126 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す患者の患側の徒手検査所見で、みられる可能性が最も高いのはどれか。
「60 歳の男性。 2 か月前から右頸肩上肢に痛みがある。近医にて頸椎症による C6神経根障害と言われた。」
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詳細
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1. モーレイテスト陽性
2. 腕橈骨筋反射減弱
3. ホフマン反射陽性
4. 中指の触覚鈍麻
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腕橈骨筋反射減弱
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127 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す症状に対して罹患神経近傍へ施術する場合、最も適切な経穴はどれか。
「手の骨間筋の萎縮がみられ、フローマン徴候陽性である。」
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詳細
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1. 尺 沢
2. 手五里
3. 小 海
4. 内 関
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小 海
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128 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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罹患筋支配の神経近傍への刺鍼を行う場合、症状と治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 閉眼困難 完 骨
2. 足関節外がえし困難 陽陵泉
3. 手関節背屈困難 曲 沢
4. 近位指節間関節屈曲困難 手五里
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足関節外がえし困難 陽陵泉
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129 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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罹患筋への治療穴として天泉を用いる疾患で、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。
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詳細
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1. スピードテスト
2. ペインフルアークサイン
3. フローマン徴候
4. ティアドロップ徴候
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スピードテスト
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130 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す症例について、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。
「45 歳の男性。 2 か月前から左腰下肢に痛みを感じる。前かがみで痛みが増強する。左足底部の知覚鈍麻、アキレス伳反射は減弱。間欠跛行はみられない。」
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詳細
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1. FNS テスト
2. ボンネットテスト
3. ゲンスレンテスト
4. アリス徴候
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ボンネットテスト
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131 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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伵筋の過緊張による顎関節症に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 頬 車
2. 上 関
3. 地 倉
4. 顴 䌰
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頬 車
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132 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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高齢者に対する評価法とその目的との組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. バーセルインデックスーーーーーーー認知症の評価
2. 改訂 PGC モラールスケールーーーー歩行機能の評価
3. MMSEーーーーーーーーーーーーーーADL の評価
4. ハミルトン評価尺度ーーーーーーーー抑うつ状態の評価
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ハミルトン評価尺度ーーーーーーーー抑うつ状態の評価
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133 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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徒手検査法の陽性所見と罹患筋への治療穴との組合せで適切なのはどれか。
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詳細
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1. トンプソンテスト 豊 隆
2. トムゼンテスト 支 正
3. 足関節内反ストレステスト 照 海
4. グラスピングテスト 膝陽関
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グラスピングテスト 膝陽関
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134 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す患者の罹患筋に対する治療穴として最も適切なのはどれか。
「20 歳の男性。ラグビーで反復性の肩関節脱臼を起こしている。先日、脱臼して整復されたが、肩の外側にしびれと筋の脱力感による挙上制限がみられた。」
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詳細
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1. 巨 骨
2. 秉 風
3. 臂 臑
4. 天 宗
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臂 臑
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135 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す症例について、問題 135、問題 136 の問いに答えよ。
「71 歳の男性。100 m の歩行で左下腿後面に絞扼痛が出現、休息で軽快。仰臥位で両下肢を挙上させ 30 秒足趾を屈伸させると患側足底部が白くなる。SLR テスト陰性。」
身体診察で患側下肢にみられる所見はどれか。
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詳細
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1. ケンプ徴候陽性
2. 足底部の触覚鈍麻
3. アキレス伳反射減弱
4. 足背動脈拍動減弱
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足背動脈拍動減弱
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136 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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本症例で、症状のある筋の支配神経近傍に刺鍼し、低周波鍼通電療法を行う場合、最も適切な経穴はどれか。
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詳細
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1. 陰 廉
2. 委 中
3. 足三里
4. 陽陵泉
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委 中
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137 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す症例について、問題 137、問題 138 の問いに答えよ。
「26 歳の男性。主訴は腹痛と下痢。IT 企業でストレスの多い仕事に従事している。1 日数回排便する。器質的な病変はない。」
下痢の病態で最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 消化管からの分泌亢進
2. 消化管運動の亢進
3. 消化管知覚閾値の上昇
4. 消化管支配の交感神経機能亢進
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消化管運動の亢進
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138 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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本症例の病証として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 脾気虚
2. 脾腎陽虚
3. 肝脾不和
4. 腎気虚
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肝脾不和
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139 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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次の文で示す症例について、問題 139、問題 140 の問いに答えよ。
「18 歳の男性。主訴は頭痛。 7 日前に薄着で体が冷え、その日の夜から悪寒、発熱、頭痛を自覚し、風邪薬を飲んでも完治しない。咳と痰はなく、汗をかきやすい。舌は薄白苔、脈は浮緩。」
病証として最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 肺陰虚証
2. 手の太陰経脈病証
3. 手の少陰経脈病証
4. 風寒表虚証
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風寒表虚証
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140 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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本症例に対する治療として適切なのはどれか。
本問題の正解は、 1又は4 となっております。
詳細については、公式サイトをご確認ください。
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詳細
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1. 背部兪穴を瀉して去風する。
2. 肺経の要穴を使って陰液を補う。
3. 膀胱経の要穴を使って経脈を疏通する。
4. 肺経の要穴を補して表を閉じる。
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背部兪穴を瀉して去風する。
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141 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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毫鍼について誤っているのはどれか。
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詳細
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1. 5 番鍼の鍼体径は 0.26 mm である。
2. 2 寸の鍼体長は 60 mm である。
3. 鍼尖の形状の一つに卵型がある。
4. 鍼体長は鍼尖から鍼根までをいう。
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5 番鍼の鍼体径は 0.26 mm である。
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142 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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現行 17 手技で鍼を一方向に回すのはどれか。
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詳細
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1. 細指術
2. 回旋術
3. 間歇術
4. 旋撚術
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回旋術
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143 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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深刺により化膿性関節炎のリスクがある経穴はどれか。
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詳細
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1. 膏 肓
2. 欠 盆
3. 肩 䌰
4. 天 宗
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肩 䌰
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144 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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患者の体動により抜鍼困難が生じた場合の対応として適切でないのはどれか。
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詳細
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1. 返し鍼を行う。
2. 副刺激術を行う。
3. 患者をリラックスさせる。
4. 筋緊張が緩解するまで待つ。
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返し鍼を行う。
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145 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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毫鍼の製造工程で滅菌に用いるのはどれか。
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詳細
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1. グルコン酸クロルヘキシジン
2. 塩化ベンザルコニウム
3. 酸化エチレンガス
4. ポビドンヨード
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酸化エチレンガス
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146 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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内臓痛について誤っているのはどれか。
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詳細
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1. A β 線維により伝達される。
2. 痛みの局在が不明瞭である。
3. 脊髄後角の広作動域ニューロンに接続する。
4. 関連痛の出現に関与する。
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A β 線維により伝達される。
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147 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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痛覚の中枢内伝導路で情動行動、自律神経機能や痛みの制御の調節に関与すると考えられているのはどれか。
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詳細
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1. 後索路
2. 脊髄網様体路
3. 前脊髄視床路
4. 新脊髄視床路
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脊髄網様体路
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148 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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刺鍼時のフレア形成に関与するのはどれか。
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詳細
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1. 脊髄後角でのガンマアミノ酪酸(GABA)放出
2. 交感神経節後線維の興奮
3. 軸索反射による CGRP 放出
4. 視床腹側基底核群の興奮
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軸索反射による CGRP 放出
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149 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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鍼鎮痛の発現に関与する部位はどれか。
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詳細
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1. 脊髄前角
2. 歯状核
3. 中脳水道周囲灰白質
4. 赤 核
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中脳水道周囲灰白質
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150 |
はり師きゅう師国家試験(第28回) |
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鍼の末梢性鎮痛効果に最も関与するのはどれか。
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詳細
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1. アドレナリン受容体
2. ムスカリン受容体
3. ヒスタミン受容体
4. アデノシン A1 受容体
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アデノシン A1 受容体
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