1級電気工事施工管理技士(令和4年度) | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
1 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 2Ωの抵抗に10Vの電圧を1分間加えたとき、この抵抗に発生する熱量として、正しいものはどれか。 詳細

1. 20 J

2. 50 J

3. 1200 J

4. 3000 J

3000 J

2 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 図に示す、平均磁路長L〔m〕、断面積S〔m²〕、透磁率μ〔H/m〕の環状鉄心に、巻数N1、N2の2つのコイルがあるとき、両コイル間の相互インダクタンスM〔H〕を表す式として、正しいものはどれか。ただし、漏れ磁束はないものとする。
詳細

1.

2.

3.

4.

3 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 図に示す三相交流回路に流れる電流I〔A〕を表す式として、正しいものはどれか。
ただし、電源は平衡三相電源とし、線間電圧はV〔V〕、誘導リアクタンスはXL〔Ω〕、容量リアクタンスはXC〔Ω〕、XLとXCの関係はXL>XCとする。
詳細

1.

2.

3.

4.

4 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 図に示す最大目盛50mAの永久磁石可動コイル形電流計に0.1Ωの分流器Rsを接続したとき、1Aまで測定可能な電流計となった。電流計の内部抵抗Ra[Ω]の値として、正しいものはどれか。
詳細

1. 0.1Ω

2. 0.5Ω

3. 1.9Ω

4. 10Ω

1.9Ω

5 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 自動制御に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。 詳細

1. 開ループ制御は、フィードバックによって制御量を目標値と比較し、それらを一致させるように操作量を生成する制御である。

2. フィードフォワード制御は、目標値、外乱などの情報に基づいて、操作量を決定する制御である。

3. PID制御は、比例動作、積分動作、及び微分動作の3つの動作による制御方式である。

4. 安定性とは、系の状態が何らかの原因で一時的に平衡状態又は定常状態からはずれても、その原因がなくなれば元の平衡状態又は定常状態に復帰するような特性をいう。

開ループ制御は、フィードバックによって制御量を目標値と比較し、それらを一致させるように操作量を生成する制御である。


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6 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 定格電圧6600Vの同期発電機を、定格力率における定格出力から無負荷にしたとき、端子電圧が7590Vになった。このときの電圧変動率の値として、正しいものはどれか。
ただし、励磁を調整することなく、回転速度は一定に保つものとする。
詳細

1. 8.7%

2. 13.0%

3. 15.0%

4. 26.0%

15.0%

7 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 単相変圧器の百分率電圧変動率の近似値ε〔%〕を求める式として、適当なものはどれか。
ただし、pは百分率抵抗降下、qは百分率リアクタンス降下、cosθは力率とする。
詳細

1. ε =pcosθ + qsinθ〔%〕

2. ε =psinθ + qcosθ〔%〕

3. ε =3(pcosθ + qsinθ)〔%〕

4. ε =3(psinθ + qcosθ)〔%〕

ε =pcosθ + qsinθ〔%〕

8 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 電力系統における調相設備の機能に関する記述として、不適当なものはどれか。 詳細

1. 分路リアクトルは、進相無効電力を吸収して送電線損失を軽減し、電力系統の電圧上昇を軽減する。

2. 電力用コンデンサ回路に使用される直列リアクトルは、回路電圧波形のひずみを軽減する。

3. 同期調相機は、遅相容量の分担はできるが、進相容量の分担はできない。

4. 静止形無効電力補償装置(SVC)は、無効電力を発生・吸収し、即応性に優れた電圧調整ができる。

同期調相機は、遅相容量の分担はできるが、進相容量の分担はできない。

9 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 原子力発電に用いる原子炉の構成に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 冷却材は、核分裂によって発生した熱エネルギーを原子炉外に取り出す。

2. 減速材は、炉の内部の放射線が外部に漏れるのを防ぐ。

3. 反射体は、炉心から漏えいする中性子を炉心に戻す。

4. 制御材は、炉心の中性子数を調整して原子炉の出力を制御する。

減速材は、炉の内部の放射線が外部に漏れるのを防ぐ。

10 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 変電所の変圧器の中性点接地方式において、非接地方式と比較した直接接地方式の特徴に関する記述として、不適当なものはどれか。 詳細

1. 1線地絡時の保護継電器の動作が確実である。

2. 1線地絡時の電磁誘導障害が小さい。

3. 1線地絡時の健全相の電圧上昇が小さい。

4. 変圧器の巻線の絶縁を軽減することができる。

1線地絡時の電磁誘導障害が小さい。


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11 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 配電線路に600kW、遅れ力率80%の三相負荷があるとき、電力用コンデンサを負荷と並列に接続して力率を100%に改善するために必要なコンデンサ容量〔kvar〕として、正しいものはどれか。 詳細

1. 360 kvar

2. 450 kvar

3. 480 kvar

4. 800 kvar

450 kvar

12 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 電力系統の安定度向上対策に関する記述として、不適当なものはどれか。 詳細

1. 送電電圧の高電圧化を図る。

2. 直列リアクトルを設置する。

3. 発電機に速応励磁方式を採用する。

4. 高速度の保護継電器や遮断器を採用する。

直列リアクトルを設置する。

13 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 図に示す床面P点の水平面照度Eh〔lx〕を求める式として、正しいものはどれか。
ただし、Lは点光源とし、P方向に向かう光度をI〔cd〕、LPの距離をR〔m〕、∠PLOをθとする。
詳細

1.

2.

3.

4.

14 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) シリコン結晶系太陽電池に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. p形半導体とn形半導体を接合した構造となっており、光が入射すると電子はn形半導体に集まる。

2. アレイ内の直列に接続されたモジュール群をストリングという。

3. 表面温度が高くなると最大出力が増大する温度特性を有している。

4. 単結晶太陽電池セルは、多結晶太陽電池セルに比べて変換効率が高い。

表面温度が高くなると最大出力が増大する温度特性を有している。

15 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 電気加熱の方式に関する次の記述において、(   )に当てはまる用語の組合せとして適当なものはどれか。

「誘導加熱は、交番( ア )中において、導電性の被熱物に生じる渦電流損や、磁性材料の場合に生じるヒステリシス損により加熱するもので、( イ )などに利用されている。」
詳細

1. ア:電界  イ:電子レンジ

2. ア:電界  イ:IH調理器

3. ア:磁界  イ:電子レンジ

4. ア:磁界  イ:IH調理器

ア:磁界  イ:IH調理器


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16 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 水力発電に用いる水車に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. フランシス水車には、ランナの出口から放水面までの接続管として、吸出し管が設置される。

2. フランシス水車では、最高効率はペルトン水車よりも優れているが、軽負荷時に効率が低下する。

3. ペルトン水車のノズル内には、負荷に応じて使用流量を調整するためのニードル弁が設けられる。

4. ペルトン水車は、フランシス水車と比較して、高落差での比速度を大きくとれる。

ペルトン水車は、フランシス水車と比較して、高落差での比速度を大きくとれる。

17 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 風力発電の風車の受風面積を通過する風の運動エネルギーW〔J〕を表す式として、正しいものはどれか。
ただし、受風面積をA〔m²〕、風速をv〔m/s〕、空気密度をρ〔kg/m³〕とする。
詳細

1. W = ρAv²〔J〕

2. W = ρAv³〔J〕

3. W = (ρAv²)/2〔J〕

4. W = (ρAv³)/2〔J〕

W = (ρAv³)/2〔J〕

18 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 変電所に用いられる機器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 遮断器は、機器などの故障時に回路を自動遮断するために設置されるが、常時は回路の開閉操作に用いられる。

2. 断路器は、無負荷時に、回路を切り離したり系統の接続変更をするために用いられる。

3. 負荷開閉器は、負荷電流の開閉操作用に設けられるが、短絡電流の遮断能力もある。

4. 接地開閉器は、遮断器や断路器が開放したのちに、電路に残留している電荷や誘導電圧をなくし、点検作業時の安全性を確保するために使用する。

負荷開閉器は、負荷電流の開閉操作用に設けられるが、短絡電流の遮断能力もある。

19 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 送電系統の保護に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 保護継電器は、その役割を果たすため事故判別の正確性と高速性が要求される。

2. 比率差動継電器は、電流と電圧の位相差がある比率以上になったとき動作するものである。

3. 回線選択継電器は、並行2回線送電線の場合、送電線区間内の1回線のみに故障が生じたとき、健全回線と故障回線の電流または電力潮を選択遮断するものである。

4. 後備保護継電器は、主保護継電器がロックされているなどの理由で動作できない場合に動作して、故障部分を除去するものである。

比率差動継電器は、電流と電圧の位相差がある比率以上になったとき動作するものである。

20 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 電力系統の運用と制御に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 太陽光発電等のインバータ電源は、回転エネルギーを持たない電源なので、その比率が増大すると、系統安定度が低下する。

2. 軽負荷時には系統電圧が上昇傾向となり、これを抑制するために電力用コンデンサを並列に系統へ投入する。

3. 電力潮流は、電源構成や送変電設備などにより制約を受け、需要および供給力により変化する。

4. 系統周波数が上がると、発電機の発電電力を減少させるよう調速機が動作する。

軽負荷時には系統電圧が上昇傾向となり、これを抑制するために電力用コンデンサを並列に系統へ投入する。


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21 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 架空送電線における支持点間の電線のたるみの近似値D〔m〕及び電線の実長の近似値L〔m〕を求める式の組合せとして、適当なものはどれか。
ただし、各記号は次のとおりとし、電線支持点の高低差はないものとする。
S:径間〔m〕
T:電線の最低点の水平張力〔N〕
W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕
詳細

1.

2.

3.

4.

22 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 架空送電線路のフラッシオーバに関する記述として、不適当なものはどれか。 詳細

1. 径間逆フラッシオーバを防止するため、架空地線のたるみを電線のたるみより大きくする。

2. がいし表面が塩分などで汚損されると、交流に対するフラッシオーバ電圧が低下する。

3. 鉄塔逆フラッシオーバを防止するため、埋設地線を施設して塔脚接地抵抗を小さくする。

4. アークホーン間隔は、遮断器の開閉サージでフラッシオーバしないように設定する。

径間逆フラッシオーバを防止するため、架空地線のたるみを電線のたるみより大きくする。

23 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 送配電系統におけるフェランチ現象に関する記述として、不適当なものはどれか。 詳細

1. 線路の静電容量が大きいほど発生しやすい。

2. 深夜などの軽負荷時に発生しやすい。

3. 地中電線路よりも架空電線路のほうが発生しやすい。

4. 進み力率の負荷が多く接続されているときに発生しやすい。

地中電線路よりも架空電線路のほうが発生しやすい。

24 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 地中配電線路に用いる図のような3心ケーブルにおいて、導体1条当たりの静電容量C〔μF〕を表す式として、正しいものはどれか。
ただし、Cs〔μF〕は導体と金属シース間、Cm〔μF〕は導体相互間の静電容量とする。
詳細

1. C = Cs + (1/3)Cm〔μF〕

2. C = (1/3)Cs + Cm〔μF〕

3. C = 3Cs + Cm〔μF〕

4. C = Cs + 3Cm〔μF〕

C = Cs + 3Cm〔μF〕

25 1級電気工事施工管理技士(令和4年度) 送電線の再閉路方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 詳細

1. 遮断器が開放されたのち、設定時間が経過してから自動投入される。

2. 三相再閉路方式は、当該回線の事故により三相一括で遮断し、再閉路を行う。

3. 遮断器開放から再閉路までの無電圧時間により高速度、中速度、低速度に区分される。

4. 再閉路方式は、停電時間を短くするものであり、主に地中送電系統で使用される。

再閉路方式は、停電時間を短くするものであり、主に地中送電系統で使用される。


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