管理栄養士(第34回) | 解答一覧


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76 管理栄養士(第34回) 脂溶性ビタミンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. ビタミンAは、消化管からのカルシウム吸収を促進する。

2. カロテノイドは、抗酸化作用をもつ。

3. ビタミンDは、血液凝固に関与している。

4. ビタミンEは、核内受容体に結合する。

5. ビタミンKは、視覚機能に関与している。

カロテノイドは、抗酸化作用をもつ。

77 管理栄養士(第34回) 水溶性ビタミンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. ビタミンB2は、内因子と結合して吸収される。

2. ナイアシンは、メチオニンから合成される。

3. 葉酸は、分子中にコバルトを含む。

4. ビオチンは、コエンザイムA(CoA)の構成成分である。

5. ビタミンCは、ビタミンEラジカルをビタミンEに変換する。

ビタミンCは、ビタミンEラジカルをビタミンEに変換する。

78 管理栄養士(第34回) ミネラルに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 骨の主成分は、シュウ酸カルシウムである。

2. 血中カルシウム濃度が上昇すると、骨吸収が促進する。

3. 骨中マグネシウム量は、体内マグネシウム量の約10%である。

4. モリブデンが欠乏すると、克山病が発症する。

5. フッ素のう歯予防効果は、歯の表面の耐酸性を高めることによる。

フッ素のう歯予防効果は、歯の表面の耐酸性を高めることによる。

79 管理栄養士(第34回) 体水分に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 成人の体重当たりの体水分量は、女性に比べ男性の方が少ない。

2. 低張性脱水では、血圧が低下する。

3. 浮腫では、細胞間液(間質液)量が変化しない。

4. 血漿アルブミン濃度が低下すると、膠質浸透圧が上昇する。

5. バソプレシンは、尿細管での水の再吸収を抑制する。

低張性脱水では、血圧が低下する。

80 管理栄養士(第34回) 電解質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
詳細

1. カリウムイオン濃度は、細胞内液より細胞外液の方が高い。

2. 不感蒸泄では、電解質の喪失が起こる。

3. 低張性脱水では、ナトリウムを含まない水を補給する。

4. 重炭酸イオンは、血液の酸塩基平衡の調節に関わる。

5. 血中ナトリウムイオン濃度が上昇すると、血漿浸透圧が低下する。

重炭酸イオンは、血液の酸塩基平衡の調節に関わる。


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81 管理栄養士(第34回) 20歳、体重50kgの女性が、3.0メッツの運動を1時間行った。その1時間の総エネルギー消費量(kcal)の計算式である。正しいのはどれか。1つ選べ。
身体活動レベル(PAL)は1.75、基礎代謝基準値は22.1(kcal/kg体重/日)、安静時代謝量は基礎代謝量の1.2倍とする。
詳細

1. 22.1×50×3.0×1/24

2. 22.1×1.2×3.0×1/24

3. 22.1×50×1.2×3.0×1/24

4. 22.1×1.75×3.0×1/24

5. 22.1×50×1.75×3.0×1/24

22.1×50×1.2×3.0×1/24

82 管理栄養士(第34回) 栄養アセスメントに用いる、半減期が約20日の血液成分である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
詳細

1. レチノール結合たんぱく質

2. トランスサイレチン

3. トランスフェリン

4. アルブミン

5. ヘモグロビン

アルブミン

83 管理栄養士(第34回) 栄養アセスメントに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 食事記録法による食事調査では、肥満度が高い者ほど過大申告しやすい。

2. 内臓脂肪面積は、肩甲骨下部皮下脂肪厚で評価する。

3. 上腕筋面積は、体重と上腕三頭筋皮下脂肪厚で算出する。

4. 尿中クレアチニン排泄量は、筋肉量を反映する。

5. 窒素出納が負の時は、体たんぱく質量が増加している。

尿中クレアチニン排泄量は、筋肉量を反映する。

84 管理栄養士(第34回) 日本人の食事摂取基準(2015年版)における策定の基本的事項に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
詳細

1. 対象者に、生活習慣病のリスクを有する者は含まれない。

2. 対象とする摂取源に、ドリンク剤は含まれない。

3. 示された数値の信頼度は、栄養素間で差はない。

4. 望ましい摂取量は、個人間で差はない。

5. エネルギー収支バランスの指標に、成人ではBMI(kg/m2)を用いる。

エネルギー収支バランスの指標に、成人ではBMI(kg/m2)を用いる。

85 管理栄養士(第34回) 日本人の食事摂取基準(2015年版)と日本食品標準成分表2015年版(七訂)で、定義(対象とする化学物質の範囲)が異なる栄養素である。正しいのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. ビタミンA

2. ビタミンD

3. ビタミンE

4. ビタミンK

5. ビタミンC

ビタミンE


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86 管理栄養士(第34回) 日本人の食事摂取基準(2015年版)における、成人の推定平均必要量(EAR)の策定根拠に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. ビタミンB1は、尿中にビタミンB1の排泄量が増大し始める摂取量から算定された。

2. ナイアシンは、尿中にナイアシン代謝産物の排泄量が増大し始める摂取量から算定された。

3. ビタミンCは、壊血病を予防できる摂取量から算定された。

4. カルシウムは、骨粗鬆症を予防できる摂取量から算定された。

5. 鉄は、 出納試験で平衡状態を維持できる摂取量から算定された。

ビタミンB1は、尿中にビタミンB1の排泄量が増大し始める摂取量から算定された。

87 管理栄養士(第34回) 成長・発達に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 精神機能の変化の過程を、成長という。

2. 身長が伸びる過程を、発達という。

3. 臓器発育は、一定の速度で進む。

4. 身長が急激に伸びる時期は、成人までに2回存在する。

5. 体重1kg当たりの体水分量は、新生児期より学童期で多い。

身長が急激に伸びる時期は、成人までに2回存在する。

88 管理栄養士(第34回) 妊娠期の生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. インスリン抵抗性は、低下する。

2. 腸管のカルシウム吸収率は、低下する。

3. 血清アルブミン値は、低下する。

4. 循環血液量は、減少する。

5. 血清トリグリセリド値は、低下する。

血清アルブミン値は、低下する。

89 管理栄養士(第34回) 妊娠期の栄養に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるために、妊娠前からビタミンCを付加的に摂取する。

2. 妊娠悪阻は、ウェルニッケ脳症の原因になる。

3. β-カロテンの大量摂取は、胎児奇形をもたらす。

4. 妊娠中の低体重は、産後の乳汁産生不足の原因にならない。

5. 鉄の需要は、妊娠初期に比べ後期に低下する。

妊娠悪阻は、ウェルニッケ脳症の原因になる。

90 管理栄養士(第34回) 新生児期・乳児期の生理的特徴に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 生理的体重減少は、生後数日で起こる。

2. 生理的黄疸は、生後1か月頃に出現する。

3. 第一乳臼歯が生えるのは、生後5か月頃である。

4. 糸球体濾過量は、生後6か月頃に成人と同程度となる。

5. 呼吸数は、生後6か月頃に成人と同程度となる。

生理的体重減少は、生後数日で起こる。


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91 管理栄養士(第34回) 離乳の進め方に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 探索反射が活発になってきたら、離乳食を開始する。

2. 離乳食を開始したら、母乳をフォローアップミルクに置き換える。

3. 離乳食開始後1か月頃には、1日3回食にする。

4. 生後7~8か月頃(離乳中期)には、舌でつぶせる固さの食事を与える。

5. 離乳期には、手づかみ食べをさせない。

生後7~8か月頃(離乳中期)には、舌でつぶせる固さの食事を与える。

92 管理栄養士(第34回) 幼児期、学童期の栄養に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 1歳半までに、咀嚼機能は完成する。

2. 幼児期には、間食を好きなだけ摂取させる。

3. 学童期の基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、幼児期より低い。

4. 学童期の肥満は、成人期の肥満と関連しない。

5. 学童期のたんぱく質の目標量は、25~30%Eである。

学童期の基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、幼児期より低い。

93 管理栄養士(第34回) 更年期女性の生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 血中黄体形成ホルモン値は、低下する。

2. 血中プロゲステロン値は、低下する。

3. 血中エストロゲン値は、上昇する。

4. 血中LDLコレステロール値は、低下する。

5. 骨密度は、上昇する。

血中プロゲステロン値は、低下する。

94 管理栄養士(第34回) 高齢期の生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 細胞内液量に対する細胞外液量の比は、高くなる。

2. 肺活量は、増加する。

3. 免疫機能は、亢進する。

4. 筋たんぱく質代謝は、亢進する。

5. 胃酸分泌量は、増加する。

細胞内液量に対する細胞外液量の比は、高くなる。

95 管理栄養士(第34回) 嚥下機能が低下している高齢者において、最も誤嚥しやすいものはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 緑茶

2. ミルクゼリー

3. 魚のムース

4. 野菜ペースト

緑茶


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96 管理栄養士(第34回) 健康づくりのための身体活動基準2013に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 対象者に、65歳以上は含まれない。

2. 対象者に、血圧が保健指導レベルの者は含まれない。

3. 推奨する身体活動の具体的な量は、示されていない。

4. かなりきついと感じる強度の運動が、推奨されている。

5. 身体活動の増加で、認知症のリスクは低下する。

身体活動の増加で、認知症のリスクは低下する。

97 管理栄養士(第34回) 特殊環境下での生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 高温環境下では、皮膚血管は収縮する。

2. 低温環境下では、ビタミンB1の必要量が減少する。

3. 低温環境下では、血圧は低下する。

4. 低圧環境下では、動脈血の酸素分圧は低下する。

5. 無重力環境下では、尿中カルシウム排泄量が減少する。

低圧環境下では、動脈血の酸素分圧は低下する。

98 管理栄養士(第34回) 「牛乳は苦手だけど、明日から残さず飲もうと思います」と話す、小学生Aさんへの給食指導である。トランスセオレティカルモデルに基づいた指導として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 牛乳に含まれる主な栄養素について説明する。

2. 牛乳を残さず飲めるようになったら、家族がどう思うかを考えさせる。

3. 牛乳を飲むと、体にどのような影響が出るかを考えさせる。

4. 牛乳を残した日は、好きなゲームを我慢すると決めるように勧める。

5. 牛乳を残さず飲むことを、担任の先生と約束するように勧める。

牛乳を残さず飲むことを、担任の先生と約束するように勧める。

99 管理栄養士(第34回) 社会的認知理論に基づいて、便秘で悩んでいる中学生に野菜摂取を促す支援を行った。結果期待を高めるための支援である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. 便秘が続くことにより生じる、身体への悪影響を説明する。

2. 野菜摂取が便秘に及ぼす好影響を、図示して説明する。

3. 食べた野菜の量と種類を、 1 週間記録することを勧める。

4. 家族に、野菜料理を増やすように頼むことを勧める。

5. 便秘が解消できた人が、身近にいないかを尋ねる。

野菜摂取が便秘に及ぼす好影響を、図示して説明する。

100 管理栄養士(第34回) 栄養カウンセリングを行う上で、管理栄養士に求められる態度と倫理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 詳細

1. クライアントの外見で、行動への準備性を判断する。

2. クライアントの課題を解決するための答えを、最初に提示する。

3. クライアントの情報を匿名化すれば、SNSに投稿できる。

4. 管理栄養士が、主導権を持つ。

5. 管理栄養士が、自らの心身の健康管理に努める。

管理栄養士が、自らの心身の健康管理に努める。


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