76 |
管理栄養士(第33回) |
|
血糖とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. アドレナリンは、血糖値を低下させる。
2. グルココルチコイドは、血糖値を低下させる。
3. チロキシンは、血糖値を低下させる。
4. インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進する。
5. 血糖値が低下すると、骨格筋におけるグルコース消費は促進される。
|
インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進する。
|
77 |
管理栄養士(第33回) |
|
食後の脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 血中のVLDL濃度は、低下する。
2. 血中の遊離脂肪酸濃度は、上昇する。
3. 肝臓でトリアシルグリセロールの合成は、亢進する。
4. 肝臓でケトン体の産生は、亢進する。
5. 脂肪組織でホルモン感受性リパーゼ活性は、上昇する。
|
肝臓でトリアシルグリセロールの合成は、亢進する。
|
78 |
管理栄養士(第33回) |
|
コレステロール代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. コレステロールは、エネルギー源として利用される。
2. コレステロールは、甲状腺ホルモンの原料となる。
3. コレステロールの合成は、食事性コレステロールの影響を受けない。
4. 胆汁酸は、腸内細菌により代謝される。
5. 胆汁酸は、大部分が空腸で再吸収される。
|
胆汁酸は、腸内細菌により代謝される。
|
79 |
管理栄養士(第33回) |
|
ビタミンB群に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. ビタミンB1が欠乏すると、血中の乳酸値が低下する。
2. ナイアシンの必要量は、エネルギー消費量が多くなると増加する。
3. ビタミンB6の必要量は、たんぱく質の摂取量が多くなると減少する。
4. 葉酸が欠乏すると、悪性貧血になる。
5. ビタミンB12が欠乏すると、血中ホモシステイン値が低下する。
|
ナイアシンの必要量は、エネルギー消費量が多くなると増加する。
|
80 |
管理栄養士(第33回) |
|
ビタミンCに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 体内に蓄積しやすい。
2. 還元作用をもつ。
3. 非ヘム鉄の吸収を抑制する。
4. 欠乏すると、血液凝固が亢進する。
5. 腸内細菌によって合成される。
|
還元作用をもつ。
|
スポンサー
|
81 |
管理栄養士(第33回) |
|
鉄の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 消化管における非ヘム鉄の吸収率は、ヘム鉄と比べて高い。
2. 消化管における非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏により低下する。
3. 体内の総鉄量の大部分は、貯蔵鉄として存在する。
4. 体内の機能鉄の大部分は、骨格筋に存在する。
5. 赤血球の破壊で遊離した鉄は、ヘモグロビンの合成に再利用される。
|
赤血球の破壊で遊離した鉄は、ヘモグロビンの合成に再利用される。
|
82 |
管理栄養士(第33回) |
|
水と電解質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 成人男性の血漿量は、体水分量の約70%を占める。
2. 糖質と脂質、各々1gから生成される代謝水は、同量である。
3. 不感蒸泄には、発汗が含まれる。
4. 水分欠乏型脱水では、血漿浸透圧が低くなる。
5. バソプレシンの分泌は、体水分量が不足すると促進される。
|
バソプレシンの分泌は、体水分量が不足すると促進される。
|
83 |
管理栄養士(第33回) |
|
エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. メッツ(METs)は、身体活動時のエネルギー消費量を基礎代謝量で除して求める。
2. 身体活動レベル(PAL)は、1日の総エネルギー消費量を安静時代謝量で除して求める 。
3. 体内におけるたんぱく質の燃焼量は、尿中に排泄された窒素量から求める。
4. 呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素排出量で除して求める。
5. グルコースが燃焼した場合の呼吸商は、0.7である。
|
体内におけるたんぱく質の燃焼量は、尿中に排泄された窒素量から求める。
|
84 |
管理栄養士(第33回) |
|
動的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. BMI(kg/m2)
2. 上腕三頭筋部皮下脂肪厚
3. 血清トランスフェリン値
4. クレアチニン身長係数
5. 遅延型皮膚過敏反応
|
血清トランスフェリン値
|
85 |
管理栄養士(第33回) |
|
日本人の食事摂取基準(2015年版)において、1歳以上で推奨量(RDA)が設定されている栄養素である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. n-3系脂肪酸
2. 炭水化物
3. ビタミンD
4. ビタミンB1
5. カリウム
|
ビタミンB1
|
スポンサー
|
86 |
管理栄養士(第33回) |
|
日本人の食事摂取基準(2015年版)における策定の基本的事項に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 摂取源には、サプリメントは含まれない。
2. 参照体位は、望ましい体位を示している。
3. BMI(kg/m2)は、18歳以上のエネルギー収支バランスの指標である。
4. 高齢者の年齢区分は、65歳以上である。
5. 目安量(AI)は、生活習慣病の予防を目的とした指標である。
|
BMI(kg/m2)は、18歳以上のエネルギー収支バランスの指標である。
|
87 |
管理栄養士(第33回) |
|
日本人の食事摂取基準(2015年版)の小児に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 1歳児の基礎代謝基準値は、4歳児より低い。
2. 身体活動レベル(PAL)は、2区分である。
3. 炭水化物の目標量(DG)は、成人に比べ高い。
4. 脂質の目標量(DG)は、男女で異なる。
5. 鉄の推定平均必要量(EAR)は、要因加算法で算出した。
|
鉄の推定平均必要量(EAR)は、要因加算法で算出した。
|
88 |
管理栄養士(第33回) |
|
成長・発達・加齢に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 体水分量に占める細胞外液の割合は、新生児期より成人期の方が大きい。
2. 胸腺重量は、成人期に最大となる。
3. 糸球体濾過量は、成人期より高齢期の方が大きい。
4. 塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い。
5. 唾液分泌量は、成人期より高齢期の方が多い。
|
塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い。
|
89 |
管理栄養士(第33回) |
|
妊娠期の身体的変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 体重は、一定の割合で増加する。
2. 基礎代謝量は、増加する。
3. 循環血液量は、減少する。
4. ヘモグロビン濃度は、上昇する。
5. インスリン感受性は、高まる。
|
基礎代謝量は、増加する。
|
90 |
管理栄養士(第33回) |
|
日本人の食事摂取基準(2015年版)において、授乳婦に付加量が設定されている栄養素である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. たんぱく質
2. ビタミンA
3. 葉酸
4. カルシウム
5. 鉄
|
カルシウム
|
スポンサー
|
91 |
管理栄養士(第33回) |
|
牛乳より母乳に多く含まれる成分である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. たんぱく質
2. 飽和脂肪酸
3. 乳糖
4. カルシウム
5. リン
|
乳糖
|
92 |
管理栄養士(第33回) |
|
離乳の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 離乳の開始前に、果汁を与えることが必要である。
2. 離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした食物を初めて与えた時をいう。
3. 離乳の開始後ほぼ1か月間は、離乳食を1日2回与える。
4. 調味料は、離乳食の開始時から必要である。
5. 母乳は、離乳の開始後与えないようにする。
|
離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした食物を初めて与えた時をいう。
|
93 |
管理栄養士(第33回) |
|
幼児期に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 1年間の体重増加量は、乳児期より大きい。
2. 体脂肪率は、乳児期に比べて高くなる。
3. カウプ指数による肥満判定基準は、男女で異なる。
4. 貧血の主な原因は、鉄欠乏である。
5. 間食は、総エネルギー摂取量の約30%とする。
|
貧血の主な原因は、鉄欠乏である。
|
94 |
管理栄養士(第33回) |
|
思春期の男子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 性腺刺激ホルモンの分泌は、思春期前に比べ低下する。
2. 年間身長増加量が最大となる時期は、女子より早い。
3. 見かけのカルシウム吸収率は、成人男性より低い。
4. 1日当たりのカルシウム体内蓄積量は、思春期前半に最大となる。
5. 鉄欠乏性貧血は、思春期の女子より多い。
|
1日当たりのカルシウム体内蓄積量は、思春期前半に最大となる。
|
95 |
管理栄養士(第33回) |
|
サルコペニアに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 握力は、低下する。
2. 歩行速度は、保たれる。
3. 加齢が、原因となる。
4. 食事の摂取量低下が、原因となる。
5. ベッド上安静が、原因となる。
|
歩行速度は、保たれる。
|
スポンサー
|
96 |
管理栄養士(第33回) |
|
成人期と比較して高齢期で低下する項目である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 基礎代謝量
2. 体重1kg当たりのたんぱく質必要量
3. 嚥下機能
4. 骨密度
5. 肺活量
|
体重1kg当たりのたんぱく質必要量
|
97 |
管理栄養士(第33回) |
|
運動時の身体への影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 筋肉中の乳酸は、無酸素運動では減少する。
2. 遊離脂肪酸は、瞬発的運動時の主なエネルギー基質となる。
3. 瞬発的運動では、速筋線維より遅筋線維が利用される。
4. 酸素摂取量は、運動強度を高めていくと増加し、その後一定となる。
5. 消化管の血流量は、激しい運動で増加する。
|
酸素摂取量は、運動強度を高めていくと増加し、その後一定となる。
|
98 |
管理栄養士(第33回) |
|
ストレス応答の抵抗期に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. エネルギー代謝は、低下する。
2. 窒素出納は、負に傾く。
3. 副腎皮質ホルモンの分泌は、減少する。
4. ビタミンCの需要は、減少する。
5. カルシウムの尿中排泄量は、減少する。
|
窒素出納は、負に傾く。
|
99 |
管理栄養士(第33回) |
|
特殊環境と栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 外部環境の影響を受けやすいのは、表面温度より中心温度である。
2. WBGT(湿球黒球温度)が上昇したときは、水分摂取を控える。
3. 低温環境下では、皮膚の血流量が増加する。
4. 高圧環境から急激に減圧すると、体内の溶存ガスが気泡化する
5. 低圧環境下では、肺胞内酸素分圧が上昇する。
|
高圧環境から急激に減圧すると、体内の溶存ガスが気泡化する
|
100 |
管理栄養士(第33回) |
|
運動部に所属する高校生で、行動変容ステージが無関心期(前熟考期)の者に対し、栄養サポートを行うことになった。トランスセオレティカルモデルに基づいた支援内容である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 食事内容の改善が競技力向上に及ぼすメリットを考えさせる。
2. コンディションが悪くて負けた時の悔しさを想像させる。
3. 食事内容の改善に取り組むことをチーム内で宣言させる。
4. 練習量が多い日はあらかじめ補食を用意させる。
5. 食事内容の改善に家族の協力が得られるかを考えさせる。
|
コンディションが悪くて負けた時の悔しさを想像させる。
|
スポンサー
|