51 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
表は,あるプロジェクトの日程管理表であり,図は,各作業の工程と標準日数を表している。このプロジェクトの完了日程を3日間短縮するためには,追加費用は最低何万円必要か。
|
詳細
|
1. 9
2. 11
3. 12
4. 14
|
11
|
52 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
アプリケーションにおける外部入力,外部出力,内部論理ファイル,外部インタフェースファイル,外部照会の五つの要素の個数を求め,それぞれを重み付けして集計する。集計した値がソフトウェア開発の規模に相関するという考え方に基づいて,開発規模の見積りに利用されるものはどれか。
|
詳細
|
1. COCOMO
2. Dotyモデル
3. putnamモデル
4. ファンクションポイント法
|
ファンクションポイント法
|
53 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
必要とされる技術力をもっていない要員が複数いて,プロジェクトの遂行に支障を来すおそれがあるときの教育方針として,最も適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 技術力の低い要員のレベルに合わせた集合研修を全員に受講させる。
2. 個々の技術力に応じて,受講させる集合研修やOJTの内容を変えて教育する。
3. 集合研修は開催日時が決まっているので,各要員の時間的余裕の度合いを判断基準にして誰を受講させるかを決める。
4. プロジェクトの遂行を優先させプロジェクト完了後にスキルを再評価した上で教育する。
|
個々の技術力に応じて,受講させる集合研修やOJTの内容を変えて教育する。
|
54 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
SLAを策定する際の方針のうち,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 考えられる全ての項目に対し,サービスレベルを設定する。
2. 顧客の要望とコストとの兼ね合いで,サービスレベルを設定する。
3. サービスレベルを設定する全ての項目に対し,ペナルティとしての補償を設定する。
4. 将来にわたって変更が不要なサービスレベルを設定する。
|
顧客の要望とコストとの兼ね合いで,サービスレベルを設定する。
|
55 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
ITサービスマネジメントの変更管理プロセスにおける変更要求の扱いのうち,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 緊急の変更要求に対応するために,変更による影響範囲などについてのアセスメントを実施せずに実装した。
2. 顧客からの変更要求だったので他の変更要求より無条件に優先して実装した。
3. 変更要求を漏れなく管理するために,承認されなかった変更要求も記録した。
4. 法改正への対応だったので,変更に要するコストは見積もらずに実装した。
|
変更要求を漏れなく管理するために,承認されなかった変更要求も記録した。
|
スポンサー
|
56 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
TCOの説明として,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 自社に導入した業務システムに対する開発コストとハードウェアのコスト
2. ハードウェア及び、ソフトウェアの導入から運用管理までを含んだコスト
3. ハードウェア及びソフトウェアを導入・稼働させるまでのコスト
4. ハードウェアのコストとヘルプデスクやユーザ教育などのテクニカルサポートに要するコスト
|
ハードウェア及び、ソフトウェアの導入から運用管理までを含んだコスト
|
57 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
ソフトウェアの資産管理に対する監査のチェックポイントとして,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. ソフトウェアの提供元の保守サポート体制について考慮しているか。
2. ソフトウェアのライセンス証書などのエビデンスが保管されているか。
3. データベースの分割などによって障害の局所化が図られているか。
4. 導入時に既存システムとの整合性を評価しているか。
|
ソフトウェアのライセンス証書などのエビデンスが保管されているか。
|
58 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
ドキュメント管理において,稼働しているシステムの仕様とドキュメントの内容が一致しないリスクを低減するコントロールのチェックポイントはどれか。
|
詳細
|
1. 開発工程において,ドキュメント一覧をあらかじめ決めておくこと
2. ドキュメント作成計画に基づき,その進捗管理を行うこと
3. ドキュメントの機密性を確保するための対策を講じること
4. プログラム変更に伴い,ドキュメントを遅滞なく更新すること
|
プログラム変更に伴い,ドキュメントを遅滞なく更新すること
|
59 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
販売管理システムにおいて,起票された受注伝票が漏れなく,重複することなく入力されていることを確かめる監査手続のうち,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 受注データから値引取引データなどの例外取引データを出力し,承認の記録を確かめる。
2. 受注伝票の入力時に論理チェック及びフォーマットチェックが行われているか,テストデータ法で確かめる。
3. プルーフリストと受注伝票との照合が行われているか,プルーフリスト又は受注伝票上の照合印を確かめる。
4. 並行シミュレーション法を用いて,受注伝票を処理するプログラムの論理の正当性を確かめる。
|
プルーフリストと受注伝票との照合が行われているか,プルーフリスト又は受注伝票上の照合印を確かめる。
|
60 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
情報化投資計画において,投資価値の評価指標であるROIを説明したものはどれか。
|
詳細
|
1. 売上増やコスト削減などによって創出された利益額を投資額で割ったもの
2. 売上高投資金額比,従業員当たりの投資金額などを他社と比較したもの
3. 現金流入の現在価値から,現金流出の現在価値を差し引いたもの
4. プロジェクトを実施しない場合の,市場での競争力を表したもの
|
売上増やコスト削減などによって創出された利益額を投資額で割ったもの
|
スポンサー
|
61 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
エンタープライズアーキテクチャに関する図中の a に当てはまるものはどれか。ここで,網掛けの部分は表示していない。
|
詳細
|
1. アプリケーション
2. データ
3. テクノロジ
4. ビジネス
|
アプリケーション
|
62 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
情報戦略における全体最適化計画策定の段階で,業務モデルを定義する目的はどれか。
|
詳細
|
1. 企業の全体業務と使用される情報の関連を整理し,情報システムのあるべき姿を明確化すること
2. システム化の範囲や開発規模を把握し,システム化に要する期間,開発工数,開発費用を見積もること
3. 情報システムの構築のために必要なハードウェア,ソフトウェア,ネットワークなどの構成要素を洗い出すこと
4. 情報システムを実際に運用するために必要なユーザマニュアルや運用マニュアルを作成するために,業務手順を確認すること
|
企業の全体業務と使用される情報の関連を整理し,情報システムのあるべき姿を明確化すること
|
63 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
ビジネスプロセスを根本的に考え直し,抜本的にデザインし直すことによって,企業のコスト,品質,サービス,スピードなどのパフォーマンスを劇的に改善するものはどれか。
|
詳細
|
1. アライアンス
2. コアコンピタンス
3. ゴーイングコンサーン
4. リエンジニアリング
|
リエンジニアリング
|
64 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
非機能要件項目はどれか。
|
詳細
|
1. 新しい業務の在り方や運用に関わる業務手順,入出力情報,組織,責任,権限,業務上の制約などの項目
2. 新しい業務の遂行に必要なアプリケーションシステムに関わる対象となる人の作業,システム機能の実現範囲,機能間の情報の流れなどの項目
3. 経営戦略や情報戦略に関わる経営上のニーズ,システム化・システム改善を必要とする業務上の課題,求められる成果・目標などの項目
4. システム基盤に関わる可用性,性能,拡張性,運用性,保守性,移行性,セキュリティ,システム環境などの項目
|
システム基盤に関わる可用性,性能,拡張性,運用性,保守性,移行性,セキュリティ,システム環境などの項目
|
65 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
"提案評価方法の決定"に始まる調達プロセスを,調達先との契約締結,調達先の選定,提案依頼書(RFP) の発行,提案評価に分類して順番に並べたとき, c に入るものはどれか。
|
詳細
|
1. 調達先との契約締結
2. 調達先の選定
3. 提案依頼書(RFP)の発行
4. 提案評価
|
調達先の選定
|
スポンサー
|
66 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
M&Aを説明したものはどれか。
|
詳細
|
1. 企業独自のノウハウや技術などによって競争優位を維持・強化できる分野に対して,資金と人材を集中的に投入する。
2. 自社の業務プロセスを改革する際に,他社のベストプラクティスと比較分析を行う。
3. 新規分野への進出や,事業の拡大,再編などのために,他社の経営資源を獲得し活用する。
4. それぞれの事業を,市場成長率と市場占有率のマトリックスによって分析し,経営資源の最適な配分を行う。
|
新規分野への進出や,事業の拡大,再編などのために,他社の経営資源を獲得し活用する。
|
67 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い,その結果を互いに参照した上で調査を繰り返して,集団としての意見を収束させる手法はどれか。
|
詳細
|
1. 因果関係分析法
2. クロスセクション法
3. 時系列回帰分析法
4. デルファイ法
|
デルファイ法
|
68 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
コストプラス価格決定法を説明したものはどれか。
|
詳細
|
1. 買い手が認める品質や価格をリサーチし,訴求力のある価格を決定する。
2. 業界の平均水準や競合企業の設定価格を参考に,競争力のある価格を決定する。
3. 製造原価又は仕入原価に一定のマージンを乗せて価格を決定する。
4. 目標販売量を基に,総費用吸収後に一定の利益率を確保できる価格を決定する。
|
製造原価又は仕入原価に一定のマージンを乗せて価格を決定する。
|
69 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
情報システム投資の効果をモニタリングする指標のうち,バランススコアカードの内部ビジネスプロセスの視点に該当する指標はどれか。
|
詳細
|
1. 売上高,営業利益率など損益計算書や貸借対照表上の成果に関する指標
2. 顧客満足度の調査結果や顧客定着率など顧客の囲い込み効果に関する指標
3. 人材のビジネススキル, ITリテラシなど組織能力に関する指標
4. 不良率,納期遵守率など業務処理の信頼性やサービス品質に関する指標
|
不良率,納期遵守率など業務処理の信頼性やサービス品質に関する指標
|
70 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
"技術のSカーブ"の説明として,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 技術の期待感の推移を表すものであり,黎(れい)明期,流行期,反動期,回復期,安定期に分類される。
2. 技術の進歩の過程を表すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
3. 工業製品において生産量と生産性の関係を表すものであり,生産量の累積数が増加するほど生産性は向上する傾向にある。
4. 工業製品の故障発生の傾向を表すものであり,初期故障期間では故障率は高くなるが,その後の偶発故障期間での故障率は低くなり,製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなる。
|
技術の進歩の過程を表すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
|
スポンサー
|
71 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
インターネットを利用した企業間取引において,取引データをそのまま起票したり,社内文書に変換したりすることが容易にできるマーク付け言語はどれか。
|
詳細
|
1. HTML
2. SGML
3. UML
4. XML
|
XML
|
72 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
RFIDを説明したものはどれか。
|
詳細
|
1. ICカードや携帯電話に保存される貨幣的価値による決済手段のことで,POSレジスタなどで用いられている。
2. 極小の集積回路にアンテナを組み合わせたもので電子荷札に利用され,無線自動認識技術によって対象の識別や位置確認などができる。
3. 縦横のマトリックスに白黒の格子状のパターンで情報を表し,情報量が多く数字だけでなく英字や漢字データも格納できる。
4. 人間の身体的特徴としての生体情報を,個人の識別・認証に利用する技術で,指紋認証,静脈認証などがある。
|
極小の集積回路にアンテナを組み合わせたもので電子荷札に利用され,無線自動認識技術によって対象の識別や位置確認などができる。
|
73 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
電機メーカのA社は,GPLが適用されたオープンソースソフトウェアの一部を改変した二次的著作物を搭載してテレビの新製品を開発した。この製品を販売するに当たり, A社が求められるGPLのルールに則した適切な対応はどれか。
|
詳細
|
1. 請求があればA社が修正した部分を含む全ての二次的著作物のソースコードを公開しなければならない。
2. 二次的著作物に静的にリンクしている,別のアプリケーションのソースコードは公開しなくてもよい。
3. 二次的著作物のソースコードを公開する際には,諸費用などの対価を請求してはならない。
4. 二次的著作物を入手した購入者が,その複製を再配布することを禁止しなければならない。
|
請求があればA社が修正した部分を含む全ての二次的著作物のソースコードを公開しなければならない。
|
74 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
抜取り検査において,ある不良率のロットがどれだけの確率で合格するかを知ることができるものはどれか。
|
詳細
|
1. OC曲線
2. ゴンペルツ曲線
3. バスタブ曲線
4. ロジスティック曲線
|
OC曲線
|
75 |
平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 |
|
経営会議で来期の景気動向を議論したところ,景気は悪化する,横ばいである,好転するという三つの意見に完全に分かれてしまった。来期の投資計画について,積極的投資,継続的投資,消極的投資のいずれかに決定しなければならない。表の予想利益については意見が一致した。意思決定に関する記述のうち,適切なものはどれか。
|
詳細
|
1. 混合戦略に基づく最適意思決定は,積極的投資と消極的投資である。
2. 純粋戦略に基づく最適意思決定は,積極的投資である。
3. マクシマックス原理に基づく最適意思決定は,継続的投資である。
4. マクシミン原理に基づく最適意思決定は,消極的投資である。
|
マクシミン原理に基づく最適意思決定は,消極的投資である。
|
スポンサー
|