登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア)


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51 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 胃の薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
52 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 次の表は、一般用医薬品に含まれている主な有効成分の一覧を示したものである。この医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
3包(成人1日服用量)中
 カルニチン塩化物                450mg
 チンピ乾燥エキス(チンピ1,200mg より抽出) 150mg
 コウボク乾燥エキス(コウボク240mg より抽出)  20mg
 チョウジ末                    30mg
 カンゾウ                    150mg
 合成ヒドロタルサイト              700mg

a 消化酵素が配合されているため、胃の内容物の消化が期待できる。
b カルニチン塩化物は、胃液分泌を促す、胃の運動を高める、胃壁の循環血流を増す等の作用があるとされる。
c 透析療法を受けている人でも安全に服用できる。
d 制酸と健胃のように相反する作用を期待するものが配合されている。
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53 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 呼吸器官に作用する薬の生薬成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a キョウニンは、体内で分解されて生じた代謝物による去痰作用と抗菌作用を期待して用いられる。
b オウヒは、バラ科のヤマザクラ又はカスミザクラの根を基原とする生薬で、鎮咳作用を期待して用いられる。
c セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。
d ミルラは、カンラン科のミルラノキ等の植物の皮部の傷口から流出して凝固した樹脂を基原とする生薬で、咽頭粘膜をひきしめる(収斂)作用のほか、抗菌作用も期待して用いられる。
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54 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 止瀉薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 収斂成分を主体とする止瀉薬は、細菌性の下痢や食中毒の時に使用すると、かえって状態を悪化させるおそれがある。
b タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
c ロペラミド塩酸塩を含む一般用医薬品は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられることを目的としており、15歳未満の小児にも適用がある。
d 天然ケイ酸アルミニウムは、その抗菌作用により、細菌感染を原因とする下痢の症状を鎮めることを目的として配合される。
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55 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 瀉下薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。 この問題へ
56 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 1~5で示される成分のうち、抗コリン作用により胃腸鎮痛鎮痙作用を示すものとして誤っているものはどれか。 この問題へ
57 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 心臓などの器官や血液に作用する薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a センソは、微量で強い強心作用(心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用)を示す生薬であり、通常用量において悪心(吐きけ)、嘔吐の副作用が現れることがある。
b 苓桂朮甘湯には、強心作用の期待されるカンゾウが含まれており、高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人でも安全に使用することができる。
c ゴオウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされる。
d リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して、強心薬に配合されることがある。
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58 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 第1欄の記述は、循環器用薬に含まれる成分に関するものである。該当する成分は第2欄のどれか。
第1欄
 肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。別名コエンザイムQ10とも呼ばれる。

第2欄
1 ヘプロニカート
2 イノシトールヘキサニコチネート
3 ニコチン酸
4 ユビデカレノン
5 ルチン
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59 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
60 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 貧血用薬(鉄製剤)に配合される金属成分に関する記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の(  )内には同じ字句が入る。
( a )は、ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける目的で、硫酸( a )が配合されている場合がある。
( b )は、ビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸( b )が配合されている場合がある。
( c )は、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、硫酸( c )が配合されている場合がある。
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61 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 内用痔疾用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a カルバゾクロムは、新陳代謝促進、殺菌、抗炎症等の作用を期待して用いられる。
b カイカは、主に止血効果を期待して内用痔疾用薬に配合される。
c セイヨウトチノミは、主に抗炎症作用を期待して内用痔疾用薬に配合される。
d 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、瀉下・整腸成分等が配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的なものである。
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62 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 外用痔疾用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ステロイド性抗炎症成分が配合された坐剤及び注入軟膏では、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。
b メチルエフェドリン塩酸塩は、血管収縮作用による止血効果を期待して配合されるが、心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。
c ジブカイン塩酸塩は、痔疾患に伴う局所の感染を防止することを期待して配合される。
d ベンザルコニウム塩化物は、痔に伴う痛み・痒みを和らげることを期待して配合される。
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63 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 婦人薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 内服で用いられる婦人薬は、比較的速やかに作用が出現し、短期間の使用で効果が得られるとされる。
b サフランは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して配合されている場合がある。
c 妊娠中の女性ホルモンの補充を目的として、女性ホルモン成分の使用が推奨されている。
d 女性ホルモン成分の長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もあるため、継続して使用する場合には、医療機関を受診するよう促すべきである。
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64 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) アレルギー用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
b 内服アレルギー用薬は、鼻炎用点鼻薬のような外用薬と同じ成分又は同種の作用を有する成分が重複することがあるが、投与経路が異なるため、併用しても特に問題はない。
c ベラドンナ総アルカロイドは、交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える。
d 皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として、トラネキサム酸等の抗炎症成分が配合されている場合がある。
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65 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 鼻炎用点鼻薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a フェニレフリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。
b セチルピリジニウム塩化物は、ヒスタミンの働きを抑える作用を期待して用いられる。
c クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性ではない鼻炎や副鼻腔炎に対して有効である。
d くしゃみや鼻汁等の症状を緩和することを目的として、クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分が配合されている場合がある。
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66 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 眼科用薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。 この問題へ
67 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 眼科用薬の配合成分とその配合目的との関係の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a テトラヒドロゾリン塩酸塩 -- 目の充血を除去する。
b ネオスチグミンメチル硫酸塩 - 目の調節機能を改善する。
c ケトチフェンフマル酸塩 --- 目の痒みを和らげる。
d プラノプロフェン ------ 眼粘膜の組織修復を促す。
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68 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 外皮用薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 この問題へ
69 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 外皮用薬に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a フェルビナクには、殺菌作用があり、皮膚感染症に効果があるため、みずむし、たむし等又は化膿している患部への使用が適している。
b デキサメタゾンは、外用の場合、末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示し、特に、痒みや発赤などの皮膚症状を抑えるステロイド性抗炎症成分である。
c インドメタシンを主薬とする外皮用薬は、小児への使用について有効性・安全性が確認されており、11歳未満の小児にも使用できる。
d ウフェナマートは、炎症を生じた組織に働いて、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示すと考えられている。
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70 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 抗真菌作用を有する外皮用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏が適すとされる。
b ブテナフィン塩酸塩は、菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える。
c 湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合、抗真菌成分が配合された医薬品を使用することが適当である。
d 生薬成分であるモクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスは、皮膚糸状菌の増殖を抑える作用を期待して用いられる。
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71 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 毛髪用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合せはどれか。
a ヒノキチオールは、ヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
b カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
c 女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合がある。
d カシュウは、ウコギ科の植物を基原とした生薬で、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
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72 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 歯痛・歯槽膿漏薬の配合成分とその配合目的との関係の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a イソプロピルメチルフェノール - 歯肉溝での細菌の繁殖を抑える。
b グリチルリチン酸二カリウム -- 歯周組織の炎症を和らげる。
c アラントイン --------- 炎症を起こした歯周組織の修復を促す。
d チモール ----------- 歯の齲蝕(むし歯)により露出した知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮める。
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73 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) ニコチン及びニコチンを有効成分とする禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ニコチン置換療法は、喫煙を継続しながら徐々に禁煙補助剤に換えていく方法で、離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取をゼロにする方法である。
b インスリン製剤を使用している人は、ニコチンがインスリンの血糖降下作用に拮抗して、効果を妨げるおそれがあるため、禁煙補助剤を使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬を調剤した薬剤師に相談するなどの対応が必要である。
c 妊婦又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、禁煙することが推奨されるので、禁煙補助剤を積極的に使用することが望ましい。
d 咀嚼剤を噛むことにより放出されたニコチンは、主に口腔粘膜から吸収されて循環血液中に移行する。
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74 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) 滋養強壮保健薬の配合成分とその配合目的との関係の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a チアミン硝化物 --------- 軟骨成分の形成及び修復
b アスコルビン酸ナトリウム ---- 歯ぐきからの出血・鼻血の予防
c トコフェロールコハク酸エステル - 手足のしびれ・冷えの症状の緩和
d リボフラビン酪酸エステル ---- 目の充血、目の痒みの症状の緩和
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75 登録販売者試験(令和4年度)(東海・北陸エリア) ビタミンに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ビタミンB1は、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
b ビタミンB6は、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
c ビタミンB12は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素である。
d ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
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