はり師きゅう師国家試験(第26回) | 解答一覧


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126 はり師きゅう師国家試験(第26回) 徒手検査所見と罹患部への局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。 詳細

1. フローマン徴候陽性   ─── 神門

2. アイヒホツフテスト陽性 ─── 陽池

3. トムゼンテスト陽性   ─── 陽渓

4. ファレンテスト陽性   ─── 経渠

フローマン徴候陽性   ─── 神門

127 はり師きゅう師国家試験(第26回) 次の文で示す症例に対する鍼灸の効果を評価するのに最も適切なのはどれか。「62歳の女性。主訴は肩こり。
半年ほど前から興味や喜びがわかなくなり、食欲が減退し、よく眠れず朝早く目が覚める。
疲れやすく思考力が低下している。幻覚や記憶の障害はなく、動悸、めまいもない。」
詳細

1. 改訂長谷川式簡易知能評価スケール

2. ハミルトン評価尺度

3. タイムドアップアンドゴーテスト

4. ロコモ度テスト

ハミルトン評価尺度

128 はり師きゅう師国家試験(第26回) 次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる神経根で最も適切なのはどれか。
「40歳の男性。腰椎椎間板ヘルニアを発症し、腰下肢痛がある。患側の母指底屈筋力の低下、
アキレス腱反射減弱、足底の知覚鈍麻がみられた。」
詳細

1. L3神経根

2. L4神経根

3. L5神経根

4. S1神経根

S1神経根

129 はり師きゅう師国家試験(第26回) 頚部の神経根障害により手関節背屈と肘関節屈曲の筋力低下がみられる患者に対し、
デルマトームを考慮して治療する場合、最も適切な治療穴はどれか。
詳細

1. 曲池

2. 曲沢

3. 小海

4. 少海

曲池

130 はり師きゅう師国家試験(第26回) 肩甲骨の下方回旋筋拘縮による肩の外転障害がみられる場合、局所施術部位として最も適切なのはどれか。 詳細

1. 肩井

2. 肩外兪

3. 膏盲

4. 扶突

膏盲


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131 はり師きゅう師国家試験(第26回) 末梢神経麻痺と罹患筋への低周波鍼通電療法で用いる経穴との組合せで最も適切なのはどれか。 詳細

1. 橈骨神経麻痺  ─── 手五里・温溜

2. 正中神経麻痺  ─── 尺沢・通里

3. 深腓骨神経麻痺 ─── 陽輔・懸鍾

4. 脛骨神経麻痺  ─── 条口・解渓

橈骨神経麻痺  ─── 手五里・温溜

132 はり師きゅう師国家試験(第26回) 次の文で示す症例に対し、局所治療穴を定めるための徒手検査で陽性になる可能性が最も高いのはどれか。
「21歳の男性。大学で水泳部に所属し、専門はフリースタイル。肩の外転、屈曲時に肩前外側に痛みを呈する。」
詳細

1. イートンテスト

2. エデンテスト

3. インピンジメントテスト

4. リフトオフテスト

インピンジメントテスト

133 はり師きゅう師国家試験(第26回) 次の文で示す神経麻痺の罹患神経に対して低周波鍼通電療法を行う場合、経穴の組合せとして最も適切なのはどれか。
「手背の骨間溝が著明で鈎爪指がみられるが、パーフェクト0は正常であった。」
詳細

1. 偏歴 ─── 曲池

2. 太淵 ─── 孔最

3. 内関 ─── 郄門

4. 支正 ─── 小海

支正 ─── 小海

134 はり師きゅう師国家試験(第26回) 次の文で示す症例に対する治療穴で最も適切なのはどれか。「35歳の女性。職業は事務員。
右前腕前面近位部の疼痛と第1指から第4指撓側半の掌側および母指球にしびれがある。
前腕の回内動作に抵抗を加えると症状が増悪する。ファレンテスト陰性。」
詳細

1. 手三里

2. 孔最

3. 大陵

4. 四瀆

孔最

135 はり師きゅう師国家試験(第26回) 37歳の男性。主訴は不眠。仕事の期限に間に合わせるため長時間労働が続き、疲労感とともに肩こり、腹部膨満感、中途覚醒に悩まされている。よくため息をつく。舌診では舌辺が赤く、腹診では胸脇苦満が認められた。」
本症例が示す病証でみられやすい脈状はどれか。
詳細

1. 浮脈

2. 弦脈

3. 濇脈

4. 滑脈

弦脈


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136 はり師きゅう師国家試験(第26回) 「37歳の男性。主訴は不眠。仕事の期限に間に合わせるため長時間労働が続き、疲労感とともに肩こり、腹部膨満感、中途覚醒に悩まされている。よくため息をつく。舌診では舌辺が赤く、腹診では胸脇苦満が認められた。」
本症例の病証で最も適切なのはどれか。
詳細

1. 肝気鬱結

2. 心気虚

3. 脾気虚

4. 腎陰虚

肝気鬱結

137 はり師きゅう師国家試験(第26回) 69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。
舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」
本疾患の排尿に関する症状で最も適切なのはどれか。
詳細

1. 残尿感

2. 遷延性排尿

3. 尿意切迫

4. 再延性排尿

尿意切迫

138 はり師きゅう師国家試験(第26回) 「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。
舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」
本症例に対して難経六十九難に基づき、一つは肺経の経金穴を配穴した。もう一つの治療穴の部位はどれか。
詳細

1. 足内側、内果後下方、踵骨上方、アキレス腱付着部内側前方の陥凹部

2. 足内側、内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部

3. 下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸

4. 下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸

下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸

139 はり師きゅう師国家試験(第26回) 「36歳の女性。締め付けの強い下着をはくようにしたところ、
最近、太ももの外側部に痛みとしびれが起こったので来院した。運動麻痺はない。MRIでは腰椎の異常はなかった。」
本症例の障害神経はどれか。
詳細

1. 第1・第2腰神経から起こり、大腰筋を貫く神経

2. 第2・第3腰神経から起こり、大腰筋と腸骨筋の間を斜め外側下方に走る神経

3. 第4・第5腰神経および第1・第2・第3仙骨神経から起こり、梨状筋下孔を通過する神経

4. 第2・第3・第4腰神経から起こり、筋裂孔を通過する神経

第2・第3腰神経から起こり、大腰筋と腸骨筋の間を斜め外側下方に走る神経

140 はり師きゅう師国家試験(第26回) 「36歳の女性。締め付けの強い下着をはくようにしたところ、
最近、太ももの外側部に痛みとしびれが起こったので来院した。運動麻痺はない。MRIでは腰椎の異常はなかった。」
本症例に対する刺鍼部位として最も適切なのはどれか。
詳細

1. 上後腸骨棘と大転子を結んだ中点より垂直に約3cm下がった部位

2. 第4腰椎と第5腰椎棘突起間の外側約2cmの部位

3. 上前腸骨棘より約2.5cm内方でそこから下に約2.5cmの部位

4. 鼠径靱帯の直下で大腿動脈拍動部の外方約1cmの部位

上前腸骨棘より約2.5cm内方でそこから下に約2.5cmの部位


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141 はり師きゅう師国家試験(第26回) 「筋内での置鍼中に強い響き感覚と鈍痛を生じたので、その位置より少しだけ鍼を引き上げ、
しばらく留置してから再び筋中まで刺入した後抜鍼したところ、鈍痛を軽減させることができた。」
詳細

1. 屋漏術

2. 随鍼術

3. 内調術

4. 間歇術

間歇術

142 はり師きゅう師国家試験(第26回) 経穴と深刺により損傷するリスクがある臓器との組み合わせで正しいのはどれか。

本問題の正解は、 1、2 となっております。
詳細については、公式サイトをご確認ください。
詳細

1. 右梁門 ─── 肝臓

2. 右陽綱 ─── 肺

3. 右大横 ─── 腎臓

4. 右欠盆 ─── 心臓

右梁門 ─── 肝臓

143 はり師きゅう師国家試験(第26回) 鍼施術の際にⅢ群線維が伝えるのはどれか。 詳細

1. 押手の上下圧

2. 鋭い切皮痛

3. 鍼の刺入圧

4. 重だるい響き感覚

鋭い切皮痛

144 はり師きゅう師国家試験(第26回) 小児鍼による触圧刺激に対して最も順応の早い受容器はどれか。 詳細

1. パチニ小体

2. メルケル盤

3. 毛包受容器

4. ルフィニ終末

パチニ小体

145 はり師きゅう師国家試験(第26回) 鍼刺激を行った際に細径感覚神経線維が興奮したことを示すのはどれか。 詳細

1. アロデイニアの発現

2. 刺入抵抗感の減少

3. しびれるような響き感覚の発生

4. フレアの出現

フレアの出現


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146 はり師きゅう師国家試験(第26回) 鍼刺激による筋血流の増加に直接関与しないのはどれか。 詳細

1. サブスタンスP

2. CGRP

3. オピオイドペプチド

4. 血管作動性腸ペプチド

オピオイドペプチド

147 はり師きゅう師国家試験(第26回) 四肢に鍼刺激を行うと、上脊髄性の自律神経反応が起きやすい理由として最も考えられるのはどれか。 詳細

1. 鍼刺激で興奮する感覚神経の分布密度が高い。

2. 入力する脊髄分節に自律神経節前ニューロンが少ない。

3. 筋肉が豊富である。

4. 神経叢から出た枝により支配される。

入力する脊髄分節に自律神経節前ニューロンが少ない。

148 はり師きゅう師国家試験(第26回) 次の文で示す施術結果の機序で正しいのはどれか。
「脊髄損傷患者に対し、仙骨部への鍼刺激を行ったところ排尿が促進した。」
詳細

1. 下腹神経が興奮した。

2. 脊髄分節性の反射が起こった。

3. 上位排尿中枢が興奮した。

4. 内臓-体性反射が起こった。

脊髄分節性の反射が起こった。

149 はり師きゅう師国家試験(第26回) 持続効果の長い鎮痛系の賦活を期待して鍼通電療法を行う場合通電周波数として最も適しているのはどれか。 詳細

1. 5Hz

2. 20Hz

3. 50Hz

4. 100Hz

5Hz

150 はり師きゅう師国家試験(第26回) キャノンが提唱した緊急反応において副腎髄質で作用する受容体はどれか。 詳細

1. α受容体

2. β受容体

3. ニコチン受容体

4. ムスカリン受容体

ニコチン受容体


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