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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロジェクトマネジメントのプロセスのうち,計画のプロセス群に属するプロセスはどれか。
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詳細
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1. スコープの定義
2. 品質保証の遂行
3. プロジェクト憲章の作成
4. プロジェクトチームの編成
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スコープの定義
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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表は,RACIチャートを用いた,ある組織の責任分担マトリックスである。条件を満たすように責任分担を見直すとき,適切なものはどれか。
〔条件〕
・各アクティビティにおいて,実行責任者は1人以上とする。
・各アクティビティにおいて,説明責任者は1人とする。
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詳細
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1. アクティビティ①の菊池の責任をIに変更
2. アクティビティ②の佐藤の責任をAに変更
3. アクティビティ③の鈴木の責任をCに変更
4. アクティビティ④の田中の責任をRに変更
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アクティビティ④の田中の責任をRに変更
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53 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のように計画を変更すると,スケジュールは全体で何日短縮できるか。
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詳細
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1. 1
2. 2
3. 3
4. 4
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1
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54 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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PMBOKガイド第6版によれば,リスクにはマイナスの影響を及ぼすリスク(脅威)とプラスの影響を及ぼすリスク(好機)がある。プラスの影響を及ぼすリスクに対する"強化"の戦略はどれか。
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詳細
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1. いかなる積極的行動も取らないが,好機が実現したときにそのベネフィットを事受する。
2. 好機が確実に起こり,発生確率が100%にまで高まると保証することによって,特別の好機に関連するベネフィットを捉えようとする。
3. 好機のオーナーシップを第三者に移転して,好機が発生した場合にそれがベネフィットの一部を共有できるようにする。
4. 好機の発生確率や影響度,又はその両者を増大させる。
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好機の発生確率や影響度,又はその両者を増大させる。
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55 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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プロジェクトメンバが16人のとき,1対1の総当たりでプロジェクトメンバ相互の顔合わせ会を行うためには,延べ何時間の顔合わせ会が必要か。ここで,顔合わせ会1回の所要時間は0.5時間とする。
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詳細
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1. 8
2. 16
3. 30
4. 60
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60
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56 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ITIL 2011 editionによれば,サービス・ポートフォリオの説明のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって,サービス・プロバイダによって管理されている"検討中か開発中","稼働中か展開可能"及び"廃止済み"の全てのサービスが含まれる。
2. サービスの販売と提供の支援に使用され,顧客に公開されるものであって,"検討中か開発中"と"廃止済み"のサービスは含まれず,"稼働中か展開可能"のサービスだけが含まれる。
3. 投資の機会と実現される価値を含むものであって,"廃止済み"のサービスは含まれず,"検討中か開発中"のサービスと"稼働中か展開可能"のサービスが含まれる。
4. どのようなサービスが提供できたのか,実力を示すものであって,"検討中か開発中"のサービスは含まれず,"稼働中か展開可能"のサービスと"廃止済み"のサービスが含まれる。
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サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって,サービス・プロバイダによって管理されている"検討中か開発中","稼働中か展開可能"及び"廃止済み"の全てのサービスが含まれる。
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57 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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フルバックアップ方式と差分バックアップ方式を用いた運用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 障害からの復旧時に差分バックアップのデータだけ処理すればよいので,フルバックアップ方式に比べて復旧時間が短い。
2. フルバックアップのデータで復元した後に,差分バックアップのデータを反映させて復旧する。
3. フルバックアップ方式と差分バックアップ方式を併用して運用することはできない。
4. フルバックアップ方式に比べ,差分バックアップ方式はバックアップに要する時間が長い。
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フルバックアップのデータで復元した後に,差分バックアップのデータを反映させて復旧する。
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58 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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情報セキュリティ管理基準(平成28年)を基に,情報システム環境におけるマルウェア対策の実施状況について監査を実施した。判明したシステム運用担当者の対応状況のうち,監査人が,指摘事項として監査報告書に記載すべきものはどれか。
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詳細
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1. Webページに対して,マルウェア検出のためのスキャンを行っている。
2. マルウェア感染によって被害を受けた事態を想定して,事業継続計画を策定している。
3. マルウェア検出のためのスキャンを実施した上で,組織として認可していないソフトウェアを使用している。
4. マルウェアに付け込まれる可能性のある脆弱性について情報収集を行い,必要に応じて修正コードを適用し,脆弱性の低減を図っている。
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マルウェア検出のためのスキャンを実施した上で,組織として認可していないソフトウェアを使用している。
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59 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち,可用性に該当するものはどれか。
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詳細
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1. マスタファイルが置かれているサーバを二重化し,耐障害性の向上を図っていること
2. マスタファイルのデータを複数件まとめて検索・加工するための機能が,システムに盛り込まれていること
3. マスタファイルのメンテナンスは,特権アカウントを付与された者だけに許されていること
4. マスタファイルへのデータ入力チェック機能が,システムに盛り込まれていること
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マスタファイルが置かれているサーバを二重化し,耐障害性の向上を図っていること
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60 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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システム監査人が行う改善提案のフォローアップとして,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 改善提案に対する改善の実施を監査対象部門の長に指示する。
2. 改善提案に対する監査対象部門の改善実施プロジェクトの管理を行う。
3. 改善提案に対する監査対象部門の改善状況をモニタリングする。
4. 改善提案の内容を監査対象部門に示した上で改善実施計画を策定する。
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改善提案に対する監査対象部門の改善状況をモニタリングする。
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61 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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エンタープライズアーキテクチャの"四つの分類体系"に含まれるアーキテクチャは,ビジネスアーキテクチャ,テクノロジアーキテクチャ,アプリケーションアーキテクチャともう一つはどれか。
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詳細
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1. システムアーキテクチャ
2. ソフトウェアアーキテクチャ
3. データアーキテクチャ
4. バスアーキテクチャ
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データアーキテクチャ
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62 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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業務システムの構築に際し,オープンAPIを活用する構築手法の説明はどれか。
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詳細
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1. 構築するシステムの概要や予算をインターネットなどにオープンに告知し,アウトソース先の業者を公募する。
2. 構築テーマをインターネットなどでオープンに告知し,不特定多数から資金調達を行い開発費の不足を補う。
3. 接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して,適宜利用し,データ連携を行う。
4. 標準的な構成のハードウェアに仮想化を適用し,必要とするCPU処理能力,ストレージ容量,ネットワーク機能などをソフトウェアで構成し,運用管理を行う。
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接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して,適宜利用し,データ連携を行う。
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63 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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レコメンデーション(お勧め商品の提案)の例のうち,協調フィルタリングを用いたものはどれか。
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詳細
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1. 多くの顧客の購買行動の類似性を相関分析などによって求め,顧客Aに類似した顧客Bが購入している商品を顧客Aに勧める。
2. カテゴリ別に売れ筋商品のランキングを自動抽出し,リアルタイムで売れ筋情報を発信する。
3. 顧客情報から,年齢,性別などの人口動態変数を用い,"20代男性","30代女性"などにセグメント化した上で,各セグメント向けの商品を提示する。
4. 野球のバットを購入した人に野球のボールを勧めるなど商品間の関連に着目して,関連商品を提示する。
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多くの顧客の購買行動の類似性を相関分析などによって求め,顧客Aに類似した顧客Bが購入している商品を顧客Aに勧める。
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64 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明はどれか。
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詳細
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1. 調達者から供給者候補に対して,システム化の目的や業務内容などを示し,情報の提供を依頼すること
2. 調達者から供給者候補に対して,対象システムや調達条件などを示し,提案書の提出を依頼すること
3. 調達者から供給者に対して,契約内容で取り決めた内容に関して,変更を要請すること
4. 調達者から供給者に対して,双方の役割分担などを確認し,契約の締結を要請すること
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調達者から供給者候補に対して,システム化の目的や業務内容などを示し,情報の提供を依頼すること
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65 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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国や地方公共団体などが,環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選んでいる。この取組を何というか。
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詳細
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1. CSR
2. エコマーク認定
3. 環境アセスメント
4. グリーン購入
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グリーン購入
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66 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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システム開発委託契約の委託報酬におけるレベニューシェア契約の特徴はどれか。
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詳細
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1. 委託側が開発するシステムから得られる収益とは無関係に開発に必要な費用を全て負担する。
2. 委託側は開発するシステムから得られる収益に関係無く定額で費用を負担する。
3. 開発するシステムから得られる収益を委託側が受託側にあらかじめ決められた配分率で分配する。
4. 受託側は継続的に固定額の収益が得られる。
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開発するシステムから得られる収益を委託側が受託側にあらかじめ決められた配分率で分配する。
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67 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスのa,bに入れる語句の適切な組合せはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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68 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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企業の競争戦略におけるフォロワ戦略はどれか。
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詳細
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1. 上位企業の市場シェアを奪うことを目標に,製品,サービス,販売促進,流通チャネルなどのあらゆる面での差別化戦略をとる。
2. 潜在的な需要がありながら,大手企業が参入してこないような専門特化した市場に,限られた経営資源を集中する。
3. 目標とする企業の戦略を観察し,迅速に模倣することで,開発や広告のコストを抑制し,市場での存続を図る。
4. 利潤,名声の維持・向上と最適市場シェアの確保を目標として,市場内の全ての顧客をターゲットにした全方位戦略をとる。
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目標とする企業の戦略を観察し,迅速に模倣することで,開発や広告のコストを抑制し,市場での存続を図る。
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69 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ジェフリー・A・ムーアはキャズム理論において,利用者の行動様式に大きな変化をもたらすハイテク製品では,イノベータ理論の五つの区分の間に断絶があると主張し,その中でも特に乗り越えるのが困難な深く大きな溝を"キャズム"と呼んでいる。"キャズム"が存在する場所はどれか。
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詳細
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1. イノベータとアーリーアダプタの間
2. アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間
3. アーリーマジョリティとレイトマジョリティの間
4. レイトマジョリティとラガードの間
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アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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バランススコアカードの四つの視点とは,財務,学習と成長,内部ビジネスプロセスと,もう一つはどれか。
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詳細
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1. ガバナンス
2. 顧客
3. 自社の強み
4. 遵法
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顧客
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71 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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"技術のSカーブ"の説明として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 技術の期待感の推移を表すものであり,黎(れい)明期,流行期,反動期,回復期,安定期に分類される。
2. 技術の進歩の過程を表すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
3. 工業製品において生産量と生産性の関係を表すものであり,生産量の累積数が増加するほど生産性は向上する傾向にある。
4. 工業製品の故障発生の傾向を表すものであり,初期故障期間では故障率は高くなるが,その後の偶発故障期間での故障率は低くなり,製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなる。
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技術の進歩の過程を表すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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政府は,IoTを始めとする様々なICTが最大限に活用され,サイバー空間とフィジカル空間とが融合された"超スマート社会"の実現を推進してきた。必要なものやサービスが人々に過不足なく提供され,年齢や性別などの違いにかかわらず,誰もが快適に生活することができるとされる"超スマート社会"実現への取組は何と呼ばれているか。
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詳細
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1. e-Gov
2. Society5.0
3. Web2.0
4. ダイバーシティ社会
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Society5.0
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73 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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SNSやWeb検索などに関して,イーライ・パリサーが提唱したフィルタバブルの記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. PCやスマートフォンなど,使用する機器の性能やソフトウェアの機能に応じて,利用者は情報へのアクセスにフィルタがかかっており,様々な格差が生じている。
2. SNSで一般のインターネット利用者が発信する情報が増えたことで,Web検索の結果は非常に膨大なものとなり,個人による適切な情報収集が難しくなった。
3. 広告収入を目的に,事実とは異なるフィルタのかかったニュースがSNSなどを通じて発信されるようになったので,正確な情報を検索することが困難になった。
4. 利用者の属性・行動などに応じ,好ましいと考えられる情報がより多く表示され,利用者は実社会とは隔てられたパーソナライズされた情報空間へと包まれる。
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利用者の属性・行動などに応じ,好ましいと考えられる情報がより多く表示され,利用者は実社会とは隔てられたパーソナライズされた情報空間へと包まれる。
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74 |
令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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アグリゲーションサービスに関する記述として,適切なものはどれか。
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詳細
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1. 小売販売の会社が,店舗やECサイトなどあらゆる顧客接点をシームレスに統合し,どの顧客接点でも顧客に最適な購買体験を提供して,顧客の利便性を高めるサービス
2. 物品などの売買に際し,信頼のおける中立的な第三者が契約当事者の間に入り,代金決済等取引の安全性を確保するサービス
3. 分散的に存在する事業者,個人や機能への一括的なアクセスを顧客に提供し,比較,まとめ,統一的な制御,最適な組合せなどワンストップでのサービス提供を可能にするサービス
4. 本部と契約した加盟店が,本部に対価を支払い販売促進,確立したサービスや商品などを使う権利をもらうサービス
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分散的に存在する事業者,個人や機能への一括的なアクセスを顧客に提供し,比較,まとめ,統一的な制御,最適な組合せなどワンストップでのサービス提供を可能にするサービス
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令和3年度 春期 応用情報技術者試験 |
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ハーシィ及びブランチャードが提唱したSL理論の説明はどれか。
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詳細
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1. 開放の窓,秘密の窓,未知の窓,盲点の窓の四つの窓を用いて,自己理解と対人関係の良否を説明した理論
2. 教示的,説得的,参加的,委任的の四つに,部下の成熟度レベルによって,リーダシップスタイルを分類した理論
3. 共同化,表出化,連結化,内面化の四つのプロセスによって,個人と組織に新たな知識が創造されるとした理論
4. 生理的,安全,所属と愛情,承認と自尊,自己実現といった五つの段階で欲求が発達するとされる理論
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教示的,説得的,参加的,委任的の四つに,部下の成熟度レベルによって,リーダシップスタイルを分類した理論
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