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口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 口腔咽喉薬は、口腔内又は咽頭部の粘膜に局所的に作用して、それらの部位の炎症による痛み、腫れ等の症状の緩和を主たる目的とするもので、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。
b 噴射式の液剤は、息を吸いながら噴射することが望ましい
c 口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるため、全身的な影響を生じることはない。 |
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強心薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般用医薬品に含有されるセンソは、1日用量が5 mg を超えるよう用法・用量が定められている。
b リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。
c ゴオウは、心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用(強心作用)を期待して用いられる。 |
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コレステロール及び高コレステロール改善薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a コレステロールは細胞の構成成分で、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質でもある等、生体に不可欠な物質である。
b コレステロールの産生及び代謝は、主として腎臓で行われる。
c 高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として使用される医薬品である。 |
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貧血用薬(鉄製剤)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a マンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12 の構成成分である。
b 貧血用薬(鉄製剤)は、消化器系への副作用を軽減するために食前に服用することが望ましい。
c 銅は、ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。 |
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循環器用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ユビデカレノンは、コエンザイムQ10 とも呼ばれ、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされている
b ヘプロニカートは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
c ルチンは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
d 三黄瀉心湯は、構成生薬としてダイオウを含み、本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。 |
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婦人薬に配合される成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a コウブシは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して配合されている場合がある。
b モクツウは、滋養強壮作用を目的として配合されている場合がある。
c センキュウは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
d ビタミンB6 は、血行を促進する作用を目的として配合されている場合がある。 |
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アレルギーに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリン(抗体)によって肥満細胞が刺激され、ヒスタミン等の物質が遊離する。
b 肥満細胞から遊離したヒスタミンは、周囲の器官や組織の表面に分布する特定のタンパク質(受容体)と反応することで、血管収縮、血管透過性低下等の作用を示す。
c アレルゲンに対して徐々に体を慣らしていく治療法を減感作療法という。 |
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内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a メチルエフェドリン塩酸塩は、長期間にわたって連用した場合でも薬物依存につながるおそれはない。
b グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。
c 抗ヒスタミン成分は、排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがある。 |
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鼻に用いる薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ヒスタミンの遊離を抑える成分(抗アレルギー成分)は、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しても有効である。
b リドカイン塩酸塩は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配合されている場合がある。
c ベンザルコニウム塩化物は、黄色ブドウ球菌又は溶血性連鎖球菌に対して殺菌消毒作用を示すほか、結核菌やウイルスにも効果がある。
d アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用すると鼻粘膜の血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。 |
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尿糖・尿タンパク検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 尿タンパク検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後の採尿は避ける必要がある。
b 尿糖又は尿タンパクを検出する部分を直接手で触れると、正確な検査結果が得られなくなることがある。
c 通常、尿は弱アルカリ性であるが、食事やその他の影響で弱酸性〜中性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
d 尿糖・尿タンパク検査薬は、尿中の糖やタンパク質の有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに疾患の有無や種類を判断することはできない。 |
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胃に作用する制酸を目的とした配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされる。
b 制酸成分としてアルミニウムを含む医薬品は、透析療法を受けている人への使用を避ける必要はない。
c 制酸成分を主体とする胃腸薬を炭酸飲料で服用することで、胃酸に対する中和作用が強まる。
d 制酸成分は、かぜ薬や解熱鎮痛薬にも配合されている。 |
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胃に作用する健胃を目的とした生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a オウレンは、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
b ユウタンは、苦味による健胃作用を期待して用いられる。
c ケイヒは、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
d リュウタンが配合された散剤は、味や香りによる刺激が強いため、オブラートに包む等して服薬することが適切である。 |
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30 代女性、胃腸の不調を訴え症状に良い漢方処方製剤はないかドラッグストアに相談に来られた。状態や症状を確認したところ体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすくて、胃痛があり嘔吐をすることもある、とのことであった。次の漢方処方製剤のうち、最も推奨すべきものはどれか。 |
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腸の薬(整腸薬、止瀉薬、瀉下薬)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 腸内細菌のバランスを整えることを目的として、ビフィズス菌等の生菌成分が用いられる。
b タンニン酸アルブミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として配合 されている場合がある。
c 刺激性瀉下成分が配合された瀉下薬は一般に、流産・早産を誘発するおそれはない。
d マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされている。 |
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止瀉薬に配合されている成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等のビスマスを含む成分については、海外において長期連用した場合に精神神経症状が現れたとの報告があり、1ヶ月以上継続使用しないこととされている。
b タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
c ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、症状の改善がみられない場合、1~2週間服用を続ける必要がある。
d ベルベリン塩化物等の腸内殺菌成分の入った止瀉薬を、下痢の予防で服用すると、腸内環境を悪化させることがある。 |
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瀉下薬に含まれている成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ヒマシ油は、防虫剤や殺鼠剤を誤飲した際に、腸管内の物質をすみやかに体外へ排除する目的で用いられる。
b センナは、吸収された成分の一部が乳汁中に移行するが、乳児への影響はない。
c ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸では分解されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解されて、大腸への刺激作用を示す。
d ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、腸内容物に水分を浸透しやすくする作用があり、糞便中の水分量を増して柔らかくする。 |
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次のうち、胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される抗コリン成分として、正しい組合せはどれか。
a メチルベナクチジウム臭化物
b ジサイクロミン塩酸塩
c パパベリン塩酸塩
d アミノ安息香酸エチル |
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痔及び痔疾用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 痔瘻は、肛門内部に存在する肛門腺窩に糞便の滓が溜まって炎症・化膿を生じた状態である。
b カルバゾクロムは、毛細血管を補強、強化して出血を抑える働きがあるとされ、止血効果を期待して、内用痔疾用薬に配合される。
c 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、熱感刺激を生じさせるカンフルが配合される場合がある。
d 痔核は、肛門に存在する細かい血管群が部分的に拡張し、肛門内にいぼ状の腫れが生じたものである。 |
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次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。
体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。 |
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目及び眼科用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状改善を目的とした製品がある。
b 1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない点眼薬では、ソフトコンタクトレンズ装着時にも使用できるものがある。
c アスパラギン酸カリウムは、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して配合されている場合がある。
d 長引く目の充血症状は、目以外の異変を含む、重大な疾患による可能性もあるため、目の充血を除去する眼科用薬を5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合には、漫然と使用を継続せず専門家に相談すべきである。 |
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次のうち、角膜の乾燥を防ぐ目的で眼科用薬に配合される成分として正しいものの組合せはどれか。
a ベルベリン硫酸塩
b コンドロイチン硫酸ナトリウム
c ネオスチグミンメチル硫酸塩
d 精製ヒアルロン酸ナトリウム |
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皮膚に用いられる殺菌消毒成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a アクリノールは、真菌、結核菌、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示すが、連鎖球菌、黄色ブドウ球菌に対する殺菌消毒作用はない。
b ヨードチンキは、皮膚刺激性が弱いため、粘膜(口唇等)や目の周りの殺菌消毒に使用される。
c イソプロピルメチルフェノールは、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示す。 |
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肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a サリチル酸は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
b 尿素は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善する。
c イオウは、角質成分を溶解することにより、角質軟化作用を示す。 |
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歯痛薬に使用される医薬品成分とその使用目的に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a セチルピリジニウム塩化物 - 齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断する
b ハッカ油 - 冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させる
c ジブカイン塩酸塩 - 齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑える
d サンシシ - 炎症を抑える |
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喫煙及び禁煙補助剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ニコチン置換療法に使用される禁煙補助剤は、大量に使用することで禁煙達成が早まる。
b タバコの煙に含まれるニコチンは、肺胞の毛細血管から血液中に取り込まれると、すみやかに脳内に到達し、覚醒、リラックス効果などをもたらす。
c 脳梗塞・脳出血等の急性期脳血管障害、重い心臓病等の基礎疾患がある人は、禁煙する必要があるため、禁煙補助剤の使用が推奨される。 |
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