101 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が憎悪し、下腹部痛も出現する。
月経血にに血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。
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詳細
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1. 浮いていて細軟の脈
2. ざらざらとして渋滞したような脈
3. 弾力に富み、琴の弦を按じるような脈
4. 絹糸のように細くて力があり、按じて左右に移る脈
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ざらざらとして渋滞したような脈
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102 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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内眼角で接続する経脈の井穴の組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 隠白 ─── 少衝
2. 商陽 ─── 厲兌
3. 関衝 ─── 足竅陰
4. 少沢 ─── 至陰
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少沢 ─── 至陰
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103 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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骨度で犢鼻から下巨虚までと同じなのはどれか。
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詳細
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1. 前髪際中点から後髪際中点
2. 胸骨体下端から臍中央
3. 腋窩横紋前端から肘窩
4. 中指尖から手関節横紋
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腋窩横紋前端から肘窩
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104 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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骨度で大腸系の郄穴から臂臑までと同じなのはどれか。
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詳細
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1. 陽維脈の郄穴から中瀆
2. 膀胱経の合土穴から承扶
3. 胃経の郄穴から気衝
4. 陽蹻脈の郄穴から委陽
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膀胱経の合土穴から承扶
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105 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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陽蹻脈の八脈交会穴の部位で正しいのはどれか。
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詳細
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1. 第4・第5中足骨底接合部の遠位、第5指の長指伸筋腱外側の陥凹部
2. 内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部
3. 内果後下方、踵骨上方、アキレス腱付着部内側前方の陥凹部
4. 外果尖の直下、外果下縁と踵骨の間の陥凹部
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外果尖の直下、外果下縁と踵骨の間の陥凹部
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106 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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三叉神経第1枝の領域にある経穴はどれか。
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詳細
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1. 四白
2. 迎香
3. 素髎
4. 下関
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素髎
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107 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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デルマトームC6領域上に位置する経穴はどれか。
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詳細
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1. 後渓
2. 中渚
3. 液門
4. 魚際
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魚際
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108 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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経穴と腱の位置関係で正しいのはどれか。
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詳細
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1. 通里は尺側手根屈筋腱の尺側にある。
2. 陽渓は長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間にある。
3. 中封は後脛骨筋腱の前縁にある。
4. 陰谷は半腱様筋腱の外縁にある。
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陰谷は半腱様筋腱の外縁にある。
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109 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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奇穴の子宮と同じ高さにある経穴はどれか。
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詳細
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1. 急脈
2. 大赫
3. 水道
4. 府舎
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大赫
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110 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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体重節痛の際に用いる経穴部位で正しいのはどれか。
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詳細
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1. 第4・第5中足骨底接合部の遠位、第5指の長指伸筋腱外側の陥凹部
2. 内果後下方、踵骨上方、アキレス腱付着部内側前側の陥凹部
3. 足外側、第5中足骨粗面の遠位、赤白肉際
4. 足関節前内側、前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方
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第4・第5中足骨底接合部の遠位、第5指の長指伸筋腱外側の陥凹部
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111 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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下肢にある郄穴の部位はどれか。
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詳細
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1. 内側広筋隆起部、膝蓋骨底内端の上方2寸
2. 脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸
3. 腓骨の前方、外果尖の上方7寸
4. 外果尖の直下、外果下縁と踵骨の間の陥凹部
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腓骨の前方、外果尖の上方7寸
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112 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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八総穴で督脈の主治穴の部位はどれか。
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詳細
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1. 第5中手指節関節尺側の近位陥凹部、赤白肉際
2. 橈骨と尺骨の骨間の中点、手関節背側横紋の上方2寸
3. 長掌筋腱と撓側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方2寸
4. 長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上方1寸5分
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第5中手指節関節尺側の近位陥凹部、赤白肉際
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113 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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奇穴と経穴が同じ高さにある組合せはどれか。
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詳細
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1. 定喘 ─── 肩外兪
2. 接脊 ─── 胃兪
3. 痞根 ─── 腎兪
4. 腰眼 ─── 関元兪
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接脊 ─── 胃兪
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114 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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小円筋のトリガーポイント好発部位に当たるのはどれか。
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詳細
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1. 天宗
2. 肩貞
3. 秉風
4. 肩外兪
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肩貞
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115 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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睡眠障害をきたす病証と随伴症状の組合せで最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 心火 ─── 食欲不振
2. 肝火 ─── 腰痛
3. 痰熱 ─── 胃脘部のつかえ
4. 心脾両虚 ─── 口苦
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痰熱 ─── 胃脘部のつかえ
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116 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。「43歳の女性。主訴は下痢。最近、近隣の住人とのトラブルがあり、咽のつかえを自覚し、よくため息をつくようになった。その後下痢を発症。腹痛の後に生じることが多い。」
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詳細
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1. 肝気犯脾証
2. 心脾両虚証
3. 脾胃湿熱証
4. 脾腎陽虚証
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肝気犯脾証
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117 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。「82歳の女性。主訴は腰痛。頻尿があり、くしゃみなどで失禁することがある。」
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詳細
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1. 腎陽虚
2. 腎精不足
3. 腎不納気
4. 腎気不固
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腎気不固
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118 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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次の文で示す患者の病証に対する治療方針で適切なのはどれか。「32歳の男性。項から背中にかけてこわばりを自覚した。強い悪寒と軽い熱っぽさも伴う。鼻がつまり咳が出てきたため来院。脈は浮緊。」
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詳細
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1. 解表
2. 潤肺
3. 利湿
4. 和胃
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解表
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119 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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次の文で示す患者の病証に対し、八会穴を用いて治療を行う場合最も、適切なのはどれか。
「35歳の女性。1か月前に出産し、現在授乳中だが、乳房に張った感じがなく、乳汁の分泌が少ない。
出産時に出血が多かったせいか顔色は青白く、爪や唇の色は白っぽい。舌質は淡、脈は虚細。」
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詳細
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1. 膈兪
2. 大杼
3. 陽陵泉
4. 太淵
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膈兪
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120 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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次の文で示す患者の病証に対して原絡配穴法により治療を行う場合、経穴部位として最も適切なのはどれか。
「48歳の男性。主訴は腰痛。痛みで上体を反らすことができない。咽の渇き、陰嚢の疼痛を伴うこともある。」
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詳細
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1. 下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸
2. 下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方5寸
3. 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部
4. 足外側、第5中足骨粗面の遠位、赤白肉際
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下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方5寸
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121 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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鍼灸治療についてSOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか。
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詳細
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1. 医療面接の内容
2. 他覚的所見
3. 治療内容
4. 治療経過の評価
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治療経過の評価
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122 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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C8神経根障害でデルマトームを応用した低周波鍼通電療法を行う場合の経穴の組合せで最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 合谷 ─── 温溜
2. 神門 ─── 後渓
3. 列欠 ─── 孔最
4. 手五里 ─── 臂臑
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神門 ─── 後渓
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123 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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肩関節外転90度で外旋の自動運動を行ったところ、肩の後方の疼痛を自覚した。罹患筋への刺鍼部位として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 結節間溝
2. 肩甲骨下角
3. 棘下窩の中央
4. 隆椎と肩峰の中点
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棘下窩の中央
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124 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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肩甲上腕関節の拘縮の所見はどれか。
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詳細
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1. 自動運動より他動運動の可動域が大きい。
2. 肩甲上腕リズムが1:2である。
3. 肩峰直下に圧痛がある。
4. エンドフイールが明瞭である。
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エンドフイールが明瞭である。
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125 |
はり師きゅう師国家試験(第25回) |
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脳卒中後の後遺症による上肢の屈曲拘縮に対し拮抗抑制を利用する目的で低周波鍼通電療法を行う場合の経穴の組合せで最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 肩髎 ─── 肩髃
2. 天泉 ─── 侠白
3. 消濼 ─── 臑会
4. 少海 ─── 間使
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消濼 ─── 臑会
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