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貧血用薬(鉄製剤)に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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次の記述は胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 抗コリン成分は、胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、癪)を鎮める(鎮痛鎮痙)効果を期待して使用される。
b パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃液分泌を抑える作用を示す。
c ブチルスコポラミン臭化物は、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることが知られている。
d オキセサゼインは、胃液分泌を抑える作用はない。 |
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駆虫薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と吸虫である。
b 再度駆虫を必要とする場合には、1ヵ月以上間隔を置いてから使用することとされている。
c 複数の駆虫薬を併用すると駆虫効果が高まる。
d 消化管からの駆虫成分の吸収は好ましくない全身作用(頭痛、めまい等の副作用)を生じる原因となる。 |
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第1欄の記述は、循環器用薬の代表的な配合成分に関するものである。第1欄の記述に該当する配合成分として正しいものは第2欄のどれか。
第1欄
ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
第2欄
1 コウカ 2 ユビデカレノン 3 ヘプロニカート
4 イノシトールヘキサニコチネート 5 ルチン |
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第1欄の記述は、脂質異常症に関するものである。( )の中に入れるべき字句は第2欄のどれか。
第1欄
医療機関で測定する検査値として、LDLが140mg/dL以上、HDLが40mg/dL未満、中性脂肪が( )mg/dL以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。
第2欄
1 40 2 50 3 130 4 140 5 150 |
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外用痔疾用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a リドカインは、局所麻酔成分として痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として用いられる。
b グリチルレチン酸は、強力な抗炎症作用を示す成分として配合されている場合がある。
c ジフェンヒドラミンは、抗ヒスタミン成分として痔に伴う痒みを和らげることを目的として配合されている場合がある。
d タンニン酸は、痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として配合されている場合がある。 |
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82 |
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女性の月経に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 血の道症とは、臓器・組織の形態的異常があり、抑鬱や寝つきが悪くなる、神経質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態のことである。
b 月経前症候群は、加齢とともに卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少していき、やがて月経が停止して、妊娠可能な期間が終了することをいう。
c 月経周期は、扁桃体で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが関与する。
d 女性の月経は、子宮の内壁を覆っている膜(子宮内膜)が剥がれ落ち、血液(経血)と共に排出される生理現象である。 |
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婦人薬の相互作用、受診勧奨に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 1ヶ月位使用して症状の改善がみられず、日常生活に支障を来すようであれば、医療機関を受診するなどの対応が必要である。
b 内服で用いられる婦人薬では、通常、複数の生薬成分が配合されている場合が多く、他の婦人薬、生薬成分を含有する医薬品が併用された場合、効き目が強すぎたり、副作用が起こりやすくなるおそれがある。
c 更年期は様々な病気が起こりやすい年齢でもあり、そのような原因が見いだされた場合には、その治療が優先される必要がある。
d 一般の生活者においては、「痔の薬」と「更年期障害の薬」等は影響し合わないとの誤った認識がなされることも考えられるので、医薬品の販売等に従事する専門家において適宜注意を促していくことが重要である。 |
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内服アレルギー用薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a アレルギー(過敏反応)は、好中球からヒスタミンやプロスタグランジンが遊離することにより起こる。
b 内服アレルギー用薬は、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分(抗ヒスタミン成分)を主体として配合されている。
c 抗ヒスタミン成分として、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合されている場合がある。
d クロルフェニラミンマレイン酸塩を含む内服薬を服用後は、車の運転は避けることとされている。 |
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内服アレルギー用薬に用いられる主な漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 茵蔯蒿湯、十味敗毒湯、消風散、当帰飲子は皮膚の症状を主とする人に適すとされる。
b 葛根湯加川芎辛夷、小青竜湯、荊芥連翹湯、辛夷清肺湯は鼻の症状を主とする人に適すとされる。
c 荊芥連翹湯はまれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎が現れることが知られている。
d 葛根湯加川芎辛夷は、比較的体力のあるものの鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎に適すとされる。 |
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鼻に用いる薬の成分及び受診勧奨に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、蓄膿症などの慢性のものであり、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎は対象となっていない。
b 鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として、ベンゼトニウム塩化物のような殺菌消毒成分が配合されている場合がある。
c フェニレフリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を拡張させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる。
d クロモグリク酸ナトリウムは、まれに重篤な副作用として、アナフィラキシーを生じることがある。 |
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眼科用薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ナファゾリン塩酸塩は結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去することを目的として配合される。
b コンドロイチン硫酸ナトリウムは、細菌感染によるものもらいの症状を改善することを目的として配合される。
c クロモグリク酸ナトリウムは細菌感染による眼瞼炎の症状を改善することを目的として配合される。
d ホウ酸は結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として配合される。
本問題の正解は、無となっております。
詳細については、公式サイトをご確認ください。 |
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皮膚に用いる薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 局所性の副作用として、適用部位に発疹・発赤、痒みが現れることがある。
b 殺菌消毒薬は、日常の生活において生じる、比較的小さなきり傷、擦り傷、掻き傷等の創傷面の化膿を防止すること、又は手指・皮膚の消毒を目的として使用される。
c 非ステロイド性抗炎症成分は、喘息の副作用を起こしたことがある人にも使用を勧めることができる。
d ステロイド性抗炎症成分を含む、外皮用の一般用医薬品は、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象とするものである。 |
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次の記述は、皮膚に用いる薬の配合成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a サリチル酸は角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。
b 尿素は角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として用いられる。
c グリセリンは皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
d ヘパリン類似物質は抗菌作用を有し、化膿性皮膚疾患に用いられる。 |
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第1欄の記述は、抗真菌成分に関するものである。第1欄の記述に該当する成分として正しいものは第2欄のどれか。
第1欄
( )は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える。
第2欄
1 バシトラシン 2 テルビナフィン塩酸塩 3 ピロールニトリン
4 スルファジアジン 5 クロラムフェニコール |
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次の記述は、みずむし等に対する剤形の選択及び抗真菌作用を有する配合成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 皮膚が厚く角質化している部分には、クリーム剤が適している。
b 液剤は有効成分の浸透性が高いが、患部に対する刺激が強い。
c 患部が化膿している場合には、抗菌成分を含んだ外用剤を使用する等、化膿が治まってから使用することが望ましい。
d 湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合には、抗真菌成分が配合された医薬品を使用すべきである。 |
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歯槽膿漏薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、トコフェロールコハク酸エステルカルシウムが用いられる。
b 歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。
c 歯周組織の炎症を和らげることを目的として、フィトナジオンが用いられる。
d 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して、アラントインが配合されている場合がある。 |
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口内炎用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸ニカリウムが用いられる。
b 患部からの細菌感染を防止することを目的として、クロルヘキシジン塩酸塩が配合されている場合がある。
c 口腔粘膜の炎症には、ステロイド性抗炎症薬の長期連用が推奨される。
d 口腔粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合されている場合がある。 |
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ニコチン及び禁煙補助剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 禁煙補助剤は、ニコチンを有効成分とする医薬品で、カプセル剤とパッチ製剤がある。
b パッチ製剤は、1日1回皮膚に貼付することによりニコチンが皮膚を透過して血中に移行する。
c タバコの煙に含まれるニコチンは、脳の情動を司る部位に働いてリラックス効果などをもたらす。
d 禁煙補助剤のニコチン量は極めて少量のため、妊婦にも使用可能である。 |
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次の記述は、ビタミン主薬製剤に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a ビタミンA主薬製剤は、骨歯の発育不良、くる病の予防に用いられる。
b ビタミンB1主薬製剤は、口角炎、口唇炎、口内炎、皮膚炎、にきびなどの症状の緩和に用いられる。
c ビタミンC主薬製剤は、しみ、そばかす、日焼けによる色素沈着の症状の緩和、歯ぐきからの出血の予防に用いられる。
d ビタミンE主薬製剤は、肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和に用いられる。 |
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次の記述は代表的な漢方処方製剤に関するものである。これらの適用となる症状・体質を示す製剤の名称について、正しいものの組み合わせはどれか。
a 体力が充実して脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症に適すとされる。
b 体力中等度以上で、赤ら顔でときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻(酒さ)に適すとされる。
c 体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。
d 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に適すとされる。 |
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次の記述は代表的な生薬成分に関するものである。これらの適用となる薬用部位と期待する効果を示す生薬の名称について、正しいものの組み合わせはどれか。
a キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
b マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられる。 |
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消毒薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 消毒薬が微生物を死滅させる仕組み及び効果は、殺菌消毒成分の種類、濃度、温度、時間、消毒対象物の汚染度、微生物の種類や状態などによって異なる。
b クレゾール石鹸液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
c イソプロパノールは、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
d 次亜塩素酸ナトリウムは強い酸化力により、一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対して殺菌消毒作用を示す。 |
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殺虫剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ジクロルボスは、アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合してその働きを阻害する。
b ペルメトリンは、神経細胞に間接的に作用して神経伝達を阻害する。
c プロポクスルは、アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合して、その働きを阻害する。
d メトプレンは、幼虫が蛹になるのを妨げる。 |
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次の記述は、一般的な妊娠検査薬に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 高濃度タンパク尿や糖尿の場合、非特異的な反応が生じて擬陽性を示すことがある。
b 検査の時期は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降に行うことが推奨されている。
c 経口避妊薬を使用している人は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンが検出されることはない。
d 検査結果が陽性の場合、妊娠が確定される。 |
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