登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア)


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26 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 目に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。
b 網膜には光を受容する視細胞が密集していて、個々の視細胞は神経線維につながり、それが束なって眼球の後方で視神経となる。
c 結膜は、眼瞼の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆って、組織を保護している。
d 涙器は、涙液を分泌する涙道と、涙液を鼻腔に導出する涙腺からなる。
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27 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 皮膚は、身体の維持と保護、体水分の保持、熱交換、外界情報の感知の機能を有する。
b 骨格系は、筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からなり、その機能や形態によって、骨格筋、平滑筋、心筋に分類される。
c 皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものである。
d 骨格筋の疲労は、グリコーゲンの代謝に伴って生成する炭酸カルシウムが蓄積して、筋組織の収縮性が低下する現象である。
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28 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 脳や神経系の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
b 自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなる。
c 中枢神経系は、脳と脊髄から構成される。
d 目の瞳孔は、交感神経系への刺激により収縮する。
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29 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 薬の生体内運命に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。 この問題へ
30 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 第1欄の記述は、薬の体内での働きに関するものである。(   )の中に入れるべき字句は第2欄のどれか。

第1欄
循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどの(   )と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。

第2欄
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31 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、医薬品の剤形に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a チュアブル錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
b 錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することで薬効を発現するので、例外的な場合を除いて、口中で噛み砕いて服用してはならない。
c カプセル剤は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。
d 錠剤のように固形状に固めず、粉末状にしたものを散剤、小さな粒状にしたものを顆粒剤という。
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32 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、血液に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 血漿に含まれるグロブリンは、その多くが免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う。
b 血液は、血漿と血球からなる。
c 白血球の一種である単球は、白血球の約60%を占めている。
d 生体には損傷した血管からの血液の流出を抑える仕組みが備わっており、リンパ球がその仕組みにおいて重要な役割を担っている。
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33 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 全身的に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する遅延型のアレルギー反応の一種である。
b 肝機能障害は、軽度の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で判明することが多い。
c 偽アルドステロン症は、中毒性のものとアレルギー性のものに大別される。
d 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。
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34 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、精神神経系に現れる副作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 医薬品の副作用によって末梢神経系が影響を受け、精神神経症状を生じることがある。
b 無菌性髄膜炎の発症は、多くの場合、急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐、意識の混濁等の症状が現れる。
c 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい等が生じることがある。
d 医薬品の長期連用や過量服用によって、倦怠感や虚脱感を生じることはない。
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35 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 消化器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 消化性潰瘍は、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れることがある。
b 消化器に対する医薬品の副作用によって、吐き気・嘔吐、食欲不振、腹部(胃部) 不快感等を生じることはあるが、口内炎や口腔内の荒れ、刺激感などを生じることはない。
c 医薬品の副作用による消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。
d 消化性潰瘍は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人で発症のリスクが高い。
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36 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、呼吸器系に現れる副作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 喘息は、内服薬により生じることがあるが、坐薬で誘発されることはない。
b 間質性肺炎を発症すると、体内は低酸素状態となる。
c 間質性肺炎は、医薬品の使用開始から6ヶ月程度で起きることが多い。
d 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。
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37 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 循環器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品の副作用として現れる不整脈では、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す。
b 心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすい。
c 医薬品を適正に使用した場合であっても、動悸 き (心悸 き 亢 こう 進)や一過性の血圧上昇、顔のほてり等を生じることがある。
d 高齢者は、腎機能や肝機能の低下によって、医薬品による不整脈の発症リスクが高まることがあるので配慮が必要である。
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38 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 泌尿器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
39 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 感覚器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている眼房水が排出されにくくなると、眼圧が低下して視覚障害を生じることがある。
b 抗コリン作用がある成分が配合された医薬品によって眼圧が低下して、急激な視力低下を来すことがある。
c 瞳の拡大(散瞳)を生じる可能性のある成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物の運転を避けなければならない。
d 眼圧の上昇に伴って、頭痛や吐き気・嘔吐等の症状が現れることがある。
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40 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 皮膚に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 薬疹は、医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹・発赤等の皮膚症状を呈する場合をいう。
b 接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚の部分から発症し、その症状は、徐々に全身の皮膚へと広がっていく。
c 医薬品の副作用として現れるかぶれ症状は、太陽光線(紫外線)に曝されて初めて起こることがある。
d 医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合は、一般の生活者が自己判断で対症療法を行うことが推奨される。
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41 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 販売従事登録に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 販売従事登録申請の際、申請者が薬局開設者又は医薬品の販売業者でないときは、雇用契約書の写しその他薬局開設者又は医薬品の販売業者の申請者に対する使用関係を証する書類を申請書に添付しなければならない。
b 二以上の都道府県において販売従事登録を受けようと申請した者は、当該申請を行ったそれぞれの都道府県知事の登録を受けることができる。
c 登録販売者の住所に変更を生じたときは、30日以内に、その旨を登録を受けた都道府県知事に届け出なければならない。
d 都道府県知事は、登録販売者が偽りその他不正の手段により販売従事登録を受けたことが判明したときは、登録を消除しなければならない。
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42 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 以下の医薬品医療機器等法の医薬品の定義に関する記述について、(   )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( b )内はどちらも同じ字句が入る。

この法律で「医薬品」とは、次に掲げる物をいう。
一 ( a )に収められている物
二 ( b )の疾病の( c )に使用されることが目的とされている物であつて、機械器具等(機械器具、歯科材料、医療用品、衛生用品並びにプログラム(電子計算機に対する指令であつて、一の結果を得ることができるように組み合わされたものをいう。以下同じ。)及びこれを記録した記録媒体をいう。以下同じ。)でないもの(医薬部外品及び再生医療等製品を除く。)
三 ( b )の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物 であつて、 機械器具等でないもの(医薬部外品、化粧品及び再生医療等製品を除く。)
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43 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 一般用医薬品及び要指導医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 用量に関しては、あらかじめ定められた用量に基づき、適正使用することによって効果を期待するものである。
b 効能効果の表現は、一般の生活者が判断できる症状(例えば、胃痛、胸やけ等)で示されている。
c 医師若しくは歯科医師によって使用され、又はこれらの者の処方箋若しくは指示によって使用されることを目的として供給されるものである。
d 店舗販売業者が販売できる医薬品は、一般用医薬品及び要指導医薬品のみである。
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44 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、生物由来製品に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 厚生労働大臣が、都道府県知事の意見を聴いて指定するものである。
b 製品の使用による感染症の発生リスクに着目して指定されている。
c 人その他の生物に由来するものを原料又は材料として製造されるものであり、その他の生物には植物が含まれる。
d 現在のところ、生物由来製品として指定された要指導医薬品はない。
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45 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次のうち、医薬品の直接の容器又は被包に記載しなければならない法定表示事項として、正しいものの組み合わせはどれか。なお、医薬品医療機器等法施行規則で定める表示の特例に関する規定は考慮しなくてよい。

a 指定第二類医薬品にあっては、枠の中に「2」の数字
b 効能又は効果
c 配置販売品目以外の一般用医薬品にあっては、「店舗専用」の文字
d 製造業者の氏名又は名称及び住所
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46 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 次の記述は、医薬品の添付文書への記載事項に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 最新の論文その他により得られた知見に基づき、用法用量その他使用及び取扱い上必要な注意等が記載されていなければならない。
b 虚偽又は誤解を招くおそれのある事項を記載してはならない。
c 法定記載事項は、原則として邦文で記載されていなければならないが、外国で製造されたものは英文記載が認められている。
d 記載内容が適切でない医薬品を販売してはならないとされているが、違反に対する罰則規定はない。
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47 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 医薬部外品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬部外品の販売については、販売業の許可は必要なく、一般小売店において販売することができる。
b 効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。
c 人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物の防除の目的のために使用される物で、機械器具を含む。
d 薬用化粧品類、薬用石けん、薬用歯みがき類として承認されているものがある。
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48 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 化粧品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 成分本質(原材料)については、原則として医薬品の成分を配合してはならないこととされており、配合が認められる場合にあっても、添加物として使用されているなど、薬理作用が期待できない量以下に制限されている。
b 化粧品を業として製造販売する場合には、製造販売業の許可を受けた者が、製造販売後30日以内に、品目ごとの届出を行う必要がある。
c 不正表示化粧品の販売は、医薬品医療機器等法により禁止されている。
d 医薬品的な効能効果を表示・標榜することは、一切認められていない。
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49 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 医薬品の販売に関する許可の種類と許可行為の範囲に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般の生活者に対して医薬品を販売するには、店舗販売業、配置販売業又は卸売販売業の許可を受けなければならない。
b 薬剤師不在時間内は、その薬局の管理を行う薬剤師が、薬剤師不在時間内に当該薬局において勤務している従事者と連絡ができる体制を備えなければならない。
c 薬局開設者は、薬剤師不在時間内であっても、登録販売者が常駐する場合は、調剤室、要指導医薬品陳列区画又は第一類医薬品陳列区画を閉鎖する必要はない。
d 店舗販売業の店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事の許可を受けた場合を除き、その店舗以外の場所で業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。
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50 登録販売者試験(平成30年度)(北海道・東北エリア) 配置販売業の区域管理者に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 第二類医薬品を配置販売する区域において区域管理者となれるのは、登録販売者のみである。
b 薬剤師が区域管理者になるには、過去5年間のうち薬局、店舗販売業又は配置販売業において、業務に従事した期間が通算して2年間あることが必要である。
c 配置販売業において、一般従事者として薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に実務経験を積んだ期間は、区域管理者になるための実務に従事した期間には含まれない。
d 区域管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないように、その区域の業務につき、必要な注意をしなければならない。
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