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2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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冬季暖房時の結露に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 外壁の室内側の表面結露を防止するためには、室内側の表面温度を露点温度以下に下げないようにする。
2. 室内側の表面結露を防止するためには、外壁や屋根等に熱伝導率の高い材料を用いる。
3. 外壁の室内側の表面結露を防止するためには、室内側表面に近い空気を流動させる。
4. 室内側が入隅となる外壁の隅角部は、室内側に表面結露が生じやすい。
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室内側の表面結露を防止するためには、外壁や屋根等に熱伝導率の高い材料を用いる。
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2 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 光束は、視感度に基づいて測定された単位時間当たりの光りのエネルギー 量である。
2. 輝度は、光源の光りの強さを表す量である。
3. 天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を、建築化照明という。
4. 照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害という。
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輝度は、光源の光りの強さを表す量である。
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3 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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色に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 純色とは、各色相の中で 最も明度の高い色をいう。
2. 色彩によって感じられる距離感は異なり、暖色は寒色に比べて近くに感じられやすい。
3. 印刷物や塗料等の色料の三原色を同量で混色すると、黒に近い色になる。
4. 明度と彩度を合わせて色の印象を表したものを、トーン(色調)という。
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純色とは、各色相の中で 最も明度の高い色をいう。
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4 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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木造在来軸組み構法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 床等の水平構面は、水平荷重を耐力壁や軸組みに伝達できるよう水平剛性を十分に高くする。
2. 胴差は、垂る木を直接受けて屋根荷重を 柱に伝えるための部材である。
3. 筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ず欠き込む場合は、筋かいに必要な補強を行う。
4. 筋かいの端部は、柱と梁はりその他の横架材との仕口ちに接近して、ボルト、かすがい、釘くぎその他の金物で緊結する。
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胴差は、垂る木を直接受けて屋根荷重を 柱に伝えるための部材である。
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5 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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鉄筋コンクリート構造の配筋に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 梁の幅止め筋は、腹筋間に架け渡したもので、ばら筋の振れ止め及びはらみ止めの働きをする。
2. 梁は、全スパンにわたり主筋を上下に配置した複筋梁とする。
3. 柱の帯筋は、柱の上下端部より中央部の間隔を密にする。
4. 柱の帯び筋は、主筋を取り囲むように配筋したもので、主筋の座屈を防止する働きをする。
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柱の帯筋は、柱の上下端部より中央部の間隔を密にする。
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6 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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鉄骨構造の接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 高力ボルト接合の形式には、摩擦接合、引張接合、支圧接合等があり、このうち摩擦接合が多く用いられる。
2. 支圧接合とは、ボルト軸部のせん断力と部材の支圧によって応力を伝える接合方法である。
3. 完全溶込み溶接とは、溶接部の強度が母材と同等以上になるように全断面を完全に溶け込ませる溶接である。
4. 隅肉溶接の有効長さは、隅肉溶接の始端から 終端までの長さである。
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隅肉溶接の有効長さは、隅肉溶接の始端から 終端までの長さである。
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7 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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杭基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 場所打ちコンクリート杭工法には、アースオーガーを使用するプレボーリング拡大根固め工法がある。
2. アースドリル工法は、オールケーシング工法やリバース工法に比べて、狭い敷地でも作業性がよい。
3. 節部付きの遠心力高強度プレストレストコンクリート杭(節杭)は、杭本体部に外径が軸径よりも大きい節部を多数設けたもので、主に摩擦杭として用いられる。
4. 外殻鋼管付きのコンクリート杭(S杭)は、大きな水平力が作用する杭に適している。
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場所打ちコンクリート杭工法には、アースオーガーを使用するプレボーリング拡大根固め工法がある。
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8 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 積雪荷重は、雪下ろしを行う慣習のある地方では、低減することができる。
2. 風力係数は、風洞試験によって定める場合のほか、建築物の断面及び平面の形状に応じて定められた数値とする。
3. 風圧力は、地震力と同時に作用するものとして計算する。
4. 地震力は、建築物の固定荷重又は積載荷重を減ずると小さくなる。
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風圧力は、地震力と同時に作用するものとして計算する。
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9 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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図に示す単純梁AB に等分布荷重ω が作用するとき、支点B にかかる鉛直反力の値の大きさとして、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 2 kN
2. 4 kN
3. 8 kN
4. 12 kN
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4 kN
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10 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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図に示す単純梁AB の点A にモーメント荷重M が作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。
ただし、曲げモーメントは、材の引張側に描くものとする。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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11 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて 著しく小さい。
2. コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。
3. コンクリートは、大気中の炭酸ガスやその他の酸性物質の浸透によって徐々に 中性化する。
4. コンクリートは、不燃性であり、長時間火熱を受けても変質しない。
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コンクリートは、不燃性であり、長時間火熱を受けても変質しない。
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12 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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木材に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 木材の強度は、含水率が同じ場合、密度の大きいものほど大きい。
2. 針葉樹は、広葉樹に比べて軽量で加工がしやすい。
3. 節は、断面の減少や応力集中をもたらし、強度を低下させる。
4. 心材は、辺材に比べて腐朽菌や虫害に対して抵抗が低い。
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心材は、辺材に比べて腐朽菌や虫害に対して抵抗が低い。
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13 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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日本産業規格(JIS)に規定するセラミックタイルに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 表張りユニットタイルとは、多数個並べたタイルの表面に、表張り台紙を張り付けて連結したものをいう。
2. 裏あしは、セメントモルタル等との接着をよくするため、タイルの裏面に付けたリブ又は凹凸のことをいう。
3. 素地は、タイルの主体をなす部分をいい、施ゆうタイルの場合、 表面に施したうわぐすりも含まれる。
4. タイルには平物と役物があり、それぞれ形状は定形タイルと不定形タイルに区分される。
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素地は、タイルの主体をなす部分をいい、施ゆうタイルの場合、 表面に施したうわぐすりも含まれる。
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14 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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防水材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. シート防水には、合成ゴム系やプラスチック系のシートが用いられる。
2. 網状アスファルトルーフィングは、天然又は有機合成繊維で作られた粗布にアスファルトを浸透、付着させたものである。
3. 塗膜防水は、液状の樹脂が塗布後に硬化することで防水層を形成する。
4. 砂付あなあきアスファルトルーフィングは、防水層と下地を密着させるために用いるものである。
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砂付あなあきアスファルトルーフィングは、防水層と下地を密着させるために用いるものである。
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15 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 水準測量は、地表面の高低差を求める測量で、レベル等を用いる。
2. 角測量は、水平角と鉛直角を求める測量で、セオドライト等を用いる。
3. 平板測量は、測点の距離と高さを間接的に求める測量で、標尺等を用いる。
4. 距離測量は、点間の距離を求める測量で、巻尺等を用いる。
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平板測量は、測点の距離と高さを間接的に求める測量で、標尺等を用いる。
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16 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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日本産業規格(JIS)に規定する構内電気設備の名称とその配線用図記号の組み合わせとして、不適当なものはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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17 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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給排水設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 水道直結直圧方式は、水道本管から分岐した水道引き込み管に増圧給水装置を 直結し、建物各所に 給水する方式である。
2. ウォーターハンマーとは、 給水配管内の水流が急激に停止したとき、振動や衝撃音等が生じる現象をいう。
3. 公共下水道の排水方式には、汚水と雨水を同一系統で排除する合流式と、別々の系統で排除する分流式がある。
4. 排水トラップの破封を防止するため、排水系統に通気管を設ける。
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水道直結直圧方式は、水道本管から分岐した水道引き込み管に増圧給水装置を 直結し、建物各所に 給水する方式である。
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18 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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土工事の埋戻し及び締固めに関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 埋戻し土に粘性土を用いるため、余盛りの量を砂質土を用いる場合より多くした。
2. 埋め戻し土は、最適含水比に近い状態で締め固めた。
3. 入り隅等狭い箇所での締固めを 行うため、振動コンパクターを使用した。
4. 動的荷重による締固めを行うため、重量のあるロードローラーを使用した。
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動的荷重による締固めを行うため、重量のあるロードローラーを使用した。
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19 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 杭基礎におけるベース筋の最小かぶり厚さは、杭頭から確保する。
2. 腹筋を外付けするときの大梁の最小かぶり厚さは、幅止め筋の外側表面から確保する。
3. 直接土に接する梁と布基礎の立ち上がり部の最小かぶり厚さは、ともに 30 mm とする。
4. 屋内では、 柱と耐力壁の最小かぶり厚さは、ともに 30 mm とする。
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直接土に接する梁と布基礎の立ち上がり部の最小かぶり厚さは、ともに 30 mm とする。
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20 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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型枠工事に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 梁の側型枠の寸法をスラブ下の梁せいとし、取り付く底型枠の寸法を梁幅で加工した。
2. 柱型枠は、梁型枠や壁型枠を取り付ける前にチェーン等で控えを取り、変形しないようにした。
3. 外周梁の側型枠の上部は、コンクリートの側圧による変形防止のため、スラブ引き金物で固定した。
4. 階段が取り付く壁型枠は、敷き並べた型枠パネル 上に現寸で墨出しをしてから加工した。
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梁の側型枠の寸法をスラブ下の梁せいとし、取り付く底型枠の寸法を梁幅で加工した。
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21 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 細骨材率は、乾燥収縮によるひび割れを少なくするためには、高くする。
2. 単位セメント量は、水和熱及び乾燥収縮によるひび割れを防止する観点からは、できるだけ少なくする。
3. AE減水剤を用いると、所定のスランプを得るのに必要な単位水量を減らすことができる。
4. 川砂利と砕石は、それぞれが所定の品質を満足していれば、混合して使用してもよい。
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細骨材率は、乾燥収縮によるひび割れを少なくするためには、高くする。
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22 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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在来軸組構法における木工事に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 真壁の柱に使用する心持ち材には、干割れ防止のため、見え隠れ部分に背割りを入れた。
2. 洋式小屋組みにおける真束と棟木の取合いは、棟木が真束より小さかったため、長ほぞ差しとした。
3. 建入れ直し完了後、接合金物や火打ち材を固定し、筋かいを取り付けた。
4. 軒桁げたの継ぎ手は、 柱心から持ち出して、追掛大栓継ぎとした。
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洋式小屋組みにおける真束と棟木の取合いは、棟木が真束より小さかったため、長ほぞ差しとした。
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23 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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壁タイル密着張り工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 振動工具は、タイル面に垂直に当てて使用した。
2. 振動工具による加振は、張付けモルタルがタイル周辺からはみ出すまで行った。
3. 張付けモルタルの回に塗り付ける面積は、60 分でタイルを張り終える面積とした。
4. 目地詰めは、タイル張付け後24 時間以上経過してから行った。
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張付けモルタルの回に塗り付ける面積は、60 分でタイルを張り終える面積とした。
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24 |
2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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ステンレス鋼板の表面仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 機械的に凹凸の浮出し模様を施した仕上げを、ヘアラインという。
2. 冷間圧延後、熱処理、酸洗いを行うことで、にぶい灰色のつや消し仕上げにしたものを、No. 2という。
3. 化学処理により研磨板に図柄や模様を施した仕上げを、エッチングという。
4. 研磨線がなくなるまでバフ仕上げをした最も反射率の高い仕上げを、鏡面という。
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機械的に凹凸の浮出し模様を施した仕上げを、ヘアラインという。
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2級建築施工管理技士「令和4年(2022年)後期」 |
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コンクリート壁下地のセメントモルタル塗りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 下塗りは、14日以上放置し、十分にひび割れを発生させてから次ぎの塗り付けにかかった。
2. 乾燥収縮によるひび割れの防止のため、保水剤を混和剤として使用した。
3. モルタルの1回の練り混ぜ量は、60 分以内に使い切れる量とした。
4. 上塗りモルタルの調合は、下塗りモルタルよりも富調合とした。
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上塗りモルタルの調合は、下塗りモルタルよりも富調合とした。
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