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管理栄養士(第32回) |
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減塩に関する活動と、関連する概念の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 地域住民を対象とした減塩教室の実施ーPDCAサイクルのC(Check)
2. 高血圧症患者に対する減塩の食事療法ーポピュレーションアプローチ
3. 一般家庭への減塩食品の普及ーハイリスクアプローチ
4. マスメディアを用いた減塩キャンペーンー一次予防
5. 塩指導の高血圧予防効果に関するメタアナリシスーインフォームド・コンセント
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マスメディアを用いた減塩キャンペーンー一次予防
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2 |
管理栄養士(第32回) |
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わが国の環境汚染に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 微小粒子状物質は、大気に浮遊する粒径10μm以下の粒子をいう。
2. 二酸化硫黄の主な発生源は、自動車の排気ガスである。
3. 光化学オキシダントの環境基準達成率は、90%を超える。
4. ジクロロメタンは、主にクリーニング用洗浄剤として使用される。
5. ベンゼンは、白血病の原因となる。
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ベンゼンは、白血病の原因となる。
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3 |
管理栄養士(第32回) |
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電離放射線の曝露により早期に発生する健康影響である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 白内障
2. 白血病
3. 胎児の障害
4. 皮膚の紅斑
5. 皮膚がん
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皮膚の紅斑
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4 |
管理栄養士(第32回) |
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わが国の保健統計に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 平均寿命と健康寿命の差は、女性より男性の方が大きい。
2. 平均寿命が延伸した理由に、乳児死亡率の低下がある。
3. 特定死因を除去した場合の平均寿命の延びが最も大きい死因は、心疾患である。
4. 老年人口割合の増加にも関わらず、老年人口指数は低下している。
5. 周産期死亡においては、死産数よりも早期新生児死亡数の方が多い。
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平均寿命が延伸した理由に、乳児死亡率の低下がある。
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5 |
管理栄養士(第32回) |
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ある地域の40歳以上の男性を対象としたコホート研究において、喫煙群と非喫煙群を各々20万人年観察し、疾患A、Bの罹患者の人数を調査した結果を表にまとめた。喫煙と疾患Aおよび疾患Bとの関連に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
採点対象除外
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詳細
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1. 4万人を5年間追跡した場合と、5万人を4年間追跡した場合の観察人年は同じである。
2. 喫煙による疾患Aの相対危険は、0.10である。
3. 喫煙による相対危険は、疾患Aより疾患Bが大きい。
4. 喫煙群における罹患者数は、疾患Bより疾患Aで多い。
5. 禁煙による寄与危険は、疾患Aより疾患Bが大きい。
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4万人を5年間追跡した場合と、5万人を4年間追跡した場合の観察人年は同じである。
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6 |
管理栄養士(第32回) |
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疫学研究と倫理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従う。
2. 研究参加の同意は、研究対象者から資料や生体試料を得る前でなければならない。
3. 研究対象者は、研究参加を一度同意すると撤回できない。
4. 研究対象者の個人情報は、適切に保護されなければならない。
5. 研究者は、継続して研究倫理に関する教育や研修を受けなければならない。
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研究対象者は、研究参加を一度同意すると撤回できない。
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7 |
管理栄養士(第32回) |
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身体活動・運動に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 健康づくりのための身体活動基準2013では、小児の身体活動の基準値が示されている。
2. 3メッツ以上の身体活動でなければ、健康に対する効果は得られない。
3. 身体活動・運動は、結腸がんのリスクを低減する。
4. 身体活動・運動は、骨格筋のインスリン抵抗性を高める。
5. 身体活動・運動は、HDL-コレステロール値を低下させる。
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身体活動・運動は、結腸がんのリスクを低減する。
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8 |
管理栄養士(第32回) |
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飲酒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 長期にわたる多量飲酒は、骨粗鬆症のリスク因子である。
2. 適正飲酒は、HDL-コレステロール値を低下させる。
3. アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係がない。
4. 総死亡の相対危険は、飲酒量がゼロの時に最も低い。
5. 飲酒した未成年者は、未成年者飲酒禁止法により罰せられる。
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長期にわたる多量飲酒は、骨粗鬆症のリスク因子である。
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9 |
管理栄養士(第32回) |
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ウイルス対策が重要とされているがんである。正しいのはどれか。2つ選べ。
※正解(1)かつ(4)
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詳細
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1. 肝がん
2. 子宮体がん
3. 胃がん
4. 成人T細胞白血病
5. 乳がん
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肝がん
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管理栄養士(第32回) |
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ロコモティブシンドロームに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 日本整形外科学会が最初に提唱した概念である。
2. 運動器の障害のために、要介護リスクが高くなった状態のことである。
3. 健康日本21(第二次)では、有病率を減少させる目標が設定されている。
4. 2ステップテストは、診断に用いられる。
5. 予防には、アクティブガイドのプラス・テンが勧められている。
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健康日本21(第二次)では、有病率を減少させる目標が設定されている。
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11 |
管理栄養士(第32回) |
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感染症法において、入院措置の対象となる感染症である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. コレラ
2. 結核
3. アメーバ赤痢
4. レジオネラ症
5. 日本脳炎
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結核
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管理栄養士(第32回) |
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予防接種法による定期予防接種に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 都道府県が実施主体として行う。
2. 65歳以上の者のインフルエンザ予防接種は、努力義務である。
3. 小児の肺炎球菌予防接種は、努力義務である。
4. 風しんの初回接種は、中学校1年生に相当する年齢時に行う。
5. 結核のワクチン(BCG)は、不活化ワクチンである。
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小児の肺炎球菌予防接種は、努力義務である。
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管理栄養士(第32回) |
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最近の国民医療費に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 1人当たりの国民医療費は、30万円を超えている。
2. 65歳以上の1人当たりの国民医療費は、65歳未満の約2倍である。
3. 国民医療費は、公費負担分を含まない。
4. 国民医療費は、正常な妊娠や分娩に要する費用を含む。
5. 傷病分類別医科診療医療費では、「悪性新生物」の割合が最も多い。
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1人当たりの国民医療費は、30万円を超えている。
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管理栄養士(第32回) |
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社会福祉に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 障害者支援施設は、社会福祉施設である。
2. 居宅介護は、障害者総合支援法によるサービスに含まれる。
3. 自立支援サービスの申請は、国に対して行う。
4. 難病患者は、障害者総合支援法の対象に含まれる。
5. 自立支援医療は、障害者総合支援法に含まれる。
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自立支援サービスの申請は、国に対して行う。
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15 |
管理栄養士(第32回) |
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保健所に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 第二次世界大戦後、初めて設置された。
2. 健康増進法に基づいて設置されている。
3. 管轄人口は、50万人以上と定められている。
4. 要介護認定を行う。
5. 食中毒発生時に、現地で疫学調査を行う。
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食中毒発生時に、現地で疫学調査を行う。
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16 |
管理栄養士(第32回) |
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介護保険制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 被保険者は、20歳以上の者である。
2. 手すりの取付けの住宅改修は、給付対象になる。
3. 予防給付の対象者は、要介護1、要介護2に該当する者である。
4. 利用するサービスは、利用者自身が選択・決定できない。
5. 管理栄養士による居宅療養管理指導料は、医師の指示なく算定できる。
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手すりの取付けの住宅改修は、給付対象になる。
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管理栄養士(第32回) |
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労働安全衛生法に規定されている一般健康診断である。正しいのはどれか。2つ選べ。
※ 正解(3)かつ(4)
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詳細
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1. 有機溶剤健康診断
2. 石綿健康診断
3. 海外派遣労働者の健康診断
4. 給食従業員の検便
5. じん肺健康診断
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海外派遣労働者の健康診断
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管理栄養士(第32回) |
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細胞内での代謝とそれが行われる部位の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. クエン酸回路ー細胞質ゾル
2. β酸化ーリボソーム
3. たんぱく質合成ープロテアソーム
4. 電子伝達系ーミトコンドリア
5. 解糖ーゴルジ体
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電子伝達系ーミトコンドリア
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管理栄養士(第32回) |
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脂質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ドコサヘキサエン酸は、中鎖脂肪酸である。
2. アラキドン酸は、n-3系脂肪酸である。
3. ジアシルグリセロールは、複合脂質である。
4. 胆汁酸は、ステロイドである。
5. スフィンゴリン脂質は、グリセロールを含む。
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胆汁酸は、ステロイドである。
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管理栄養士(第32回) |
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酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ミカエリス定数(Km)が小さいほど、酵素と基質の親和性が低い。
2. アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。
3. 化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって低下する。
4. 酵素の反応速度は、至適pHで最小となる。
5. 律速酵素は、代謝経路で最も速い反応に関与する。
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化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって低下する。
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21 |
管理栄養士(第32回) |
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糖質・脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 腎臓は、糖新生を行わない。
2. 筋肉は、糖新生を行う。
3. インスリンは、肝細胞のグルコース輸送体(GLUT2)に作用する。
4. ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンによって抑制される。
5. 過剰なアルコール摂取により、血清トリグリセリド値は低下する。
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ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンによって抑制される。
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管理栄養士(第32回) |
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個体の恒常性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 細胞外液のpHは、7.0に維持されている。
2. 体液の浸透圧は、9%の食塩水の浸透圧に等しい。
3. 体温は、1日のうちで早朝に最も高い。
4. メラトニンは、概日リズム(サーカディアンリズム)に関係する。
5. 消化管の運動は、交感神経の興奮で亢進する。
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メラトニンは、概日リズム(サーカディアンリズム)に関係する。
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管理栄養士(第32回) |
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加齢・疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 細胞分裂を繰り返すと、テロメアは長くなる。
2. プログラム化された細胞死を、ネクローシスという。
3. 加齢に伴い、細胞内水分量は増加する。
4. 加齢に伴う臓器の萎縮を、廃用性萎縮という。
5. 脳血管疾患は、認知症の原因になる。
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脳血管疾患は、認知症の原因になる。
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管理栄養士(第32回) |
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症候に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ショック状態では、血圧が上昇している。
2. 低血糖になると、交感神経が刺激される。
3. チアノーゼは、貧血で出現しやすい。
4. 体重は、バイタルサイン(生命徴候)に含まれる。
5. 浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇により出現する。
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低血糖になると、交感神経が刺激される。
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管理栄養士(第32回) |
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肥満と代謝疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 肥満者は、インスリン感受性が高い。
2. 肥満者は、レプチンの分泌が低下している。
3. 二次性肥満は、原発性肥満より多い。
4. クッシング症候群は、中心性肥満を起こす。
5. メタボリックシンドロームの診断基準項目に、BMIが含まれる。
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クッシング症候群は、中心性肥満を起こす。
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