3号に規定されている薬剤師不在時間に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 薬局の開店時間のうち、当該薬局において調剤に従事する薬剤師が学校薬剤師の業務やあらかじめ予定されている定期的な業務を行うため、恒常的に薬剤師が不在となる時間を薬剤師不在時間という。
b 薬局開設者は、薬剤師不在時間内は、調剤室を閉鎖しなければならない。
c 薬局開設者は、調剤に従事する薬剤師が不在のため、調剤に応じることが出来ない旨等、薬剤師不在時間に係る掲示事項については、当該薬局内の見やすい場所にのみ掲示すればよい。
d 薬剤師不在時間内は、医薬品医療機器等法第7条第1項又は第2項の規定による薬局の管理を行う薬剤師が、薬剤師不在時間内に当該薬局において勤務している従事者と連絡ができる体制を備えていなければならない。
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50 登録販売者試験(令和元年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、店舗販売業に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 薬剤師が従事している店舗においては、調剤を行うことが認められている。
b 登録販売者は、第一類医薬品を販売する店舗の管理者になることはできない。
c 店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。)の許可を受けた場合を除き、その店舗以外の場所で業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。
d 店舗販売業者は、その店舗を、自ら実地に管理し、又はその指定する者に実地に管理させなければならない。
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