151 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「47歳の女性。頭痛が続き、いらだちがある。耳鳴りもあり受診した。口苦があり、睡眠が浅い。昨年に閉経。舌は紅、脈は弦数、腹は胸脇苦満を認める。」内分泌検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。
|
詳細
|
1. バソプレシン
2. ゴナドトロピン
3. エストラジオール
4. プロスタグランジン
|
ゴナドトロピン
|
152 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「47歳の女性。頭痛が続き、いらだちがある。耳鳴りもあり受診した。口苦があり、睡眠が浅い。昨年に閉経。舌は紅、脈は弦数、腹は胸脇苦満を認める。」病証として最も適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 腎気虚
2. 心脾両虚
3. 心腎不交
4. 肝火亢進
|
肝火亢進
|
153 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「40歳の男性。右腰下肢が痛み、右足部外側にしびれがある。アキレス腱反射減弱、下肢伸展挙上テスト陽性。」施術対象となる神経根として最も適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. L3
2. L4
3. L5
4. S1
|
S1
|
154 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「40 歳の男性。右腰下肢が痛み、右足部外側にしびれがある。アキレス腱反射減弱、下肢伸展挙上テスト陽性。」筋力が最も低下する筋はどれか。
|
詳細
|
1. 中殿筋
2. 前脛骨筋
3. 大腿四頭筋
4. 長母指屈筋
|
長母指屈筋
|
155 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「47 歳の女性。主訴は左顔面の麻痺。 2週間前に腹痛、下腿前面の痛みとともに発症。現在は下腿内側の重だるさ、軟便を伴う。」原絡表裏配穴法で主証に対応する経穴の部位にあるのはどれか。
|
詳細
|
1. 足背動脈
2. 後脛骨動脈
3. 母指外転筋腱
4. 前脛骨筋腱
|
足背動脈
|
スポンサー
|
156 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「47 歳の女性。主訴は左顔面の麻痺。 2 週間前に腹痛、下腿前面の痛みとともに発症。現在は下腿内側の重だるさ、軟便を伴う。」発症から4 か月後、口輪筋を収縮させると左の眼輪筋も収縮する病的共同運動が出現した。両筋に対して 30 mm のステンレス鍼で鍼通電療法を行う場合、最も適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 20 号鍼を用いる。
2. 鍼体はすべて刺入する。
3. 周波数は 1 Hz とする。
4. 両筋が同期的リズムで収縮するように通電する。
|
20 号鍼を用いる。
|
157 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「18歳の女性。新体操の選手で毎日の激しい練習と無理なダイエットをしていたら月経が止まった。近医で、利用できるエネルギー不足が原因の運動性無月経と言われた。」同じ原因で起こる合併症として最も考えられるのはどれか。
|
詳細
|
1. 子宮筋腫
2. 骨粗鬆症
3. 円形脱毛症
4. 過敏性腸症候群
|
骨粗鬆症
|
158 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「18歳の女性。新体操の選手で毎日の激しい練習と無理なダイエットをしていたら月経が止まった。近医で、利用できるエネルギー不足が原因の運動性無月経と言われた。」無月経に対し、胞宮から起こる経脈に治療する場合、最も適切な奇経はどれか。
|
詳細
|
1. 衝 脈
2. 帯 脈
3. 陰維脈
4. 陰蹻脈
|
衝 脈
|
159 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「40歳の女性。仕事でパソコン作業が多く、午後から締め付けられるような両側性の頭痛を発症する。頭痛は非拍動性で悪心・嘔吐はない。飲酒で増悪しない。」考えられる疾患はどれか。
|
詳細
|
1. 片頭痛
2. 群発頭痛
3. 緊張型頭痛
4. 三伹神経・自律神経性頭痛
|
緊張型頭痛
|
160 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
「40歳の女性。仕事でパソコン作業が多く、午後から締め付けられるような両側性の頭痛を発症する。頭痛は非拍動性で悪心・嘔吐はない。飲酒で増悪しない。」生活指導で最も適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 入浴はシャワーのみで済ませる。
2. 枕の高さは今よりも高くする。
3. 後頸部をホットタオルで温める。
4. パソコン作業では同一姿勢を維持する。
|
後頸部をホットタオルで温める。
|
スポンサー
|
161 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
2 寸 5 番鍼を使用し、皮膚面に対し直刺で鍼体長の半分まで刺入したときの深度はどれか。
|
詳細
|
1. 20 mm
2. 25 mm
3. 30 mm
4. 35 mm
|
30 mm
|
162 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
松葉形の鍼尖形状について正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. スリオロシ形と柳葉形の中間
2. ノゲ形と卵形の中間
3. 卵形とスリオロシ形の中間
4. 柳葉形とノゲ形の中間
|
ノゲ形と卵形の中間
|
163 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
機械刺激と温熱刺激を同時に与える特殊鍼法はどれか。
|
詳細
|
1. 小児鍼法
2. 灸頭鍼法
3. 皮内鍼法
4. 鍼通電療法
|
灸頭鍼法
|
164 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
クリーン・ニードル・テクニックの説明として最も適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 手指を逆性石けんで入念に洗浄する。
2. 刺鍼局所をアルコール綿で清拭消毒する。
3. 鍼体に直接触れずに一連の刺鍼操作を行う。
4. 使用後のアルコール綿を感染性廃棄物として取り扱う。
|
鍼体に直接触れずに一連の刺鍼操作を行う。
|
165 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
主に C 線維終末にある皮膚の受容器はどれか。
|
詳細
|
1. パチニ小体
2. マイスナー小体
3. 高閾値機械受容器
4. ポリモーダル受容器
|
ポリモーダル受容器
|
スポンサー
|
166 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
痛みの識別に関与する中枢内伝導路はどれか。
|
詳細
|
1. 後索路
2. 新脊髄視床路
3. 前脊髄視床路
4. 脊髄網様体路
|
新脊髄視床路
|
167 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
四肢や体幹からの痛覚情報を伝える三次ニューロンが局在するのはどれか。
|
詳細
|
1. 赤 核
2. 尾状核
3. レンズ核
4. 視床後外側腹側核
|
視床後外側腹側核
|
168 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
刺鍼により起こる軸索反射について正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. 血漿が漏出する。
2. 内因性オピオイドが関与する。
3. 単シナプス反射によって生じる。
4. 広作動域ニューロンが関与する。
|
血漿が漏出する。
|
169 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
広汎性侵害抑制調節の特徴について正しいのはどれか。
|
詳細
|
1. Ⅱ群線維の興奮で作動する。
2. 効果発現に時間がかかる。
3. 全身性に効果が出現する。
4. 下行性ニューロンが脊髄前角細胞を抑制する。
|
全身性に効果が出現する。
|
170 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
ストレス刺激による交感神経活動亢進反応はどれか。
|
詳細
|
1. 深部体温上昇
2. 気管支収縮
3. 心拍数減少
4. 血糖値低下
|
深部体温上昇
|
スポンサー
|
171 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
艾の製造工程で艾葉から毛茸を剝離するのに用いるのはどれか。
|
詳細
|
1. 裁断機
2. 石 臼
3. けんどん
4. 唐 箕
|
石 臼
|
172 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
施灸に用いる線香について誤っているのはどれか。
|
詳細
|
1. 原料にはタブ粉を用いる。
2. 生産量が最も多いのは兵庫県である。
3. 湿気を含むと折れにくい。
4. 途中で消えないものが望ましい。
|
湿気を含むと折れにくい。
|
173 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
知熱灸について誤っているのはどれか。
|
詳細
|
1. 無痕灸の一つである。
2. 患者が熱さを感じたら取り除く。
3. 虚弱者にも適応となる。
4. 施灸部にⅡ度熱傷が生じる。
|
施灸部にⅡ度熱傷が生じる。
|
174 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
灸あたりの予防として最も適切なのはどれか。
|
詳細
|
1. 艾炷のひねりを硬くする。
2. 艾炷の底面を広くする。
3. 刺激量の少ない灸法を選択する。
4. 施灸後の皮膚消毒を念入りに行う。
|
刺激量の少ない灸法を選択する。
|
175 |
はり師きゅう師国家試験(第31回) |
|
痛みを伴う熱刺激を伝導するのはどれか。
|
詳細
|
1. Aα 線維
2. Aβ 線維
3. Aγ 線維
4. Aδ 線維
|
Aδ 線維
|
スポンサー
|