51 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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以下のうち、要指導医薬品の情報提供及び指導を行う場合において、医薬品医療機器等法施行規則第158条の12第4項で定めるところにより、薬局開設者又は店舗販売業者が従事する薬剤師にあらかじめ確認させなければならない事項として、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
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詳細
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1. 住所
2. 当該要指導医薬品に係る購入、譲受け又は使用の経験の有無
3. 性別
4. 他の薬剤又は医薬品の使用の状況
5. 現にかかっている疾病がある場合は、その病名
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住所
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52 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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店舗販売業者が要指導医薬品を販売するに当たり、その店舗において医薬品の販売に従事する薬剤師にさせなければならないことに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 要指導医薬品を購入しようとする者から相談があった場合には、情報の提供又は指導を行った後に、当該要指導医薬品を販売すること。
イ 要指導医薬品を購入しようとする者に、他の薬局開設者又は店舗販売業者からの当該要指導医薬品の購入又は譲受けの状況を確認すること。
ウ 情報の提供及び指導を受けた者が当該情報の提供及び指導の内容を理解したこと並びに質問がないことを確認した後に、販売すること。
エ 要指導医薬品を販売した薬剤師の氏名、当該薬局又は店舗の名称及び当該薬局又は店舗の電話番号その他連絡先を、当該要指導医薬品を購入しようとする者に伝えること。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 正 誤
3. 正 誤 誤 誤
4. 誤 正 誤 誤
5. 誤 誤 正 正
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正 正 正 正
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53 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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店舗販売業者が一般用医薬品を販売又は授与する場合の情報提供及び相談応需について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。なお、設問中の「規定なし」とは「医薬品医療機器等法上の規定は特になし」を指すこととする。
第一類医薬品
対応する専門家=薬剤師
購入者側から質問がなくても行う積極的な情報提供=( ア )
購入者側から相談があった場合の応答=義務
第二類医薬品
対応する専門家=薬剤師又は登録販売者
購入者側から質問がなくても行う積極的な情報提供=( イ )
購入者側から相談があった場合の応答=義務
第三類医薬品
対応する専門家=薬剤師又は登録販売者
購入者側から質問がなくても行う積極的な情報提供=規定なし
購入者側から相談があった場合の応答=( ウ )
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詳細
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1. ア. 口頭による情報提供を義務づけ イ.努力義務 ウ.努力義務
2. ア. 口頭による情報提供を義務づけ イ.義務 ウ.義務
3. ア. 書面を用いた情報提供を義務づけ イ.努力義務 ウ.義務
4. ア. 書面を用いた情報提供を義務づけ イ.努力義務 ウ.努力義務
5. ア. 書面を用いた情報提供を義務づけ イ.義務 ウ.義務
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ア. 書面を用いた情報提供を義務づけ イ.努力義務 ウ.義務
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54 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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医薬品の陳列に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 店舗販売業者は、医薬品を他の物と区別して陳列しなければならない。
イ 店舗販売業者は、購入しようとする者が直接手の触れられない陳列設備に第一類医薬品を陳列する場合であっても、薬局等構造設備規則に規定する「第一類医薬品陳列区画」の内部に陳列しなければならない。
ウ 店舗販売業者は、第一類医薬品を薬局等構造設備規則に規定する「情報提供を行うための設備」から7メートル以内の範囲に陳列しなければならない。
エ 店舗販売業者は、一般用医薬品を陳列する場合は、第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の区分ごとに陳列しなければならない。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 誤 正 誤
3. 正 誤 誤 正
4. 誤 正 誤 誤
5. 誤 誤 誤 正
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正 誤 誤 正
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55 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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特定販売に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 特定販売とは、その薬局又は店舗におけるその薬局又は店舗以外の場所にいる者に対する一般用医薬品又は薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬であるものを除く。)の販売又は授与のことである。
イ 特定販売を行うときは、特定販売を行っている当該薬局又は店舗に貯蔵又は陳列している一般用医薬品又は薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬であるものを除く。)を販売しなければならない。
ウ 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告するときはホームページに、医薬品による健康被害の救済制度に関する解説を見やすく表示しなければならない。
エ 特定販売を行う場合であっても、一般用医薬品を購入しようとする者から、対面又は電話により相談応需の希望があった場合には、薬局開設者又は店舗販売業者は、薬剤師又は登録販売者に対面又は電話による情報提供を行わせるよう努めなければならない。
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詳細
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1. 正 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 誤 誤
5. 誤 誤 正 正
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正 正 正 誤
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56 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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以下のうち、特定販売を行うことについて広告するときに当該広告に表示しなければならないものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 薬局又は店舗の主要な外観の写真
b 現在勤務している薬剤師又は登録販売者の氏名及びその顔写真
c 一般用医薬品の陳列の状況を示す写真
d 特定販売を行う一般用医薬品の製造年月日
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、ウ)
3. (イ、エ)
4. (ウ、エ)
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(ア、ウ)
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57 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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医薬品の販売方法等に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
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詳細
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1. 配置販売業者は、薬剤師、登録販売者又は一般従事者であることが容易に判別できるようその区域に勤務する者に名札を付けさせることその他必要な措置を講じなければならない。
2. 店舗販売業者は、医薬品の購入の履歴、ホームページの利用の履歴等の情報に基づき、自動的に特定の医薬品の購入を勧誘する方法により医薬品を広告してはならない。
3. 薬局開設者又は店舗販売業者は、医薬品を競売に付してはならない。
4. 卸売販売業者は、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売してはならない。
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卸売販売業者は、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売してはならない。
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58 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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医薬品の広告に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 広告の内容については、あらかじめ厚生労働大臣の許可を受けなければならない。
b 医師が医薬品の効能、効果を保証した旨の記事は、その内容が事実であれば広告することができる。
c 店舗販売業において、医薬品の販売促進のため用いられるチラシやダイレクトメール(電子メールを含む)は、医薬品の販売広告に含まれる。
d 医薬品医療機器等法に基づく虚偽又は誇大な広告に対する規制は、製薬企業等の広告の依頼主だけでなく、その広告に関与するすべての人が対象となる。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、ウ)
3. (イ、エ)
4. (ウ、エ)
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(ウ、エ)
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59 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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医薬品の広告に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
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詳細
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1. 「医薬品等適正広告基準」においては、購入者等に対して医薬品について事実に反する認識を得させるおそれがある広告のほか、過度の消費や乱用を助長するおそれがある広告についても不適正なものとされている。
2. 漢方処方製剤は、構成生薬の作用を個別に挙げて説明することはできるが、効能効果に一定の前提条件(いわゆる「しばり表現」)が付されている場合、しばり表現を省いて広告することは原則として認められていない。
3. 「天然成分を使用しているので副作用がない」という広告表現は虚偽誇大広告に該当する。
4. 医薬品の有効性又は安全性について、それが確実であることを保証するような表現がなされた広告は、虚偽又は誇大な広告とみなされる。
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漢方処方製剤は、構成生薬の作用を個別に挙げて説明することはできるが、効能効果に一定の前提条件(いわゆる「しばり表現」)が付されている場合、しばり表現を省いて広告することは原則として認められていない。
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登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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行政庁の監視指導等に関する以下の記述について、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 都道府県知事(薬局又は店舗販売業にあっては、その薬局又は店舗の所在地が保健所設置市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。以下「都道府県知事等」という。)は、必要があると認めるときは、薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して必要な報告をさせることができる。
b 薬局開設者又は医薬品の販売業者が薬事監視員による立入検査を拒んだ場合の罰則は、医薬品医療機器等法で規定されていない。
c 都道府県知事等は、薬事監視員に、無承認無許可医薬品、不良医薬品又は不正表示医薬品の疑いのある物品を、試験のため必要最少分量に限り、収去させることができる。
d 厚生労働大臣は、医薬品による保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、医薬品医療機器等法第69条の3の規定に基づき、都道府県知事等に対して、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するための応急措置を採るべきことを命ずることができる。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、ウ)
3. (イ、エ)
4. (ウ、エ)
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(ア、ウ)
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61 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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かぜ薬に配合される成分と、その期待される作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a トラネキサム酸 - くしゃみや鼻汁を抑える
b グリチルリチン酸二カリウム - 炎症による腫れを和らげる
c エテンザミド - 発熱を鎮め、痛みを和らげる
d ジフェンヒドラミン塩酸塩 - 咳を抑える
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(イ、ウ)
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62 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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かぜ及びかぜ薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア かぜ薬には、解熱鎮痛成分(生薬成分の場合を除く。)の鎮痛作用を補助する目的で、カフェインが配合されている場合がある。
イ かぜ薬は、かぜの諸症状の緩和のほか、ウイルスの増殖抑制や排除を図るもので、総合感冒薬とも呼ばれる。
ウ 医薬品の販売等に従事する専門家においては、インフルエンザの流行期に小児用かぜ薬を販売する場合、解熱鎮痛成分がアセトアミノフェンや生薬成分のみからなる製品の選択を提案したりする等の対応を図ることが重要である。
エ 「かぜ」は単一の疾患ではなく、医学的にはかぜ症候群といい、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の慢性炎症の総称である。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 誤
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 誤 正 誤
5. 誤 誤 誤 正
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正 誤 正 誤
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63 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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化学的に合成された成分を含有する解熱鎮痛薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
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詳細
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1. イブプロフェンは、体内でのプロスタグランジンの産生を促進し、胃酸の分泌を減少させる。
2. 解熱に関しては、腎臓における水分の再吸収を促して循環血流量を増し、発汗を促進する作用が寄与している。
3. アスピリンアルミニウムは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。
4. まれに重篤な副作用としてアスピリン喘息を生じることが知られているが、これはアスピリン特有の副作用ではない。
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イブプロフェンは、体内でのプロスタグランジンの産生を促進し、胃酸の分泌を減少させる。
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64 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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小児の疳及び小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 小児鎮静薬には、鎮静と中枢刺激のように相反する作用を期待する生薬成分が配合されている場合があるが、身体の状態によってそれらに対する反応が異なり、総じて効果がもたらされると考えられている。
イ 身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫については、成長に伴って自然に治まるのが通常である。
ウ 生後3ヶ月未満の乳児には、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない漢方処方製剤を使用した方がよい。
エ 小建中湯は、構成生薬としてカンゾウを含んでおり、乳幼児に使用される場合は体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあることに加え、比較的長期間(1ヶ月位)服用することがあるので、偽アルドステロン症に注意する必要がある。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 誤 正
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正 正 誤 正
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65 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)として用いる漢方製剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 半夏厚朴湯は構成生薬としてカンゾウを含み、炎症を和らげ、特に小児喘息や気管支喘息に用いられる。
b 麦門冬湯は水様痰の多い人には不向きとされる。
c 柴朴湯は、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。
d 麻杏甘石湯は体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳、しわがれ声に適すとされる。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(イ、ウ)
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66 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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咳や痰が生じる仕組み及び鎮咳去痰薬の働きに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 呼吸器官に感染を起こしたときは、気道粘膜からの粘液分泌が減る。その粘液に、気道に入り込んだ異物や粘膜上皮細胞の残骸などが混じって痰となる。
b 咳は、気管や気管支に何らかの異変が起こったときに、その刺激が末梢神経系に伝わり引き起こされる反応である。
c 鎮咳去痰薬には、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、内用液剤、シロップ剤のほか、口腔咽喉薬の目的を兼ねたトローチ剤やドロップ剤がある。
d 咳はむやみに抑え込むべきではないが、長く続く咳は体力の消耗や睡眠不足をまねくなどの悪影響もある。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(ウ、エ)
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67 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
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詳細
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1. 口腔咽喉薬は、口腔内又は咽頭部の粘膜に局所的に作用して、それらの部位の炎症による痛み、腫れ等の症状の緩和を主たる目的とするもので、口腔及び咽頭の殺菌・消毒を目的とするものはない。
2. 含嗽薬は、口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるため、全身的な影響を生じることはない。
3. 口腔咽喉薬は、トローチ剤やドロップ剤のほか、口腔内に塗布して使用する外用液剤もある。
4. 含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用する場合、調製した濃度が濃いほど十分な効果が得られるとされる。
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口腔咽喉薬は、トローチ剤やドロップ剤のほか、口腔内に塗布して使用する外用液剤もある。
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68 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)の配合成分及び漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 声がれ、喉の荒れ、喉の不快感、喉の痛み又は喉の腫れの症状を鎮めることを目的として、セチルピリジニウム塩化物やポビドンヨードが用いられる。
イ ラタニアはクラメリア科のクラメリア・トリアンドラ及びその同属植物の根を基原とする生薬で、芳香による清涼感を目的として配合されている。
ウ 喉の粘膜を刺激から保護する成分として、グリセリンが配合されている場合がある。
エ 主として喉の痛み等を鎮めることを目的とし、咳や痰に対する効果を標榜しない漢方処方製剤として、桔梗湯、駆風解毒散 、白虎加人参湯があるが、これらはいずれも構成生薬としてカンゾウを含む。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 誤 誤
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 正 正
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誤 誤 正 正
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69 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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以下の胃腸薬に含まれる成分のうち、胃粘膜保護・修復作用を期待して配合される成分として、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a アズレンスルホン酸ナトリウム
b トロキシピド
c ロートエキス
d ジメチルポリシロキサン(別名ジメチコン)
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(ア、イ)
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70 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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健胃薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア オウバクは、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、日本薬局方収載のオウバク末は止瀉薬としても用いられる。
イ ケイヒは、クスノキ科のシンナモムム・カッシアの樹皮又は周皮の一部を除いたものを基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
ウ リュウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。
エ センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。
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詳細
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1. 正 正 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 正 誤 正 正
4. 誤 正 正 誤
5. 誤 誤 誤 誤
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正 正 誤 正
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71 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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次没食子酸ビスマスに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア ビスマスは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分である。
イ 長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている。
ウ 収斂作用のほか、腸内で発生した有毒物質を分解する作用も持つとされる。
エ 循環血液中に移行したビスマスは血液-胎盤関門を通過することが知られており、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 正 正 誤 誤
3. 誤 正 正 正
4. 誤 誤 正 誤
5. 誤 誤 誤 正
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誤 正 正 正
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72 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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瀉下薬に用いられる成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a センノシドは、胃や小腸で消化されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用をもたらすと考えられている。
b 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、また、大腸を刺激して排便を促すことを目的として配合されている場合がある。
c ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされている。
d マルツエキスは、瀉下作用が強いため、乳幼児には使用できない。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(ア、イ)
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73 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
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詳細
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1. 抗コリン成分は、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンと受容体の反応を妨げることで効果を示す。
2. メチルベナクチジウム臭化物は、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期待して、配合されている場合がある。
3. パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされる。
4. 鎮痛鎮痙作用を期待して、エンゴサクやシャクヤク等の生薬成分が配合されている場合がある。
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メチルベナクチジウム臭化物は、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期待して、配合されている場合がある。
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74 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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駆虫及び駆虫薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 複数の駆虫薬を併用しても駆虫効果が高まることはなく、副作用が現れやすくなり、また、組合せによってはかえって駆虫作用が減弱することもある。
b カイニン酸は、 蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされる。
c パモ酸ピルビニウムは、回虫に痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
d 回虫や蟯虫の感染は、その感染経路から、通常、衣食を共にする家族全員にその可能性があるため、虫卵検査を受けて感染が確認された場合には、一緒に駆虫を図ることが基本となる。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(ア、エ)
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75 |
登録販売者試験(平成29年度)(九州・沖縄エリア) |
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心臓及び強心薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
a 心臓の働きは、通常、体性神経系によって無意識のうちに調整がなされている。
b 強心薬を5~6日間使用して症状の改善がみられない場合には、呼吸器疾患、貧血、高血圧症、甲状腺機能の異常のほか、精神神経系の疾患も考えられる。
c ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。
d 苓桂朮甘湯は、強心作用が期待されるセンソを含む。
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詳細
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1. (ア、イ)
2. (ア、エ)
3. (イ、ウ)
4. (ウ、エ)
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(イ、ウ)
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