1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) | 解答一覧


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1 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 室内空気の気流は、0.5 m/s以下となるようにする。

2. 室内空気の二酸化炭素の濃度は、1.0 %以下となるようにする。

3. 室内空気の相対湿度は、40%以上70%以下となるようにする。

4. 室内空気の浮遊粉じんの量は、0.15 mg/m³以下となるようにする。

室内空気の二酸化炭素の濃度は、1.0 %以下となるようにする。

2 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 伝熱に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 壁体内の中空層の片面にアルミ箔を貼り付けると、壁体全体の熱抵抗は大きくなる。

2. 熱放射は、電磁波による熱移動現象であり、真空中でも生じる。

3. 壁体内にある密閉された中空層の熱抵抗は、中空層の厚さに比例する。

4. 総合熱伝達率は、対流熱伝達率と放射熱伝達率を合計したものをいう。

壁体内にある密閉された中空層の熱抵抗は、中空層の厚さに比例する。

3 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 採光及び照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 均等拡散面上における輝度は、照度と反射率との積に比例する。

2. 演色性とは、光がもつ物体の色の再現能力のことで、光の分光分布によって決まる。

3. 昼光率とは、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度の比をいう。

4. 設計用全天空照度は、快晴の青空のときが薄曇りの日よりも大きな値となる。

設計用全天空照度は、快晴の青空のときが薄曇りの日よりも大きな値となる。

4 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 積層ゴムを用いた免震構造の建築物に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 水平方向の応答加速度を大きく低減することができるが、上下方向の応答加速度を低減する効果は期待できない。

2. 軟弱な地盤に比べ強固な地盤では大地震時の地盤の周期が短くなるため、応答加速度を低減する効果が低下する。

3. 免震部材の配置を調整し、上部構造の重心と免震層の剛心を合せることで、ねじれ応答を低減できる。

4. 免震層を中間階に設置する場合は、火災に対して積層ゴムを保護する必要がある。

軟弱な地盤に比べ強固な地盤では大地震時の地盤の周期が短くなるため、応答加速度を低減する効果が低下する。

5 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 柱のせん断補強筋の間隔は、柱の上下端から柱の最大径の1.5倍又は最小径の2倍のいずれか大きい範囲を100 mm以下とする。

2. 柱及び梁のせん断補強筋は、直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋とし、せん断補強筋比は0.2 %以上とする。

3. 一般の梁で、長期許容応力度で梁の引張鉄筋の断面積が決まる場合、原則として引張鉄筋の断面積はコンクリート断面積の0.2%以上とする。

4. 貫通孔の中心間隔は、梁に2個以上の円形の貫通孔を設ける場合、両孔径の平均値の3倍以上とする。

一般の梁で、長期許容応力度で梁の引張鉄筋の断面積が決まる場合、原則として引張鉄筋の断面積はコンクリート断面積の0.2%以上とする。


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6 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. H形鋼は、フランジ及びウェブの幅厚比が大きくなると局部座屈を生じやすい。

2. 角形鋼管柱の内ダイアフラムは、せいの異なる梁を1本の柱に取り付ける場合等に用いられる。

3. 部材の引張力によってボルト孔周辺に生じる応力集中の度合は、高力ボルト摩擦接合の場合より普通ボルト接合の方が大きい。

4. H形鋼梁は、荷重や外力に対し、せん断力をフランジが負担するものとして扱う。

H形鋼梁は、荷重や外力に対し、せん断力をフランジが負担するものとして扱う。

7 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 杭基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 基礎杭の周辺地盤に沈下が生じたときに杭に作用する負の摩擦力は、一般に摩擦杭の場合より支持杭の方が大きい。

2. 杭と杭との中心間隔の最小値は、埋込み杭の場合、杭径の1.5倍とする。

3. 基礎杭の先端の地盤の許容応力度は、アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭の場合よりセメントミルク工法による埋込み杭の方が大きい。

4. 外殻鋼管付きコンクリート杭の鋼管の腐食代(しろ)は、有効な防錆措置を行わない場合、1mm以上とする。

杭と杭との中心間隔の最小値は、埋込み杭の場合、杭径の1.5倍とする。

8 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 図に示す長方形断面部材の図心軸(X軸)に対する許容曲げモーメントの値として、正しいものはどれか。ただし、許容曲げ応力度fbは9.46 N/mm²とする。
詳細

1. 9.46 × 10⁵N・mm

2. 5.68 × 10⁵N・mm

3. 4.73 × 10⁵N・mm

4. 2.84 × 10⁵N・mm

9.46 × 10⁵N・mm

9 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 図に示す3ヒンジラーメン架構のDE間に等変分布荷重が、AD間に集中荷重が同時に作用したとき、支点A及びBに生じる水平反力(HA、HB)、鉛直反力(VA、VB)の値として、正しいものはどれか。ただし、反力は右向き及び上向きを「 + 」、左向き及び下向きを「 − 」とする。
詳細

1. HA = + 15 kN

2. HB = − 60 kN

3. VA = + 60 kN

4. VB = + 120 kN

HA = + 15 kN

10 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 図に示す梁のAB間に等分布荷重wが、点Cに集中荷重Pが同時に作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。ただし、曲げモーメントは材の引張り側に描くものとする。
詳細

1.

2.

3.

4.


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11 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 建築に用いられる金属材料に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 黄銅(真ちゅう)は、銅と、亜鉛の合金であり、亜鉛が30〜40%のものである。

2. ステンレス鋼のSUS 304は、SUS 430に比べ磁性が弱い。

3. 銅の熱伝導率は、鋼に比べ著しく高い。

4. アルミニウムの線膨張係数は、鋼の約4倍である。

アルミニウムの線膨張係数は、鋼の約4倍である。

12 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 石材に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 花こう岩は、耐摩耗性、耐久性に優れるが、耐火性に劣る。

2. 大理石は、ち密であり、磨くと光沢が出るが、耐酸性、耐火性に劣る。

3. 石灰岩は、耐水性に優れるが、柔らかく、曲げ強度は低い。

4. 砂岩は、耐火性に優れるが、吸水率の高いものは耐凍害性に劣る。

石灰岩は、耐水性に優れるが、柔らかく、曲げ強度は低い。

13 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 日本工業規格(JIS)のドアセットに規定されている性能項目に関する記述として、不適当なものはどれか。 詳細

1. スイングドアセットでは、「気密性」が規定されている。

2. スイングドアセットでは、「開閉力」が規定されている。

3. スライディングドアセットでは、「鉛直荷重強さ」が規定されている。

4. スライディングドアセットでは、「遮音性」が規定されている。

スライディングドアセットでは、「鉛直荷重強さ」が規定されている。

14 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) アスファルト防水材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 改質アスファルトシートは、合成ゴム又はプラスチックを添加して性質を改良した改質アスファルトを原反に含浸、被覆させたシートである。

2. ストレッチルーフィング 1000の数値 1000は、製品の抗張積(引張強さと最大荷重時の伸び率との積)を表している。

3. 防水工事用アスファルトは、フラースぜい化点温度が低いものほど低温特性のよいアスファルトである。

4. アスファルトルーフィング 1500の数値 1500は、製品の単位面積当たりのアスファルト含浸量を表している。

アスファルトルーフィング 1500の数値 1500は、製品の単位面積当たりのアスファルト含浸量を表している。

15 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 塗料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 合成樹脂エマルションペイントは、モルタル面に適しているが、金属面には適していない。

2. つや有合成樹脂エマルションペイントは、屋内の鉄鋼面に適しているが、モルタル面には適していない。

3. アクリル樹脂系非水分散形塗料は、モルタル面に適しているが、せっこうボード面には適していない。

4. 合成樹脂調合ペイントは、木部に適しているが、モルタル面には適していない。

つや有合成樹脂エマルションペイントは、屋内の鉄鋼面に適しているが、モルタル面には適していない。


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16 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 水準測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 直接水準測量は、レベルと標尺を用いて、既知の基準点から順に次の点への高低を測定して、必要な地点の標高を求める測量である。

2. 間接水準測量は、計算によって高低差を求める測量方法であり、鉛直角と水平距離を用いる三角高低測量などがある。

3. 公共測量における直接水準測量では、レベルは視準距離を等しくし、できる限り両標尺を結ぶ直線上に設置して、往復観測とする。

4. 直接水準測量において、標尺は両手で支えて目盛を隠さないように持ち、左右にゆっくり動かして最大の値を読み取る。

直接水準測量において、標尺は両手で支えて目盛を隠さないように持ち、左右にゆっくり動かして最大の値を読み取る。

17 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 電気設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ビニル電線(IV)は、地中電線路に用いることができる。

2. 低圧屋内配線のための金属管は、規定値未満の厚さのものをコンクリートに埋め込んではならない。

3. 合成樹脂製可とう電線管のうちPF管は、自己消火性があり、屋内隠ぺい配管に用いることができる。

4. 合成樹脂管内、金属管内及び金属製可とう電線管内では、電線に接続点を設けてはならない。

ビニル電線(IV)は、地中電線路に用いることができる。

18 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 給水設備の給水方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 水道直結増圧方式は、水道本管から分岐した水道引込み管に増圧給水装置を直結し、各所に給水する方式である。

2. 高置水槽方式は、一度受水槽に貯留した水をポンプで建物高所の高置水槽に揚水し、高置水槽からは重力によって各所に給水する方式である。

3. ポンプ直送方式は、水道本管から分岐した水道引込み管にポンプを直結し、各所に給水する方式である。

4. 圧力水槽方式は、受水槽の水をポンプで圧力水槽に送水し、圧力水槽内の空気を加圧して、その圧力によって各所に給水する方式である。

ポンプ直送方式は、水道本管から分岐した水道引込み管にポンプを直結し、各所に給水する方式である。

19 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 建築物に設ける昇降設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、特殊な構造及び使用形態のものを除くものとする。 詳細

1. 乗用エレベーターの昇降路の出入口の床先とかごの床先との水平距離は、4cm以下とする。

2. 群管理方式は、エレベーターを複数台まとめた群としての運転操作方式で、交通需要の変動に応じて効率的な運転管理を行うことができる。

3. 火災時管制運転は、火災発生時にエレベーターを最寄階に停止させる機能である。

4. 乗用エレベーターには、1人当たりの体重を65 kgとして計算した最大定員を明示した標識を掲示する。

火災時管制運転は、火災発生時にエレベーターを最寄階に停止させる機能である。

20 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 請負契約に関する記述として、「公共工事標準請負契約約款」上、正しいものはどれか。 詳細

1. 設計図書とは、設計図及び仕様書をいい、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書は含まない。

2. 検査の結果不合格と決定された工事材料は、受注者が所定の期日以内に工事現場外に搬出しなければならない。

3. 受注者は、発注者が設計図書を変更したために請負代金額が 1/3 以上減少したときは、契約を解除することができる。

4. 発注者又は受注者は、工期内で請負契約締結の日から6月を経過した後に、賃金水準又は物価水準の変動により請負代金額が不適当となったと認めたときは、相手方に対して請負代金額の変更を請求することができる。

検査の結果不合格と決定された工事材料は、受注者が所定の期日以内に工事現場外に搬出しなければならない。


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21 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 乗入れ構台の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 乗入れ構台の支柱の位置は、基礎、柱、梁及び耐力壁を避け、5m間隔とした。

2. 乗入れ構台の幅は、車の通行を2車線とするため、5mとした。

3. 垂直ブレース及び水平つなぎの設置は、所定の深さまでの掘削ごとに行うこととした。

4. 垂直ブレースの撤去は、支柱が貫通する部分の床開口部にパッキング材を設けて、支柱を拘束した後に行うこととした。

乗入れ構台の幅は、車の通行を2車線とするため、5mとした。

22 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 土質試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 粒度試験により、細粒分含有率等の粒度特性を求めることができる。

2. 液性限界試験及び塑性限界試験により、土の物理的性質の推定や塑性図を用いた土の分類をすることができる。

3. 三軸圧縮試験により、粘性土のせん断強度を求めることができる。

4. 圧密試験により、砂質土の沈下特性を求めることができる。

圧密試験により、砂質土の沈下特性を求めることができる。

23 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 地下水処理工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 釜場工法は、根切り部への浸透水や雨水を根切り底面に設けた釜場に集め、ポンプで排水する工法である。

2. ウェルポイント工法は、透水性の高い粗砂層から低いシルト質細砂層までの地盤に用いられる。

3. ディープウェル工法は、透水性の低い粘性土地盤の地下水位を低下させる場合に用いられる。

4. 止水工法は、山留め壁や薬液注入などにより、掘削場内への地下水の流入を遮断する工法である。

ディープウェル工法は、透水性の低い粘性土地盤の地下水位を低下させる場合に用いられる。

24 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 既製コンクリート杭の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 中掘り工法では、砂質地盤の場合、先掘り長さを杭径よりも大きくする。

2. PHC杭の頭部を切断した場合、切断面から350 mm程度まではプレストレスが減少しているため、補強を行う必要がある。

3. セメントミルク工法では、アースオーガーは掘削時及び引上げ時とも正回転とする。

4. 杭の施工精度は、傾斜を 1/100 以内とし、杭心ずれ量は杭径の 1/4 、かつ、100 mm以下とする。

中掘り工法では、砂質地盤の場合、先掘り長さを杭径よりも大きくする。

25 1級建築施工管理技士 令和元年(2019年) 鉄筋コンクリート構造の配筋に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 径の異なる鉄筋を重ね継手とする場合、重ね継手長さは細い方の径により算定する。

2. 壁縦筋の配筋間隔が下階と異なる場合、重ね継手は鉄筋を折り曲げずにあき重ね継手とすることができる。

3. 180°フック付き重ね継手とする場合、重ね継手の長さはフックの折曲げ開始点間の距離とする。

4. 梁主筋を柱にフック付き定着とする場合、定着長さは鉄筋末端のフックを含めた長さとする。

梁主筋を柱にフック付き定着とする場合、定着長さは鉄筋末端のフックを含めた長さとする。


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