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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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セメントモルタルによるタイル後張り工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 改良積上げ張りは、張付けモルタルを塗り付けたタイルを、下部から上部に張り上げる工法である。
2. 密着張りは、下地面に張付けモルタルを塗り付け、振動機を用いてタイルを張り付ける工法である。
3. マスク張りは、下地面に張付けモルタルを塗り付け、表張りユニットをたたき込んで張り付ける工法である。
4. 改良圧着張りは、下地面とタイル裏面とに張付けモルタルを塗り付け、タイルを張り付ける工法である。
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マスク張りは、下地面に張付けモルタルを塗り付け、表張りユニットをたたき込んで張り付ける工法である。
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27 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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金属製折板葺の工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 重ね形折板のボルト孔は、折板を1枚ずつ、呼び出しポンチで開孔した。
2. 重ね形折板は、各山ごとにタイトフレーム上の固定ボルトに固定した。
3. 折板葺のけらばの変形防止材には、折板の3山ピッチ以上の長さのものを用いた。
4. 折板葺の棟包みの水下側には、雨水を止めるために止水面戸を用いた。
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折板葺の棟包みの水下側には、雨水を止めるために止水面戸を用いた。
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28 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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床コンクリートの直均し仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 床仕上げレベルを確認できるガイドレールを、床コンクリートを打ち込んだ後に4m間隔で設置した。
2. コンクリート面を指で押しても少ししか入らない程度になった時に、木ごてで中むら取りを行った。
3. 機械式ごてを用いた後、最終仕上げは金ごて押えとした。
4. 張物下地は、最終こて押えの後、12時間程度を経てから、3日間散水養生を行った。
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床仕上げレベルを確認できるガイドレールを、床コンクリートを打ち込んだ後に4m間隔で設置した。
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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建具工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鋼製両面フラッシュ戸の表面板裏側の見え隠れ部分は、防錆塗装を行わなかった。
2. 木製フラッシュ戸の中骨は、杉のむく材を使用した。
3. アルミニウム製建具のアルミニウムに接する小ねじは、鉛めっき処理したものを使用した。
4. 樹脂製建具は、建具の加工及び組立てからガラスの組込みまでを建具製作所で行った。
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アルミニウム製建具のアルミニウムに接する小ねじは、鉛めっき処理したものを使用した。
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30 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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木部の塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. オイルステイン塗りは、耐候性が劣るため、建築物の屋外には使用しなかった。
2. つや有合成樹脂エマルションペイント塗りの下塗り後のパテかいは、耐水形の合成樹脂エマルションパテを使用した。
3. クリヤラッカー塗りの下塗り材は、サンジングシーラーを使用した。
4. 木材保護塗料塗りにおいて、塗料は希釈せず原液で使用した。
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クリヤラッカー塗りの下塗り材は、サンジングシーラーを使用した。
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31 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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カーペット敷きに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. タイルカーペットは、粘着はく離形の接着剤を用いて張り付けた。
2. 全面接着工法によるカーペットは、ニーキッカーを用いて、十分伸長させながら張り付けた。
3. グリッパー工法のグリッパーは、壁際からのすき間を均等にとって打ち付けた。
4. ウィルトンカーペットは、はぎ合わせを手縫いでつづり縫いとした。
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全面接着工法によるカーペットは、ニーキッカーを用いて、十分伸長させながら張り付けた。
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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モルタル塗り仕上げ外壁の改修におけるアンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. モルタルの浮き部分に使用するアンカーピンの本数は、一般部分を 16 本/m²とした。
2. アンカーピン固定部の穿孔の深さは、構造体コンクリート面から 30 mmとした。
3. 穿孔後は、孔内をブラシで清掃し、圧搾空気で接着の妨げとなる切粉を除去した。
4. アンカーピン固定用エポキシ樹脂は、手動式注入器を用いて、孔の表面側から徐々に充填した。
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アンカーピン固定用エポキシ樹脂は、手動式注入器を用いて、孔の表面側から徐々に充填した。
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33 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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施工計画と事前調査の組合せとして、最も関係の少ないものはどれか。
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詳細
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1. 場所打ちコンクリート杭工事の計画 ----- 敷地内の地中障害物の有無の調査
2. 鉄骨の建方計画 ----------------------- 近隣の商店や工場の業種の調査
3. 地下水の排水計画 --------------------- 公共桝の有無と下水道の排水能力の調査
4. 山留工事の計画 ----------------------- 試験掘削による土質性状の追加調査
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鉄骨の建方計画 ----------------------- 近隣の商店や工場の業種の調査
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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仮設計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 工事用ゲートを複数設置するため、守衛所をメインのゲート脇に設置し、その他は警備員だけを配置することとした。
2. 作業員詰所は、職種数や作業員の増減に対応するため、大部屋方式とすることとした。
3. 塗料や溶剤等の保管場所は、管理をしやすくするため、資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り設置することとした。
4. 工事用ゲートにおいて、歩行者が多いため、車両の入退場を知らせるブザー及び標示灯を設置することとした。
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塗料や溶剤等の保管場所は、管理をしやすくするため、資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り設置することとした。
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35 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鉄筋は、直接地面に接しないように角材間に渡し置き、シートを掛けて保管した。
2. 壁紙は、ポリエチレンフィルムを掛けて養生し、屋内に立てて保管した。
3. ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管した。
4. ガラスは、クッション材を挟み、屋内の乾燥した場所に平積みで保管した。
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ガラスは、クッション材を挟み、屋内の乾燥した場所に平積みで保管した。
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36 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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総合工程表の立案段階で考慮すべき事項として、最も必要性の少ないものはどれか。
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詳細
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1. 敷地周辺の上下水道、ガス等の公共埋設物
2. 敷地周辺の電柱、架線等の公共設置物
3. コンクリート工事の検査項目
4. 使用揚重機の能力と台数
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コンクリート工事の検査項目
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37 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 作業進行の度合い、工期に影響する作業やクリティカルパスが把握しやすい。
2. 作業の流れ、各作業の所要日数や施工日程が把握しやすい。
3. 手軽に作成することができ、視覚的に工程が把握しやすい。
4. 出来高の累計を重ねて表現したものは、工事出来高の進ちょく状況が把握しやすい。
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作業進行の度合い、工期に影響する作業やクリティカルパスが把握しやすい。
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 品質管理とは、工事中に問題点や改善方法などを見出しながら、合理的、かつ、経済的に施工を行うことである。
2. PDCサイクルを繰り返すことにより、品質の向上が図れる。
3. 作業そのものを適切に実施するプロセス管理に重点をおくより、試験や検査に重点をおく方が有効である。
4. 施工の検査に伴う試験は、試験によらなければ品質及び性能を証明できない場合に行う。
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作業そのものを適切に実施するプロセス管理に重点をおくより、試験や検査に重点をおく方が有効である。
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39 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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トルシア形高力ボルトの一次締め後に行う、マーキングに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. マークによって、一次締め完了の確認ができる。
2. マークのずれによって、本締め完了の確認ができる。
3. マークのずれによって、軸回りの有無の確認ができる。
4. マークのずれによって、トルク値の確認ができる。
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マークのずれによって、トルク値の確認ができる。
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40 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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品質管理のための試験又は検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鉄骨工事の現場隅肉溶接は、浸透探傷試験により確認した。
2. 造作用の木材は、含水率を高周波水分計により確認した。
3. 鉄筋のガス圧接部は、全数を外観試験により確認した。
4. 摩擦杭の周面摩擦力は、すべり係数試験により確認した。
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摩擦杭の周面摩擦力は、すべり係数試験により確認した。
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41 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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建築工事における危害又は迷惑と、それを防止するための対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐために、防護棚を設置した。
2. 落下物による危害を防ぐために、足場の外側面に工事用シートを設置した。
3. 工事用車両による道路面の汚れを防ぐために、洗車場を設置した。
4. 解体工事による粉塵の飛散を防ぐために、散水設備を設置した。
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掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐために、防護棚を設置した。
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42 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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高所作業車を用いて作業を行う場合、事業者の講ずべき措置として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 高所作業車は、原則として、主たる用途以外の用途に使用してはならない。
2. 高所作業車の乗車席及び作業床以外の箇所に労働者を乗せてはならない。
3. その日の作業を開始する前に、高所作業車の作業開始前点検を行わなければならない。
4. 高所作業等作業主任者を選任しなければならない。
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高所作業等作業主任者を選任しなければならない。
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43 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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用語の定義に関する記述として、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 大規模の修繕とは、建築物の主要構造部の1種以上について行う過半の修繕をいう。
2. 設計者とは、その者の責任において、設計図書を作成した者をいう。
3. 建築設備は、建築物に含まれる。
4. コンビニエンスストアは、特殊建築物ではない。
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コンビニエンスストアは、特殊建築物ではない。
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44 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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居室の採光及び換気に関する記述として、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 採光に有効な部分の面積を計算する際、天窓は実際の面積の3倍の面積を有する開口部として扱う。
2. 換気設備のない居室には、原則として、換気に有効な部分の面積がその居室の床面積の 1/20 以上の換気のための窓その他の開口部を設けなければならない。
3. 地階に設ける居室には、必ずしも採光を確保するための窓その他の開口部を設けなくてもよい。
4. 病院の診察室には、原則として、採光のための窓その他の開口部を設けなければならない。
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病院の診察室には、原則として、採光のための窓その他の開口部を設けなければならない。
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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建設業の許可に関する記述として、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 2以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業しようとする者が建設業の許可を受ける場合には、国土交通大臣の許可を受けなければならない。
2. 建築工事業で特定建設業の許可を受けている者は、土木工事業で一般建設業の許可を受けることができる。
3. 解体工事業で一般建設業の許可を受けている者は、発注者から直接請け負う1件の建設工事の下請代金の総額が 3,000万円の下請契約をする場合には、特定建設業の許可を受けなければならない。
4. 建築工事業で一般建設業の許可を受けている者は、発注者から直接請け負う1件の建設工事の下請代金の総額が 6,000万円の下請契約をする場合には、特定建設業の許可を受けなければならない。
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解体工事業で一般建設業の許可を受けている者は、発注者から直接請け負う1件の建設工事の下請代金の総額が 3,000万円の下請契約をする場合には、特定建設業の許可を受けなければならない。
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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建設工事の請負契約書に記載しなければならない事項として、「建設業法」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 工事着手の時期及び工事完成の時期
2. 工事の履行に必要となる建設業の許可の種類及び許可番号
3. 契約に関する紛争の解決方法
4. 工事内容及び請負代金の額
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工事の履行に必要となる建設業の許可の種類及び許可番号
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47 |
2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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労働契約に関する記述として、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 使用者は、労働することを条件とする前貸の債権と賃金を相殺することができる。
2. 使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせてはならない。
3. 労働者は、使用者より明示された労働条件が事実と相違する場合においては、即時に労働契約を解除することができる。
4. 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定める契約をしてはならない。
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使用者は、労働することを条件とする前貸の債権と賃金を相殺することができる。
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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事業者が、新たに職務に就くことになった職長に対して行う安全衛生教育に関する事項として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
ただし、作業主任者を除く。
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詳細
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1. 作業方法の決定に関すること
2. 労働者に対する指導又は監督の方法に関すること
3. 危険性又は有害性等の調査に関すること
4. 作業環境測定の実施に関すること
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作業環境測定の実施に関すること
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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産業廃棄物の運搬又は処分の委託契約書に記載しなければならない事項として、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上定められていないものはどれか。
ただし、特別管理産業廃棄物を除くものとする。
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詳細
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1. 委託する産業廃棄物の種類及び数量
2. 産業廃棄物の運搬を委託するときは、運搬の方法
3. 産業廃棄物の処分を委託するときは、処分の方法
4. 委託者が受託者に支払う料金
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産業廃棄物の運搬を委託するときは、運搬の方法
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2級建築施工管理技士「令和元年(2019年)後期」 |
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次の資格者のうち、「消防法」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 消防設備点検資格者
2. 建築設備等検査員
3. 消防設備士
4. 防火対象物点検資格者
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建築設備等検査員
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