51 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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建設工事に使用する締固め機械に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. ロードローラは、平滑車輪により締め固めを行うもので、路床の仕上げ転圧に適している。
2. タイヤローラは、空気入りタイヤの特性を利用して締め固めを行うもので、土やアスファルト混合物などの締め固めに適している。
3. 振動ローラは、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めを行うもので、土塊や岩塊などの締め固めに適している。
4. 振動コンパクタは、起振機を平板の上に直接装備したもので、ローラが走行できないのり面やみぞ内の締め固めに適している。
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振動ローラは、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めを行うもので、土塊や岩塊などの締め固めに適している。
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52 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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鉄塔の基礎に関する次の記述に該当する基礎の名称として、適当なものはどれか。
「勾配の急な山岳地に適用され、鋼板などで孔壁を保護しながら円形に掘削し、コンクリート躯体を孔内に構築する。」
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詳細
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1. 杭基礎
2. 深礎基礎
3. マット基礎
4. 逆T字基礎
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深礎基礎
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53 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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鉄道の軌道構造に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 最大カントとは、列車がカントの付いた曲線線路上で停車しても転倒しないように安全率を考慮したものである。
2. スラックとは、曲線部において、車輪を円滑に通過させるための軌間の拡幅をいう。
3. レール締結装置は、レールをまくらぎ又はスラブに定着させて軌間を保持するためのものである。
4. スラブ軌道は、コンクリートの現場打設により構築したものである。
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スラブ軌道は、コンクリートの現場打設により構築したものである。
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54 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
2. コンクリートの水セメント比を小さくすると、圧縮強度は小さくなる。
3. 鉄筋端部のフックは、コンクリートに対する定着を高める効果がある。
4. あばら筋(スターラップ)は、梁のせん断力に対する補強を目的としている。
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コンクリートの水セメント比を小さくすると、圧縮強度は小さくなる。
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55 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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鉄筋コンクリート構造と比較した鉄骨構造の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鋼材は不燃材料なので、そのままで耐火構造となる。
2. 鋼材は工場加工の比率が高いので、現場作業が少ない。
3. 部材断面を小さくでき、構造体は軽くなる。
4. 地震時に建物の変形が大きくなりやすい。
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鋼材は不燃材料なので、そのままで耐火構造となる。
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56 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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配電盤・制御盤・制御装置の文字記号と用語の組合せとして、「日本電機工業会規格(JEM)」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. ZCT ―――― 零相変流器
2. UVR ―――― 不足電圧継電器
3. PGS ―――― ガス遮断器
4. RPR ―――― 逆電力継電器
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PGS ―――― ガス遮断器
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57 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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下請負人が請け負った工事の一部を第三者に請け負わせた場合、元請負人に対して、その契約に関し遅滞なく書面をもって通知する事項として、「建設工事標準下請契約約款」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 現場代理人及び主任技術者の氏名
2. 安全管理者の氏名
3. 工期
4. 請負代金額
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請負代金額
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58 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 労務工程表を、工事の規模、作業内容、資材の搬入時期などを検討して作成した。
2. 実行予算書を、工事着工前に工事費見積書を基に実行可能な数量、価格を算出して作成した。
3. 機器承諾図の内容を基に、総合施工計画書を作成した。
4. 搬入計画書を、搬入経路、揚重機の選定、運搬車両の駐車位置と待機場所などを検討して作成した。
5. 仮設計画書を、火災予防や盗難防止等を考慮して作成した。
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機器承諾図の内容を基に、総合施工計画書を作成した。
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59 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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法令に基づく申請書等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 重量機器搬入のため道路上でラフタークレーンを使用するので、道路交通法に基づく「道路使用許可申請書」を道路管理者に提出した。
2. 延面積1500m²の事務所ビルの新築工事において、消防法に基づく「消防用設備等設置届出書」を工事が完了した日から4日後に提出した。
3. 重油を貯蔵する地下タンクの容量が5000Lであったので、消防法に基づく「危険物貯蔵所設置許可申請書」を提出した。
4. 工事用仮設電源として、内燃力を原動力とする出力20kWの移動用発電設備を使用するので、電気事業法に基づく「主任技術者選任届出書」を所轄の産業保安監督部長に提出した。
5. 受電電圧6kVの需要設備を設置するので、電気事業法に基づく「保安規程届出書」を所轄の産業保安監督部長に提出した。
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重量機器搬入のため道路上でラフタークレーンを使用するので、道路交通法に基づく「道路使用許可申請書」を道路管理者に提出した。
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60 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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作業現場の合理的な配員計画のため、図に示すネットワーク工程表を利用して山崩し図を作成する場合の記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 山積み図は、クリティカルパス上の作業を除いた作業を底辺に置いて作成した。
2. 山積み図は、各作業の開始や完了の時点に縦線を入れ、縦線間の各作業の使用人員を集計して作成した。
3. 山積み図は、最早開始時刻と最遅開始時刻の2通りについて作成した。
4. 山崩しは、各作業の作業開始日を調整し、作業者数を平均化するために行った。
5. 山崩しは、トータルフロートが同じ場合、作業時間が短いほうから開始した。
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山積み図は、クリティカルパス上の作業を除いた作業を底辺に置いて作成した。
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61 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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図のネットワーク工程表において、所要工期として、正しいものはどれか。
ただし、〇内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、日数は所要日数を示す。
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詳細
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1. 31日
2. 34日
3. 37日
4. 40日
5. 43日
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43日
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62 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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品質管理に関する次の記述に該当する図の名称として、適当なものはどれか。
「2つの特性をグラフの横軸と縦軸とし、観測値を打点して作るグラフである。2つの特性の相関関係を見るために使用する。」
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詳細
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1. パレート図
2. レーダーチャート
3. 特性要因図
4. 散布図
5. ヒストグラム
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散布図
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63 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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図に示す品質管理に用いる管理図に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 管理図は、工事の品質管理において、工程が安定状態にあるかどうかを調べるために用いられる。
2. 管理図のUCLは、上側管理限界線といい、これを超えると工程が異常である。
3. 管理図のCLは、中心線(平均値)であり、この図では管理限界に納まっている。
4. 管理図に打点した点の連続100点中60点が管理限界内にあるときは、工程が安定状態にある。
5. 管理図に打点した点の連続20点中16点が平均値以上にあるときは、工程が異常である。
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管理図に打点した点の連続100点中60点が管理限界内にあるときは、工程が安定状態にある。
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64 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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施工計画書の作成に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 工種別施工計画書を作成し、それに基づき総合施工計画書を作成した。
2. 工種別施工計画書は、施工の具体的な計画及び一工程の施工の確認内容を含めて作成した。
3. 総合施工計画書は、施工体制、仮設計画及び公害防止対策を含めて作成した。
4. 総合施工計画書は、現場担当者だけで検討することなく、会社内の組織を活用して作成した。
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工種別施工計画書を作成し、それに基づき総合施工計画書を作成した。
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65 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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工程表の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. バーチャート工程表は、工程が複雑化してくると作業間の関連性がわかりにくい。
2. ガントチャート工程表は、各作業の現時点における達成度がわかりにくい。
3. タクト工程表は、高層ビルなどの繰り返し作業の工程管理に適している。
4. ネットワーク工程表は、重点管理作業がわかりやすい。
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ガントチャート工程表は、各作業の現時点における達成度がわかりにくい。
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66 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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工程管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 採算速度とは、損益分岐点の施工出来高以上の施工出来高をあげるときの施工速度をいう。
2. 作業工程を速くすると品質は低下しがちで、品質の良いものを望めば原価は高くなる。
3. 変動原価は、出来高に比例して大きくなる費用のことである。
4. 間接工事費は、一般に施工速度を遅くするほど安くなる。
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間接工事費は、一般に施工速度を遅くするほど安くなる。
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67 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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接地抵抗試験に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 高圧の変圧器から供給される、使用電圧400Vの電動機の鉄台に施す接地工事の接地抵抗値が10Ωであったので、良と判断した。
2. 高圧の変圧器から供給される、単相3線式100/200Vの分電盤の金属製外箱に施す接地工事の接地抵抗値が30Ωであったので、良と判断した。
3. 特別高圧計器用変成器の二次側電路に施す接地工事の接地抵抗値が10Ωであったので、良と判断した。
4. 特別高圧の電路に施設する避雷器に施す接地工事の接地抵抗値が30Ωであったので、良と判断した。
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特別高圧の電路に施設する避雷器に施す接地工事の接地抵抗値が30Ωであったので、良と判断した。
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68 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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高圧活線近接作業に用いる絶縁用保護具の定期自主検査を行ったとき、その事項を記録し、3年間保存しなければならないものとして、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
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詳細
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1. 検査の結果に基づいて補修等の措置を講じたときは、その内容
2. 検査標章を貼り付けた年月
3. 検査を実施した者の氏名
4. 検査方法
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検査標章を貼り付けた年月
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69 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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高所作業車に関する記述として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
ただし、高所作業車は、継続して使用しているものとし、道路上の走行の作業を除く。
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詳細
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1. 事業者は、高所作業車を用いて作業を行なうときは、あらかじめ、当該作業に係る場所の状況、当該高所作業車の種類及び能力等に適応する作業計画を定めなければならない。
2. 事業者は、高所作業車を用いて作業を行なうときは、その日の作業を開始する前に、制動装置、操作装置及び作業装置の機能について点検を行わなければならない。
3. 事業者は、高所作業車の作業床の高さが10m以上の運転の業務に労働者を就かせるときは、当該業務に関する特別の教育を受けた者でなければ、業務に就かせてはならない。
4. 事業者は、高所作業車については、1年以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければならない。
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事業者は、高所作業車の作業床の高さが10m以上の運転の業務に労働者を就かせるときは、当該業務に関する特別の教育を受けた者でなければ、業務に就かせてはならない。
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70 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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電気による危険の防止に関する記述として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 電気機械器具の充電部分に感電を防止するために設ける囲い及び絶縁覆いは、毎月1回損傷の有無を点検した。
2. 高圧電路の停電作業に使用する短絡接地器具は、その日の使用を開始する前に取付金具及び接地導線の損傷の有無を点検した。
3. 高圧活線作業に使用する絶縁用防具は、その日の使用を開始する前に損傷の有無及び乾燥状態を点検した。
4. 対地電圧が150Vを超える、常時使用する移動式の電動機械器具を接続する電路の感電防止用漏電しゃ断装置は、毎月1回作動状態を点検した。
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対地電圧が150Vを超える、常時使用する移動式の電動機械器具を接続する電路の感電防止用漏電しゃ断装置は、毎月1回作動状態を点検した。
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71 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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汽力発電設備の発電機据付工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 発電機は、工場において組み立てて試験運転を行ったのち、固定子と回転子及び付属品に分けて現場に搬入した。
2. エンドカバーベアリング及び軸密封装置を取り付けたのち、固定子に回転子を挿入し、冷却系の配管等の付属品を取り付けた。
3. 水素冷却タービン発電機及び付属配管の漏れ検査には、不活性ガスを使用した。
4. 発電機の据付工事は、固定子の据付、回転子の挿入、発電機付属品の組立据付、配管の漏れ検査の順で行った。
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エンドカバーベアリング及び軸密封装置を取り付けたのち、固定子に回転子を挿入し、冷却系の配管等の付属品を取り付けた。
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72 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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変電所に施設するメッシュ接地工事の電圧降下法による接地抵抗測定に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 測定電圧は、誘起電圧の影響を受けやすい。
2. 電流回路は、交流によるものとした。
3. 電流回路の接地電流値は、1Aとした。
4. 電圧回路用の補助接地極は、メッシュ接地から500m離して設けた。
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電流回路の接地電流値は、1Aとした。
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73 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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A及びBを支持点とした図のような架線工事において、次の近似式を用いて弛度dを求める測定方法の名称として、適当なものはどれか。
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詳細
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1. 異長法
2. 等長法
3. 角度法
4. カテナリー角法
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異長法
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74 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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屋内配線をケーブル工事により施設する場合の記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。
ただし、簡易接触防護措置を施すとき又は乾燥した場所に施設するときを除く。
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詳細
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1. 弱電流電線と交差するので、高圧ケーブルは鋼管に収めて施設した。
2. 高圧ケーブルとガス管の離隔距離を30cmとした。
3. 交流対地電圧200Vで使用するCVケーブルの防護装置の金属製部分の長さが6mであったので接地工事を省略した。
4. 点検できる隠ぺい場所において、使用電圧が200Vの配線に2種キャブタイヤケーブルを使用した。
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交流対地電圧200Vで使用するCVケーブルの防護装置の金属製部分の長さが6mであったので接地工事を省略した。
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75 |
1級電気工事施工管理技士(令和4年度) |
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動力設備に関する記述として、「内線規程」上、不適当なものはどれか。ただし、低圧電動機の使用電圧は、200Vとする。
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詳細
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1. 低圧電動機へ接続する配管は、振動が伝わらないように二種金属製可とう電線管を用いた。
2. 低圧電動機をコンセントに接続して使用する場合、その定格出力が0.4kWだったので、手元開閉器を省略した。
3. 低圧電動機に電気を供給する分岐回路に取り付ける分岐開閉器の定格電流は、分岐過電流遮断器の定格電流以上とした。
4. スターデルタ始動器と低圧電動機間の配線は、当該電動機分岐回路の配線の60%の許容電流を有する電線を使用した。
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低圧電動機をコンセントに接続して使用する場合、その定格出力が0.4kWだったので、手元開閉器を省略した。
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