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管理栄養士(第33回) |
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加齢・疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 褐色脂肪細胞は、加齢とともに増加する。
2. リポフスチンの細胞内への沈着は、加齢とともに減少する。
3. 良性腫瘍は、悪性腫瘍と比べて細胞の分化度が低い。
4. 血管透過性は、炎症の急性期に亢進する。
5. 肉芽組織は、炎症の急性期に形成される。
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血管透過性は、炎症の急性期に亢進する。
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27 |
管理栄養士(第33回) |
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臨床検査に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 基準値は、健常者の測定値の75%が含まれる範囲である。
2. 心電図のP波は、心室の興奮を反映している。
3. 便潜血反応は、大腸がんのスクリーニングとして用いられる。
4. ALTの上昇は、心臓疾患に特異的である。
5. CT(コンピュータ断層撮影)は、磁気を利用する検査である。
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便潜血反応は、大腸がんのスクリーニングとして用いられる。
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管理栄養士(第33回) |
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治療の種類とその例の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 対症療法ー発熱の患者に対する解熱鎮痛薬の投与
2. 原因療法ーC型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法
3. 化学療法ー子宮頸がんに対する放射線照射
4. 理学療法ー脳梗塞後の麻痺に対するリハビリテーション
5. 緩和療法ーがん患者に対する精神的ケア
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化学療法ー子宮頸がんに対する放射線照射
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管理栄養士(第33回) |
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栄養・代謝に関わるホルモン・サイトカインに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. グレリンは、食前に比べて食後に分泌が増加する。
2. レプチンは、エネルギー代謝を抑制する。
3. アディポネクチンは、インスリン抵抗性を増大させる。
4. TNF-α(腫瘍壊死因子α)は、インスリン抵抗性を軽減する。
5. インクレチンは、インスリン分泌を亢進させる。
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インクレチンは、インスリン分泌を亢進させる。
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30 |
管理栄養士(第33回) |
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胆汁と膵液に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 胆汁は、胆嚢で産生される。
2. 胆汁は、リパーゼを含む。
3. 胆汁は、脂肪を乳化する。
4. 膵液は、膵島(ランゲルハンス島)から分泌される。
5. 膵液は、酸性である。
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胆汁は、脂肪を乳化する。
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31 |
管理栄養士(第33回) |
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循環器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 心房細動は、脳出血のリスク因子である。
2. 心室細動は、致死性不整脈である。
3. 心筋梗塞による胸痛には、ニトログリセリンが有効である。
4. 仮面高血圧では、家庭血圧は正常である。
5. 右心不全では、肺うっ血をきたす。
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心室細動は、致死性不整脈である。
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32 |
管理栄養士(第33回) |
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脳血管障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ラクナ梗塞は、脳動脈瘤がリスク因子である。
2. 一過性脳虚血発作(TIA)は、脳出血の前駆症状である。
3. 脳出血は、頭部CTで低吸収領域として示される。
4. くも膜下出血は、症状に激烈な頭痛がある。
5. 脳塞栓は、症状発現が緩徐である。
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くも膜下出血は、症状に激烈な頭痛がある。
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33 |
管理栄養士(第33回) |
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腎臓の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 原尿は、尿細管で生成される。
2. 糸球体に流入する血液は、静脈血である。
3. アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。
4. バソプレシンは、水の再吸収を促進する。
5. 糸球体濾過量は、腎血流量の約90%である。
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バソプレシンは、水の再吸収を促進する。
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34 |
管理栄養士(第33回) |
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腎・尿路系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 急激な腎血流量減少は、腎前性急性腎不全の原因になる。
2. 糖尿病腎症の第4は、たんぱく尿の出現で判定される。
3. 慢性腎不全では、低リン血症がみられる。
4. 腎代替療法のうち最も多いのは、腎移植である。
5. 無尿は、透析導入の必須項目である。
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急激な腎血流量減少は、腎前性急性腎不全の原因になる。
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35 |
管理栄養士(第33回) |
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内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 原発性アルドステロン症では、高カリウム血症がみられる。
2. 甲状腺機能亢進症では、徐脈がみられる。
3. ADH不適切分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症がみられる。
4. 褐色細胞腫では、低血糖がみられる。
5. クッシング症候群では、中心性肥満がみられる。
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クッシング症候群では、中心性肥満がみられる。
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36 |
管理栄養士(第33回) |
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神経疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 脚気では、末梢神経の障害がみられる。
2. 葉酸欠乏症では、脊髄の変性がみられる。
3. レビー小体型認知症の原因は、脳血管障害である。
4. アルツハイマー型認知症では、パーキンソン病様症状がみられる。
5. パーキンソン病では、錐体路の機能障害がみられる。
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脚気では、末梢神経の障害がみられる。
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37 |
管理栄養士(第33回) |
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肺炎に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. クリプトコッカスは、細菌性肺炎の原因となる。
2. 肺炎球菌は、非定型肺炎の原因となる。
3. 市中肺炎は、入院後48時間以降に発症した肺炎である。
4. 院内肺炎は、日和見感染であることが多い。
5. 誤嚥性肺炎は、肺の上葉に好発する。
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院内肺炎は、日和見感染であることが多い。
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38 |
管理栄養士(第33回) |
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骨に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 骨の主な無機質成分は、炭酸カルシウムである。
2. 骨端軟骨は、骨端の関節面を覆う。
3. 骨への力学的負荷は、骨量を増加させる。
4. 骨芽細胞は、骨吸収を行う。
5. ビスホスホネート薬は、骨吸収を促進する。
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骨への力学的負荷は、骨量を増加させる。
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管理栄養士(第33回) |
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神経系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 交感神経が興奮すると、消化管の運動は亢進する。
2. 副交感神経が興奮すると、唾液の分泌は減少する。
3. 摂食中枢は、延髄にある。
4. 三叉神経は、味覚の伝達に関与する。
5. 味蕾は、味覚の受容器である。
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味蕾は、味覚の受容器である。
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管理栄養士(第33回) |
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生殖器の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 卵巣は、卵胞刺激ホルモンを分泌する。
2. 子宮は、底部で膣と連続している。
3. 子宮内膜の増殖は、エストロゲンで促進される。
4. 前立腺は、内分泌腺である。
5. 精子は、精嚢で作られる。
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子宮内膜の増殖は、エストロゲンで促進される。
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41 |
管理栄養士(第33回) |
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貧血に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ビタミンB6欠乏は、巨赤芽球性貧血をきたす。
2. 銅の欠乏は、再生不良性貧血をきたす。
3. 溶血性貧血では、ハプトグロビン高値となる。
4. 腎性貧血では、エリスロポエチン高値となる。
5. 鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能(UIBC)高値となる。
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鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能(UIBC)高値となる。
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42 |
管理栄養士(第33回) |
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免疫グロブリンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 1本のH鎖と1本のL鎖から構成される。
2. 液性免疫を担当する。
3. 血中に最も多く存在するのは、IgEである。
4. 母乳中に最も多く存在するのは、IgMである。
5. IgAは、胎盤を通過する。
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液性免疫を担当する。
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43 |
管理栄養士(第33回) |
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免疫・アレルギー疾患とその特徴的な症候の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 急性糸球体腎炎ー低血圧
2. 強皮症ー蝶形紅斑
3. シェーグレン症候群ー唾液分泌低下
4. バセドウ病ー体重増加
5. 橋本病ー眼球突出
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シェーグレン症候群ー唾液分泌低下
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管理栄養士(第33回) |
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感染症の感染経路に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 結核は、空気感染である。
2. コレラは、水系感染である。
3. アニサキスは、いかの生食で感染する。
4. 風疹は、胎児に垂直感染する。
5. C型肝炎は、経口感染である。
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C型肝炎は、経口感染である。
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45 |
管理栄養士(第33回) |
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いも類に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. じゃがいもの食用部は、塊根である。
2. さつまいもの主な炭水化物は、グルコマンナンである。
3. きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。
4. こんにゃくいもの主な炭水化物は、タピオカの原料となる。
5. さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。
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きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。
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46 |
管理栄養士(第33回) |
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果実類に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. パパイアに含まれるたんぱく質分解酵素は、ブロメラインである。
2. うんしゅうみかんの果肉に含まれる主なカロテノイドは、β-クリプトキサンチンである。
3. レモンの酸味は、酒石酸による。
4. グレープフルーツの苦味は、ヌートカトンによる。
5. りんごの特有な食感は、石細胞による。
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うんしゅうみかんの果肉に含まれる主なカロテノイドは、β-クリプトキサンチンである。
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管理栄養士(第33回) |
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牛乳に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 主な糖質は、マンノースである。
2. 主な脂質は、リン脂質である。
3. 中鎖脂肪酸が含まれているのが特徴である。
4. 加熱で変性するたんぱく質は、カゼインである。
5. LL牛乳は、低温長時間殺菌法で殺菌される。
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中鎖脂肪酸が含まれているのが特徴である。
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48 |
管理栄養士(第33回) |
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調味料に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. みその褐色は、酵素反応による。
2. しょうゆのうま味は、全窒素分を指標とする。
3. みりん風調味料は、混成酒である。
4. バルサミコ酢の原料は、りんごである。
5. マヨネーズは、油中水滴型(W/O型)エマルションである。
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しょうゆのうま味は、全窒素分を指標とする。
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49 |
管理栄養士(第33回) |
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食品の水分に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 水分活性は、食品の結合水が多くなると低下する。
2. 微生物は、水分活性が低くなるほど増殖しやすい。
3. 脂質は、水分活性が低くなるほど酸化反応を受けにくい。
4. 水素結合は、水から氷になると消失する。
5. 解凍時のドリップ量は、食品の緩慢凍結によって少なくなる。
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水分活性は、食品の結合水が多くなると低下する。
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管理栄養士(第33回) |
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食品とその色素成分の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. とうがらしーカプサイシン
2. すいかーリコペン
3. いちごーベタニン
4. 赤ビートーフィコエリスリン
5. 卵黄ーレンチオニン
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すいかーリコペン
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