26 |
管理栄養士(第34回) |
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栄養・代謝に関わるホルモン・サイトカインに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. グレリンは、脂肪細胞から分泌される。
2. GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、空腹時に分泌が増加する。
3. アディポネクチンの分泌は、メタボリックシンドロームで増加する。
4. グルカゴンは、グリコーゲン分解を抑制する。
5. アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪分解を促進する。
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アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪分解を促進する。
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27 |
管理栄養士(第34回) |
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肥満症の診断基準に必須な健康障害である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 脂質異常症
2. 高血圧
3. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
4. COPD(慢性閉塞性肺疾患)
5. 変形性関節症
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)
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28 |
管理栄養士(第34回) |
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消化器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食道は、胃の幽門に続く。
2. ガストリンは、胃酸分泌を抑制する。
3. 肝臓は、消化酵素を分泌する。
4. 肝臓は、尿素を産生する。
5. 肝臓は、カイロミクロンを分泌する。
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肝臓は、尿素を産生する。
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29 |
管理栄養士(第34回) |
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循環器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 僧帽弁を通る血液は、動脈血である。
2. 肺静脈を流れる血液は、静脈血である。
3. 左心室の壁厚は、右心室の壁厚より薄い。
4. 交感神経の興奮は、心拍数を低下させる。
5. アンジオテンシンⅡは、血圧を低下させる。
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僧帽弁を通る血液は、動脈血である。
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30 |
管理栄養士(第34回) |
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腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 集合管は、ネフロンに含まれる。
2. アンジオテンシンⅡは、アルドステロンの分泌を抑制する。
3. アルドステロンは、腎実質から分泌される。
4. バソプレシンの分泌は、血漿浸透圧の上昇により減少する。
5. 心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ナトリウム排泄を促進する。
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心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ナトリウム排泄を促進する。
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31 |
管理栄養士(第34回) |
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内分泌器官と分泌されるホルモンの組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 下垂体前葉ーメラトニン
2. 下垂体後葉ー黄体形成ホルモン
3. 甲状腺ーカルシトニン
4. 副腎皮質ーノルアドレナリン
5. 副腎髄質ーレプチン
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甲状腺ーカルシトニン
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32 |
管理栄養士(第34回) |
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内分泌疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症がみられる。
2. バセドウ病では、血清甲状腺刺激ホルモン(TSH)値の上昇がみられる。
3. 原発性甲状腺機能低下症では、血清クレアチンキナーゼ(CK)値の上昇がみられる。
4. クッシング症候群では、低血糖がみられる。
5. 原発性アルドステロン症では、高カリウム血症がみられる。
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原発性甲状腺機能低下症では、血清クレアチンキナーゼ(CK)値の上昇がみられる。
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33 |
管理栄養士(第34回) |
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神経疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. パーキンソン病では、筋緊張低下がみられる。
2. レビー小体型認知症は、ウイルス感染により起こる。
3. 脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。
4. アルツハイマー病では、症状が階段状に進行する。
5. アルツハイマー病では、まだら認知症がみられる。
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脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。
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34 |
管理栄養士(第34回) |
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呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 左気管支は、右気管支より垂直に近い。
2. 外肋間筋は、呼気時に収縮する。
3. 肺胞膜を介してのガス拡散能は、二酸化炭素より酸素が高い。
4. 二酸化炭素は、血液中で重炭酸イオンになる。
5. 静脈血の酸素飽和度は、約97%である。
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二酸化炭素は、血液中で重炭酸イオンになる。
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35 |
管理栄養士(第34回) |
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. わが国では、女性に多い。
2. 吸気時に、口すぼめ呼吸がみられる。
3. 樽状胸郭がみられる。
4. 動脈血中の酸素分圧は、上昇する。
5. 病期分類には、肺活量が用いられる。
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樽状胸郭がみられる。
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36 |
管理栄養士(第34回) |
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運動器系に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 骨の主な有機質成分は、コラーゲンである。
2. 頸椎は、12個で構成される。
3. 橈骨は、下腿の骨である。
4. 骨格筋は、平滑筋である。
5. 白筋は、持続的な収縮に適している。
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骨の主な有機質成分は、コラーゲンである。
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37 |
管理栄養士(第34回) |
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骨粗鬆症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 骨芽細胞は、骨吸収に働く。
2. カルシトニンは、骨吸収を促進する。
3. エストロゲンは、骨形成を抑制する。
4. 尿中デオキシピリジノリンは、骨形成マーカーである。
5. YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。
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YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。
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38 |
管理栄養士(第34回) |
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女性生殖器疾患と妊娠合併症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 子宮頸がんは、腺がんが多い。
2. ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮体がんの予防に用いる。
3. 閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子である。
4. 妊娠高血圧症候群の重症度は、浮腫の有無で分類する。
5. 妊娠中に発症した明らかな糖尿病を、妊娠糖尿病という。
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閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子である。
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39 |
管理栄養士(第34回) |
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血液疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 鉄欠乏性貧血では、総鉄結合能(TIBC)が低下する。
2. 悪性貧血は、内因子の欠如で起こる。
3. 腎性貧血では、エリスロポエチン産生が亢進する。
4. 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では、ビタミンK欠乏がみられる。
5. 血友病では、ハプトグロビンが低下する。
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悪性貧血は、内因子の欠如で起こる。
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40 |
管理栄養士(第34回) |
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免疫と生体防御に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 溶血性貧血は、Ⅲ型アレルギーの機序で起こる。
2. ツベルクリン反応は、Ⅱ型アレルギーの機序で起こる。
3. 形質細胞は、液性免疫を担う。
4. IgAは、免疫グロブリンの中で最も血中濃度が高い。
5. IgGは、5量体である。
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形質細胞は、液性免疫を担う。
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41 |
管理栄養士(第34回) |
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免疫・アレルギー疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 強皮症では、胃食道逆流症がみられる。
2. 全身性エリテマトーデス(SLE)は、男性に多い。
3. 関節リウマチでは、蝶形紅斑がみられる。
4. シェーグレン症候群では、涙液分泌の増加がみられる。
5. 食物依存性運動誘発アナフィラキシーは、IgA依存性である。
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強皮症では、胃食道逆流症がみられる。
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42 |
管理栄養士(第34回) |
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感染症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. わが国の肝細胞がんの原因として、B型肝炎ウイルスが最も多い。
2. 黄色ブドウ球菌は、グラム陰性球菌である。
3. 結核は、新興感染症である。
4. レジオネラ感染症の原因は、生の鶏肉の摂取である。
5. カンジダ症は、消化管に起こる。
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カンジダ症は、消化管に起こる。
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43 |
管理栄養士(第34回) |
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食料と環境に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食物連鎖の過程で、生物濃縮される栄養素がある。
2. 食品ロスの増加は、環境負荷を軽減させる。
3. 地産地消の推進によって、フードマイレージが増加する。
4. 食料の輸入拡大によって、トレーサビリティが向上する。
5. フードバンク活動とは、自然災害に備えて食品を備蓄することである。
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食物連鎖の過程で、生物濃縮される栄養素がある。
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44 |
管理栄養士(第34回) |
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粉類とその原料の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 上新粉ーもち米
2. 白玉粉ーうるち米
3. 道明寺粉ー 大豆
4. はったい粉ー大麦
5. きな粉ー小麦
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はったい粉ー大麦
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45 |
管理栄養士(第34回) |
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野菜類に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. だいこんの根部は、葉部よりも100g当たりのビタミンC量が多い。
2. 根深ねぎは、葉ねぎよりも100g当たりのβ-カロテン量が多い。
3. れんこんは、はすの肥大した塊根を食用としたものである。
4. たけのこ水煮における白濁沈殿は、リシンの析出による。
5. ホワイトアスパラガスは、遮光して栽培したものである。
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ホワイトアスパラガスは、遮光して栽培したものである。
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46 |
管理栄養士(第34回) |
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畜肉に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 主要な赤色色素は、アスタキサンチンである。
2. 脂肪は、常温(20~25℃)で固体である。
3. 死後硬直が始まると、筋肉のpHは上昇する。
4. 筋たんぱく質の構成割合は、筋形質(筋漿)たんぱく質が最も多い。
5. 筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、魚肉に比べ低い。
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脂肪は、常温(20~25℃)で固体である。
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47 |
管理栄養士(第34回) |
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鶏卵に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 卵殻の主成分は、たんぱく質である。
2. 卵白は、脂質を約30%含む。
3. 卵白のたんぱく質では、リゾチームの割合が最も高い。
4. 卵黄のリン脂質では、レシチンの割合が最も高い。
5. 卵黄の水分含量は、卵白に比べて多い。
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卵黄のリン脂質では、レシチンの割合が最も高い。
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48 |
管理栄養士(第34回) |
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糖・甘味類と構成糖の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. マルトース - グルコースとフルクトース
2. ラクトース - グルコースとガラクトース
3. スクロース - グルコースとグルコース
4. トレハロース - フルクトースとフルクトース
5. ソルビトール - ガラクトースとガラクトース
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ラクトース - グルコースとガラクトース
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49 |
管理栄養士(第34回) |
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食品の脂質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 大豆油のけん化価は、やし油より高い。
2. パーム油のヨウ素価は、いわし油より高い。
3. オレイン酸に含まれる炭素原子の数は、16である。
4. 必須脂肪酸の炭化水素鎖の二重結合は、シス型である。
5. ドコサヘキサエン酸は、炭化水素鎖に二重結合を8つ含む。
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必須脂肪酸の炭化水素鎖の二重結合は、シス型である。
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50 |
管理栄養士(第34回) |
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食品100g当たりのビタミン含有量に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 精白米のビタミンB1含有量は、玄米より多い。
2. 糸引き納豆のビタミンK 含有量は、ゆで大豆より多い。
3. 鶏卵白のビオチン含有量は、鶏卵黄より多い。
4. 乾燥大豆のビタミンE含有量は、大豆油より多い。
5. 鶏むね肉のビタミンA含有量は、鶏肝臓より多い。
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糸引き納豆のビタミンK 含有量は、ゆで大豆より多い。
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