76 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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「50歳の男性。主訴は下肢の浮腫。血液検査は総蛋白5.2g/dl,アルブミン2.5g/dl、総コレステロール280mg/dl。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+であった。」本症例でみられる浮腫の主な原因はどれか。
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詳細
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1. 静水圧の上昇
2. 血漿膠質浸透圧の低下
3. 血管透過性亢進
4. リンパ液のうっ滞
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血漿膠質浸透圧の低下
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77 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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「40歳の女性。数年前より手指のこわばりを自覚していた。最近、症状の増悪と手指の関節痛、
腫脹が認められ来院した。冷たいものに触ると手指が白くなることがある。
検査では抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70)が陽性であった。」本症例の手指の所見はどれか。
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詳細
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1. ゴットロン徴候
2. ばち指
3. レイノー現象
4. スプーン状爪
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レイノー現象
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78 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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「40歳の女性。数年前より手指のこわばりを自覚していた。最近、症状の増悪と手指の関節痛、
腫脹が認められ来院した。冷たいものに触ると手指が白くなることがある。
検査では抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70)が陽性であった。」本疾患の合併症として最も多いのはどれか。
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詳細
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1. ブドウ膜炎
2. ネフローゼ症候群
3. 逆流性食道炎
4. シェーグレン症候群
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逆流性食道炎
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79 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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「62歳の男性。右側の腰から下肢にかけての痛み、 しびれがある。歩くと痛みは強くなり歩けなくなるが、
休むと再び歩けるようになる。足関節・上腕血圧比は1.0であった。」本症例の徒手検査所見で陽性を示すのはどれか。
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詳細
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1. SLRテスト
2. ケンプ徴候
3. 大腿神経伸展テスト
4. K・ボンネットテスト
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ケンプ徴候
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80 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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「62歳の男性。右側の腰から下肢にかけての痛み、 しびれがある。歩くと痛みは強くなり歩けなくなるが、
休むと再び歩けるようになる。足関節・上腕血圧比は1.0であった。」歩行中に右下肢痛が起こったときの対応として、
体幹の姿位で最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 前屈
2. 後屈
3. 右側屈
4. 左側屈
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前屈
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81 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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筋萎縮性側索硬化症患者における人工呼吸器装着後のリハビリテーションで適切なのはどれか。
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詳細
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1. 歩行訓練
2. 更衣訓練
3. 排痰訓練
4. 起き上がり訓練
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排痰訓練
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82 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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ICFの「活動」に該当するのはどれか。
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詳細
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1. 復学
2. 家屋改修
3. 障害年金受給
4. 義足作製
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義足作製
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83 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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腰痛体操はどれか。
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詳細
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1. フレンケル体操
2. クラップ体操
3. マッケンジー体操
4. バージャー体操
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マッケンジー体操
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84 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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脊髄損傷において、肘の伸展によるプッシュアップが可能となる脊髄節残存高位はどれか。
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詳細
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1. C4
2. C5
3. C6
4. C7
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C7
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85 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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疾患と装具の組合せで誤っているのはどれか。
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詳細
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1. 変形性膝関節症 ─── 足底装具
2. 腰椎椎間板へルニア ─── 軟性コルセット
3. 脳梗塞 ─── 短下肢装具
4. 総腓骨神経麻痺 ─── 長下肢装具
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総腓骨神経麻痺 ─── 長下肢装具
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86 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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医学的リハビリテーションで、在宅復帰への対応として積極的に推し進めるべきことはどれか。
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詳細
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1. 廃用症候群の予防
2. 障害受容への援助
3. 職業訓練
4. 麻痺の改善
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障害受容への援助
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87 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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サルコペニアで必ず減少するのはどれか。
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詳細
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1. 骨密度
2. 骨格筋量
3. 循環血流量
4. 脂肪量
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骨格筋量
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88 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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ステージⅠの関節リウマチの非活動期に行うリハビリテーションで最も適切なのはどれか。
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詳細
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1. 関節の安静
2. 軽い自動運動
3. コッドマン体操
4. 筋力強化訓練
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筋力強化訓練
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89 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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五行色体で相生関係にある組合せはどれか。
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詳細
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1. 鈎 ─── 毛
2. 蔵 ─── 生
3. 志 ─── 神
4. 語 ─── 呑
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蔵 ─── 生
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90 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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「胸中の灼熱様の痛み、激しい口渇、空腹だが飲食ができない、四肢厥冷、嘔吐、下痢。」
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詳細
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1. 陽明病
2. 太陽病
3. 少陰病
4. 厥陰病
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厥陰病
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91 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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次の文で示す経脈病証はどれか。「心煩、心下痛、舌の強ばり、舌痛、鼠径部や膝の腫痛や冷え。」
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詳細
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1. 手の少陰経
2. 足の太陰経
3. 手の陽明経
4. 足の太陽経
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足の太陰経
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92 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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下肢と体幹の両側の陰陽を調節し、下肢の陰経と陽経の協調に関与するのはどれか。
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詳細
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1. 陽蹻脈
2. 陽維脈
3. 帯脈
4. 督脈
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陽蹻脈
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93 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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すべての絡脈に瘀血があるときに用いるのはどれか。
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詳細
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1. 鳩尾
2. 長強
3. 大包
4. 蠡溝
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大包
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94 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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体重節痛を起こした場合、治療部位として適切なのはどれか。
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詳細
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1. 前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方
2. 第4 ・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部
3. 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
4. 第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
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第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
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95 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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次の文で示す患者の症状を引き起こす六淫で最も適切なのはどれか。「40歳の女性。昨日、外出後、頭痛、
鼻づまり、咽喉部の痒み、眼瞼およ顔面の浮腫が発生した。顔面麻痺様の症状もある。」
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詳細
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1. 寒邪
2. 風邪
3. 湿邪
4. 暑邪
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風邪
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96 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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次の文で示す患者の病証はどれか。
「最近、息切れと無力感があり動くと汗が出る。顔色は蒼白く、不眠、舌質は淡嫩。脈は細弱。」
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詳細
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1. 気虚血瘀
2. 気血両虚
3. 気滞血瘀
4. 気不摂血
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気血両虚
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97 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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病証と病因の組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 肝胆湿熱 ─── 肝血虚が胆火に波及したもの
2. 心火亢盛 ─── 心陰が亢進したもの
3. 脾胃湿熱 ─── 湿が脾胃に長く影響し化熱したもの
4. 腎陰虚 ─── 腎気虚が進行し気の温煦作用が低下したもの
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脾胃湿熱 ─── 湿が脾胃に長く影響し化熱したもの
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98 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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足の太陽膀胱経の病証はどれか。
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詳細
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1. 前胸部・腹部・鼠径部の痛み、顔面の麻痺
2. 前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常
3. 側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色のくすみ
4. 腰部・大腿・下腿内側の痛み、顔色の黒ずみ
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前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常
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99 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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次の文で示す患者の病証でみられる脈診所見はどれか。
「52歳の男性。主訴は腰痛。不眠や手足のほてりを伴う。仕事の疲れがたまると眩暈や盗汗が起こる。」
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詳細
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1. 滑脈
2. 弦脈
3. 細脈
4. 緊脈
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細脈
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100 |
はり師きゅう師国家試験(第26回) |
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六部定位に配当される脈診部位と絡穴部位の組合せで正しいのはどれか。
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詳細
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1. 右寸口 ─── 尺側手根屈筋腱の撓側縁、手関節掌側横紋の上方1寸
2. 左関上 ─── 長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上方1寸5分
3. 右関上 ─── 前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸
4. 左尺中 ─── 長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方2寸
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右関上 ─── 前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸
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