介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
101 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 次の骨折(fracture)のうち、高齢者の転倒による骨折(fracture)として、最も少ないものを1つ選びなさい。 詳細

1. 上腕骨近位端骨折(fracture of upper end of humerus)

2. 橈骨遠位端骨折(fracture of lower end of radius)

3. 脊椎圧迫骨折(compression fracture of spine)

4. 大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)

5. 骨盤骨折(pelvic fracture)

骨盤骨折(pelvic fracture)

102 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 胃ろうとその造設に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。 詳細

1. 開腹手術が必要である。

2. 終生使用しなければならない。

3. ボタン型は自己抜去しにくい。

4. バルーン型は壊れにくい。

5. 口からの食物摂取はできなくなる。

ボタン型は自己抜去しにくい。

103 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 次の疾患のうち、栄養管理が必須であるものを1つ選びなさい。 詳細

1. アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)

2. 関節リウマチ(rheumatoid arthritis)

3. 慢性胃炎(chronic gastritis)

4. 慢性腎不全(chronic renal failure)

5. うつ病(depression)

慢性腎不全(chronic renal failure)

104 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 次の皮膚疾患のうち、真菌(カビ)が原因で起こるものを1つ選びなさい。 詳細

1. 疥癬(scabies)

2. 帯状疱疹(herpes zoster)

3. 膿痂疹(impetigo)

4. 白癬(tinea)

5. 老人性掻痒症(pruritus senilis)

白癬(tinea)

105 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) Gさんは、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左上下肢に麻痺があり、車いすで生活している。訪問介護員(ホームヘルパー)がGさんの入浴の介護のために訪問したところ、仙骨部の皮膚が赤くなっていることに気付いた。皮膚にびらんは認められない。痛みも特に感じないという。
 Gさんの入浴の介護の注意点として、適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 入浴は中止する。

2. 入浴時間を短縮する。

3. 入浴は行い、変色した部分をこすらず洗い流す。

4. 入浴は行い、変色した部分をマッサージする。

5. 入浴は行い、変色した部分に湿布を貼る。

入浴は行い、変色した部分をこすらず洗い流す。


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106 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 便秘の原因となるものとして、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. スポーツドリンク

2. 経管栄養剤

3. レモンジュース

4. 麻薬性鎮痛剤

5. インスリン製剤

麻薬性鎮痛剤

107 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 「急に強い尿意を感じて我慢できなくなる」という症状の原因として、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. 尿を出す機能の障害

2. 尿をためる機能の障害

3. 腹部の筋収縮の低下

4. 下肢の筋力の低下

5. 腎臓の機能の障害

尿をためる機能の障害

108 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 不眠の原因となるものとして、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. イソフラボン(isoflavone)

2. カフェイン(caffeine)

3. カルシウム(Ca)

4. ビタミンA(vitamin A)

5. メラトニン(melatonin)

カフェイン(caffeine)

109 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度)  次の事例を読んで、問題109から問題111までについて答えなさい。
 〔事 例〕
 Hさん(80歳、男性)は、娘には老後の心配をかけたくないと考えて、2年前に夫婦で軽費老人ホームに入所した。物静かな性格で賑やかな場所は苦手である。身の回りのことは自分でできる。10年前に糖尿病(diabetes mellitus)にかかり、毎日、朝食前に自分でインスリン注射をしている。半年前、妻が突然亡くなった。妻がいるころは、妻と一緒に散歩をしたり、妻が食事にも気を配ってくれていたので血糖値は安定していた。妻の死後は自己注射を介護職が見守っている。

Hさんは介護職に、「妻が亡くなった直後は、いろいろと忙しくて寂しいとは思わなかったが、半年たった今ごろになってとても寂しくなり、自然に涙が出たりする」と言った。
 Hさんに対して介護職が行うグリーフケア(grief care)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. Hさんと相談して、思い出話ができる人たちに集まってもらう。

2. 悲しみは時間とともに消失するので、そっとしておく。

3. 悲しみは糖尿病(diabetes mellitus)には影響しないので、そのままにしておく。

4. 少しでも早く立ち直ってもらうために、娘の家に行くことを勧める。

5. 元気を出してもらうために、カラオケ大会を開く。

Hさんと相談して、思い出話ができる人たちに集まってもらう。

110 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) さらに2か月後の定期受診のときに、医師はHさんに「血糖値が高くなってきているので注意してください」と指導し、同行した介護職には「合併症に気をつけて観察してください」と言った。
 Hさんの日常生活の中で、合併症の早期発見のために、介護職が観察すべき視点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 小刻み歩行の有無

2. 視力の低下の有無

3. 不眠の有無

4. 嗅覚の低下の有無

5. 聴力の低下の有無

視力の低下の有無


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111 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 受診後Hさんは、「できるだけ自分で健康管理をして、ここで生活していきたいので協力してほしい」と介護職に話した。
 介護職が行った支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 運動をしていたので励ました。

2. 部屋の掃除を頼まれたが断った。

3. 仲の良い利用者と間食をしていたので、その場で注意した。

4. インスリン注射の見守りを中止した。

5. 妻のことは何も話さないようにした。

運動をしていたので励ました。

112 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 次の事例を読んで、問題112から問題114までについて答えなさい。
 〔事 例〕
 Jさん(84歳、男性)は、20年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、後遺症で軽度の左片麻痺となった。屋内では、T字杖を使用すれば歩行できるが、転倒するのが心配で、ほとんど外出しなかった。
 1年ほど前から、夜よく眠れない、通院する曜日を間違える、薬を飲み忘れるなどの状態になり、血管性認知症(vascular dementia)と診断された。
 半年前から夜間の不穏状態や妻への暴力行為がたびたび出現するようになり、妻が介護しきれなくなって、Jさんは介護老人福祉施設に入所することになった。
 入所後も施設内はT字杖を使用して、歩行は可能であった。しかし、慣れない場所で、より不安が強くなっているようすであった。

Jさんは入所後、トイレと食堂へ行くとき以外は居室から出てくることが少なくなり、周りの利用者と話すこともなくなってきた。その後、食堂へも行かなくなり、ベッドで食事をするようになった。
 介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 身の回りのことは1人で行うように励ます。

2. 居室を出るように、何度も促す。

3. 今の生活についての思いを聴く。

4. 寝食分離について理解できるように、説明する。

5. Jさんの希望どおりにする。

今の生活についての思いを聴く。

113 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) Jさんは妻との面会には穏やかに接する日と、暴力的な行動をとる日がある。
 このようなJさんの症状に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 認知症(dementia)の人に共通してみられる。

2. この症状を中核症状とよんでいる。

3. 本人の身体的な要因や、周囲の状況が影響を与える。

4. この症状は認知症(dementia)が進行しても変化しない。

5. 認知症(dementia)の初期症状に起こりやすい。

本人の身体的な要因や、周囲の状況が影響を与える。

114 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) Jさんは入所後2か月を過ぎても周囲とのかかわりはほとんどないが、「若いころは空手の指導者もしていた」と明るい表情で介護職に自慢することがある。
 現在の生活を改善するための介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. ポータブルトイレの利用を勧める。

2. 部屋替えを行う。

3. ベッドの配置を変える。

4. 施設での集団プログラムへの参加を促す。

5. 特技を活かしたレクリエーションを企画する。

特技を活かしたレクリエーションを企画する。

115 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 次の事例を読んで、問題115から問題117までについて答えなさい。
 〔事 例〕
 Kさん(43歳、女性)は、8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は、治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように、必要な認定を受けている。Kさんは夫と2人で暮らしており、夫は朝早くKさんの朝食を作り、仕事に出かける。
 Kさんは肩関節や肘関節、股関節の可動域が狭く、左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは、室内を自分の力で歩き、リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし、からだの動きにくい午前中は、公的な制度を利用し、介護職に自室の掃除を依頼している。

Kさんが訪問系サービスを依頼するとき、優先的に使用するサービスを規定している制度として、正しいものを1つ選びなさい。
詳細

1. 障害者自立支援法

2. 介護保険法

3. 難病対策要綱

4. 障害者基本法

5. 生活保護法

介護保険法


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116 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) Kさんは、股関節の屈曲制限があるので、便座を高くし、トイレ動作が自立できるように工夫する必要がある。
 トイレットペーパーを右斜め前方に設置する場合、Kさんが便座に座った状態で、どの位置の高さにしたらよいか、適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 大腿骨骨頭

2. 上腕骨中間部

3. 脛骨中間部

4. 鎖骨

5. 腓骨中間部

上腕骨中間部

117 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) Kさんは右利きであり、食べ物を口まで運ぶことが難しくなってきている。
Kさんが自立した食事を継続するために必要なスプーンの工夫として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 重量を軽くする。

2. 柄を短くする。

3. 握りを太くする。

4. スプーンを大きくする。

5. すくう部分を左に曲げる。

すくう部分を左に曲げる。

118 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) 次の事例を読んで、問題118から問題120までについて答えなさい。
 〔事 例〕
 L君(12歳、男性)は、6歳のとき、アスペルガー症候群(Asperger's syndrome)と診断された。てんかん(epilepsy)を合併しており、1か月に1回程度、身体の脱力発作が起こることがある。
 現在は、アスペルガー症候群(Asperger's syndrome)を理由に療育手帳を取得して、特別支援学校(小学校6年)に通学している。靴に強いこだわりがあり、靴が替わっていたり、玄関に置いてある位置がいつもと違ったりすると次の行動ができずに、スクールバスに乗り遅れてしまうことがある。
 学校では、興味のあることはよく友達と話をするが、話が終わらないこともあり、悪気はないのに失礼な発言をすることがある。教室の中が騒がしかったり、大きな音がすると耳を手でふさいでしまう。また、運動が大好きで、特に泳ぐことには積極的である。家では決まった場所で食事をして、決まった時間に決まったテレビを見て過ごしている。しかし、そのパターンが崩れると落ち着きがなくなる。

L君の障害特性に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 言葉の遅れがみられる。

2. 計算するのが苦手である。

3. 自分のことばかり話す。

4. 動き回る。

5. 何度言っても忘れ物をする。

自分のことばかり話す。

119 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) L君は自宅からスクールバスの乗り場まで介護職の送迎の支援を受けている。
 L君に対する介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
詳細

1. 一度に多くのことを指示する。

2. 毎日靴を替える。

3. 大きな声で話しかける。

4. 途中でもL君の話を終わらせる。

5. L君と一緒に予定を確認する。

L君と一緒に予定を確認する。

120 介護福祉士国家試験(第25回)(平成25年度) L君が地域のプールに行く場合、障害者自立支援法に基づくサービスで活用できるものとして、正しいものを1つ選びなさい。 詳細

1. 自立訓練

2. 同行援護

3. 重度障害者等包括支援

4. 行動援護

5. コミュニケーション支援

行動援護


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