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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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任意のオペランドに対するブール演算Aの結果とブール演算Bの結果が互いに否定の関係にあるとき,AはBの(又は,BはAの)相補演算であるという。排他的論理和の相補演算はどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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2 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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桁落ちによる誤差の説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 値のほぼ等しい二つの数値の差を求めたとき,有効桁数が減ることによって発生する誤差
2. 指定された有効桁数で演算結果を表すために,切捨て,切上げ,四捨五入などで下位の桁を削除することによって発生する誤差
3. 絶対値の非常に大きな数値と小さな数値の加算や減算を行ったとき,小さい数値が計算結果に反映されないことによって発生する誤差
4. 無限級数で表される数値の計算処理を有限項で打ち切ったことによって発生する誤差
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値のほぼ等しい二つの数値の差を求めたとき,有効桁数が減ることによって発生する誤差
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3 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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サンプリング周波数40kHz,量子化ビット数16ビットでA/D変換したモノラル音声の1秒間のデータ量は,何kバイトとなるか。ここで, 1kバイトは1,000バイトとする。
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詳細
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1. 20
2. 40
3. 80
4. 640
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80
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4 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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体温を測定するのに適切なセンサはどれか。
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詳細
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1. サーミスタ
2. 超音波センサ
3. フォトトランジスタ
4. ポテンショメータ
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サーミスタ
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5 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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A,B,Cの順序で入力されるデータがある。各データについてスタックへの挿入と取出しを1回ずつ行うことができる場合,データの出力順序は何通りあるか。
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詳細
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1. 3
2. 4
3. 5
4. 6
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5
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6 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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配列A[1],A[2],…,A[n]で,A[1]を根とし,A[i]の左側の子をA[2i],右側の子をA[2i+1]とみなすことによって,2分木を表現する。このとき,配列を先頭から順に調べていくことは,2分木の探索のどれに当たるか。
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詳細
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1. 行きがけ順(先行順)深さ優先探索
2. 帰りがけ順(後行順)深さ優先探索
3. 通りがけ順(中間順)深さ優先探索
4. 幅優先探索
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幅優先探索
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7 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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アルゴリズム設計としての分割統治法に関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 与えられた問題を直接解くことが難しいときに,幾つかに分割した一部分に注目し,とりあえず粗い解を出し,それを逐次改良して精度の良い解を得る方法である。
2. 起こり得る全てのデータを組み合わせ,それぞれの解を調べることによって,データの組合せのうち無駄なものを除き,実際に調べる組合せ数を減らす方法である。
3. 全体を幾つかの小さな問題に分割して,それぞれの小さな問題を独立に処理した結果をつなぎ合わせて,最終的に元の問題を解決する方法である。
4. まずは問題全体のことは考えずに,問題をある尺度に沿って分解し,各時点で最良の解を選択し,これを繰り返すことによって,全体の最適解を得る方法である。
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全体を幾つかの小さな問題に分割して,それぞれの小さな問題を独立に処理した結果をつなぎ合わせて,最終的に元の問題を解決する方法である。
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8 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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次の特徴をもつプログラム言語及び実行環境であって,オープンソースソフトウェアとして提供されているものはどれか。
〔特徴〕
・統計解析や機械学習の分野に適している。
・データ分析,グラフ描画などの,多数のソフトウェアパッケージが提供されている。
・変数自体には型がなく,変数に代入されるオブジェクトの型は実行時に決まる。
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詳細
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1. Go
2. Kotlin
3. R
4. Scala
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R
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9 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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表に示す命令ミックスによるコンピュータの処理性能は,何MIPSか。
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詳細
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1. 11
2. 25
3. 40
4. 90
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40
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10 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ディープラーニングの学習にGPUを用いる利点として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 各プロセッサコアが独立して異なるプログラムを実行し,異なるデータを処理できる。
2. 汎用の行列演算ユニットを用いて,行列演算を高速に実行できる。
3. 浮動小数点演算ユニットをコプロセッサとして用い,浮動小数点演算ができる。
4. 分岐予測を行い,パイプラインの利用効率を高めた処理を実行できる。
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汎用の行列演算ユニットを用いて,行列演算を高速に実行できる。
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11 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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グリッドコンピューティングの説明はどれか。
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詳細
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1. OSを実行するプロセッサ,アプリケーションを実行するプロセッサというように,それぞれの役割が決定されている複数のプロセッサによって処理を分散する方式である。
2. PCから大型コンピュータまで,ネットワーク上にある複数のプロセッサに処理を分散して,大規模な一つの処理を行う方式である。
3. カーネルプロセスとユーザプロセスを区別せずに,同等な複数のプロセッサに処理を分散する方式である。
4. プロセッサ上でスレッド(プログラムの実行単位)レベルの並列化を実現し,プロセッサの利用効率を高める方式である。
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PCから大型コンピュータまで,ネットワーク上にある複数のプロセッサに処理を分散して,大規模な一つの処理を行う方式である。
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12 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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キャッシュメモリへの書込み動作には,ライトスルー方式とライトバック方式がある。それぞれの特徴のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. ライトスルー方式では,データをキャッシュメモリにだけ書き込むので,高速に書込みができる。
2. ライトスルー方式では,データをキャッシュメモリと主記憶の両方に同時に書き込むので,主記憶の内容は常に最新である。
3. ライトバック方式では,データをキャッシュメモリと主記憶の両方に同時に書き込むので,速度が遅い。
4. ライトバック方式では,読出し時にキャッシュミスが発生してキャッシュメモリの内容が追い出されるときに,主記憶に書き戻す必要が生じることはない。
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ライトスルー方式では,データをキャッシュメモリと主記憶の両方に同時に書き込むので,主記憶の内容は常に最新である。
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13 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. フェールセーフとは,利用者の誤操作によってシステムが異常終了してしまうことのないように,単純なミスを発生させないようにする設計方法である。
2. フェールソフトとは,故障が発生した場合でも機能を縮退させることなく稼動を継続する概念である。
3. フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
4. フォールトトレランスとは,故障が生じてもシステムに重大な影響が出ないように,あらかじめ定められた安全状態にシステムを固定し,全体として安全が維持されるような設計手法である。
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フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
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14 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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稼働率がxである装置を四つ組み合わせて,図のようなシステムを作ったときの稼働率をf(x)とする。区間 0≦x≦1 におけるy=f(x)の傾向を表すグラフはどれか。ここで,破線はy=xのグラフである。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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15 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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密結合マルチプロセッサの性能が,1台当たりのプロセッサ性能とプロセッサ数の積に等しくならない要因として,最も適切なものはどれか。
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詳細
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1. 主記憶へのアクセスの競合
2. 通信回線を介したプロセッサ間通信
3. プロセッサのディスパッチ処理
4. 割込み処理
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主記憶へのアクセスの競合
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16 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ジョブの多重度が1で,到着順にジョブが実行されるシステムにおいて,表に示す状態のジョブA~Cを処理するとき,ジョブCが到着してから実行が終了するまでのターンアラウンドタイムは何秒か。ここで, OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
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詳細
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1. 11
2. 12
3. 13
4. 14
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11
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17 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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リアルタイムOSにおいて,実行中のタスクがプリエンプションによって遷移する状態はどれか。
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詳細
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1. 休止状態
2. 実行可能状態
3. 終了状態
4. 待ち状態
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実行可能状態
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18 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 主記憶の空き領域を結合して一つの連続した領域にすることを,可変区画方式という。
2. プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
3. プログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置を移動させることを,動的リンキングという。
4. プログラムの実行中に必要になった時点でモジュールをロードすることを,動的再配置という。
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プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ページング方式の仮想記憶において,ページアクセス時に発生する事象をその回数の多い順に並べたものはどれか。ここで,A≧Bは,Aの回数がBの回数以上,A=Bは,AとBの回数が常に同じであることを表す。
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詳細
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1. ページアウト≧ページイン≧ページフォールト
2. ページアウト≧ページフォールト≧ページイン
3. ページフォールト=ページアウト≧ページイン
4. ページフォールト=ページイン≧ページアウト
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ページフォールト=ページイン≧ページアウト
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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Hadoopの説明はどれか。
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詳細
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1. JavaEE仕様に準拠したアプリケーションサーバ
2. LinuxやWindowsなどの様々なプラットフォーム上で動作するWebサーバ
3. 機能の豊富さが特徴のRDBMS
4. 大規模なデータセットを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
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大規模なデータセットを分散処理するためのソフトウェアライブラリ
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21 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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RFIDの活用事例として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 紙に印刷されたディジタルコードをリーダで読み取ることによる情報の入力
2. 携帯電話とヘッドフォンとの間の音声データ通信
3. 赤外線を利用した近距離データ通信
4. 微小な無線チップによる人又は物の識別及び管理
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微小な無線チップによる人又は物の識別及び管理
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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SoCの説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. システムLSIに内蔵されたソフトウェア
2. 複数のMCUを搭載したボード
3. 複数のチップで構成していたコンピュータシステムを,一つのチップで実現したLSI
4. 複数のチップを単一のパッケージに封入してシステム化したデバイス
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複数のチップで構成していたコンピュータシステムを,一つのチップで実現したLSI
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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図はDCモータの正転逆転制御の動作原理を示す回路である。A1からA4の四つの制御信号の組合せの中で,モータが逆転するものはどれか。ここで,モータの+端子から-端子に電流が流れるときモータは正転し,S1からS4のそれぞれのスイッチ素子は,対応するA1からA4の制御信号がそれぞれHighのとき導通するものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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24 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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コンデンサの機能として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 交流電流は通すが直流電流は通さない。
2. 交流電流を直流電流に変換する。
3. 直流電流は通すが交流電流は通さない。
4. 直流電流を交流電流に変換する。
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交流電流は通すが直流電流は通さない。
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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図の論理回路において,S=1,R=1,X=0,Y=1のとき,Sを一旦0にした後,再び1に戻した。この操作を行った後のX,Yの値はどれか。
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詳細
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1. X=0,Y=0
2. X=0,Y=1
3. X=1,Y=0
4. X=1,Y=1
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X=1,Y=0
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