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感覚器官に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 雪眼炎は、紫外線を含む光に長時間曝されることにより、網膜の上皮が損傷を起こした状態である。
b 眼精疲労は、眼筋の疲労や、毛様体の疲労、涙液の供給不足等により生じ、全身症状を伴わない生理的な目の疲れである。
c 鼻炎は、鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態であり、鼻汁過多や鼻閉(鼻づまり)などの症状が生じる。
d 乗り物酔いは、蝸牛で感知する平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。 |
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皮膚又は皮膚の付属器とその機能の記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 角質層-----角質細胞と細胞間脂質で構成された表皮の最も外側にある層で、皮膚のバリア機能を担っている。
b アポクリン腺--全身に分布しており、体温が上がり始めると汗を分泌し、その蒸発時の気化熱を利用して体温を下げる。
c 立毛筋-----気温や感情の変化などの刺激により収縮し、毛穴が隆起するいわゆる「鳥肌」を生じさせる。
d 皮膚の毛細血管-体温が下がり始めると、血管は弛緩し、放熱を抑えることにより体温を一定に保っている。 |
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筋組織に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
顕微鏡で観察すると横縞模様が見える( a )は、随意筋である。一方、( b )神経系に支配されている( c )は、血管壁や膀胱等に分布する意識的にコントロールできない筋で、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。 |
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中枢神経系に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 脳の血管は、末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子やイオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行しにくい。
b 中枢神経系は、脳と脊髄から構成されており、人間の身体の個々の部位の動きを総合的に制御している。
c 脳の下部(視床下部)には、心臓中枢や呼吸中枢が存在する。
d 延髄は、ホルモン分泌の調節機能を担っている。 |
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末梢神経系に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 末梢神経系は、体性神経系と自律神経系からなる。
b 全身に広く分布する汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが放出される。
c 交感神経系が活発になると、唾液分泌が亢進し、気管や気管支は収縮する。
d 副交感神経が働くと、瞳孔収縮、心拍数の減少、胃液分泌や腸運動の亢進等が起こる。 |
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内服薬の吸収に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 有効成分は主に小腸で吸収される。
b 有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物や、他の医薬品の作用による影響を受ける。
c 全身作用を現すには、一般に注射薬と比べある程度の時間が必要である。
d 消化管では、医薬品濃度の低い方から高い方へ能動的に吸収される。 |
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薬の代謝に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
経口投与された医薬品の多くは、その有効成分が消化管の毛細血管から血液中に移行する。その後全身循環に入る前に、( a )を経由して、( b )に存在する酵素の働きで代謝を受ける。 |
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口腔粘膜からの吸収によって効果を発揮する医薬品として用いられている成分について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a ニコチン
b アスピリン
c ニトログリセリン
d アセトアミノフェン |
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皮膚粘膜眼症候群(SJS)と中毒性表皮壊死融解症(TEN)に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 両疾患ともに、38℃以上の高熱を伴って、火傷様の水疱が生じる。
b 両疾患ともに、発生頻度は人口100万人当たり年間100人程度である。
c 中毒性表皮壊死融解症の多くは、皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる。
d 両疾患ともに、原因医薬品の使用開始後、1か月以上経たなければ発症しない。 |
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アルドステロン及び偽アルドステロン症に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 偽アルドステロン症は、アルドステロンの分泌が増加していないにもかかわらず、体からカリウムが失われることによって生じる病態である。
b 偽アルドステロン症の疑いが生じたら、医薬品の販売等に従事する専門家は医薬品の使用者に対し、直ちに原因と考えられる医薬品の使用を中止し、速やかに医師の診療を受けるよう勧めることが重要である。
c 甘草湯のようなグリチルリチン酸を含む漢方処方製剤では、偽アルドステロン症の発症に注意するべきである。
d 副腎髄質からのアルドステロン分泌が増加すると、むくみや血圧上昇がみられる。 |
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精神神経系に現れる副作用のうち、無菌性髄膜炎に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 無菌性髄膜炎は、大部分はウイルスが原因と考えられているが、マイコプラズマ感染症やライム病、医薬品の副作用等によって生じることもある。
b 医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。
c 多くの場合、発症は緩やかで、頭痛、めまい、浮動感、不安定感の症状が現れる。
d 過去に軽度の症状を経験した人の場合、再度、同じ医薬品を使用しても再発することはない。 |
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消化器系に現れる副作用に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることがある。
b 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、排便直後の立ちくらみなどがある。
c イレウス様症状では、腹痛などの症状のために水分や食物の摂取が抑制され、嘔吐がない場合でも脱水状態となることがある。
d イレウス様症状は、普段から便秘傾向にある人だけが発症リスクが高く、小児や高齢者はなりにくい。 |
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呼吸器系に現れる副作用のうち、間質性肺炎に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。
b 間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十分取り込むことができず、体内は低酸素状態になる。
c 間質性肺炎を発症すると、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈する。
d 一般的に、間質性肺炎は医薬品の使用開始から1〜2か月程度経ってから起きることが多い。 |
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循環器系に現れる副作用に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
( a )とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。
( b )とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態で、めまい、立ちくらみ、全身のだるさ(疲労感)、動悸、息切れ、胸部の不快感、脈の欠落等の症状が現れる。 |
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泌尿器系に現れる副作用に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 副交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。
b 医薬品による排尿困難や尿閉は、前立腺肥大の基礎疾患がある男性のみに現れる。
c 初期段階で適切な対応が図られるよう、尿勢の低下等の兆候に留意することが重要である。
d 尿の回数増加(頻尿)、排尿時の疼痛、残尿感等の膀胱炎様症状が現れることがある。 |
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次の記述は、法第1条の条文である。( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。なお、2箇所の( a )内は、いずれも同じ字句が入る。
この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び( a )(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、( b )の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び( a )の( c )の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。 |
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要指導医薬品に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 要指導医薬品は、通常、医療機関を受診するほどではない体調の不調や疾病の初期段階に使用されるものである。
b 要指導医薬品には、生物由来の原材料が用いられているものがあり、生物由来製品として指定されたものもある。
c 要指導医薬品は、販売の際、適正な使用のために薬剤師の対面による情報の提供及び薬学的知見に基づく指導が必要である。
d 店舗販売業及び配置販売業は、要指導医薬品を販売することができる。 |
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一般用医薬品に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 第二類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を「指定第二類医薬品」という。
b 一般用医薬品では、注射等の侵襲性の高い使用方法は用いられていない。
c 一般用医薬品は、その保健衛生上のリスクに応じて区分されており、そのリスク区分は変更されることはない。
d 一般用医薬品は、あらかじめ定められた用量に基づき、適正使用することによって効果を期待するものである。 |
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毒薬又は劇薬に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。 |
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法第50条の規定により、要指導医薬品及び一般用医薬品の直接の容器又は被包に記載されていなければならない事項について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 製造業者の氏名又は名称及び住所
b 製造番号又は製造記号
c 製造年月日
d 指定第二類医薬品にあっては、枠の中に「2」の数字 |
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医薬部外品に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。 |
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化粧品に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的としているものは、化粧品に含まれない。
b 化粧品は、「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つ」の範囲内で定められた効能効果のみ表示・標榜することができる。
c 化粧品を業として製造販売する場合には、製造販売業の許可を受けた者が、あらかじめ品目ごとに届出を行う必要がある。ただし、厚生労働大臣が指定する成分を含有する化粧品である場合は、品目ごとの承認を得る必要がある。
d 化粧品の直接の容器又は直接の被包には、「化粧品」の文字の表示が義務付けられている。 |
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保健機能食品等の食品に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。 |
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医薬品の販売業に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 薬局開設者又は医薬品の販売業の許可を受けた者でなければ、業として、医薬品を販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
b 卸売販売業者は、業として一般の生活者に対して直接医薬品の販売等を行うことができる。
c 医薬品の販売業の許可は、6年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
d 店舗販売業者は、その店舗を、自ら実地に管理し、又はその指定する者に実地に管理させなければならない。 |
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薬局における薬剤師不在時間に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 開店時間のうち、当該薬局において調剤に従事する薬剤師が当該薬局以外の場所においてその業務を行うため、やむを得ず、かつ、一時的に当該薬局において薬剤師が不在となる時間を薬剤師不在時間という。
b あらかじめ予定されている定期的な業務によって恒常的に薬剤師が不在となる時間であっても、調剤に応じることができない旨を掲示することで、薬剤師不在時間と認められる。
c 薬剤師不在時間内に登録販売者が販売できる医薬品は、第二類医薬品又は第三類医薬品である。
d 薬剤師不在時間内は、薬局開設者は、要指導医薬品陳列区画又は第一類医薬品陳列区画を閉鎖しなければならない。(鍵をかけた設備に陳列する場合を除く。) |
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