1 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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図に示す回路において、コンデンサC1に蓄えられる電荷Q〔μC〕の値として、正しいものはどれか。
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詳細
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1. 40μC
2. 65μC
3. 150μC
4. 250μC
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40μC
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2 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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静電界における電気力線に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 電気力線は、等電位面と垂直に交わる。
2. 電気力線は、負電荷に始まり正電荷に終わる。
3. 電気力線の向きは、その点の電界の方向と一致する。
4. 電気力線が密なところは電界が強く、疎なところは弱い。
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電気力線は、負電荷に始まり正電荷に終わる。
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3 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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図に示す平衡三相回路において、電源側の相電圧がE〔V〕、負荷側の抵抗値がR〔Ω〕である場合の負荷の消費電力P〔W〕の値を表す式として、正しいものはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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4 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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指示電気計器の動作原理に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 熱電対形計器は、測定電流で熱せられる一つ以上の熱電対の起電力を用いる熱形計器である。
2. 誘導形計器は、固定電極と可動電極との間に生ずる静電力の作用で動作する計器である。
3. 永久磁石可動コイル形計器は、固定永久磁石の磁界と可動コイル内の電流による磁界との相互作用によって動作する計器である。
4. 電流力計形計器は、可動コイル内の電流による磁界と、一つ以上の固定コイル内の電流による磁界との相互作用によって動作する計器である。
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誘導形計器は、固定電極と可動電極との間に生ずる静電力の作用で動作する計器である。
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5 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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図に示す三相電動機の正逆運転制御回路のシーケンス図において、イとロに用いる図記号の組合せとして、適当なものはどれか。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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6 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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発電機に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 同期発電機には、回転界磁形と回転電機子形がある。
2. 同期発電機の界磁巻線に直流電流を供給し、端子電圧を一定に保持あるいは調整する装置を励磁装置という。
3. 誘導発電機は、一般に構造が複雑で高価である。
4. 誘導発電機は、一般に電力系統より励磁電流を受けて運転するので、単独運転はできない。
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誘導発電機は、一般に構造が複雑で高価である。
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7 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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図に示す変圧器の一次電流 I〔A〕の値として、正しいものはどれか。
ただし、各負荷の電流は図示の値、各負荷の力率は100% とし、変圧器及び電線路の損失は無視するものとする。
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詳細
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1. 3.5A
2. 4.0A
3. 5.3A
4. 7.0A
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4.0A
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8 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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高圧進相コンデンサに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. はく電極(NH)コンデンサは、自己回復機能をもっている。
2. はく電極 (NH)コンデンサは、薄いアルミ箔でフイルムを挟んで対向させる構造である。
3. 蒸着電極 (SH)コンデンサは、薄い絶縁シートの両側に亜鉛を蒸着した構造である。
4. 蒸着電極 (SH)コンデンサは、ケースがある程度膨張するとコンデンサ配線を切断する保護装置が内蔵されているものがある。
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はく電極(NH)コンデンサは、自己回復機能をもっている。
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9 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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水力発電所において、最大出力147MWを発電するために必要な流量〔m³/s〕として、正しいものはどれか。
ただし、有効落差は250mとし、水車効率と発電機効率を総合した効率を80% とする。
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詳細
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1. 25m³/s
2. 48m³/s
3. 75m³/s
4. 96m³/s
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10 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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変電所の構成機器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 酸化亜鉛形避雷器には、直列ギャップが必要である。
2. ガス絶縁開閉装置(GIS)は、六ふっ化硫黄ガス(SF6)で絶縁している。
3. 負荷時タップ切換変圧器には、切換時に二つのタップ間が短絡しないように限流抵抗が用いられる。
4. 中性点接地抵抗器は、電力系統の地絡故障電流を抑制するために設けられる。
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酸化亜鉛形避雷器には、直列ギャップが必要である。
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11 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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架空送電線に近接している通信線への電磁誘導電圧に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 送電線の故障電流や各相の負荷電流の不平衡により発生する。
2. 各相と通信線との間の相互インダクタンスの不平衡により常時発生する。
3. 送電線と通信線の平行長が長いほど大きくなる。
4. 導電率の高い架空地線を設置すると大きくなる。
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導電率の高い架空地線を設置すると大きくなる。
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12 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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電力系統に接続する電源に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 流込式水力発電は、需要に見合った出力調整が難しく、ベース供給力として使用される。
2. 揚水式水力発電は、負荷追従性に優れており、ピーク供給力として使用される。
3. 風力発電は、需要に見合った出力調整が容易なため、ピーク供給力として使用される。
4. 原子力発電は、長時間安定した運転ができるので、ベース供給力として使用される。
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風力発電は、需要に見合った出力調整が容易なため、ピーク供給力として使用される。
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13 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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屋内照明に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 相関色温度5300K未満の光源の光色は、涼色に分類される。
2. 精密な作業における演色性については、平均演色評価数Raの最小値として80が推奨されている。
3. 光度とは、光源からある方向に向かう光束の、単位立体角当たりの割合である。
4. 直接グレアは、人に不快感を及ぼす不快グレアと視対象物を見えにくくする減能グレアに分類される。
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相関色温度5300K未満の光源の光色は、涼色に分類される。
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14 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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金属の電解析出に関する次の文章に該当する用語として、最も適当なものはどれか。
「不純物を含む金属板を陽極とし、その金属イオンを含む溶液中で電気分解を行うと、陰極には純金属が析出し、高純度の金属が得られる。」
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詳細
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1. 電鋳
2. 電解精錬
3. 電解研磨
4. 電気めっき
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電解精錬
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15 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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三相誘導電動機に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 滑りは、同期速度を、同期速度と回転子速度との差で除した値となる。
2. 二次回路の抵抗値と滑りが比例するならば、トルクは一定である。
3. 負荷のトルクが停動トルク以上になると、電動機は停止する。
4. 電動機の実測効率は、電動機出力を電動機入力で除した値となる。
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滑りは、同期速度を、同期速度と回転子速度との差で除した値となる。
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16 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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蒸気タービンによる汽力発電と比較した、コンバインドサイクル発電に関する記述として、不適当なものはどれか。
ただし、発電設備は同容量とする。
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詳細
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1. 熱効率が高い。
2. 始動用電力が少ない。
3. 起動・停止時間が短い。
4. 大気温度の変化が、出力に与える影響が小さい。
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大気温度の変化が、出力に与える影響が小さい。
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17 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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固体高分子形燃料電池に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 一酸化炭素を燃料に使用できる。
2. 電解質にイオン交換膜を用いている。
3. りん酸形燃料電池に比べて作動温度が低い。
4. 固体酸化物形燃料電池に比べて起動が早い。
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一酸化炭素を燃料に使用できる。
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18 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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変電所に設置される油入変圧器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 鉄心の磁束密度を高くすることは、騒音対策に有効である。
2. 外気中の湿気の侵入を防止するため、呼吸口に吸湿呼吸器を付けている。
3. 無圧密封形コンサベータは、絶縁油の劣化防止のために用いられる。
4. 送油風冷式変圧器では、油を送油ポンプで強制循環させるとともに冷却ファンによって放熱器を強制風冷させている。
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鉄心の磁束密度を高くすることは、騒音対策に有効である。
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19 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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電力系統の局所的な故障の影響が、全系統に波及拡大することを防ぐ事故波及防止保護リレーシステムの設置目的として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 脱調保護
2. 母線保護
3. 周波数低下防止保護
4. 過負荷防止保護
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母線保護
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20 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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電力系統の供給信頼度の向上対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 発電機、送電線、変圧器などの機器は、できる限り並列接続する。
2. 機器の定期点検は、負荷の軽重に関わらず、年間を通して平均化するように計画する。
3. 交流連系線や直流連系線、周波数変換設備などで隣接系統間を連系し、広域運営を行う。
4. 多重化や自動監視の適用などによって、保護継電装置の信頼度を向上させる。
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機器の定期点検は、負荷の軽重に関わらず、年間を通して平均化するように計画する。
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21 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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架空送電線路のギャロッピングに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 電線に付着した氷雪が脱落し、その反動で電線が跳ね上がる現象である。
2. 振幅が大きくなり、相間短絡を起こすことがある。
3. 単導体よりも多導体において発生しやすい。
4. 防止対策として、送電線に相間スペーサを取り付ける方法がある。
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電線に付着した氷雪が脱落し、その反動で電線が跳ね上がる現象である。
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22 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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三相3線式の地中送電線路において、無負荷時の充電容量QC〔kV・A〕を表す式として、正しいものはどれか。ただし、各記号は次のとおりとする。
V:線間電圧〔kV〕
C:ケーブル1線当たりの静電容量〔μF〕
ω:角周波数〔rad/s〕
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詳細
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1.
2.
3.
4.
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23 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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送電線の表皮効果に関する記述として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 周波数が高いほど、表皮効果は大きくなる。
2. 導電率が小さいほど、表皮効果は小さくなる。
3. 表皮効果が小さいほど、電力損失が小さくなる。
4. 表皮効果が大きいほど、電線中心部の電流密度は大きくなる。
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表皮効果が大きいほど、電線中心部の電流密度は大きくなる。
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24 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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架空送電線路におけるコロナ放電の抑制対策として、不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 多導体の場合、素導体数を減らす。
2. がいし装置にシールドリングを設ける。
3. より太い電線を使用する。
4. がいし装置の金具は、突起物をなくし丸みを持たせる。
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多導体の場合、素導体数を減らす。
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25 |
1級電気工事施工管理技士(令和5年度) |
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配電系統の保護に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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詳細
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1. 高圧配電線路の地絡保護のために、変電所に過電流継電器を施設する。
2. 雷による高圧配電線路の機器保護のため、柱上変圧器の一次側に避雷器を施設する。
3. 高圧配電線路の短絡保護のため、電路に過電流遮断器を施設する。
4. 低圧配電線路の短絡故障に対し、柱上変圧器の一次側に高圧ヒューズを施設する。
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高圧配電線路の地絡保護のために、変電所に過電流継電器を施設する。
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