101 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の治療方針で最も適切なのはどれか。「27歳の女性。月経過多に悩む。食欲不振で大便溏薄、
臍部に力がなく、四肢が冷える。面色萎黄。」
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詳細
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1. 胃熱を除く。
2. 腎精を補う。
3. 痰湿を除く。
4. 脾気を補う。
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腎精を補う。
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102 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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骨度法で最も短いのはどれか。
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詳細
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1. 前髪際中点から後髪際中点
2. 胸骨体下端から臍中央
3. 腋窩横紋前端から肘窩
4. 中指尖から手関節横紋
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前髪際中点から後髪際中点
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103 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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正経十二経脈の説明で正しいのはどれか。
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詳細
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1. 陽経は臓に属して肺に絡する。
2. 手の三陽経は顔面部から手部に流れる。
3. 経脈は上焦に起こり足の厥陰経で一巡する。
4. 経脈は各ーが独立しながらも連絡している。
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経脈は各ーが独立しながらも連絡している。
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104 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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経脈間の接続とその部位の組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 手の陽明経から足の陽明経一内眼角
2. 足の太陰経から手の少陰経ー側胸部
3. 足の少陰経から手の厥陰経一胸中
4. 手の太陽経から足の太陽経一外眼角
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手の陽明経から足の陽明経一内眼角
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105 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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陰維脈の郄穴の部位はどれか。
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詳細
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1. 下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸
2. 下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸
3. 下腿後内側、ヒラメ筋とアキレス腱の間、内果尖の上方5寸
4. 下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸
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下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸
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106 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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八脈交会穴の部位はどれか。
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詳細
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1. 足内側、太渓の下方l寸、踵骨隆起前方の陥凹部
2. 足内側、内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部
3. 下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方7寸
4. 下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方5寸
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足内側、太渓の下方l寸、踵骨隆起前方の陥凹部
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107 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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要穴で横に並ぶ組合せはどれか。
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詳細
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1. 小腸経の絡穴 ─── 大腸経の絡穴
2. 心の募穴 ─── 肝の募穴
3. 任脈の絡穴 ─── 胆の募穴
4. 心包の募穴 ─── 脾の大絡の絡穴
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任脈の絡穴 ─── 胆の募穴
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108 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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筋と筋の間に取穴しないのはどれか。
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詳細
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1. 殷門
2. 箕門
3. 風市
4. 陰包
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風市
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109 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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部位と経穴の組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 総指伸筋腱の内側 ─── 陽池
2. 尺側手根屈筋腱の内側 ─── 通里
3. 大腿二頭筋腱の外側 ─── 委陽
4. 長指伸筋腱の外側 ─── 解渓
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長指伸筋腱の外側 ─── 解渓
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110 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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五要穴で急性症状に用いるのに適した経穴の部位はどれか。
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詳細
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1. 大腿前外側、外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸
2. 下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方5寸
3. 下腿前外側、前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸
4. 足背、第2中足骨底部と中間楔状骨の間、足背動脈拍動部
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足背、第2中足骨底部と中間楔状骨の間、足背動脈拍動部
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111 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す症状に対して八会穴を用いる場合に最も適切な経穴はどれか。
「20歳の女性。月経時に腹部にさし込む痛みがあり、血塊を伴う。」
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詳細
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1. 大杼
2. 膈兪
3. 陽陵泉
4. 懸鍾
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膈兪
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112 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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経穴とその部位にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 偏歴 ─── 尺骨神経
2. 会宗 ─── 正中神経
3. 合陽 ─── 脛骨神経
4. 足三里 ─── 浅腓骨神経
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偏歴 ─── 尺骨神経
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113 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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経穴とデルマトームの組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 魚際 ─── C8
2. 温溜 ─── Th1
3. 丘墟 ─── L4
4. 至陰 ─── S1
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至陰 ─── S1
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114 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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皮下組織をつまみ上げて軽く圧迫すると、その部位にピリピリした異常な知覚が発生する反応点はどれか。
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詳細
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1. 撮診点
2. 丘疹点
3. 良導点
4. トリガーポイント
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トリガーポイント
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115 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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脈証と治療方針の組合せで最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. ざらざらとして流れの悪い脈 ─── 気を巡らせ活血する。
2. 輪郭は触れるが中が空虚な脈 ─── 肝の疏泄を調節する。
3. 玉が転がるような脈 ─── 心熱を清瀉する。
4. 絹糸に触れるような力のある脈 ─── 気血を補益する。
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玉が転がるような脈 ─── 心熱を清瀉する。
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116 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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東洋医学的な治療方針として、身体を温めるべき症状はどれか。
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詳細
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1. 盗汗
2. 口苦
3. 消穀善飢
4. 白色帯下
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口苦
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117 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。
「80歳の男性。日頃から腰下肢にだるさがあり、顔や目が赤く、頭や肩に張った下肢がような痛みもあった。昨日、トイレで倒れ、舌が強ばって話しづらくなり、
左の上下肢が麻痺した。」
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詳細
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1. 肝腎陰虚
2. 肝風内動
3. 肝陽上亢
4. 肝気鬱結
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肝腎陰虚
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118 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。
「27歳の女性。長時間のVDT作業で目に疲れと乾きを感じる。視力も低下し、疲れがたまると時ー手がふるえる。舌質は淡、舌苔は薄、脈は細。」
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詳細
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1. 肝血を補う。
2. 脾陽を補う。
3. 腎陰を補う。
4. 肺気を補う。
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脾陽を補う。
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119 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切なのはどれか。
「38歳の男性。主訴は鼻閉と鼻汁。鼻汁は黄色く粘りがあり量も多い。日中は頭がぼんやりすることが多く、皮膚掻痒感や嗅覚障害もある。舌質は紅、胖大舌。」
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詳細
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1. 太淵に補法を行う。
2. 太白に補法を行う。
3. 豊隆に瀉法を行う。
4. 風門に瀉法を行う。
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太淵に補法を行う。
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120 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病証に対する治療穴として、経脈の異常に基づく選穴で最も適切なのはどれか。
「60歳の男性。主訴は右上の歯茎の痛み。長期間ストレスが続き、3日前から胸焼けとともに歯茎が腫れて軽く噛み合わせても痛む。脈は右関上が浮滑。」
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詳細
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1. 上関
2. 内庭
3. 觀髎
4. 合谷
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觀髎
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121 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。
「46歳の男性。主訴は肩こり。仕事で神経を使うことが多く肩こりが気になり始めた。イライラしやすく、こりがひどくなると肩上部のつまった感じがする。脈は左関上が弦。」
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詳細
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1. 気を散らす。
2. 脾気を補う。
3. 運化を促す。
4. 瘀血を除く。
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瘀血を除く。
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122 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる経穴で最も適切なのはどれか。
「28歳の女性。テニスを10年続けて上級者となってきた。2週間ほど前から肘の内側に痛みを感じるようになった。熱感や腫脹はない。」
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詳細
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1. 肺経の絡穴
2. 心包経の郄穴
3. 大腸経の絡穴
4. 三焦経の郄穴
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心包経の郄穴
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123 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す患者の病証に対し、募穴を用いて施術する際、最も適切な組合せはどれか。
「27歳の女性。精神的ストレスにより便秘と下痢を繰り返している。腹痛は排便により軽減する。痩せ型で腹鳴もみられることがある。」
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詳細
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1. 期門 ─── 章門
2. 日月 ─── 期門
3. 中脘 ─── 章門
4. 京門 ─── 章門
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日月 ─── 期門
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124 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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次の文で示す病証に対して治療すべき足の経脈・経筋として最も適切なのはどれか。
「26歳の男性。主訴は膝の痛み。4日前に宴会で食べ過ぎた。その後、背中の張り感やだるさとともに、趣味のバスケットボールでジャンプしたときに膝に痛みを自覚する。舌中央部に黄厚膩苔がある。」
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詳細
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1. 太陰経
2. 厥陰経
3. 陽明経
4. 少陽経
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少陽経
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125 |
はり師きゅう師国家試験(第27回) |
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上腕骨外側上顆炎の患者に対するSOAP方式による記録で、Pに相当するのはどれか。
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詳細
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1. タオルがしぼりにくい
2. トムゼンテスト場性
3. 動作後のアイシング
4. 短橈側手根伸筋の過緊張
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トムゼンテスト場性
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