1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) | 解答一覧


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26 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 鉄筋の機械式継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ねじ節継手とは、熱間形成されたねじ節鉄筋の端部に鋼管(スリーブ)をかぶせた後、外側から加圧して鉄筋表面の節にスリーブを食い込ませて接合する工法である。

2. 充填継手とは、内面に凹凸のついた比較的径の大きい鋼管(スリーブ)に異形鉄筋の端部を挿入した後、スリーブ内に高強度の無収縮モルタル等を充填して接合する工法である。

3. 端部ねじ継手とは、端部をねじ加工した異形鉄筋、あるいは加工したねじ部を端部に圧接した異形鉄筋を使用し、雌ねじ加工されたカップラーを用いて接合する工法である。

4. 併用継手は、2種類の機械式継手を組み合わせることでそれぞれの長所を取り入れ、施工性を改良したものである。

ねじ節継手とは、熱間形成されたねじ節鉄筋の端部に鋼管(スリーブ)をかぶせた後、外側から加圧して鉄筋表面の節にスリーブを食い込ませて接合する工法である。

27 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 型枠の設計に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 固定荷重の計算に用いる型枠の重量は、0.4kN/m²とする。

2. 合板せき板のたわみは、単純支持で計算した値と両端固定で計算した値の平均値とする。

3. 型枠に作用する荷重及び外力に対し、型枠を構成する各部材それぞれの許容変形量は、2mm以下を目安とする。

4. 型枠の構造計算において、支保工以外の材料の許容応力度は、長期と短期の許容応力度の平均値とする。

合板せき板のたわみは、単純支持で計算した値と両端固定で計算した値の平均値とする。

28 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) コンクリートの運搬及び打込みに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 粗骨材の最大寸法が25mmの普通コンクリートを圧送する場合の輸送管の呼び寸法は、100A以上とする。

2. コンクリートの圧送に先立ち圧送される先送りモルタルは、品質を低下させるおそれがあるので、型枠内には打ち込まない。

3. マスコンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は、原則として、40℃以下となるようにする。

4. 高性能AE減水剤を用いた高強度コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、外気温にかかわらず、原則として、120分を限度とする。

マスコンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は、原則として、40℃以下となるようにする。

29 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、計画供用期間を指定する場合の級は標準とする。 詳細

1. 連続的に散水を行って水分を供給する方法による湿潤養生は、コンクリートの凝結が終了した後に行う。

2. 普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込み後5日間は、乾燥、振動等によって凝結及び硬化が妨げられないように養生する。

3. 湿潤養生の期間は、早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートの場合は、普通ポルトランドセメントを用いた場合より短くすることができる。

4. 普通ポルトランドセメントを用いた厚さ18cm以上のコンクリート部材においては、コンクリートの圧縮強度が5N/mm²以上に達したことを確認すれば、以降の湿潤養生を打ち切ることができる。

普通ポルトランドセメントを用いた厚さ18cm以上のコンクリート部材においては、コンクリートの圧縮強度が5N/mm²以上に達したことを確認すれば、以降の湿潤養生を打ち切ることができる。

30 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 高力ボルト接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ねじの呼びがM22のトルシア形高力ボルトの長さは、締付け長さに35mmを加えた値を標準とした。

2. ナット回転法による締付け完了後の検査は、1次締付け後の本締めによるナット回転量が120°±45°の範囲にあるものを合格とした。

3. 摩擦接合面は、すべり係数0.45以上を確保するため、グラインダー処理後、自然発生した赤鋳状態を確認した。

4. ねじの呼びがM22の高力ボルトの1次締付けトルク値は、約150N・mとした。

ナット回転法による締付け完了後の検査は、1次締付け後の本締めによるナット回転量が120°±45°の範囲にあるものを合格とした。


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31 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 大空間鉄骨架構の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 総足場工法は、必要な高さまで足場を組み立てて、作業用の構台を全域にわたり設置し、架構を構築する工法である。

2. スライド工法は、作業構台上で所定の部分の屋根鉄骨を組み立てたのち、そのユニットを所定位置まで順次滑動横引きしていき、最終的に架構全体を構築する工法である。

3. 移動構台工法は、移動構台上で所定の部分の屋根鉄骨を組み立てたのち、構台を移動させ、順次架構を構築していく工法である。

4. リフトアップ工法は、地組みした所定の大きさのブロックをクレーン等で吊り上げて架構を構築する工法である。

リフトアップ工法は、地組みした所定の大きさのブロックをクレーン等で吊り上げて架構を構築する工法である。

32 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 大断面集成材を用いる木造建築物に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 接合金物のボルトの孔あけ加工の大きさについて、ねじの呼びがM16未満の場合は公称軸径に1mmを加えたものとし、M16以上の場合は1.5mmを加えたものとした。

2. 大規模な木造架構であったため、全体の建方が完了してからの建入れ修正ができなかったので、建方に並行してブロックごとに建入れ直しを行った。

3. 集成材は、現場搬入から建方まで15日以上要したので、雨がかからないように防水シートで覆いをかけて保管した。

4. 大断面材に設ける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差を5mm以内とした。

大断面材に設ける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差を5mm以内とした。

33 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 揚重運搬機械に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ロングスパン工事用エレベーターの搬器には、周囲に堅固な手すりを設け、手すりには中さん及び幅木を取り付けなければならない。

2. ロングスパン工事用エレベーターは、安全上支障がない場合、搬器の昇降を知らせるための警報装置を備えないことができる。

3. 建設用リフトは、土木、建築等の工事の作業に使用され、人及び荷を運搬することを目的とするエレベーターである。

4. 建設用リフトの定格速度とは、搬器に積載荷重に相当する荷重の荷をのせて上昇させる場合の最高の速度をいう。

建設用リフトは、土木、建築等の工事の作業に使用され、人及び荷を運搬することを目的とするエレベーターである。

34 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 合成高分子系ルーフィングシート防水に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 加硫ゴム系シート防水接着工法において、平場のシート相互の接合幅は100mmとし、水上側のシートが水下側のシートの上になるように張り重ねた。

2. 塩化ビニル樹脂系シート防水接着工法において、下地とシートの接着には、エポキシ樹脂系の接着剤を用いた。

3. 塩化ビニル樹脂系シート防水の出隅角の処理は、シートの張付け後に成形役物を張り付けた。

4. 加硫ゴム系シート防水の出隅角の処理は、シートの張付け前に加硫ゴム系シートで増張りを行った。

加硫ゴム系シート防水の出隅角の処理は、シートの張付け前に加硫ゴム系シートで増張りを行った。

35 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) シーリング工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ワーキングジョイントに装填する丸形のバックアップ材は、目地幅より20%大きい直径のものとした。

2. 先打ちしたポリウレタン系シーリング材に、ポリサルファイド系シーリング材を打ち継いだ。

3. シリコーン系シーリング材を充填する場合のボンドブレーカーは、シリコーンコーティングされたテープとした。

4. ワーキングジョイントの目地幅が20mmだったので、目地深さは、12mmとした。

シリコーン系シーリング材を充填する場合のボンドブレーカーは、シリコーンコーティングされたテープとした。


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36 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) セメントモルタルによる壁タイル後張り工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 外壁タイル張り面の伸縮調整目地の位置は、縦目地を3m内外に割り付け、横目地を各階ごとの打継ぎ目地に合わせた。

2. マスク張りでは、張付けモルタルを塗り付けたタイルは、塗り付けてから20分を限度に張り付けた。

3. 改良圧着張りの化粧目地詰めは、タイル張付け後24時間経過したのちとした。

4. モザイクタイル張りの張付けモルタルは2層に分けて塗り付けるものとし、1層目はこて圧をかけて塗り付けた。

マスク張りでは、張付けモルタルを塗り付けたタイルは、塗り付けてから20分を限度に張り付けた。

37 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 心木なし瓦棒葺に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. けらば納めの端部の長さは、瓦棒の働き幅の2/3とした。

2. 通し吊子の鉄骨母屋への取付けは、平座金を付けたドリルねじで、下葺、野地板を貫通させ母屋に固定した。

3. 棟部の納めに棟包みを用い、棟包みの継手をできるだけ瓦棒に近い位置とした。

4. 水上部分と壁との取合い部に設ける雨押えは、壁際立上がりを150mmとした。

けらば納めの端部の長さは、瓦棒の働き幅の2/3とした。

38 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 軽量鉄骨壁下地に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. ランナーは、両端部は端部から50mm内側で固定し、中間部は900mm間隔で固定した。

2. 振れ止めは、床ランナーから1,200mm間隔で、スタッドに引き通し、固定した。

3. スタッドの建込み間隔の精度は、±5mmとした。

4. スペーサーは、各スタッドの端部を押さえ、900mm間隔に留め付けた。

スペーサーは、各スタッドの端部を押さえ、900mm間隔に留め付けた。

39 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 下塗材は、所要量を0.2kg/m²とし、専用うすめ液で均一に薄めた。

2. 主材の基層塗りは、所要量を1.7kg/m²とし、2回塗りとした。

3. 増塗りは、主材塗りの後に行い、出隅、入隅、目地部、開口部まわり等に、ローラーにより行った。

4. 凸部処理は、見本と同様の模様で均一に仕上がるように、ローラーにより行った。

増塗りは、主材塗りの後に行い、出隅、入隅、目地部、開口部まわり等に、ローラーにより行った。

40 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) アルミニウム製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 建具の組立てにおいて、隅部の突付け部分はシート状の止水材を使用した。

2. 見え隠れ部分で使用する補強材に、鉛めっき処理した鋼材を使用した。

3. 水切り、ぜん板は、アルミニウム板を折曲げ加工するので、厚さを1.2mmとした。

4. 建具枠のアンカーは、両端から逃げた位置から、間隔を500mm以下で取り付けた。

水切り、ぜん板は、アルミニウム板を折曲げ加工するので、厚さを1.2mmとした。


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41 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使用した。

2. モルタル面のアクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、下塗り、中塗り及び上塗りの塗付け量をそれぞれ同量とした。

3. コンクリート面のアクリルシリコン樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに反応形合成樹脂シーラーを使用した。

4. 屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいて、原液を水で希釈し、よく撹拌(かくはん)して使用した。

屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいて、原液を水で希釈し、よく撹拌(かくはん)して使用した。

42 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 合成樹脂塗床に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 樹脂パテや樹脂モルタルでの下地調整は、プライマーの塗布後に行った。

2. 薬品を使用する実験室の塗床は、平滑な仕上げとするため、流しのべ工法とした。

3. 下地調整に用いる樹脂パテは、塗床材と同質の樹脂とセメントなどを混合したものとした。

4. エポキシ樹脂のコーティング工法のベースコートは、金ごてで塗り付けた。

エポキシ樹脂のコーティング工法のベースコートは、金ごてで塗り付けた。

43 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 壁のせっこうボード張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 軽量鉄骨壁下地にボードを直接張り付ける場合、ドリリングタッピンねじの留付け間隔は、中間部300mm程度、周辺部200mm程度とする。

2. せっこう系接着材による直張り工法において、ポリスチレンフォーム断熱材が下地の場合は、プライマー処理をして、ボードを張り付ける。

3. せっこう系接着材による直張り工法において、ボード中央部の接着材を塗り付ける間隔は、床上1,200mm以下の部分より床上1,200mmを超える部分を小さくする。

4. テーパーボードの継目処理において、グラスメッシュのジョイントテープを用いる場合は、ジョイントコンパウンドの下塗りを省略できる。

せっこう系接着材による直張り工法において、ボード中央部の接着材を塗り付ける間隔は、床上1,200mm以下の部分より床上1,200mmを超える部分を小さくする。

44 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 屋上露出防水層の上に植栽を行う屋上緑化システムに関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 排水のためのルーフドレンは、1排水面積当たり2か所以上設置し、その口径は目詰まりを考慮して余裕のあるものとする。

2. 施工に当たっては耐根層を損傷することのないように注意するとともに、耐根層を保護する耐根層保護層(衝撃緩衝層)を敷設してから植栽を行う。

3. 壁面等立上り部に直接土壌が接する場合、敷設する耐根層は、接する土壌仕上面より5cm下がった位置まで立ち上げる。

4. 植栽地の見切り材(土留め材)に設ける排水孔には、目詰まり防止、土壌流出防止のための処理を行う。

壁面等立上り部に直接土壌が接する場合、敷設する耐根層は、接する土壌仕上面より5cm下がった位置まで立ち上げる。

45 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 鉄筋コンクリート造建築物の小口タイル張り壁面の浮きの調査方法と改修工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 打診法は、打診用ハンマーなどを用いてタイル張り壁面を打撃して、反発音の違いから浮きの有無を調査する方法である。

2. 赤外線装置法は、タイル張り壁面の内部温度を赤外線装置で測定し、浮き部と接着部における熱伝導の違いにより浮きの有無を調査する方法で、天候や時刻の影響を受けない。

3. アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法は、タイル陶片の浮きがなく目地モルタルが健全で、構造体コンクリートと下地モルタル間に浮きが発生している場合に用いる工法である。

4. 注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法は、構造体コンクリートと下地モルタル間に浮きがなく、タイル陶片のみに浮きが発生している場合に用いる工法である。

赤外線装置法は、タイル張り壁面の内部温度を赤外線装置で測定し、浮き部と接着部における熱伝導の違いにより浮きの有無を調査する方法で、天候や時刻の影響を受けない。


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46 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 仮設計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 塗料や溶剤等の保管場所は、管理をしやすくするため、資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り、設ける計画とした。

2. ガスボンベ類の貯蔵小屋は、壁の1面を開口とし、他の3面は上部に開口部を設ける計画とした。

3. 工事で発生した残材を、やむを得ず高所から投下するので、ダストシュートを設ける計画とした。

4. 仮囲いは、工事現場の周辺や工事の状況により危害防止上支障がないので、設けない計画とした。

塗料や溶剤等の保管場所は、管理をしやすくするため、資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り、設ける計画とした。

47 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 仮設設備の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 工事用の動力負荷は、工程表に基づいた電力量山積みの60%を実負荷とする計画とした。

2. 溶接用ケーブル以外の屋外に使用する移動電線で、使用電圧が300V以下のものは、1種キャブタイヤケーブルを使用する計画とした。

3. 仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、50リットル/人・日を見込む計画とした。

4. 仮設の照明設備において、普通の作業を行う作業面の照度は、150ルクス以上とする計画とした。

溶接用ケーブル以外の屋外に使用する移動電線で、使用電圧が300V以下のものは、1種キャブタイヤケーブルを使用する計画とした。

48 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 5階建鉄筋コンクリート造建築物の解体工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 搬出するアスファルト・コンクリート塊及び建設発生木材の重量の合計が200tであったため、再生資源利用促進計画を作成しないこととした。

2. 検討用作業荷重は、振動、衝撃を考慮して、解体重機とコンクリート塊の荷重を1.3倍程度に割り増すこととした。

3. 転倒による解体工法の場合は、倒す壁の大きさや重量に応じて、解体する部材の大きさを検討し、倒壊時の振動を規制値以内に収めることとした。

4. 解体重機やコンクリート塊を同一の床上に長期間置くので、検討用作業荷重と固定荷重による各部の応力度は、長期許容応力度以下に収めることとした。

搬出するアスファルト・コンクリート塊及び建設発生木材の重量の合計が200tであったため、再生資源利用促進計画を作成しないこととした。

49 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 鉄筋コンクリート造の躯体改修工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 柱のコンクリートが鉄筋位置まで中性化していたため、浸透性アルカリ性付与材を塗布することとした。

2. コンクリートのひび割れ幅が1.0mmを超えていたが、挙動しないひび割れであったため、シール工法を用いることとした。

3. コンクリート表面の欠損深さが30mm以下であったため、ポリマーセメントモルタルによる充填工法を用いることとした。

4. コンクリートの欠損部から露出している鉄筋は、周囲のコンクリートをはつり取り、錆を除去した後に防錆剤を塗布することとした。

コンクリートのひび割れ幅が1.0mmを超えていたが、挙動しないひび割れであったため、シール工法を用いることとした。

50 1級建築施工管理技士 平成30年(2018年) 鉄筋コンクリート造建築物の仕上げ改修工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 既存アスファルト防水層を存置する防水改修工事において、ルーフドレン周囲の既存防水層は、ルーフドレン端部から150mmまでの範囲を四角形に撤去することとした。

2. モザイクタイル張り外壁の改修工事において、タイルの浮きやはく落が見られたため、繊維ネット及びアンカーピンを併用した外壁複合改修工法を用いることとした。

3. 塗り仕上げの外壁改修工事において、広範囲の既存塗膜と素地の脆弱部を除去する必要があるため、高圧水洗工法を用いることとした。

4. かぶせ工法によるアルミニウム製建具の改修工事において、既存鋼製建具の枠の厚さが1.2mmであったため、既存枠を補強することとした。

既存アスファルト防水層を存置する防水改修工事において、ルーフドレン周囲の既存防水層は、ルーフドレン端部から150mmまでの範囲を四角形に撤去することとした。


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