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管理栄養士(第30回) |
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画像検査に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 胸部レントゲン撮影検査では、X線の透過性が高い部分が白く写る。
2. CT(コンピュータ断層撮影)検査では、放射線被爆はない。
3. 腹部CT(コンピュータ断層撮影)検査では、皮下脂肪と内臓脂肪の識別が可能である。
4. MRI(磁気共鳴画像)検査は、X線を利用して画像を得る。
5. 腹部エコー検査は、妊娠中の女性には禁忌である。
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腹部CT(コンピュータ断層撮影)検査では、皮下脂肪と内臓脂肪の識別が可能である。
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管理栄養士(第30回) |
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治療の種類とその例の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 原因療法ーC型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法
2. 対症療法ー市中肺炎に対する抗菌薬投与
3. 放射線療法ー食道がんに対する放射線照射
4. 理学療法ー脳梗塞後の麻痺に対するリハビリテーション
5. 緩和療法ーがん性疼痛に対するモルヒネ投与
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対症療法ー市中肺炎に対する抗菌薬投与
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管理栄養士(第30回) |
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肥満とメタボリックシンドロームに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. わが国では、BMI23kg/m2以上を肥満とする。
2. メタボリックシンドロームの診断には、LDL-コレステロール値を用いる。
3. 肥満は、骨粗鬆症のリスク因子である。
4. 腸間膜に蓄積した脂肪は、内臓脂肪である。
5. レプチンは、食欲を亢進させる。
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腸間膜に蓄積した脂肪は、内臓脂肪である。
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管理栄養士(第30回) |
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消化管の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 胃壁の筋層は、三層構造である。
2. 小腸の長さは、大腸より短い。
3. 脂質は、膜消化を受ける。
4. 膵管は、空腸に開口する。
5. 大腸粘膜には、絨毛がある。
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胃壁の筋層は、三層構造である。
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30 |
管理栄養士(第30回) |
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消化器がんに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食道がんには、腺がんが多い。
2. ダンピング症候群は、食道がん術後の合併症である。
3. 早期胃がんでは、ボールマン(Borrmann)分類が用いられる。
4. 大腸がん検診には、便潜血反応が用いられる。
5. 肝細胞がんの治療では、外科手術は禁忌である。
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大腸がん検診には、便潜血反応が用いられる。
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管理栄養士(第30回) |
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循環器系の疾患と病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 狭心症は、肺塞栓を引き起こす。
2. 心筋梗塞は、心室細動を引き起こす。
3. 下肢の動脈閉塞は、脳塞栓を引き起こす。
4. 冠動脈血栓は、ラクナ梗塞を引き起こす。
5. 低血圧は、脳出血を引き起こす。
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心筋梗塞は、心室細動を引き起こす。
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管理栄養士(第30回) |
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腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 赤血球は、糸球体でろ過される。
2. IgGは、糸球体基底膜を通過する。
3. 原尿の10%が、尿として体外へ排出される。
4. 糸球体を流れる血液は、動脈血である。
5. 尿の比重は、1.000未満である。
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糸球体を流れる血液は、動脈血である。
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33 |
管理栄養士(第30回) |
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腎疾患に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 急性糸球体腎炎には、A郡β溶血性連鎖球菌感染が関与する。
2. ショックは、急性腎不全の原因になる。
3. 腎代替療法として、血液透析がある。
4. ネフローゼ症候群の診断に、脂質異常症は必須条件である。
5. 糖尿病腎症2期では、微量アルブミン尿を認める。
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ネフローゼ症候群の診断に、脂質異常症は必須条件である。
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34 |
管理栄養士(第30回) |
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ホルモン分泌の調節機構に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 血糖値の上昇は、グルカゴンの分泌を促進する。
2. 血中カルシウム値の低下は、カルシトニンの分泌を促進する。
3. ストレスは、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進する。
4. チロキシンの過剰分泌は、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌を促進する。
5. 閉経により、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌が低下する。
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ストレスは、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進する。
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35 |
管理栄養士(第30回) |
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内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. クッシング症候群では、テタニーを起こす。
2. 原発性アルドステロン症では、高カリウム血症を起こす。
3. 褐色細胞腫では、高血圧を起こす。
4. 甲状腺機能低下症では、眼球突出を起こす。
5. 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症を起こす。
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褐色細胞腫では、高血圧を起こす。
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36 |
管理栄養士(第30回) |
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神経系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 交感神経は、脊髄から起始する。
2. 交感神経が興奮すると、小腸の運動は促進される。
3. 迷走神経が興奮すると、胃酸の分泌は抑制される。
4. 顔面神経は、咀しゃく筋を支配する。
5. 舌咽神経は、舌の前方2/3の味覚を伝達する。
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交感神経は、脊髄から起始する。
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管理栄養士(第30回) |
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神経疾患に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(1)かつ(4)
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詳細
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1. アルツハイマー病は、認知症の原因となる。
2. アルツハイマー病には、ドーパミン補充が有効である。
3. パーキンソン病の原因は、アミロイドβたんぱくの脳内蓄積である。
4. パーキンソン病では、嚥下障害をきたす。
5. ウェルニッケ脳症は、ビタミンB6の欠乏で起きる。
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アルツハイマー病は、認知症の原因となる。
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38 |
管理栄養士(第30回) |
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呼吸器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 左肺は、上葉、中葉、下葉からなる。
2. 横隔膜は、呼気時に弛緩する。
3. 内呼吸は、肺胞で行われるガス交換である。
4. 血中二酸化炭素分圧の上昇は、ヘモグロビンの酸素結合能力を高める。
5. 肺活量は、残気量を含む。
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横隔膜は、呼気時に弛緩する。
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39 |
管理栄養士(第30回) |
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骨に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 骨の主な有機質成分は、コラーゲンである。
2. 骨端軟骨は、乳児期に消失する。
3. 骨量は、エストロゲンにより減少する。
4. 骨量は、荷重により減少する。
5. 破骨細胞は、カルシトニンにより活性化される。
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骨の主な有機質成分は、コラーゲンである。
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40 |
管理栄養士(第30回) |
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妊娠と妊娠合併症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 受精卵の着床部位から、プロゲステロンが分泌される。
2. オキシトシンは、乳汁の産生を促進する。
3. 妊娠により、黄体は消失する。
4. 糖代謝異常合併妊娠では、ケトアシドーシスの頻度が増加する。
5. 妊娠高血圧症候群の重症度は、血清アルブミン値で分類する。
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糖代謝異常合併妊娠では、ケトアシドーシスの頻度が増加する。
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41 |
管理栄養士(第30回) |
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貧血に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(2)かつ(4)
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詳細
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1. 再生不良性貧血では、血中のハプトグロビンが増加する。
2. 巨赤芽球性貧血では、赤芽球のDNA合成が障害される。
3. 悪性貧血では、内因子が増加する。
4. 溶血性貧血では、血中のビリルビンが増加する。
5. 鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能(UIBC)が低下する。
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巨赤芽球性貧血では、赤芽球のDNA合成が障害される。
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42 |
管理栄養士(第30回) |
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免疫に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ヘルパーT細胞は、非特異的防御機構を担う。
2. 形質細胞は、非特異的防御機構を担う。
3. ナチュラルキラー(NK)細胞は、特異的防御機構を担う。
4. B細胞は、細胞性免疫を担う。
5. 抗原提示細胞は、細胞性免疫と体液性免疫を担う。
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抗原提示細胞は、細胞性免疫と体液性免疫を担う。
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管理栄養士(第30回) |
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食物アレルギーに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 発症には、IgMが関与する。
2. 鶏卵は、乳児期に最も頻度の高い原因食物である。
3. Ⅲ型アレルギー反応に分類される。
4. 食物経口負荷試験は、家庭で行う。
5. アナフィラキシーショックには、抗ヒスタミン薬が第一選択である。
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鶏卵は、乳児期に最も頻度の高い原因食物である。
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管理栄養士(第30回) |
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感染症に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(2)かつ(5)
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詳細
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1. エイズ(AIDS)では、CD4陽性リンパ球が増加する。
2. MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染経路は、接触感染である。
3. 麻疹の感染経路は、経口感染である。
4. 結核は、新興感染症である。
5. ヘリコバクター・ピロリ菌は、ウレアーゼ活性をもつ。
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MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染経路は、接触感染である。
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管理栄養士(第30回) |
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穀類とその加工品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. とうもろこしは、イネ科である。
2. 二条大麦は、押麦として利用される。
3. デュラム小麦のセモリナ粉のたんぱく質含量は、小麦粉(薄力粉)より少ない。
4. 精白米のアミノ酸価は、そば粉(全層粉)よりも高い。
5. 古米臭は、アルコール類であるヘキサノールに起因する。
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とうもろこしは、イネ科である。
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46 |
管理栄養士(第30回) |
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豆類とその加工品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 小豆のでんぷん含量は、大豆より低い。
2. 小豆のたんぱく質は、主にグリシニンである。
3. 大豆の脂質は、主にドコサヘキサエン酸である。
4. 大豆の糖類には、ラフィノースが含まれる。
5. 納豆の粘質物は、フコイダンである。
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大豆の糖類には、ラフィノースが含まれる。
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47 |
管理栄養士(第30回) |
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野菜・果実の成分に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. レモンの酸味の主成分は、リンゴ酸である。
2. うんしゅうみかんの果肉の色素成分は、アスタキサンチンである。
3. だいこんの辛味成分は、イソチオシアネートである。
4. きゅうりの香りの主成分は、1-オクテン3-オールである。
5. なすの果皮の色素成分は、ベタニンである。
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だいこんの辛味成分は、イソチオシアネートである。
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48 |
管理栄養士(第30回) |
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油脂の化学的特性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 大豆油のケン化価は、バターより大きい。
2. ラードのヨウ素価は、イワシ油より大きい。
3. 過酸化物価は、自動酸化初期の指標となる。
4. 新しい油脂の酸価は、古い油脂より大きい。
5. 油脂の酸敗が進行すると、カルボニル価は小さくなる。
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過酸化物価は、自動酸化初期の指標となる。
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49 |
管理栄養士(第30回) |
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でんぷんに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 脂質と複合体が形成されると、糊化が促進する。
2. 老化は、酸性よりアルカリ性で起こりやすい。
3. レジスタントスターチは、消化されやすい。
4. デキストリンは、120~180℃の乾燥状態で生成する。
5. βーアミラーゼの作用で、スクロースが生成する。
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デキストリンは、120~180℃の乾燥状態で生成する。
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管理栄養士(第30回) |
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植物性食品とその色素成分の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. とうがらしークルクミン
2. とうもろこしールテイン
3. いちごーフィコシアニン
4. 赤しそーリコペン
5. あまのりーミオグロビン
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とうもろこしールテイン
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