76 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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強心薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般に、強心薬を5~6日間使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の要因、例えば、呼吸器疾患、貧血、高血圧症、甲状腺機能の異常等のほか、精神神経系の疾患も考えられる。
b 強心薬には、心筋を弛緩させる成分が主体として配合されている。
c センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されている。
d ジャコウは、強心薬のほか、小児五疳薬にも配合されている場合がある。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 誤 正
5. 正 誤 正 正
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正 誤 正 正
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77 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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浣腸薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 浣腸薬は、繰り返し使用しても直腸の感受性の低下(いわゆる慣れ)が生じないため効果が弱くなることはない。
b 便秘については、便秘になりやすい食生活等の生活習慣の改善が図られることが重要であり、浣腸薬の使用は一時的なものにとどめるべきである。
c グリセリンが配合された浣腸薬では、排便時に血圧低下を生じて、立ちくらみの症状が現れるとの報告があり、そうした症状は体力の衰えている高齢者や心臓に基礎疾患がある人で特に現れやすい。
d 坐剤を挿入した後は、すぐに排便を試みる必要がある。
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詳細
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1. (a、c)
2. (b、c)
3. (b、d)
4. (a、d)
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(b、c)
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78 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 生活習慣の改善を図りつつ、しばらくの間(1~3か月)、高コレステロール改善薬の使用を続けてもなお、検査値に改善がみられない時には、遺伝的又は内分泌的要因も疑われるため、いったん使用を中止して医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
b 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
c ビタミンEは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされ、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として用いられる。
d 高コレステロール改善薬は、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とした医薬品である。
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詳細
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1. 誤 誤 正 正
2. 正 誤 誤 正
3. 正 正 誤 誤
4. 正 正 正 誤
5. 誤 正 正 正
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正 正 正 誤
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79 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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貧血症状及び貧血用薬(鉄製剤)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 鉄分の摂取不足を生じると、初期段階からヘモグロビン量が減少するため、ただちに動悸、息切れ等の貧血の症状が現れる。
b 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に鉄製剤を使用することが適当である。
c 鉄製剤を服用すると便が黒くなることがある。これは使用の中止を要する副作用等の異常ではないが、服用前から便が黒い場合は貧血の原因として消化管内で出血している場合もあるため、服用前の便の状況との対比が必要である。
d 鉄製剤の主な副作用として、悪心(吐きけ)、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、便秘、下痢等の胃腸障害が知られている。
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詳細
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1. (a、b)
2. (a、c)
3. (b、d)
4. (c、d)
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(c、d)
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80 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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循環器用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
b ヘプロニカートは、末梢の血液循環を改善する作用を示し、ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多い。
c 高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する一般用医薬品は、体質の改善又は症状の緩和を目的とするものではなく、高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものである。
d 三黄瀉心湯は、構成生薬としてダイオウが含まれていないので、瀉下薬の併用に留意する必要がない。
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詳細
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1. 正 正 誤 誤
2. 誤 正 正 誤
3. 誤 誤 正 正
4. 誤 誤 誤 正
5. 正 誤 誤 誤
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正 正 誤 誤
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81 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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痔及び痔疾用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 裂肛は、肛門に存在する細かい血管群が部分的に拡張し、肛門内にいぼ状の腫れが生じたもので、出血や痛みを生じる。
b 痔は、肛門部に過度の負担をかけることやストレス等により生じる生活習慣病である。
c 内用痔疾用薬には、止血効果を期待してカルバゾクロムが配合されている場合がある。
d 痔の悪化等により細菌感染が起きると、異なる種類の細菌の混合感染が起こり、膿瘍や痔瘻を生じ、その周囲の組織に重大なダメージをもたらすことがある。
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詳細
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1. 誤 誤 正 正
2. 正 誤 誤 正
3. 正 正 誤 誤
4. 正 正 正 誤
5. 誤 正 正 正
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誤 正 正 正
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82 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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第1欄の記述は、泌尿器用薬として用いられる漢方処方製剤に関するものである。該当する漢方処方製剤は第2欄のどれか。
第1欄
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、胃部不快感、腹痛、のぼせ、動悸等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
第2欄
1 牛車腎気丸
2 猪苓湯
3 当帰芍薬散
4 葛根湯加川芎辛夷
5 十味敗毒湯
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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83 |
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婦人薬及び月経等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 月経前症候群は、月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状が現れるが、精神症状は現れない。
b 閉経の前後には、更年期(閉経周辺期)と呼ばれる移行的な時期があり、体内の女性ホルモンの量が大きく変動することがある。
c 月経周期は、種々のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、視床下部や下垂体で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが関与する。
d 人工的に合成された女性ホルモンの一種であるエチニルエストラジオールは、膣粘膜に適用されるものがあるが、この場合、女性ホルモン成分は、循環血液中に移行することはない。
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詳細
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1. (a、b)
2. (b、c)
3. (c、d)
4. (a、d)
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(b、c)
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84 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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鼻炎用内服薬に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a プソイドエフェドリン塩酸塩は、鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として配合されている場合がある。
b ジフェンヒドラミン塩酸塩等のジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。
c 排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、クレマスチンフマル酸塩が配合された内服薬の服用により、症状の悪化を招くおそれがあるため、使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。
d ケイガイは、シソ科のケイガイの花穂を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。
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詳細
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1. 正 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 正
4. 誤 正 正 正
5. 正 正 正 正
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正 正 正 正
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85 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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鼻炎及び鼻に用いる薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a リドカイン塩酸塩は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配合されている場合がある。
b アレルギー性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜの随伴症状として現れることが多い。
c 鼻粘膜が腫れてポリープ(鼻茸)となっている場合には、一般用医薬品を長期間使用することにより、回復が期待できるため、医療機関を受診する必要がない。
d かぜ症候群等に伴う鼻炎症状の場合、鼻炎が続くことで副鼻腔炎や中耳炎などにつながることがある。
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詳細
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1. 誤 誤 正 正
2. 正 誤 誤 正
3. 正 正 誤 誤
4. 正 正 正 誤
5. 誤 正 正 正
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正 誤 誤 正
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86 |
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眼科用薬に配合される成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。
b スルファメトキサゾールは、細菌に対して効果はないが、ウイルスや真菌の感染に対する効果はある。
c クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からのヒスタミン遊離を促進する作用を示す。
d プラノプロフェンは、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。
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詳細
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1. (a、c)
2. (b、c)
3. (b、d)
4. (a、d)
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(a、d)
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87 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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外皮用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 非ステロイド性抗炎症成分であるインドメタシンは、殺菌作用があるため、皮膚感染症に用いられる。
b スプレー剤は、強い刺激を生じるおそれがあるため、目の周囲や粘膜(口唇等)への使用は避けることとされている。
c カプサイシンは、皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的に血管を拡張させることで患部の血行を促す効果を期待して用いられる。
d 貼付剤は、同じ部位に連続して貼付すると、かぶれ等を生じやすくなる。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 誤 正
5. 正 誤 正 正
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誤 正 誤 正
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88 |
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みずむし・たむし等の治療及びその治療に用いる薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。
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詳細
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1. シクロピロクスオラミンは、イミダゾール系抗真菌成分のひとつで、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
2. 湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合、抗真菌成分が配合された一般用医薬品を使用することが望ましい。
3. 一般的に、液剤は有効成分の浸透性が高く、皮膚が厚く角質化している部分に適している。
4. みずむしやたむしに対する基礎的なケアと併せて、みずむし・たむし用薬を2週間位使用しても症状が良くならない場合には、自己の判断により別の抗真菌成分が配合された一般用医薬品に切り換えて使用することが望ましい。
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一般的に、液剤は有効成分の浸透性が高く、皮膚が厚く角質化している部分に適している。
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口内炎及び口内炎用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 口内炎は、口腔粘膜に生じる炎症で、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。
b 一般用医薬品の副作用として口内炎を生じることはない。
c 口内炎は、通常であれば1~2週間で自然寛解するが、一度に複数箇所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば、医療機関を受診するなどの対応が必要である。
d 口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルレチン酸が配合されている場合がある。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 正 誤 正
4. 正 誤 正 誤
5. 正 正 誤 正
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正 誤 正 正
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90 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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一般用医薬品の禁煙補助剤のうち咀嚼剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 菓子のガムのように噛むことで唾液が多く分泌され、ニコチンが唾液とともに飲み込まれてしまい、吐きけや腹痛等の副作用が現れやすくなるため、ゆっくりと断続的に噛むこととされている。
b コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後、しばらくは使用を避けることとされている。
c 妊婦又は妊娠していると思われる女性であっても、使用を避ける必要はない。
d 喫煙を完全に止めたうえで使用することとされており、特に、使用中又は使用直後の喫煙は避ける必要がある。
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詳細
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1. 誤 正 正 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 正 誤 正
4. 正 誤 正 誤
5. 正 正 誤 正
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正 正 誤 正
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91 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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歯痛・歯槽膿漏薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 歯槽膿漏薬は、歯肉炎、歯槽膿漏の諸症状(歯肉からの出血や膿、歯肉の腫れ、むずがゆさ、口臭、口腔内の粘り等)の緩和を目的とする医薬品である。
b 歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)による歯痛を応急的に鎮め、歯の齲蝕が修復されるのを促す医薬品である。
c アラントインは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。
d 内服で用いる歯槽膿漏薬と、同じ又は同種の有効成分が配合された胃腸薬を併用した場合でも、副作用が現れやすくなるおそれはない。
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詳細
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1. (a、c)
2. (b、c)
3. (b、d)
4. (a、d)
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(a、c)
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92 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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ビタミン成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ビタミンCは、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
b ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
c ビタミンEは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
d ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
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詳細
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1. 正 誤 誤 正
2. 誤 誤 正 誤
3. 誤 正 誤 正
4. 正 誤 正 誤
5. 誤 正 誤 誤
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誤 正 誤 正
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93 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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1~5で示されるビタミン主薬製剤の配合成分のうち、妊娠3か月以内の妊婦、妊娠していると思われる女性及び妊娠を希望する女性が特に過剰摂取に留意する必要があるものはどれか。
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詳細
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1. フルスルチアミン塩酸塩
2. レチノール酢酸エステル
3. ヒドロキソコバラミン塩酸塩
4. ピリドキサールリン酸エステル
5. フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
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レチノール酢酸エステル
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94 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 十全大補湯は、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、寝汗、感冒に適すとされ、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。
b システインは、髪や爪、肌などに存在するアミノ酸の一種で、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるとされる。
c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、肝臓機能を改善する働きがあるとされる。
d グルクロノラクトンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている場合がある。
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詳細
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1. (a、b)
2. (b、c)
3. (c、d)
4. (a、d)
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(b、c)
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95 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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漢方及び漢方処方製剤等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 漢方の病態認識には、虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。
2. 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3か月未満の乳児には使用しないこととされている。
3. 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれる。
4. 生薬製剤は、生薬成分を組み合わせて配合された医薬品で、漢方処方製剤と同様に、使用する人の体質や症状その他の状態に適した配合を選択するという考え方に基づくものである。
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生薬製剤は、生薬成分を組み合わせて配合された医薬品で、漢方処方製剤と同様に、使用する人の体質や症状その他の状態に適した配合を選択するという考え方に基づくものである。
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96 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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生薬成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬であり、主に抗炎症作用を期待して用いられる。
b ボウフウは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬であり、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬であり、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d サイコは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
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詳細
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1. (a、c)
2. (b、c)
3. (b、d)
4. (a、d)
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(a、c)
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97 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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消毒薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 殺菌・消毒は、生存する微生物の数を減らすために行われる処置であり、また滅菌は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。
b 次亜塩素酸ナトリウムは、強い還元力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
c 消毒薬が誤って皮膚に付着した場合は、流水をかけながら着衣を取り、石鹸を用いて流水で皮膚を十分に(15分間以上)水洗する。
d クレゾール石鹸液は結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
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詳細
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1. 正 誤 誤 正
2. 誤 誤 正 誤
3. 誤 正 誤 正
4. 正 誤 正 誤
5. 誤 正 誤 誤
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正 誤 正 誤
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98 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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第1欄の記述は、衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤の成分に関するものである。第1欄の作用機序を示す成分は第2欄のどれか。
第1欄
殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる。この殺虫成分は、ほ乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較的低い。ただし、高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
第2欄
1 フタルスリン
2 フェニトロチオン
3 プロポクスル
4 ディート
5 オルトジクロロベンゼン
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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99 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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衛生害虫と殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 燻蒸処理は、ゴキブリの卵に対して殺虫効果を示さない。
b シラミの防除には、殺虫成分としてフェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
c ハエの防除の基本は、ウジの防除であり、ウジの防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。
d ツツガムシは、ヒトへの吸血によって皮膚に発疹や痒みを引き起こすほか、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱等の重篤な病気を媒介する。
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詳細
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1. 正 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 正
4. 誤 正 正 正
5. 正 正 正 正
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正 正 正 誤
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100 |
登録販売者試験(令和2年度)(東海・北陸エリア) |
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一般用検査薬等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 尿糖の検査薬は、尿中の糖の有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに疾患の有無や種類を判断することはできない。
2. 経口避妊薬や更年期障害治療薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても尿中ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が検出されることがある。
3. 尿中hCGの検出反応は、hCGと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であるため、温度の影響を受けない。
4. 尿中のタンパク値に異常を生じる要因については、腎臓機能障害によるものとして腎炎やネフローゼ、尿路に異常が生じたことによるものとして尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等がある。
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尿中hCGの検出反応は、hCGと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であるため、温度の影響を受けない。
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