151 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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次の文で示す症例について、問題 151、問題 152 の問いに答えよ。
「45 歳の女性。主訴は倦怠感。 1 か月前より強くなった。寒がりで、動作が緩慢である。食欲低下、便秘、月経過多、徐脈を認める。」
最もみられる身体所見はどれか。
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詳細
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1. 体重減少
2. 頸部腫脹
3. 圧痕が残る浮腫
4. 深部反射亢進
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頸部腫脹
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152 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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病証として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 腎陰虚
2. 胃気虚
3. 脾陽虚
4. 風寒犯肺
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脾陽虚
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153 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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次の文で示す症例について、問題 153、問題 154 の問いに答えよ。
「72 歳の男性。主訴は頻尿。難聴がある。トイレは我慢できるが、夜間に少量の尿失禁があり、前立腺肥大症と診断された。以前から腰が冷えてだるい。舌は淡、脈は弱を認める。」
病態として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 剏流性尿失禁
2. 切迫性尿失禁
3. 反射性尿失禁
4. 腹圧性尿失禁
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剏流性尿失禁
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154 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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治療方針として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 陰液を補う。
2. 陽気を補う。
3. 精の漏出を防ぐ。
4. 痰を取り除く。
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陽気を補う。
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155 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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次の文で示す症例について、問題 155、問題 156 の問いに答えよ。
「24 歳の女性。月経開始から 2 日間ほど月経痛が激しく、吐き気がある。腰痛もあるが、特に下腹部痛が強く憂うつになる。不正性器出血や月経周期の異常はなく、器質的な障害もない。」
下腹部痛の原因に最も関与するのはどれか。
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詳細
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1. ヒスタミン
2. アドレナリン
3. オキシトシン
4. プロスタグランジン
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プロスタグランジン
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156 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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痛みの原因となっている器官名と同名の䊞穴に刺鍼する場合、その取り方として正しいのはどれか。
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詳細
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1. 関元の外方 5 分
2. 関元の外方 2 寸
3. 中極の外方 2 寸
4. 中極の外方 3 寸
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中極の外方 3 寸
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157 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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次の文で示す症例について、問題 157、問題 158 の問いに答えよ。
「54 歳の男性。数日前から左耳に痛みがあり、しばらくしてから外耳道に水疱が出現した。同側の表情筋の麻痺と聴力の低下を伴っている。」
最も考えられる疾患はどれか。
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詳細
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1. ベル麻痺
2. 脳幹伷塞
3. 聴神経腫瘍
4. ラムゼイ ハント症候群
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ラムゼイ ハント症候群
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158 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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罹患筋を広範囲に刺激するのに最も適切な治療穴はどれか。
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詳細
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1. 糸竹空
2. 巨 䌰
3. 顴 䌰
4. 翳 風
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翳 風
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159 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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次の文で示す症例について、問題 159、問題 160 の問いに答えよ。
「29 歳の女性。主訴は不眠。寝付きが悪い。起床時には四肢がだるい。足の冷えがあり、生ものを食べると下痢をしやすい。舌は淡白で胖大、脈は濡を認める。」
病証として最も適切なのはどれか
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詳細
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1. 肝血虚
2. 心気虚
3. 脾陽虚
4. 腎気虚
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脾陽虚
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160 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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病証に対する治療穴で最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 太 衝
2. 太 白
3. 神 門
4. 太 渓
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太 白
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161 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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我が国で製造されている単回使用毫鍼について誤っているのはどれか。
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詳細
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1. ホルマリンガスで滅菌されている。
2. 無菌性が保証されている。
3. 管理医療機器に分類される。
4. 製造業者の表示が義務付けられている。
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ホルマリンガスで滅菌されている。
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162 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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押手について正しいのはどれか。
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詳細
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1. 母指と示指が鍼体をつまむ圧を固定圧という。
2. 周囲圧に相当するのは水平圧である。
3. 皮膚の緊張度を調節する。
4. 刺入速度を調節する。
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皮膚の緊張度を調節する。
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163 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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雀啄術と回旋術に共通するのはどれか。
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詳細
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1. 抜鍼困難時に使用する。
2. 刺入した後、鍼管で刺激を与える。
3. 鍼柄を刺手でつまみ振動を与える。
4. 一定深度に刺入後、鍼を動かし刺激を与える。
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一定深度に刺入後、鍼を動かし刺激を与える。
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164 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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特殊鍼法で水平に刺入するのはどれか。
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詳細
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1. 円皮鍼
2. 集毛鍼
3. 皮内鍼
4. 伮頭鍼
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皮内鍼
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165 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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鍼施術に対する患者の感受性を決定する要因はどれか。
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詳細
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1. 刺鍼の手技
2. 鍼体の太さ
3. 受療経験の有無
4. 刺激時間の長さ
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受療経験の有無
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166 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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鍼通電装置と近接使用してはならないのはどれか。
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詳細
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1. 超音波
2. 紫外線
3. マイクロ波
4. 赤外線
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マイクロ波
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167 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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衛生的な鍼施術を行う場合、感染症対策として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 逆性石けんを用いた手指洗浄
2. エアータオルによる乾燥
3. クリーン・ニードル・テクニック
4. 抜鍼後消毒綿花の一般廃棄物処理
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クリーン・ニードル・テクニック
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168 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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痛覚の一次性ニューロンが二次性ニューロンに交代する部位はどれか。
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詳細
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1. 脊髄前角
2. 脊髄後角
3. 薄束核
4. 楔状束核
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脊髄後角
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169 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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ポリモーダル受容器の興奮で生じる軸索反射により、受容器末端から放出されるのはどれか。
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詳細
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1. サブスタンス P
2. ヒスタミン
3. ブラジキニン
4. プロスタグランジン
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サブスタンス P
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170 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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血管内皮細胞で産生され、血管平滑筋を弛緩させる物質はどれか。
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詳細
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1. 一酸化窒素(NO)
2. セロトニン
3. アセチルコリン
4. ノルアドレナリン
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一酸化窒素(NO)
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171 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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艾について誤っているのはどれか。
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詳細
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1. ヨモギの葉の裏面には毛茸が多い。
2. 毛茸は良質艾に含まれる。
3. 柄細胞は揮発性の精油を含む。
4. シネオールは線維様物質である。
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シネオールは線維様物質である。
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172 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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母指と示指で艾炷を覆い、ゆっくり八分目で消火する伮法はどれか。
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詳細
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1. 透熱伮
2. 焦灼伮
3. 打膿伮
4. 知熱伮
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知熱伮
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173 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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透熱伮施伮部の消毒方法で最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. ラビング法を用いる。
2. 施伮前後に行う。
3. 次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
4. 施伮部位を往復するように拭く。
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施伮前後に行う。
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174 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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透熱伮を行う場合、最も注意しなければならない疾患はどれか。
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詳細
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1. 全身性エリテマトーデス
2. 過敏性腸症候群
3. 月経困難症
4. 変形性腰椎症
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全身性エリテマトーデス
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175 |
はり師きゅう師国家試験(第29回) |
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伮あたりの一般的症状でないのはどれか。
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詳細
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1. 悪 寒
2. 発 熱
3. 胸 痛
4. 頭 重
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胸 痛
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