151 |
管理栄養士(第30回) |
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公衆栄養活動に関係する国際的な施策とその組織の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食物ベース食生活指針の基本方針ー国連児童基金(UNICEF)
2. フードバランスシートの作成ー世界保健機関(WHO)
3. 難民キャンプへの食糧支援ー国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
4. 国際的な食品規格基準ー国連世界食糧計画(WFP)
5. NCDの予防と管理に関するグローバル戦略ー国連食糧農業機関(FAO)
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難民キャンプへの食糧支援ー国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
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152 |
管理栄養士(第30回) |
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栄養疫学研究の内容と研究デザインの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 習慣的な飽和脂肪酸摂取量と脳梗塞発症の関連ーコホート研究
2. 集団の尿中ナトリウム排泄量の平均値と収縮期血圧の平均値の関連ー症例対照研究
3. 食塩摂取量の推移と脳血管疾患死亡率の推移の関連ー横断研究
4. 脳血管疾患群と対照群の果物摂取頻度の比較ー介入研究
5. 都道府県別野菜摂取量と脳血管疾患死亡率の関連ーメタアナリシス研究
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習慣的な飽和脂肪酸摂取量と脳梗塞発症の関連ーコホート研究
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153 |
管理栄養士(第30回) |
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集団のアセスメントを目的とした食事調査における誤差要因と、その対策の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 対象者の思い出し能力ー調査日数を増やす
2. 対象者の過小申告ー24時間思い出し法を用いる
3. 食品成分表の精度ー秤量法を用いる
4. 個人内変動ー食物摂取頻度調査法を用いる
5. 季節変動ー対象の人数を増やす
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個人内変動ー食物摂取頻度調査法を用いる
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154 |
管理栄養士(第30回) |
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地域集団を対象として、習慣的な食事摂取量の調査を行った。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を用いた評価として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. エネルギーについて、推定エネルギー必要量に対する摂取エネルギー量の比率を算出した。
2. たんぱく質について、推定平均必要量(EAR)未満の者の割合を算出した。
3. 脂質について、目標量(DG)の範囲を逸脱する者の割合を算出した。
4. ナトリウムについて、目標量(DG)を超える者の割合を算出した。
5. ビタミンAについて、耐容上限量(UL)を超える者の割合を算出した。
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エネルギーについて、推定エネルギー必要量に対する摂取エネルギー量の比率を算出した。
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155 |
管理栄養士(第30回) |
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市町村別に集計を行っている保健統計である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 国民健康・栄養調査
2. 患者調査
3. 家計調査
4. 乳幼児栄養調査
5. 人口動態統計調査
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人口動態統計調査
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156 |
管理栄養士(第30回) |
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近年小児肥満が増加しているA市では、小児肥満者の割合を減らす公衆栄養プログラムを実施することになった。その背景として抽出された4つの課題のうち、行政が最初に取り組むべきものとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 保護者が適切なおやつの量を知らない。
2. 保健センター、保育所、学校間の連携が取れていない。
3. 公共交通機関が整備されていないため、車に依存している。
4. 冬の積雪量が多く、外での身体活動量が少ない。
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保健センター、保育所、学校間の連携が取れていない。
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157 |
管理栄養士(第30回) |
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A市保健センターでは、高齢者の介護予防を目的とした集団栄養教育プログラムを5年間実施した。プログラムの効果を判定するための指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. プログラムへの参加者数
2. 対象者の参加理由
3. ロコモティブシンドロームを認知している者の割合
4. 配食サービスの利用者数
5. 低栄養状態にある者の割合
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低栄養状態にある者の割合
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158 |
管理栄養士(第30回) |
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高血圧の一次予防を目的とした公衆栄養プログラムの目標設定に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食塩摂取量の平均値を低下させる。
2. 野菜・果物摂取量の平均値を上昇させる。
3. 血圧降下剤を内服する者の割合を増やす。
4. ボランティアによる減塩普及活動の回数を増やす。
5. 減塩メニューを提供する飲食店の数を増やす。
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血圧降下剤を内服する者の割合を増やす。
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159 |
管理栄養士(第30回) |
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特定健康診査・特定保健指導における評価指標と評価の種類の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 特定健康診査の実施率ーストラクチャー評価
2. 特定保健指導の実施率ープロセス評価
3. 腹囲が基準値以上の者の割合ープロセス評価
4. 糖尿病有病者の割合ーアウトカム評価
5. 生活習慣病関連の医療費ーアウトプット評価
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糖尿病有病者の割合ーアウトカム評価
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160 |
管理栄養士(第30回) |
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特定健康診査・特定保健指導の企画に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ハイリスクアプローチに位置づける。
2. 健診未受診者対策を含める。
3. 受診勧奨とされた者の医療機関受診率向上を目標に含める。
4. 企画を外部機関に委託できる。
5. 医療保険のレセプトデータを活用する。
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企画を外部機関に委託できる。
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161 |
管理栄養士(第30回) |
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給食のサブシステムとそのオペレーションシステムの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 提供管理ーセントラルキッチンシステム
2. 生産管理ークックチルシステム
3. 施設・設備管理ーカミサリーシステム
4. 栄養・食事管理ーHACCPシステム
5. 食材管理ードライシステム
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生産管理ークックチルシステム
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162 |
管理栄養士(第30回) |
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介護保険法に基づく施設サービスにおける管理栄養士の業務である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 栄養状態の定期的な記録
2. 経口摂取を進めるための食事提供管理
3. 誤嚥防止のための食事提供管理
4. 療養食の提供管理
5. 家族の栄養食事指導
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家族の栄養食事指導
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163 |
管理栄養士(第30回) |
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健康増進法により、特定給食施設において、定められた基準に従い適切な栄養管理を行わなければならないと規定された者である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 厚生労働大臣
2. 都道府県知事
3. 特定給食施設の設置者
4. 特定給食施設の管理栄養士
5. 特定給食施設の調理主任
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特定給食施設の設置者
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164 |
管理栄養士(第30回) |
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病院における入院時食事療養(Ⅰ)に関する記述である 。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(2)かつ(5)
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詳細
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1. 患者の自己負担額は、特別食加算の有無により変動する。
2. 検食は医師、管理栄養士又は栄養士が行う。
3. 高血圧症患者のための減塩食は、特別食加算の対象である。
4. 夕食の配膳時間は、午後5時である。
5. 食事療養の費用は、1食単位で1日につき3食を限度として算定する。
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検食は医師、管理栄養士又は栄養士が行う。
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165 |
管理栄養士(第30回) |
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給食経営管理における献立に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(1)かつ(5)
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詳細
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1. 献立は、栄養管理のための設計図である。
2. 献立は、料理の製造品質である。
3. 献立は、オペレーションシステムの影響を受けない。
4. 献立の決定により、経営計画が決まる。
5. 献立は、給食経営の評価の対象である。
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献立は、栄養管理のための設計図である。
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166 |
管理栄養士(第30回) |
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病院給食の運営業務を外部委託する際の委託側のメリットである。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(2)かつ(3)
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詳細
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1. 設備投資の抑制
2. 運営コストの削減
3. 労務管理の軽減
4. 患者の情報管理の簡素化
5. 患者の自己負担額の減少
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運営コストの削減
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167 |
管理栄養士(第30回) |
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食単価契約をしている事業所給食の収支に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 給食費は、自治体からの補助がある。
2. 給食原価の費目別割合は、経費が食材費より大きい。
3. 食材費は、利用者が負担する。
4. 常備食品は、固定費である。
5. 常勤調理従事者の労務費は、変動費である。
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食材費は、利用者が負担する。
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168 |
管理栄養士(第30回) |
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事業所給食におけるマーケティング・ミックスの4Pとその内容の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. プロダクト(Product)ー価格の均一化
2. プライス(Price)ー社内イントラネットでの広報
3. プレイス(Place)ー提供コーナーの変更
4. プロモーション(Promotion)ーテイクアウト弁当の販売場所
5. プロモーション(Promotion)ーヘルシーメニューの開発
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プレイス(Place)ー提供コーナーの変更
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169 |
管理栄養士(第30回) |
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給食施設における食事の摂取状況の評価項目と、その把握方法の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(1)かつ(5)
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詳細
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1. 高齢者施設給食での個人の残菜率ー個人の盛り付け量に対する残菜量の比率
2. 事業所給食での残食数ー従業員数と供食数の差
3. 病院給食での摂取量ー出来上がり量と盛り付け後の残量の差
4. 学校給食での個人の摂取量ー食缶に残っている料理ごとの残菜量
5. 事業所給食での料理の選択行動ーメニューの売上順位
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高齢者施設給食での個人の残菜率ー個人の盛り付け量に対する残菜量の比率
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170 |
管理栄養士(第30回) |
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事業所給食における、天候不順による野菜の価格高騰時の対応である。食材費を予算内に収める対応として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 購入業者を変更する。
2. 調理作業におけるロス率を下げる。
3. 献立を見直す。
4. 正確な食数管理をする。
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献立を見直す。
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171 |
管理栄養士(第30回) |
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クックサーブシステムにクックチルシステムを導入することにより、原価低減(コストダウン)できる費目である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 光熱費
2. 修繕費
3. 教育・訓練費
4. 直接労務費
5. 間接労務費
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直接労務費
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172 |
管理栄養士(第30回) |
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食材の在庫管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 入庫量は、発注量を用いる。
2. 期末在庫量は、棚卸しの実数を用いる。
3. 在庫金額は、出庫量と購入単価から把握する。
4. 腐敗による廃棄食品は、在庫金額として計上する。
5. 食材料費のABC分析を用いて、Cの食材を重点的に管理する。
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期末在庫量は、棚卸しの実数を用いる。
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173 |
管理栄養士(第30回) |
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少量調理と比較した大量調理の特性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 炊飯では、蒸発率が高い。
2. 揚げ油の予備加熱時間は、短い。
3. 煮物は、回転釜を使うと煮崩れが少ない。
4. 焼き物は、オーブンを使うと焼きムラが少ない。
5. 野菜の炒め物は、水分放出が多い。
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野菜の炒め物は、水分放出が多い。
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174 |
管理栄養士(第30回) |
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豚汁を200食分作った。1食ごとの盛り付けの精度を効率的に管理する方法である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 具材の個数の管理
2. 盛り付け容量の管理
3. 盛り付け重量の管理
4. 盛り付け食数の管理
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盛り付け容量の管理
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175 |
管理栄養士(第30回) |
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クックサーブシステムの給食施設で、細菌性食中毒の発生を防ぐための対応である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 生鮮食品は、調理当日に仕入れるようにする。
2. 一人の調理従事者に、下処理から提供業務までを担当させる。
3. 焼き物は、食材料の中心部を75℃で1分間以上加熱する。
4. 煮物は、提供まで65℃以上で保温する。
5. 調理終了後2時間以内に喫食できるように、調理開始時間を設定する。
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一人の調理従事者に、下処理から提供業務までを担当させる。
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